工業系列(機械・電気)日誌
2019年7月の記事一覧
国家資格~数値制御旋盤作業3級の技能検定練習【工業】
練習の様子 操作画面
国家資格の数値制御旋盤作業3級の技能検定の練習も佳境に入ってきました。
今年度の本校生徒の受検者数はいままでで最高の、
「3級20人」と「2級3人」となっています。
県内では事業所も含め、ダントツに最大規模の受検者数です。
事業所の方から
「中途採用の方が『数値制御の加工機使えます』と言って採用したけど、
実際は材料取り付けて、スタートボタンを押せるだけだったりして困る」
と聞いたことがあります。
この検定内容は、材料を取り付けてスタートボタンを押せるようにするための
段取りができるかどうかを審査される検定であり、下記のスキルが必要になります。
・図面を見てプログラムを作ること
・ツメの取り付けができること
・工具の取り付けができること
・工具の位置設定ができること
・試運転でぶつからないかを確認すること
・試作品を測定し、工具の位置の微調整の設定ができること。
今年は受検者が多いので、
1台の装置で練習時間を割り振るのが大変になってきています。
試験時間は2時間半で、最も厳しい精度が±0.02mmです。
1人の受検者あたり3~4回、通しの加工練習をして本番に臨みます。
現在4人/23人の受検が終わりました。
材料の残りは・・・40個くらい? 出来上がったものも・・・40個くらい
もちろん、プログラムも工具設定情報も消去されている状態で始めます。
工具も材料取り付けのツメも外されている状態から始めます。
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