校長室より「おこらいえ」

ダルビッシュ選手の逸話

143日目

 

パドレスのダルビッシュ有選手が

日米通算200勝を達成しました

おめでとうございます

 

ダルビッシュ選手の逸話で

私がちょこちょこ生徒に話しているものがあります

 

それは

 

20歳の時

不甲斐ない登板の後

ホテルで落ち込んで

40歳になった自分がホームレスになって

お金もない

ご飯も食べられない状況を

想像した話です

 

その時

神様がいきなり現れて

『20歳の時のことを覚えてるか? 

 あの頃に戻りたいか? 

 1回だけチャンスやる

 その代わり

 できること全部やらなかったら

 またここに戻すぞ』

 
それ以来

自分は神様のお陰で

未来から戻って来たことに

そして

その時自分がやらなければならないことを

全てやるようになったのだそうです

 

その気持ちが

今回の偉業に繋がっているのですね

 

WBCに時に見せた

若手を惹きつけるリーダーシップも

手本にすべきものでした

 

スケールの小さな話にはなりますが

私自身このことを実行しています

 

例えば夏休みに入る前

一旦夏休みの最後の日を

想像するのです

「あれもすべきだった

 これもできなかった

 あーあ

 明日から夏休みにならないかな

 夏休みの初日に戻りたいな」

ふと現実に帰ると

実際に夏休みの初日!

目の前がパッと薔薇色に

 

でもまた同じことを繰り返して

結局本当の最後の日に

さらに落ち込むことには

なるのですが

 

ここがダルビッシュ選手とは違うところです

 

でもまあ

今日という日は

これからの人生の中で

一番若くてなんでもできる日です

毎日そう言い聞かせて

できることを精一杯やっています

 

被災地のみなさん

何かひとつできたら

その日の自分を

褒めましょうね

県の復興計画

142日目

 

能登半島地震からの復興計画が

県により示されました

 

「能登が示す、ふるさとの未来」

をスローガンに

「創造的復興の実現に向けた羅針盤」

と位置付けられています

 

「創造的復興」とは

「単に被災前の姿に復元するのではなく

 元々あった課題を踏まえ

 未来思考に立って

 以前よりも良い状態へ持っていく」

こと

 

13の分野で

プロジェクトが立ち上げられましたが

そのうちのひとつ

「能登に誇りと愛着が持てるような

 『学び』の場づくり」

に着目しました

 

国内外の生徒と課題解決型学習を進める

創造的復興計画の推進を目指します

 

まさに「街プロ」で取り組んでいるもので

今後一層前向きに進んでいく

大きな支えとなりそうです

 

東日本大震災の復興計画では

結果的に被災地から都市部へ出た人たちを

復興の主体として巻き込めなかった

という反省があるそうです

 

私が卒業式でいつか帰って来いと呼びかけた

「一旦輪島を離れるみんな」の

力が必要なようです

 

復興プランには

関係人口の拡大を視野に

「都市と地方を行き来する

 2地域居住の推進」

なども盛り込まれています

 

今日は

避難訓練を行いました

例年だと

時刻や被災箇所を直前まで知らさずに行うなど

より実際を想定した訓練を

目指していましたが

今年はそんなリアルは追及しませんでした

何よりも自分達自身

イヤというほど体験しているし

悲しいことを思い出すかもしれない

形通り避難場所の確認に留めました

 

 

 

 

 

 

とはいえ

余震の心配はまだまだ続くし

学校の危険箇所の修繕も進んでいません

一人ひとりが自分の命を守る

意識が必要です

 

最後にいいお話

先日3年生の岸野望さんが

崖の下に倒れていた方を発見

動けなくなっていたところを

助け上げて避難所まで

連れて行ってあげたそうです

崖に落ちて2時間以上経過

警察犬も出動準備しており

倒れた方も

このまま誰にも見つけられずに…

との思いもあったそうです

 

元気になられた今日

お礼に学校までお越しくださいました

 

 

 

 

おかえり!まれちゃん

141日目

 

高校総体総文の壮行式を行いました

 

 

 

 

 

 

練習場所もままならぬ中

それぞれの部活動で

工夫を凝らしながら

練習を重ねて来ました

 

運動部で出場するのは

陸上 男子バレー 男子バスケ

ソフトテニス サッカー 卓球

バドミントン 剣道

です

 

 

 

 

 

 

一方文化部は

吹奏楽 美術 箏曲 和太鼓

アントレプレナー同好会の

みなさんです

 

 

 

 

 

 

それぞれに力を発揮して来てください

 

野球部が力強いエールを送ってくれました

 

 

 

 

 

 

 

そしてなんと

そんなみんなの激励に

今日はドラマの設定では本校卒業生

まれちゃんがかけつけて下さいました

 

お姉さんの土屋炎伽さん

弟さんで声優の土屋神葉さん

といっしょに

3人姉弟でおこしくださいました

ありがとうございます

 

 

 

 

 

 

質問に丁寧にお答えくださり

握手してもらった男子生徒はメロメロ

女子生徒も「かわいい~」の連発でした

 

まれちゃんはドラマの設定では

祭り好きで太鼓の名手

和太鼓部の生徒といっしょに

見事なばちさばきを披露してくれました

 

 

 

 

 

 

話題のフォトブック「たおリズム」に

メッセージを書いて

贈ってくださいました

正面玄関に

大切に飾らせていただきます

 

 

 

 

 

 

昨年誕生した赤ちゃんも

連れてきてくださいました

さすが大物の片鱗です

可愛い笑い声で

女子高生たちを

とりこにしていました

 

選手たちは大きな力をいただきました

きっと活躍してくれることと思います

世界農業遺産千枚田の田植えです

140日目

 

爽やかな風そよぐ5月

透き通るような日本海を背に

JRC部の生徒たちが

田植えボランティアに参加しました

 

 

 

 

 

 

JRC部とは

Junior Red Cross(青少年赤十字)

地域のボランティア活動に

積極的に参加しています

 

千枚田は

奥能登で一番高い山

高州山の地滑りによってできた

特殊な地形を利用して作った

美しい棚田で

一枚の平均が1.6坪と

非常に小さな田んぼの集まりです

 

こんな逸話が残っています

ある若者が本当に千枚あるか

数えてみたそうな

起伏が激しく

汗だくになってきたので

途中で着ていた蓑を

脱ぎ捨てたんじゃと

実際に数えると999枚で1枚足らない

何度数えても1枚足らない

日も暮れてきたので

あきらめて帰ろうと

途中で脱ぎ捨てた蓑を拾い上げると

なんとその下に1枚の田んぼが

隠れておったんじゃ

 

そのくらい1枚1枚が小さな田んぼです

地震直前には実際1,004枚の

田んぼがあったそうです

地震で崩れたところもあるかも

私が子供の頃は2,146枚あったと記憶しています

 

震災後初めて千枚田に足を運びました

途中凄惨な地震の爪痕を目の当たりに

道路が大きく波打っています

こんな大きいまんまるい石

どっから来たんだろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水平線に見えるのは

「観音崎」という岬です

観音様が仰向けに横たわっている

その横顔に見えることから

「観音崎」という名前なのですが

地震ですっかり崩れてしまって

観音様には見えません

青酸カリの話

139日目

 

とある大学で青酸カリが紛失

もしくは記載漏れとの報道がありました

 

今日のブログには

「死」に関する記述があります

嫌な人は読まないでください

 

また私の記憶を頼りに書いたもので

実際に実験した訳ではありませんし

出典が明らかではない情報も多いです

話のネタ程度に読んでいただけると

 

私も大学の頃

青酸カリを日常的に使用する

研究室にいましたので

多少の知識があります

 

報道によると

紛失した総量は50g

160人分の致死量に相当するのだとか

あれあれ?

青酸カリの致死量はたしか0.1g

500人分では?と思い

いろいろ調べてみると

文献によって

0.1gから0.3g

うーん開きがあるのですね

 

0.1gで耳かき半分くらいだったから

0.3gだと耳かき山盛りか

 

青酸カリを用いたミステリーには

いろいろありますが

口紅に忍ばせておいて

塗った瞬間

ウッてなるパターン

でもこれはありえません

 

耳かき山盛の白い粉に塗れた口紅

見ればおかしいって気づくでしょ

 

万が一慌てていてきづかなかったにしても

耳かき山盛りって

どんな口のデカさですか

オバQか

 

そう考えると

コーヒーカップのふちに…

これも実際にはありえませんね

 

そもそも

青酸カリ中毒のメカニズムを知れば

皮膚についたくらいでは

死なないことがわかります

 

青酸カリ中毒の死因は

窒息です

えっ?

薬を飲んでどうして窒息?

 

青酸カリが胃に入ると

シアン化水素というガスが発生します

コーラを飲むと

シュワシュワと炭酸ガスが発生して

ゲップが出るのと同じしくみです

化学的には「弱酸の遊離」といいます

 

発生したシアン化水素ガスが

肺に入り赤血球のヘモグロビンに

ピタッとくっつきます

ヘモグロビンは

酸素を全身に送る役割をしていますが

それができなくなるわけです

つまり窒息死

即死ではなく

苦しむ時間が長いと予測されます

 

青酸カリを飲まされた被害者が

口から血をタラリ

窒息死ならこれもないでしょ

いえいえ

これはあり得るのだそうです

酸素不足を感知した脳が

肺に向かって

「酸素が足らん!もっと吸え!」

肺は

「ちゃんと吸ってますけど」

「嘘つけ!サボるな!」

「サボってませんて」

こんなやりとりがあるかどうかは

わかりませんが

やがて理不尽な要求に肺胞が破裂

 

私の研究室の冷蔵庫には

生卵が常備されていました

胃で発生したシアン化水素を

吸収する性質があるそうで

青酸中毒が疑われる場合は

直ちに飲ませろと

言い伝えられていました

 

あと研究室には

いつもほんのり

アーモンドの香りが漂っていました

そう

アーモンドの香りの素は

微量に含まれている青酸

 

救急救命する際に

口元からアーモンド臭がしたら

人工呼吸はやめて

心臓マッサージだけにするそうです

もしも青酸中毒だった場合

いっしょにシアン化水素を

吸ってしまう恐れがあるからです

 

そんなこんなの青酸カリ

あと解毒剤の話とか

コアラの大好きなユーカリの話とか

まだまだ授業のネタとしては

事欠きませんが

 

今回の件

盗まれたのではなく

処分したのを記載漏れした

であることをお祈りします

震災が結ぶ絆

137日目

 

令和9年

石川県を会場に

全国高等学校総合文化祭が

開催されます

 

生徒準備委員による活動も開始されました

https://ishikawa-koubunren.jp/news/entry-10917.html

 

現在

県内の高校で分担して

日本全国各都道府県を形どった灯篭を製作して

全国からの高校生のみなさんを

おもてなしする準備をすすめています

 

輪島高校が担当するのは

何かの縁でしょうか

阪神淡路大震災を経験された兵庫県

今回も多くの方から支援をいただいております

 

 

 

 

 

 

淡路島も作っています

 

今回被害の大きかった

美術室に置かれていましたが

崩れたものの下敷きになりながらも

なんとか原型を留めていましたので

少々骨組みを組み直しました

 

全国の高校の文化部のみなさん

お待ちしています

お楽しみに 

 

今日も内灘高校へ生徒が集まって来ます

 

 

 

 

 

 

ビジネスコースの3年生で

テストが行われました

 

 

 

 

 

 

本校では昨年度より

中間テストを廃止しましたが

科目によっては

必要に応じてテストを実施しています

 

輪島高校から先生が問題用紙を運び

内灘高校でも本校と同じ緊張感です

輪島高校の2人の同級生

136日目

 

5月15日

今日は創立記念日

生徒はお休みです

 

大正12年に

産声をあげた本校は

昨年100周年記念式典を

挙行いたしました

 

大正12年は関東大震災があった年です

つまり輪島高校と関東大震災は同級生

その日台風が日本近海を通過していて

強風に煽られ火が燃え広がった

いわゆる複合災害だったそうです

 

今回の輪島の被災も

火災発生時に

津波の引き潮により

川の水が干上がり

消火が叶わなかった複合災害です

 

地盤隆起でいうと

関東大震災の2mの2倍の4m

この規模の地殻変動は

6000年ぶりなんだそうです

 

そう考えると

地質学上においても

とんでもない歴史に立ち会えたんだなと

 

もっとも隕石の衝突で滅んだ

恐竜さんにはかないませんが

 

人類の歴史でいうと

天災が原因で滅んだ文明は

ポンペイたったひとつしか

ないんだそうですね

人災が原因で滅んだ文明は

山ほどあるのに

 

そう考えるとなんだか悲しくなります

 

と同時に

関東大震災の年に生まれて

100年を経て

新たな100年の始まりを

能登半島地震でスタートした

本校ではありますが

再び立ち上がる勇気が湧いてきます

 

もうひとり輪島高校の同級生がいます

それはプラネタリウムくんです

世界初の近代的な

光学式のプラネタリウムは

同年ドイツで誕生しています

 

一昨日

能登半島でオーロラが見られたそうです

能登半島唯一のプラネタリウムを持つ天文台

「満天星」でも観測されました

 

天文台「満天星」は

「まんてんぼし」と読みますが

漢字検定準1級試験では

「どうだんつつじ」と読みます

 

私は退職したら

オーロラを見に行く旅行を

夢見ていたのですが

北欧やカナダまで行かなくても

生まれたこの場所で

見ることができるんですね

驚きです

チャレンジウォークの頃

135日目

 

例年でしたらこの頃

本校の伝統行事

チャレンジウォークを開催しています

 

心地よい初夏の風を感じながら

世界農業遺産である千枚田までの

海辺の道を歩きます

 

それぞれの力に合わせて

千枚田を超えて先を目指す生徒もいます

なのでチャレンジウォークです

 

チャレンジウォークについて

過去の生徒が

後輩に向けて書いた

作文があります

 

「チャレンジウォークとは

 ずばり自己目標達成の練習です

 この先

 いろんなことで悩んだり

 つらい思いをして

 自分の目標を叶えるため

 努力しなければいけないことが

 増えてきます

 『歩く』ことでそのことを練習するのです

 ただそういう難しいことは

 頭の隅に置いて

 楽しく歩けばいいと思います

 〈中略〉

 コースを歩いているうちに

 おもしろいものを見つけたら

 友達と一緒に笑ってください

 『あんなものもあったね』

 3年生になっても覚えているかも

 しれません

 こんなふうに考えるだけでも

 たのしいことがいっぱいあります」

 

この作文を書いてくれた彼女は

現在小説家として活躍しています

このころからその片鱗が

垣間見えますね

 

ところでこのチャレンジウォークは

私が高校3年生のときに

始まりました

 

当時は「夜間歩行」といって

懐中電灯の灯りだけを頼りに

一晩かけて50kmほどの行程を

ひたすら歩き続けるものでした

 

そのハードさゆえに反対する声もあり

校庭の銅像に

「夜間歩行反対!」という

プラカードをかける輩まで

出てくる始末

 

後で聞いた話ですが

先生方は

「こんなことをするのは

 平野に違いない!」

と噂していたそう

 

名誉のために行っておきますが

決してそのようなことはしていません

なぜなら

「夜間歩行」が大好きだったからです

 

その証拠に

当日みんなを盛り上げようと

懐中電灯ではなく

わざわざ「御用提灯」を仕立てて

持っていったくらいですから

 

 

 

 

 

 

 

みんなは大爆笑で喜んでくれました

 

ただこのあと

恐ろしい試練が待っていようとは

このときは知る由もありませんでした

 

この重い提灯を

50km運ばなければならない現実

しかも蝋燭が消えないようにそっと

 

はじめ喜んでくれたみんなも

そのうち見向きもしないようになりました

 

このことまで考えが及びませんでした

 

このとき得た人生の教訓は

「後先考えずに一瞬のウケを狙ってはいけない」 

進学について考える

134日目

 

Benesseさんから

大学入試に関するお話を聞きました

 

最近では

「年内入試」というシステムを使って

大学へ進学する生徒が増えています

 

これは従来推薦入試とかAO入試とか

呼ばれていたもので

12月までに合格を決めてしまうものです

 

2000年頃には3割程度だった

推薦入試での大学入学生は

一昨年以降一般入試生を上回り

今では半数以上の大学生が

「年内入試」で合格を勝ち取った方です

 

詳しくは

2023年3月頃のこのコラムで

特集しましたので

生徒や保護者の皆さんは

ぜひご一読ください

 

ただそこで評価される力は

従来の推薦入試などとは異なります

 

例えば「年内入試」のひとつ

「総合型選抜」で求められるのは

◯大学で何を学びたいかという明確な意識

◯グループディスカッションをする力

◯協調性やコミュニケーション能力

◯目標を達成するためのプロセス

などです

 

さて それらの力を育むためのプロセスは

①経験

 探究活動や行事を通じ

 視野をより広げる

②内省

 心が動いたことや

 なぜ心が動いたのか振り返る

③展望

 より深く自分を知り

 よりよい生き方を考える

 

さらにある大学教授は

次のように語っています

「探究学習などについては

 入試を意識して綺麗な結論にこだわり過ぎた取り組みは

 必ずしもよい評価とはなりません

 結果・成果だけではなく

 何に関心があり

 問題解決のためにどのように試行錯誤をし

 失敗も含めてそこから何を学び

 それを踏まえて大学で何をしたいかを

 明確に言語化することが必要です」

 

いかがですか?

いま「街プロ」で取り組んでいること

そのものではありませんか?

 

「街プロ」は

大学入試のためにやっているものでは

決してありません

 

そして

高校の3年間で完結するものでもありません

 

「街プロ」でやったことに魅力を感じ

大学でさらに学んで深めたいと実感した生徒は

大学合格後にさらに伸びます 

「学びウィーク」って何?

132日目

 

巷では中間テストが行われている頃

でも本校には中間テストがありません

昨年度廃止しました

 

その期間中設定したのが「学びウィーク」

 

「学びウィーク」では

午前中4時間授業を行ったあと

午後は各自で必要な学習を自学します

昨年度は3回実施しました

5月と10月と12月

1年生の保護者の皆さんは

「そんなんで大丈夫?」

と不安になるでしょう

このブログでも

その時の様子を紹介していますので

ぜひご覧ください

 

「学びウイーク」の大きな目的は

次の2つです

 

(1)「やらされる勉強」からの脱却

 「学びウィーク」では各自で

  学習する教科をコーディネートします

  あるクラスでは 

  やりたい教科ではなく

  やらなければならない教科を選べ

  と指導しています

  教員に質問しに行ってもいいけど

  教員は質問に直接は答えません

  あくまで学ぶ方法を教えます

 

(2)「テストがあるから勉強する」からの脱却

  昨年の「学びウィーク」の後

  前年度との家庭学習時間を比較しました

  すると驚くべき結果が見られました

  特に1年生において顕著で

  中間テスト中(昨年度)は平均4時間

  学びウィーク中(今年度)は2時間

  これは致し方ありませんが

  注目すべきはその後です

  昨年、中間テストが終わったら1時間に激減

  テストが終わったら途端に学習しなくなりました

  ところが今年「学びウィーク」が終わった後は

  2時間半と逆に微増しているのです

  学び方が身についた

  効果を実感できました

 

また、Benesseのスタディーサポート

(学びのためのアンケート調査)

の結果においても、

授業の予習復習および宿題以外の

学習時間が増えているとの分析がなされました

わずかずつですが

自分で学ぶ姿勢が身についてきていました

 

「中間テストがなくなって勉強しなくなるのでは?」

「自学の制度は輪高生には時期尚早では?」

との不安の声を一部の保護者からいただいていますが

そうならないよう指導してまいりますので

ご理解をお願いします

また、ご家庭での学習状況を

お知らせいただけると改善に繋がります

よろしくお願いします

 

そのほか

大学教授等による特別講義や

有名塾講師等による講演など

「学ぶ心に火をつける」

さまざまな仕掛けを用意しています

 

「学びウイーク」は明日から始まります