スキー部News

いよいよ2024シーズンイン

2023~2024シーズン いよいよです。

 11月下旬に石川県スキー連盟の強化事業として北海道雪上合宿を行いました。年々降雪の時期が遅れ、予定していた練習と見合わせながらの内容でしたが、有るものを活かして実践練習してきました。

 「鶴高から世界へ」を合言葉に、今年も駆け抜けたいと思います。変わらぬご声援、宜しくお願いいたします。

県外強豪校合同合宿

7月30日~8月4日の5泊6日

岐阜県にあります、国立乗鞍青少年交流の家において

長野県 立志舘高校・白馬高校

北海道 恵庭南高校

富山県 南砺平高校 と 本校スキー部で

合同合宿を行いました。

山口は全日本強化合宿で参加できませんでしたが、1年生北嶋は、全国屈指の強豪校との合同合宿に、選手も顧問も鼻息を荒くしながら、強化練習に取り組んでいました。

それぞれ目指す目標は違うが、個々の能力向上に向けて、お互いに刺激し合いながら、また、こんな時だからこその貴重なアドバイスを受けられるなど、人間関係を深めながらの中身の濃い日程となりました。

この機会を、この時だけのものにせず、今後の練習に生かしていきたいと思います。

お世話になりました、立志舘の青木先生・野口先生、白馬の石川先生、恵庭南の大高先生・山石先生、南砺平の藤田先生・嶋田コーチ、ほんとうに有難う御座いました。

そして、乗鞍青少年交流の家職員の皆様、お世話になりました。

またお願いいたします。

 

嬉しさと、悔しさと

第72回全国高等学校スキー大会、男子10㎞フリーにおいて、24Hの山口蓮太が優勝しました。クロスカントリーでは石川県勢及び本校初の快挙です。祝電やメール、沢山のお電話も頂戴し本人も喜んでおります。先ず以って御礼申し上げます。

過去で平成13年にアルペン種目で 梶悠亮さんがGS優勝、SL3位、山本直人さんがCL10位、F3位に入賞し、学校対抗でも2位となったことがあります。アルペン部顧問の本田先生と、鶴来の歴史を塗り替えようと、切磋琢磨してきました。

惜しくも今回は山口の得点で、学校総合10位にとどまりましたが、まだ来年も在籍することから、今年以上の成績を期待せずにはいられません。

 

さて、レース日の話を少し紹介します。当日の朝、かなり緊張していました。一緒に朝食を食べながら、何度も深呼吸している姿に「チャレンジ精神をもって10㎞滑りきることだけに集中しよう」と声かけしました。後にその言葉が効いたということを言ってくれましたが、顧問も前日はよく眠れず、朝は4時に起きてしまい、これではいけないと気持ちを落ち着かせるべく、これまでの練習ノートを何度も見返して「大丈夫だ」という気持ちに、まず自分を整えることが出来たことも良かったのかと思います。高校生は前半からガンガンいってしまうので、後半のもちがよくありません。そのまま滑り切った選手が好成績をあげますが、今回の会場は「高地」です。よくよくレース展開をプランニングし、本人も踏ん張りどころをよく理解していたので、トータルでの動きがうまくいき、好成績となりました。スキー選びも、直前に行われた全日本選手権での失敗を教訓に、伸び仕様で戦おうと、良いものを選択できましたし、WAX等々の選択も2人で良いものを見つけ出すことが出来ました。応援に来られた高体連理事長にも、最後の静電気を取る拭き上げ作業に加わってもらい、チーム石川一丸で送り出せたことも要因の一つです。本当に感謝しています。

夏場から「ハイアルチ」という低酸素トレーニング施設での練習を含め、様々な高地対策を行ってきました。特に後半の粘りということで、取り組んだのは、量的なものより、練習の質を向上させることでした。長距離系の競技ではありますが、いかにリラックスして速いスピードを維持できるか。様々な練習が実を結びました。もちろんそれを行った本人の努力以外なにのもでもないですが、練習内容をよく理解し、取り組んでくれた結果です。

タイトルにあげました「悔しさ」とは、2日目のクラシカルで、表彰台に上った、ひとつ前にスタートした選手に追いつきそうになりながらも、転倒してしまったことです。しかしながら、サポートテントに戻ってきた山口が号泣して悔しがっている姿をみて「彼は前日の優勝に満足していない。これからもっともっと伸びる」という気持ちになりました。嬉しさも大切ですが「チャレンジ精神」を持ち、諦めない心が育っている証拠をみせてくれたことが、顧問として本当に嬉しかったです。

将来の日本代表を目標として、年間を通して地道に練習してきました。シーズンはまだまだ続きます。今後とも皆様のご声援を賜りますよう、宜しくお願いいたします。

常陸宮賜杯第73回中部日本スキー大会

1月28日(土)に富山県たいらスキー場にて、中部日本スキー大会が開催されました。

来年度のインターハイが行われるコースでのレースでした。

結果は

少年男子

2位   下 康生 (24H)

23位 吉川 天晴 (34H)

 

少年女子

9位  北川 愛梨 (24H)

 

下選手が2位に入りました。

膝の不調のため、本来出場予定のレースを数戦キャンセルし治療に充てていた期間があり、それが明けて最初のGSレースでこのような結果を得ることができたことは大変良かったことであり収穫でもありました。ただ、悔しさも感じるレースであったと思います。

また、インターハイにむけて気持ちを切り替えて練習に励んでいきます。

 

表彰式

石川県高校総体 兼 全国高校総体予選

 

1月11日(火)12日(水)の二日間にわたり、白峰アルペン競技場・白峰クロスカントリー競技場にて第59回石川県高等学校スキー選手権大会 兼 第72回全国高等学校スキー選手権大会石川県予選会がおこなわれました。

鶴来高校の選手たちは今まで練習してきた成果を十分に発揮し、素晴らしい成績を収めました。各競技の結果は以下の通りです。

 

1月11日(火)

男子GSL

1位 下 康生(24H)

6位 吉川天晴(34H)

女子GSL

2位 北川愛梨(24H)

男子10kmクラシカル

1位 山口蓮太(24H)

女子5kmクラシカル

1位 清水那菜(11H)

 

1月12日(水)

男子SL

1位 下 康生

5位 吉川天晴

女子SL

2位 北川愛梨

男子10kmフリー

1位 山口蓮太

女子5kmフリー

1位 清水那菜

 

総合

男子総合 1位

女子総合 1位

男子アルペン総合 1位

女子アルペン総合 2位

男子ノルディック総合 1位

女子ノルディック総合 1位

 

個人・総合含め素晴らしい結果を残してくれました。

しかし、スキー部の合言葉は「全国で勝負」であり、この予選の結果に満足することなく来月7日に開幕する全国高校総体にむけて、良かった点を伸ばし、改善点を克服するための練習に励んでいきます。

引き続き応援よろしくお願いいたします。