工業系列(機械・電気)日誌

2020年1月の記事一覧

刃物台の平行確認【工業系列】

 普通旋盤でテーパー加工(円錐状に材料を削ること)をする際には
刃物台を傾けてから行います。
 加工が終わったら目盛りを見ながら傾きゼロ度に戻すのですが、
今回はできるだけ厳密なゼロ度にして、主軸の回転軸と平行と
なるよう確認してみました。


 
 ダイヤルゲージを芯押し軸に    プラスチックハンマーで少し
 合わせて、針の振れを見ます    ずつ刃物台の傾きを調節し、
                  移動しても針が動かなくなる
                  まで追い込みました!
0

きさげ加工【工業系列】

 手仕上げ実習で「きさげ加工」に取り組みました。
 きさげ加工とは金属加工のひとつで、専用の工具で金属を削る
作業です。
 完全な平面どうしを重ね合わせると「リンギング」といって、
互いに吸い付き合う現象が発生します。
 そこで、金属の平面上から摩擦抵抗を減らすため、きさげ加工を
施して油膜が生じる程度の微細なくぼみをつけていきます。


 
  大型定盤の整備を兼ねて、   角度をつけすぎるとキズになって
  きさげ加工を施しました    しまいます!丁寧に削って、別の
                 定盤とすり合わせて確認します
0

後期技能検定 始まる【工業系列】

 後期の技能検定が始まりました。
「機械検査」、「普通旋盤」、「シーケンス制御」の三種類の
実技試験が本校で行われ、工業系列選択者が受検しました。

シーケンス制御 実技試験の様子
 
  検定試験の諸注意説明          配線の様子

 
 スイッチやボタンの操作で、ランプの点灯やコンベアの動作など、
 指示どおりとなるか考えます

普通旋盤 実技試験の様子
 
  検定試験の諸注意説明          作業開始です!


正確な寸法となるよう切削します

 2月に筆記試験が行われます。
 実技と筆記の両方に合格する必要があります。
 筆記試験も頑張ろう!
0

技能検定シーケンス制御実技試験【工業系列】



1月18日(土)本校で技能検定シーケンス制御の実技試験が行われ、
工業系列2年生13名が受検しました。
シーケンサと呼ばれる制御機器を使って機械の制御を行う検定です。
前の週の11日には3年生4名が生がさらに上級の2級を受検しました。
0