校長室より「おこらいえ」

授業にお邪魔します vol.4

輪島高校では

「ここだけは誰にも負けないという授業をまずはひとつ作ろう」

を合言葉に授業力日本一を目指しています

今日は2年生の地学基礎(矢知先生)にお邪魔しました

 

私は授業中廊下をうろちょろします

正直、居眠りしている生徒もいます

教室に入ってその生徒を優しく起こすのが毎時間の仕事です

先生方には起こさなくていい

それは校長の役目だと言っています

1人の生徒を起こしていると他の生徒の学びの時間を奪うからです

その代わり授業の中身で勝負するように

面白くて寝る暇もないような授業を組み立てるようにお願いしています

 

そんな中、誰も寝かさない

一瞬として油断する暇を与えないのが矢知先生の授業です

矢知先生は文部科学省の優秀教員であり

その秘密を探ってみました

 

まず、一人ひとりとのアイコンタクト

クラス全員としかも1時間のうちに複数回目を合わせます

生徒はマンツーマンで授業を受けている感覚に陥ります

 

そしてタイミングよくさし挟まれる生徒同士の学び合い

一方的に話を聞くだけでなく

自分たちで考える場面がバランスよく設定されています

講義と活動がテンポよく繰り返され

1時間があっという間に過ぎてしまいます