2024年12月の記事一覧

座席のドラフト制度

地震から346 日目

豪雨から82 日目 

 

学びの支援ポータルサイトさんを通じて

いろいろな方がご寄付をくださっています

 

①岐阜南ライオンズクラブ様

 モルック5セットと

 体育用マット6枚

 

 ②東大阪東ロータリークラブ様

 プロジェクタースクリーン

 バドミントン支柱とネット4枚

 ブルーヒーター2台

 デジタイマー1台

 

 

 

 

 

 

③コメットテクノロジーズジャパン様

 ワイヤレススピーカー・マイク

 

 

 

 

 

 

④トヨタL&P様を通じて有限会社興伸製作所様

 スポットクーラー 2台

 気化式送風機 2台

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤川崎市財政局様

(川崎市民の皆様からの寄付により寄贈)

 折りたたみ椅子用収納台車 3台 

 
 

 

 

 

 

ありがとうございます


マリンタウンで

コカ・コーラ マジックツリーが行われていました

 

大切な人とツリーの前で乾杯すると

ふたりだけの光が灯るイベントです

 

 

 

 

 

 

乾杯してくれる相手もいないので

ひとり写真だけ撮ってきました

 

なんにもなくなった朝市通りは

もうこの時間本当に真っ暗で

あらためて何もかもなくなったんだなと実感

 

そんな中光っていたイルミネーションは

本当に幻想的でドラマチックでした

 

このイベントは全国5都市で行われ

次回は12月14日から富山市ブールバール広場で

12月21日からイオンモール沖縄ライカムで

開催され終了となります

問題です

輪島は全国で何番目に開催されたでしょうか?

 

答えは3番目です

簡単すぎましたか?


では発展問題です

ABCDの4人でかくれんぼをしました

見つかった順に並べてください

A:「最後から2番目に見つかったよ」

B:「奇数番目に見つかったよ」

C:「Bより前にDが見つかったよ」

D:「見つかったのは2番目じゃないよ」

 

ヒントは最後に


パリの方はどんなかな?

きっと世界中の高校生と

楽しく交流しているんだろうな

各国との文化の違いにも

新しい発見があることと思います

 

「6ケ国転校生ナージャの発見」

という本があります

小さい頃から親の仕事の関係で

世界各国を転々としていた

ソ連で生まれたナージャさんの記録です

 

露・日・英・仏・米・加の6ケ国の

教育の違いが書かれていて

とても興味深いです

 

まず教室の座席

ロシアでは長机に男女のペアで座ります

こうすると授業中の私語が少なく

集中力がアップするそうです

特にやんちゃな男子の横に

優秀な女子を座らせると

効果は絶大なようです

 

イギリスでは6人ほどで

テーブルを囲んで座ります

授業中の会話を重視しているからです

最近日本でも場面に応じて

このスタイルを取り入れています

 

フランスでは先生を囲んで

丸く輪になって座ります

先生が問いを投げると

小さい国連のように

それぞれのバックボーンに則って

激しい議論が始まります

 

日本ではロシアによく似た講義形式

ナージャが新鮮に感じたのは多数決

自分の考えと違っても

みんなで決めたことに従うと

やる気が出てくるということに

驚きを感じたそうです

 

アメリカでは

絨毯の上に丸テーブルやソファーが

ランダムに並べてあって

活動に応じて適したスタイルで座ります

 

真剣に聴いてほしいとき

発言してほしいとき

みんなで意見をまとめてほしいとき

目的に応じて座り方をシフトしていくことで

生徒の可能性を引き出すことが

できるようになってくると思います

 

ちなみに私は自分の授業の時は

座席のドラフト制度を採用していました

生徒の集中力を高める

30年かかって編み出したシステムです


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【人は常に身近に】

 

僕は福島の震災で被災しましたが

まだ小さかったために

ほとんど記憶には残っていません

 

それでも

これまで普通に福島で生活できているのは

復興に大勢の人が

協力してくれたからだと思います

 

能登は震災に加えて豪雨もあり

とても苦しいでしょう

でも

全国が復興に協力してくれるはずです

希望を捨てずに頑張ってください


【発展問題のヒント】

考えの途中で矛盾が生じた方

大事なことを忘れていませんか?

ひとりは鬼なのです 

パリサミットの様子を現場から

地震から345 日目

豪雨から81 日目 

 

地震によって倒壊した私の両親の家の

下敷きになっていたピアノ

なんとか公費解体となる前に

いろんな方の力を借りて運び出し

現在では学校の校舎の中で

ストリートピアノとして

第二の「人生」

いや「ピアノ生」を送っています

 

これまでにもさまざまな方が

弾きに来てくださいました

 

その中のおひとり

小坂小学校の久野恭子先生より

おたよりをいただきました

 

 

 

 

 

 

中にはCDが添えられていて

6年生のみなさんが

金沢市小学校連合音楽会で

歌ってくださった

「小坂れんこんの歌」

が納められていました

この曲は3年前に

久野先生と生徒のみなさんで

つくった曲だそうです

 

ありがとうございました


中島・早川・北村法律事務所から

北村勇樹 弁護士をお迎えして

1・2年生を対象に

講演会をしていただきました

「複雑化社会をどう生きるか?」

 

 

 

 

 

 

くわしくはこちら

 https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/wazifh/blogs/blog_entries/view/75/1ceeb0d68cfe4d5fabda9c95657efb1d?frame_id=210

質問です

「このビデオカメラの向こう側では

 何が起こっているでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

「左の人がナイフで

 右の人を襲っています」

 

はたしてそうでしょうか?

メディアというのは切り取り方によって

さまざまな伝え方ができるんですよ

という見本です

 

実際はどうだったのか

ネタばらしはやめておきます


北陸電力様が記念品をくださいました

会社創立30周年を記念して

学校に寄贈活動を続けられ

今年で40年になるそうです

今年本校は大型テレビモニターを

3台いただきました

今日は目録をお持ちくださいました

詳しくはこちら

https://cms1.ishikawa-c.ed.jp/wazifh/blogs/blog_entries/view/75/730b83f512b94ca8c15adb7759226462?frame_id=210


先日来色々お世話になっている

 鳳山の 丹羽 昭尋 様より

「きんじょの本棚」

のお知らせが届きました

 

 

 

 

 

 

 

 

11日に町野公民館

12日に南志見公民館
   港公民館
   三井公民館

13日に門前公民館に設置されます

みなさんぜひお立ち寄りください 


パリの岡本先生がお伝えします

今日はサミットの山場で

参加者がそれぞれ取り組んだ

プロジェクトの発表を行います

 

 

 

 

 

 

午前はピッチスピーチで

三中さんがトルコの生徒さんと一緒に

3分間のスピーチを英語で行いました

午後はこれから

プロジェクトの発表を行います

"Traveling to stars"というタイトルで

各stars(各団体の発表場所)をまわります

生徒たち、がんばります。

昨日の夜にエッフェル塔に行ってきました

 

 

 

 

 

 

 

そこではクリスマスマーケットも行われていて

それぞれ文化を感じてきました

 

 

 

 

 

 


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【幼かったけれど】

 

福島に当時住んでいた人は

津波や地震だけでなく

その後も長く

原発事故の放射能や

風評被害とも戦ってきました

 

時間が経てば

少しずつ復興できるのが

ひとの強さだと思います

 

逆に

当時の辛い気持ちを

忘れてしまうことが

弱さだと思います

 

これらの出来事を

風化させないように

次世代に繋いでいきましょう

 

日本各地に

そして世界にも

みなさんの仲間がたくさんいることを

忘れないでください

ちっちゃい「っ」がいっぱい

地震から344 日目

豪雨から80 日目 

 

今は日本時間で午後7時

パリでサミット1日目が始まった時間帯です

 

パリの岡本先生からメールが届きました

「先ほどOECDに入りました。

 今日もみんな体調は良いそうです。

 (移動の1日半ぶりのベッドでの睡眠だったので

 みんな泥のように眠ったそうです)

 お茶会の話はまた後ほど共有します。

 昨日からホームステイ組は

 それぞれのお宅でお世話になっています。

 そのうちの1人、

 宮腰くんはチーズの食べ比べをして、

 丸ごとの鳥を夕食で食べさせてもらったそうです。

 まだあまり交流はできていませんが

 限られた時間ですが 

 文化交流を楽しみにしているそうです!

 ホステル組は乗りなれないメトロにのって

 なんとかたどり着きました。

 これからオープニングです。

 第1日目がんばってきます。」


さて私ごとですが

白内障の手術を受けて3ヶ月

お休みをいただいて検診に行って来ました

 

執刀してくださった

金沢医科大学附属病院の佐々木先生は

東日本大震災後ずっと

東北地方へ毎週のように出向かれて

多くの方を救っていらっしゃる

まさにゴッド・ハンドです

 

私の眼もすこぶる快調で

白内障で悩んでおられる方

ぜひ一日も早い受診をおすすめします!

 

いろんな検査を受けました

私の特技は静かな環境になると

突然何の前触れもなく

寝落ちするということです

 

睡眠時間が不足しているわけでもないのに

ウトウトと眠くなるわけでなく

会議の途中に突然カクッとなったり

講演の最中に突然ビクッとなったり

パソコン入力中に

キーボードに指を置いたまま寝落ちするので

画面にちっちゃい「っ」がいっぱい

「っっっっっっっっっっっっっっっ」ってなります

大学生の頃などは

「量子力学」の教科書を読むと秒で寝ました

おかげで1年間毎晩のように読んではいましたが

最初のページ以降開いたためしがありません

不眠症でお悩みの方

「量子力学」お薦めですよ

 

今日も視力検査をしている最中

遠くの気球の絵を見ながらカクッ

眼圧検査で空気を当てるのを待つ間にも

「もしもーし 目開けてくださーい」

と呼びかけられる始末

 

以前歯医者さんでも経験があって

歯医者さんの手を噛んでしまいました

ごめんなさい

 

睡眠センターの受診を薦められました


発災当初より寄り添っていただいている

金沢大学のこころのケア専門チーム

KEYPAT

(Kanazawa Educational Yell

 Psychological Assistance Team)

の吉川弘明先生より

素敵なイベントのお知らせをいただきましたので

ご紹介します

 

 

 

 

 

 

 


今日の字はがき

 

 

 

 

 

「傷つくことから気づく

 気づくことから築いていける

 築く過程で絆ができる」

 

なんだか被災地から

新しい未来へ向けて

立ち上がる生徒たちに

そのまま向けられている

言葉のように感じます


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【能登の皆様へ】

 

震災と水害を同じ年に経験することになり

ご苦労が多いこととお察し申し上げます

今の日本では

今後も同じようなことが各地で起こっても

不思議ではありません

 

能登の皆様が

復興に向けて

力を合わせて

取り組まれたプロセスは

今後の日本における

見本になりうることと思います

その取り組みの一つひとつを

多くの方に伝えていって欲しいと思います

シャルルドゴールについたよ

 

地震から343 日目

豪雨から79 日目 

  

石川県高校軽音楽フェスティバルへ行ってきました

金沢菊水ライオンズクラブの皆さんが主催され

今年で4回目

金沢港クルーズターミナルのステージで

県内の高校から10バンドが出場しました

 

本校からの出場はありませんでしたが

震災で引っ越しをしたクボちゃんが

転校先の小松明峰高校の皆さんと出場しました

 

バンド名は「奇天烈そうめん」

文化祭の後でメンバーが抜けてしまったけど

輪島高校と飯田高校からの転校生を

入れてくださって今回のステージとなりました

 

 

 

 

 

 

震災がなければ

一緒に音楽をすることが

おそらくなかったメンバーです

 

音楽っていいですね

すぐ仲良くなれて

転校先の学校で

新しい友達つくって

楽しそうに活躍する姿を見て

ほっとしました


パリツアーの方はというと

今日のお昼にドバイにつきました

 

 

 

 

 

 

ここまで24時間

みんな元気なこと!

 

 

 

 

 

 

なんか左のふたりが

非常口のピクトグラムみたいで

かわいいです

 

そしてそのあと

日本時間の深夜に

パリに着いたと連絡がありました


今日の絵はがき

 

 

 

 

 

あなたのことばを聴くときは

わたしの胸のともしびで

静かに照し納めたい

わたしの心にしっかりと


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【私たちがいるよ】

 

今でも東日本大震災のことを思い出すと

涙があふれてきます

 

あの時

終わったと感じました

でも

みんないるから大丈夫

ひとりじゃないから

 

その後

家を新築して生活が落ち着いたと思ったら

大雨で床下浸水になってしまった

生きるってこんなに大変なんだ

って思ったよ

 

だけど

今は幸せに暮らせています!

 

だから大丈夫です!

 

希望をもって

Bon voyage

地震から342 日目

豪雨から78 日目

 

いよいよパリへ向けて出発です

金沢駅へお見送りに行って来ました

ホームでお見送りをするつもりで

入場券を買ったはいいものの

改札ではじかれてしまいました

間違えてIRいしかわ鉄道の入場券を

買ったようです

パリに行きもしない自分が一番

緊張してバタバタしています

 

 

 

 

 

 

何はともあれBon voyage(良い旅を)

 

この後23:00の便で関空出発

明日の朝ドバイでトランジット

パリへは日本時間で明日のお昼に

到着します


いしかわ海外留学フェアに行ってきました 

石川県教委主催の

「トビタテ!留学JAPAN From いしかわ」

で今年留学した高校生たちの報告会です 

留学計画を自分で作成するプログラムで

石川のグローバル・リーダーを育成します

それぞれが主体的に取り組んできた

素晴らしい発表でした


金沢大学の箏尺八部の邦楽演奏会が

金沢市アートホールで行われ

本校の箏曲部を招待してくださり

一緒にステージに出させていただきました

 

 

 

 

 

 

幾度となく冷酷に無惨に自然災害に襲われ

それでもなお

傾いた校舎に仲間と集い

練習してきました

 

やり場のない悲しみ

つらさを乗り越え

これまで支援してくださった

多くの皆様に

感謝を込めて演奏させていただきました

 

 

 

 

 

 


里みちこ様から

素敵な詩の字はがきをいただきました 

 

 

 

 

 

 希望の希の字は

 布の上にお星さまが

      光っています

  ・・・

布はどんなものも包みます

 ひろくやさしくあたたかく

  まるでお母さんのように

  ・・・

 

素敵な詩です

ありがとうございます

 

母の詩といえば

サトウハチローさんの詩も思い出します

 

「母という字を書いてごらんなさい

 やさしいように見えて むづかしい字です

 恰好のとれない字です

 やせすぎたり 太すぎたり ゆがんだり

 泣きくづれたり‥笑ってしまったり」

 

被災地でお子さんのために

泣きくづれたり笑ってしまったりしている

お母さん方を目の当たりにしていると

本当にこの詩の通りだなと思います

 

SNSで「踊る母」の絵を見つけました

 

 

 

 

 

 

 

 

かわいいですね

まだまだ続きがあって

「嬉しそうに踊る母を

 後ろから嬉しそうに追いかける父

 を追いかけていたら転んでしまった兄

 を助け起こそうとする妹

 の傍で心配そうに見つめてる弟

 がいることを教えながら母を引き止めてる姉

 を遠目で見つめている犬

 の対角線上で少し離れて観察している猫・・・」

のように延々と続いていきますので

ぜひご覧になってください


今日の「福島から能登 未来へ」

 

【当時と今】

 

東日本大震災が起こった時の私は

まだ3歳だったので

多くの記憶はありませんが

たしかに大きな揺れと

保育園の先生方が

大きな部屋に園児全員を集めている光景は

なんとなく覚えています

3歳でなんのことかあまり理解はしていませんでしたが

普通のことではないということは

理解していたような気がします

今はあのときを心に受け止めながら

楽しく過ごしています