校長室より「おこらいえ」
「めんそーれ」vol.6 ステーキ
夕食はステーキです
目の前でペッパーミルパフォーマンス
圧巻のパフォーマンスに大盛り上がり
大学時代ジャグリングサークルにいた
通(とおり)先生も
「ボールは簡単だけど
長いものは難しい」と絶賛
体育の冨水先生が
「俺なら気合いでできる!
簡単や!」
通先生が憮然とした表情に…
どうやら通先生の「できる」と
冨水先生の「できる」の間には
かなり大きな開きがあるようです
空いたグラスを見た添乗員の丸山さんが
気を利かせてウォーターポットを持ってきて
矢田先生に注いでくださろうとした瞬間
店員さんが慌てて
「それ油です!」
矢田先生は危うく
サラダオイルを飲むところでした
さすが丸山さんは今年も
安定した笑いを提供してくれます
「めんそーれ」vol.5 那覇空港
沖縄に着いたよ
やっぱり暑い 南国へ来た実感
ご家族のみなさん
ご安心ください
みんな元気です
ゆいレールで国際通りへ向かいます
途中おじさんに話しかけられます
「今夜は枕投げで盛り上がるな」
「それって雑魚寝の時代の話です」
「そうか時代は変わったなー」
ゆいレールは空港と市街を結ぶモノレール
人と人との「結い」をのせて走ります
「めんそーれ」vol.4 空路那覇へ
小松空港から那覇に向かって飛び立ちます
水平線にはグリーンフラッシュ
地上では日没時のほんの一瞬
条件が整った時にだけ
ごく稀に見れる現象ですが
これだけ高度が上がると
この時間帯でも見れるんですね
石川県では富来で観れると評判です
私は今回被害の大きかった
珠洲市大谷町にある
グルグル回りながら登っていく
橋の上から見たことがあります
どうやらある程度
高度のあるところからの方が
観測しやすいようです
今回見たのは水平線全体が輝き
しかも原理が異なるので
本物ではありませんが
グリーンフラッシュには
見た人が幸せになれるという
伝説があるので
勝手に見たことにしておきます
「めんそーれ」vol.3 石川の海に見送られ
高松パーキングで休憩
道の向こうに青い海
去年行った先輩から
「沖縄の海綺麗やぞ」って
教えてもらったみたいです
でも先輩曰く
「輪島の海の方がいい匂い」
慣れ親しんだ海の匂いって
あるんですね
「めんそーれ」vol.2 バスの中
地震の爪痕残る道を行きます
バスの中では
「ひめゆり」のビデオで
事前学習です
生き延びた「ひめゆり」たちの多くは
教員になったのだそうです
つらい気持ちを経験した人は
つらい子どもたちに
寄り添いたくなるのか
次の時代をつくる
尊い仕事に捧げたくなるのか
それから
「さとうきび畑の唄」
これはTBSのスペシャルドラマで
戦争という悲惨な状況の中でも
常に明るく振る舞う
明石家さんまさんの名演が
かえって涙を誘います
生徒たちは
「ふーん いい話」
程度ですが
子どもを育てたことのある
先生たちは涙腺崩壊です
昔見た
「ライフ・イズ・ビューティフル」
というイタリア映画を思い出しました
こちらも
息子につらい思いをさせないために
必死で明るく振る舞う
父親の映画です
校長室外より「めんそーれ」vol.1
今日から4日間
校長室より「おこらいえ」特別編
校長室外より「めんそーれ」
修学旅行特別編をリアルタイムで
お届けします
2年生が3泊4日で沖縄へ
出発式では
ビジネスコースの生徒が真っ先に集合
教員からの指示を待たず
自分たちで整列し皆を待ちます
規律正しい旅行になりそうな予感
抜けるような青空の下
元気に出発です
沖縄も悲惨な戦争から立ち上がった地
たくさんの元気をもらってきます
街プロ8&11 子どもの交流場所with野球部
169日目
今日も天気の話題から
あまり一般的には
知られていないことなのですが
北海道同様
能登半島には梅雨がありません
昨日の気象衛星画像を見てわかるように
北東から南西へ向かって伸びる
梅雨前線の影響を受けにくいのです
まるで恐竜が水面から
首だけ出しているようです
すっきりとした青空が
広がるわけではありませんが
雨が落ちてくる日は
期間を通してほんの数日です
野球部関係のみなさん
この時期練習試合を組むなら
能登で組むべきですよ
そんな野球部の生徒たちも関わるのが
今日紹介する「街プロ」です
今日の「街プロ」
【福祉④】子どもの交流場所を増やす
輪島市では現在
全ての小中学校のグラウンドが
壊滅状態あるいは仮設住宅が建てられ
子どもたちが
跳んだり跳ねたり為る場所がありません
そのことに心を痛めるグループです
【スポーツ①】グラウンドきれいにする
同じ課題に対して
後先考えずにとにかく行動あるのみ
というのがこちらのグループです
輪島高校グラウンドは
自衛隊の駐屯基地となっていた関係で
液状化した上にバラスや改良剤が撒かれていて
とても使える状態ではありません
そこで目を付けたのが
市内の陸上競技場を
仮設住宅にするために
はがした人工芝です
この人工芝を敷けば
災害ゴミ処理とグラウンド問題が
一気に解決とばかりに
業者に頼み込んで
運んでもらいました
ところが一枚一枚が思いの外重く
とても人力で敷ける状況ではないことを
学びました
そこでやっぱり処分しようとしたのですが
処分に費用がかかるということを
さらに学びました
輪島市では処分の費用も含めて
見積もりしてあったそうなのですが・・・
こちらが勝手に搬入場所を
変えてしまったばっかりに・・・
難しい話はよくわかりませんが
とにかく当初の目的の
子どもたちの活動場所を確保しなくては
そう考えたメンバーは
自分たちで結局
グラウンド整備を始めました
小さなお子さんを持つお母さんが
ある日行政に対して
「あなたがたは
こどもたちにひとことでも
訊いてくださったんですか!」
と怒りをあらわにしていたのを
目にしたことがあります
子どもたちの思いを訊いたところで
結局市民の生活が最優先だから
結果が覆ることは考えにくいです
でも
子どもたちに
「これこれこんなわけだから
大事な運動場使わせてね」
という丁寧な説明が
必要だったのかもしれません
もしかして
小学校の先生方が
すでにお話くださっていたかも
しれませんね
とにかくこのふたつのグループが
協力しあうことによって
新しい何かが
生まれる予感です
天気予報とそのしくみ
167日目
梅雨入り間近
157日目に予告した
天気予報のしくみです
地上に目に見えない
でっかいルービックキューブがあると
想像してみてください
1ピースごとのキューブそれぞれについて
その中の温度・気圧・水蒸気量
を測定します
そうして
まず同じ高度での
隣同士の気圧を比較します
気圧の高い方から低い方へ
風が吹くので
一定時間内での横方向の
水蒸気の移動を予測できます
と同時に上下のキューブでの
温度差を比較すると
暖かい空気は上へ行くので
縦方向の水蒸気の移動も
予測できます
このように一定時間後の
空気の状態を計算させることで
天気を予測するのです
キューブを小さく
そして時間の刻みを短く
設定することにより
より正確な予報が可能となります
気象衛星からの
可視画像や赤外画像を
解析することで
本来人間が
近づけないようなところからでも
計算の元になる
データを集めることができます
可視画像とは
文字通り人の目に見えるままの画像
雲の厚いところは白く
雲のないところは黒く映ります
水蒸気量の測定ができます
赤外画像とは
赤外線の多いところを黒く
少ないところを白くなるよう
コンピュータ処理した画像です
温度の高いものからは
より多くの赤外線が放出されます
地表に近いほど温度が高いので
低い雲ほど多くの赤外線を放出します
このことにより
どのくらいの高度に
雲があるかを分析できます
このような作業を経て
予想天気図を作ります
そして過去のよく似た天気図を集めて
そのうち何%雨が降っていたかで
降水確率を計算します
決して予報官が
下駄を投げているわけではありません
地表だけではなく
上空の天気図も作ります
高層天気図といいます
台風は強烈な渦の
上昇気流を作ります
この渦は上空の空気の薄いところへ
向かって進みます
台風の進路予想の
手がかりのひとつとなります
「台風はいいな
進路が決まっていて」
と進路に悩む3年生が
昔つぶやいていたのを思い出しました
街プロ7 学生の不安とその解消
167日目
校舎の一部の水道・ガスが復旧せず
理科の実験や調理実習など
行うことができていません
そんな状況の中
NPO法人
日本茶インストラクター協会の
古谷 正寿さん
古谷 江里子さんをお招きして
講義「お茶学びの時間」
実習「おいしいお茶を楽しもう」
を行いました
みんなでポリタンクを使って
水を運び込みました
出来上がった和菓子は
内灘高校で学習している生徒たちにも
届けられました
以下は担当の山上佳織先生からのレポートです
本日の授業資料、お茶3種類、お菓子を無事に内灘高校の生徒へ届けることができました。
「センセ〜久しぶり〜」という明るい声にホッとしました。
それと同時に、一回り大きく成長している生徒の姿に気づき、アレから半年も顔を合わせていなかったことに胸が締めつけられました。
お菓子は、3年生全員(フードではない生徒にも)に分けました。「美味しい〜」と嬉しそうに頬張っていました。
午前の対面授業では、生徒たちはとても張り切っていました。
講義のまとめでは、3名の生徒が自ら手を挙げ、お茶の種類や効能について理解できたことを発表していました。
お茶に対する教養や興味が深まったようでした。
断水、ガスなしの状況ですが、実技ができました。
ありがとうございました。
サッカー部が
チャリティーイベントに参加しました
リヴァプールFCの遠藤航選手
U-23日本代表のチェイス・アンリ選手との
交流です
100人ほどの中から
舩崎くんがじゃんけん大会で優勝
遠藤選手のスパイクを獲得しました
今日の「街プロ」
【福祉③】学生の不安とその解消
殴った傷は時間が癒すけど
心の傷は一生治らない
震災以前からですが
暴言・暴力・無視や
SNSを利用したいじめなど
気に病んでいます
現在輪島市にはティーンラボがあるけど
門前・町野・三井地区にも作りたい
高校を卒業したら
輪島を出て行く人が多いけど
また戻って来たいと思えるような
学生生活を送れる街にしたい
街プロ アイデア6 街づくりプロジェクト福祉
166日目
最近このブログを読んでくださっている
同世代の方から
ところどころに散りばめられる
選曲のセンスがドンピシャです
などの言葉をいただきます
♪ソーダ水の中を貨物船が通る
そんな風景の見える内灘高校に
今も16人の生徒が
帰る目処の立たないまま
通って来ています
潮風香る教室はすっかり初夏
エアコンのついていない教室なので
窓を開けっぱなしにしています
エアコン工事が間に合わず
突然暑くなってきたので
急きょ図書室をオンライン用の部屋として
使用させていただけることとなりました
内灘高校の校長先生 先生方 生徒のみなさん
本当にありがとうございます
今日の「街プロ」
【福祉②】街づくりプロジェクト福祉
若者と高齢者が共に協力しながら
過ごせる街にしたいと考えています
他人とコミュニケーションをとらないと
高齢者の認知機能が低下することも
心配しています
生活環境が少し落ち着いてくると
世代間のギャップが見え始めます
現在の避難所でも
お互いの顔を見てコミュニケーションとりたい
高齢者世代と
それでもプライバシーは守りたい
子育て世代
お互いの価値観をぶつけ合うだけでは
問題は解決しません
私はいわゆる「新人類」と呼ばれる世代です
当時自分はその言葉に対し
自分が理解できないものを
ことごとく拒否する
若い世代に歩み寄ることを諦めた
傲慢な老人たちによる
勝手なカテゴリーであると猛烈に反発し
自分は決してそんな年寄りにはなるまいと
誓ったものですがどうでしょう
知らず知らずのうちに
そうなってはいないか振り返る日々です
まずは老人ホームでの活動になるのでしょうか?
実体の見えづらい在宅の方への
アプローチについても検討できるといいですね
地域包括支援センターなどへの
相談も考えられますね
がんばれ!
新潟の北信越大会で競歩していた
岩波さん
インターハイ行きを決めました!
陸上競技場が潰れ
地震で波打った道路しかない状況の中
それでも全力を尽くして練習した結果です!