校長室より「おこらいえ」

おだやかな休日が来ました

48日目

 

吹き荒れた春一番も止み

おだやかな春を思わせる長閑な土曜日

 

内閣府副大臣の古賀篤様はじめ

文部科学省の方々が視察に来られました

 

避難所も含め

現在小中高で共用している施設を

視察していただきました

 

ひび割れて傾いた教室棟

液状化を起こして使い物にならないグラウンド

ドアが開かず窓を割って出入りしたボイラー室

中に入ると気分が悪くなるくらい傾いた体育館

あちこちに落とし穴の空いた駐車場

野球のマウンドのように迫り上がった武道場

 

4月に入ったら

できるところから教育活動が再開できるよう

最大限の支援をお願いしました

 

石川県教育長はじめ県の方々も同席し

現在の輪島市の教育環境について

また今後求められる支援について説明しました

 

今後の昼食の提供をどうするか

生活拠点のない中でどう教員を確保するか

避難所提供と学校再開をどう両立させていくか

課題は山積みですが

文科省、教委、学校、連絡を密に取り合って

一刻も早い学校活動の復興に向けて

協力していくことを確認しました

 

困り事がありましたら

随時上げていきますので

なんでもおっしゃってください

直接中央省庁にあげていくことが大切です

 

東日本大震災の際に得られた教訓として

何かで目にしました

「災害現場には

 現地で指示のできる

 優秀なリーダーを派遣する

 そして全てを任せる

 必要と判断したことは全てやれ

 と指示する

 それが法に触れるようなことであれば

 法改正する

 それが一国の首相の責任」

だそうです

頼もしい教訓です

 

今日の「PRAY FOR JAPAN」

ぜんぜん眠っていないであろう旦那に

「大丈夫?無理しないで」とメールしたら

「自衛隊なめんなよ

 今無理しないでいつ無理するんだ?

 言葉に気をつけろ」と返事が