理数科お知らせ
いしかわ高校科学グランプリ 筆記競技第1位・第2位を受賞!
10月23日(日)に開催され、本校からは4チームが参加した「いしかわ高校科学グランプリ」の総合成績が発表されました。本校理数科2年生で構成された、チーム「φ(ファイ)」(西山さん、坂爪さん、大塚さん、宮脇さん、池田さん、西島さん、道下さん)が筆記第1位を、チーム「21世紀枠」(泉さん、藤江さん、三輪さん、平野さん、北澤さん、磯田さん、平岡さん、池野さん)が筆記競技第2位を獲得しました。受賞した皆さん、おめでとうございます!
【お知らせ】石川県SSH生徒研究発表会を開催します
12月13日(火)に石川県地場産業振興センターで上記の発表会を開催します。参加校は七尾高校、小松高校、金沢二水高校、金沢桜丘高校、そして本校の5校です。生徒達は口頭発表(代表班)とA0サイズの日本語ポスター発表を行い、これまで研究してきた課題研究の成果を披露します。一般の方々も参観できますので、この機会に是非ご参観ください。※書類の締切は11月30日となっておりますが、参観できます。希望される方は書類に記載の担当者へお問い合わせください。
日時:令和元年12月13日(火)13時~16時10分
場所:石川県地場産業振興センター(〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1番地)
※詳細は以下の要項をご覧ください。
(HP用)令和4年度 石川県SSH生徒研究発表会 実施要項.pdf
※申込書
【中学生向け】第2回金沢泉丘サイエンスグランプリ 矛盾(ほこたて)プロジェクト
12月17日(土)の午前に、金沢市内の中学生を対象としたイベントを開催します。「斜面を下る台車につけた矛に対して、突き破られない最強の盾を作ろう!」というプロジェクトです。4人~5人1グループでの協働作業となります。与えられた材料を使い、制限時間内で最強の盾を作り、強度を競います。各グループに1人~2人の高校生がサポートします。挑戦者求む!参加申込は下記【申込先】から参加登録をお願いします。
※なお、このプロジェクトは京都市立堀川高校との協働プロジェクトです。同じ日時で、堀川高校でも中学生対象にこのプロジェクトを実施します。
【期日】令和4年12月17日(土) 9:00~12:30(予定)
【会場】石川県立金沢泉丘高等学校 理科棟4F物理実験室(金沢市泉野出町3丁目10番10号)
【対象】金沢市内の中学生
【募集人数】20名程度(希望者多数の場合は抽選とさせていただきます)
※参加の確定につきましては、抽選の有無にかかわらず12月8日(木)までに申込み時のメールアドレスあてに連絡させていただきます。
【日程】
9:00~ 9:30 受付
9:30~ 9:45 開会
9:45~12:15 「金沢泉丘サイエンスグランプリ」ワークショップ・実習
12:15~12:30 閉会
【注意事項】
・新型コロナ感染症対策のため、マスクを着用してお越しください。受講中もマスクの着用をお願いします。また、当日は自宅などで体温を測り、保護者が記入した同意書(後日申込み時のメールアドレスあてに送付いたします)を必ず持参してください。
・発熱のほか、せきや喉の痛み・強いだるさ・味覚や嗅覚の異常等の症状がある場合、または家族に同様の症状がある場合は、参加をお控えください。
・受付時に非接触温度計で参加者の体温チェックを行い、消毒液などを準備します。
・保護者の方のご見学は密閉・密集・密接を回避する対策として、お控えくださいますよう、ご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
・活動報告を本校 HP に掲載する予定です。本校関係者が写真を撮らせていただく場合がございますので予めご了承ください。
・昨今の状況を鑑み開催方法等の変更をする場合は、できる限り早い段階でメールでの連絡とともに本校ホームページに掲載いたします。状況に応じてホームページもご確認ください。
【申込先】
申込期間・方法
・申込み受付期間:令和4年11月28日(月)~12月7日(水)17:00
・申込み方法:「申込ページ」よりお申し込みください。
以下の「申込ページ」URL からお申込みください。
こちらのQR コードからお入りいただくこともできます。
★申し込みページ URL https://forms.gle/YznKrivUb1W5w8ev7
★QR コード
★実施要項はこちら → R4「金沢泉丘サイエンスグランプリ」案内文(中学校向け).pdf
つくばサイエンスツアー【2日目】
農研機構(遺伝資源センター、ジーンバンク、食と農の科学館、果樹・茶業研究部門)【A班】午前・午後
今回訪問したのは、様々な生物の遺伝資源を収集・保存している研究機関で、保存場所を実際に見せていただきました。また、高品質、高付加価値を持った農産物や食品の研究や、スマート農業についてのパネル展示があり、日本の農業技術の発達について学ぶことができました。研究者の方から直接お話を伺うこともできました。
<生徒の感想>
・遺伝子組み換えで開発された菊や蚕の繭の展示を見たり、ジーンバンクという実際に遺伝資源を保存している場所で仕組みを教わったりと、とても貴重な体験が出来て良かったです。
・品種改良にかかる手順や時間を知ることができ、実際に農研機構が開発した梨を試食させてもらい、品種改良の偉大さを身をもって感じることができた。
産総研 地質標本館【B班】午前
地球の歴史、生活と鉱物資源、生活と地質現象、岩石・鉱物・化石という4つの展示室があり、ガイドの方が解説してくださいました。地層の剥ぎ取り標本や恐竜の化石など貴重な標本類を見ることができ、地球科学についての知識を深めることができました。
<生徒の感想>
・とても貴重で希少な鉱石、化石をレプリカにとどまらず本物で見せていただけて本当に興味深かった。
産総研 バイオリソース研究センター【B班】午後
バイオリソース研究センターでは、マウスリソースの整備を行っており、講義ではマウスの標本を使いX線CT機器を実際に動かし、肝臓の内部について説明していただきました。これまで生体の切片を何枚も作成し時間をかけ解析していましたが、5分ほどでマウスの肝臓の内部を解析できるようになり利便性があがったと評価されていました。また、事前学習で疑問に思ったことを質問し、学びを深めました。
<生徒の感想>
・なぜリソースにマウスが使われるのかを教えて頂けたり、本物のマウスの胎児や肝臓、CTを見せていただけて研究機関の空気を生で感じられたりと自分の夢に近づけるとてもいい体験だった。
高エネルギー加速器研究機構【C・D班】午前
ここでは、まず資料館を見学し、“加速器とは”何かを知りました。その後、高エネルギー粒子から放出される様々な電磁波を測定するフォトンファクトリー、電子と陽電子を衝突させるBellⅡ測定器などを見学し、専門家から詳細な話を伺うことができました。
<生徒の感想>
・まだ自分たちは習っていない物理の用語ばかりが出てきて難しかったが、加速器の実験を通じて宇宙の誕生や生命の仕組みの謎に迫れることを知れ、加速器の実験のすごさがわかった。
・世界の5%ほどしか解明されていないと知り驚いた。
防災科学技術研究所【C班】午後
大型降雨実験施設の見学を通して、近年多発しているゲリラ豪雨による地すべりの起こるメカニズムを理解することができました。また、多くの企業が自社製品(車や家など)の大雨による影響を調べるために、本施設を利用していることもわかりました。
<生徒の感想>
・液状化現象や耐震と免震の違いなどを模型などでわかりやすく解説してもらえて、とても面白かった。
物質・材料研究機構【D班】午後
最初はNIMU(物質・材料研究機構)に関するセミナーを聴講し、金属当てゲームで様々な金属に直接触れて、その性質を学びました。その後、施設を見学し、素材の耐久性などを測定する様子などを観察しました。無機物質だけでなく、有機物も素材!!可能性は無限大です。
<生徒の感想>
・建物が想像以上に大きく、研究設備もかなり充実していて研究施設の最高峰を体感することができた。案内をしてくれた先生が質問するまでもなく、話を大きく広げて下さって、様々な領域の興味深い研究や知識を知ることができた。工学の道にも興味があったので、将来を決定する上でも貴重な経験になった。
つくばサイエンスツアー【1日目】
10月13日から14日にかけて、茨城県つくば市の研究施設を訪問する研修を行いました。1日目は筑波宇宙センターと国土地理院の地図と測量の科学館を訪問し、2日目は4つの班に分かれて様々な分野の研究所や施設で見学や実習を行いました。
【1日目】
つくば宇宙センター
宇宙センターの概要説明を聞いた後、2グループに分かれてバックヤードツアーと「きぼう」運用管制室の見学を行いました。バックヤードツアーでは、宇宙服や地球に帰還したカプセル(実際に使用されたもの)を見ることができ、「きぼう」運用管制室では、それぞれの区画がどのような業務を行っているのか詳しく聞くことができました。
<生徒の感想>
・実物を間近で見られた。また、ガイドさんによる説明もとてもわかりやすく、スムーズに理解できた。
・「きぼう」管制室を見学できたのはいい経験になったし、日本の宇宙研究の最前線を見られてよかった。
国土地理院 地図と測量の科学館
今回はガイドツアーの形をとることができなかったため自由見学でしたが、地図の歴史や測量に使用した道具等を見学することができました。
・1階ラウンジ ①日本列島空中散歩マップ②タッちず③地図のギャラリー④日本列島球体模型⑤電子基準点⑥VLBIアンテナ
・2階常設展示室場 ⑦改正大日本興地路程全図⑧迅速測図原図⑨宇宙測地技術を用いた展示
<生徒の感想>
・測量に使われた道具や、昔と現代の地図等が世界と日本に分けて展示されており、時代だけでなく場所による比較も行う事が出来て楽しかったです。
・地図の歴史を通じて社会の変化を知ることができたし、地図が人々の生活ととても密着していることに気づくことができた。
9月の行事報告
CS学際科学特別講義「ブラックホールと未知の世界」
9月9日(金)の5・6限に、金沢大学理工学域数物科学類の有元誠先生による特別講義を開催しました。宇宙を学ぶ意味とは?という問いからはじまり、宇宙の技術の話、ブラックホール研究でノーベル賞を受賞した科学者達の話等、様々なお話を聞くことができました。途中、いくつか演習問題が提示され、ブラックホールの大きさ等を実際に計算しました。
特別講義「ドローン演習」
9月13日(火)の6・7限に、金沢大学理工研究域の軸屋一郎先生による特別講義を開催しました。前半はドローンについての講義やプログラミングによる簡単な飛行制御の演習をおこない、後半は画像処理や顔認識の演習を行いました。
生徒の感想
「今回の講義から、先入観やイメージに捉われないことの大切さや、どんなことにも基盤となる情報が存在し、そこを理解する必要がある事を知ることができた。」
「数式一つ一つに意味があって、それを理解してプログラムを作成していく。これがプログラミングの本質だと思う。プログラムはプログラミング→制御→実行→計測の繰り返しで気の遠くなるような時間向き合うことにすごいなと純粋に思った。自分も生涯をかけて熱中できるものを見つけたい。」
今回は、金沢大学が開発した「『計測と制御』を学ぶ体験型プログラミング教材」に、本校と滋賀県立膳所高校が取り組みました(膳所高校は8月31日に実施)。
8月の行事報告
石川県立大学実習セミナー
8月1日(月)に普通科・理数科の希望者で石川県立大学を訪問し、実習をさせていただきました。テーマは①「食品に含まれる微生物(主に発酵に関わる微生物)の観察と鑑別」(講師:小柳 喬 先生)と、②「リアルタイムPCR法による植物遺伝子の定量および電気泳動法による分離と検出」(講師:中谷内 修 先生)で、1つを選択する形で、どちらも大学でしか体験できない実験を経験することができました。
①の実験では、発酵に関わる微生物数種類を、グラム染色や顕微鏡で見えた菌体の形状等から推測するもので、食品に含まれる微生物がどのような特徴を持つか、どのように分類を行うかということを学ぶことができました。
②の実験では、PCRの手法の1つであるリアルタイムPCR法で目的のDNAを定量的に評価する方法を学ぶことができました。また、ゲノム編集の手法の一つであるCRISPR-Cas9(クリスパー・キャスナイン)についてのお話を聞くことができました。
全国SSH生徒研究発表会
8月3日(水)・4日(木)に神戸国際会議場で開催された研究発表会に、3年生3名が参加し「分光光度計を用いた卵殻膜による水溶液中溶質の吸着解析」のテーマでポスター発表を行いました。審査員の方や他校の参加者と質疑応答を重ねることで、「見通しを持って実験することや批判的に物事を捉え、緻密に考えて実験や考察を行うこと」等様々な気づきがあったようです。
3年生から後輩の皆さんへのアドバイス
「とにかく実験過程で写真やデータを残し、チーム全員が、当事者意識で研究を行い積極的な議論をすることである。また、仲間だけでなく、教員や専門家、他校の生徒と議論を重ね、内容を深めていってほしい。」
金沢大学理学の広場
8月8日(月)に金沢大学角間キャンパスで開催された「理学の広場」に、本校から5名の生徒が参加し、講義・実験を体験しました。今年は下記5つの講座が開かれ、様々な分野で貴重な経験をすることができました。
数学体験セミナー「日常生活に潜む数学」
物理体験セミナー「低温実験を通して出会う物質の不思議な世界」
化学体験セミナー「アルファ線でがん細胞を狙い撃つ 不思議な原子を調べよう!!」
生物体験セミナー「特殊な顕微鏡で観る10-9mナノワールド 世界で金沢大学にしかない最先端の顕微鏡に触れよう!!」
地学体験セミナー「北陸の大地を巡る地球史の旅」
AI・データサイエンス基礎講座
8月25日(木)に京都大学学術情報メディアセンターで開催されたデータサイエンスの基礎講座に、SS部ロボット班の3名が参加し、講義と演習を受講しました。滋賀県立膳所高校のサイエンスプロジェクトの特別講義として開催されたこの講座では、はじめに講義「情報・数理・AIとこれからの社会」を受講し、コンピュータやAIの仕組みとその応用について学んだ後、演習「大蛇と亀のプログラミング門前」でPython を用いて図形を描いたり、その図形を変更するプログラムを考えたりしました。
臨海実習・地学巡検
7月29日(金)に、のと海洋ふれあいセンターと恋路浜で臨海実習・地学巡検を行いました。のと海洋ふれあいセンターでは、本校の東野先生の説明を聞きながらウニの発生実験を行い、海洋センターの東出さんの解説のもと、磯の生き物の採集・観察を行いました。恋路浜では、大濵先生による地質・地層の解説を聞き、実際に正断層の様子や不整合面の観察を行いました。
ウニの発生は、概ね8細胞期(うまく観察できた班は16細胞期)の様子を観察でき、翌日に有志が集まり観察を続けた際には、プルテウス幼生まで観察することができました。
今回学んだ実験・フィールドワークの手法を今後の課題研究等に活かしてほしいと思います。
SSHだよりの第3号を掲載しました
SSHだよりの第3号を掲載しました
小学校で出張授業を行いました
SS課題研究Ⅰ・Ⅱのアクアプラネット班(3年生5名、2年生5名※下記に記載)が、7月7日(木)、12日(火)、14日(木)に泉野小学校5年生のクラスを訪問し、小学生に対して「海洋ゴミ問題を解決するためにはどうしたらよいか」という内容の授業を行いました。この授業には、「海洋ゴミ問題を多くの人に知ってもらい、問題意識を持つことが解決に繋がるのではないか」ということや、「これからの社会を担う子どもたちと共に考えたい」という生徒達の想いが込められています。
授業では、はじめに模型で近年の海の中の様子を体感した後、この海をきれいにするにはどんな方法があるだろう?と意見を出してもらいました。ワクワクしながら取り組める解決策を考えてもらいたい!という本校生徒達の想いのもと、小学生からは、ゴミ拾いビンゴや友達と拾ったゴミの量を競う等、明日から楽しんでできるアイデアが沢山挙げられました。
AI課題研究Ⅲの課題研究成果発表会を開催しました
7月13日(水)の5~7限に、AI課題研究Ⅲの課題研究成果発表会を開催しました。今年は、金沢大学ナノ生命科学研究所の皆様のご厚意で大学の施設を使用させていただくことができ、理数科3年生が2グループに分かれてこれまでの研究成果を英語で発表しました。また、理数科2年生はオーディエンスとして参加し、金沢大学の先生方や留学生の皆さんと共に質疑応答に参加しました。
英語での発表でしたが、自分達の研究について堂々と発表する様子をみて、大変頼もしく感じました。ALTの先生から聞いた話ですが、留学生の方から称賛の言葉を沢山いただいたそうです。3年生の皆さん、約2年間の研究活動お疲れ様でした。また、ご指導・ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。
AI課題研究Ⅱの研究ディスカッションを開催しました
7月6日(水)の6・7限に、AI課題研究Ⅱの研究ディスカッションを開催し、理数科2年生が4月から取り組んできた研究について説明しました。6限は理数科1年生が、7限は理数科3年生が、それぞれオーディエンスとして参加し質疑応答を行いました。研究内容についての鋭い質問が飛び交い、先輩からアドバイスをもらう場面もあり、大変有意義な時間となりました。今後、本格的に研究を進めるにあたり、参考にしていってほしいと思います。
「石川県立金沢泉丘高等学校理数科3年生課題研究成果発表会」 のオンライン公開について(ご案内)
本県では、平成15年度より石川県立金沢泉丘高等学校において「スーパーサイエンスハイスクール」事業を実施しているところであります。本校は今年度、認定枠指定を受け、世界に羽ばたく科学系人材の育成を目指して本事業を進めております。
このたび、標記発表会をオンラインにて公開しますので、お知らせいたします。
1.趣 旨
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。
2.配信期間
令和4年7月19日(火)~7月31日(日)
※視聴用URL は、後日、視聴申込みされた方のみにお知らせします。
3.視聴申込 7月20日(水)までに、下記の視聴申込書(別紙様式)をご提出ください。
4.配信内容(当日の日程)
13:30 開会(5分) *理数科2年生が司会・進行
13:35 NanoLSI紹介(15分)
13:50 休憩・発表準備(5分)
13:55 1st Session(20分) 発表7分・質疑応答13分
14:15 休憩・発表準備(5分)
14:20 2nd Session(20分) 発表7分・質疑応答13分
14:40 休憩・発表準備(10分)
14:50 3rd Session(20分) 発表7分・質疑応答13分
15:10 休憩・発表準備(5分)
15:15 4th Session(20分) 発表7分・質疑応答13分
15:35 休憩(5分)
15:40 講評(5分程度)
15:45 閉会、後片付け(15分程度)
※理数科3年生は発表グループを2つに分け、2会場で英語オーラル発表。
※理数科2年生は2グループに分かれ各会場でオーディエンスとして参加。
※各会場で金沢大学ナノ生命科学研究所の若手研究者・留学生との質疑応答。
inochi gakusei Innovator's Program 2022 説明会を開催しました
6月8日(水)の放課後に、本校の卒業生である谷口さん(金沢大学医薬保健学類医学類2年生)による、「inochi gakusei Innovator's Program 2022 心不全パンデミックを前に、君はどうする?」の説明会を開催しました。
inochi gakusei Innovator's Programが中高生がヘルスケア課題解決プランを競うプログラムであること、今年度テーマが心不全パンデミックであること、等の説明の後に、座談会の形で自由に質問ができる時間もありました。
文教会館教育ロビー展について
6月10日(金)~21(火)にかけて、石川県文教会館(金沢市尾山町10番5号)の教育ロビー展に課題研究のポスターを掲示しています。6月10日(金)~16日(木)までは、理数科3年生の課題研究ポスターを、6月17日(金)~21(火)までは、普通科SGコース3年生の課題研究ポスターを展示しています。この機会に、是非ご覧ください。
SSHだよりの第2号を掲載しました
SSHだよりの第2号を掲載しました。
金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました
5月2日(土)EX4限に、金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました。今回は物理部の皆さんとSSH推進室の合同開催で、テーマは脱出ゲーム「常夜からの脱出」。個人またはグループ(最大4名)で学校全体を巡り、校内に隠されし謎を解いて脱出を目指すリアル脱出ゲームで、生徒と教員合わせて63名もの参加者がゴールを目指して知恵を絞りました。
3ステージで構成された今回の脱出ゲーム、完全にクリアしたチームは残念ながらいませんでしたが、仲間と試行錯誤する素晴らしい時間を共有できたのではないでしょうか。
企画・運営をしてくれた物理部の皆さん、今回も面白い企画をありがとうございました!
海洋ゴミの分類を行い、海洋ゴミ問題について考察しました
4月26日(火)に、CS学際科学の授業の一環として「フィールドワークから海洋問題を探る」というテーマについて学習しました。今回の授業のねらいは、①フィールドワークを通して海洋ごみ問題の実態を知り、その問題を自分事とし、解決策を探ること。②探究活動を行う手法「問いの立て方」について学ぶことです。
授業の前半は地学実験室で、4月20日のオーシャン・クリーンアップ・フィールドワークで採取してきた海岸の砂から細かいゴミを拾い出して分類し、それらのゴミを見て感じたことを発表しました。後半はiStudioに移動し、海洋ごみ問題のリサーチクエスチョン(課題研究の問い)を考え、その解決策について考察しました。
SSHだよりの第1号を掲載しました。
SSHだよりの第1号を掲載しました。
AI課題研究論文集・研究開発実施報告書のページを更新しました
金沢泉丘サイエンスツアーを開催しました
3月25日(金)の午前に金沢大学ナノ生命科学研究所を訪問し、最先端の原子間力顕微鏡(AFM)や電子顕微鏡等を見学させていただきました。この原子間力顕微鏡は生きた細胞の内部構造や動きを直接観察でき、生物学や化学の他医学分野でも注目されている技術ということです。今回の研修では研究者の方とディスカッションをする時間もあり、生徒達は積極的に質問をしていました。ご協力いただいた金沢大学ナノ生命科学研究所の皆様、本当にありがとうございました。
科学の甲子園全国大会に出場しました
3月19日(土)に科学の甲子園全国大会がオンラインで開催され、本校から理数科1年生チーム「Φ(ファイ)」が石川県代表として参加しました。今年度は、新型コロナウイルスの影響で残念ながらオンラインでの開催となり、筆記競技(物理、化学、生物、地学、数学、情報分野から出題)のみの実施となりましたが、生徒達は2時間の筆記試験に真剣に取り組んでいました。結果は4月25日(月)の放課後に実施される表彰式で発表されます。
近畿サイエンスデイに参加しました
2月12日(土)に開催された「近畿サイエンスデイ」(主催:大阪府立天王寺高校)に、本校からは理数科2年生が参加し、「バイオリアクターによる食品廃棄物のバイオエタノール化」の研究成果を発表しました。近畿サイエンスデイは、近畿圏のSSH校が課題研究の発表を行う場として、主催の大阪府立天王寺高校が毎年開催しているイベントで、今年度は、三重県立津高等学校、兵庫県立神戸高等学校、大阪府立北野高等学校、滋賀県立膳所高等学校、大阪府立天王寺高等学校、そして本校の6校が参加しました。今年度もオンラインでの参加となりましたが、他県のSSH校と研究をとおして交流することができました。
金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました
2月11日(金・祝)Ex4限に、今年度3回目となる「金沢泉丘サイエンスグランプリ」を開催しました。今回は金沢子ども科学財団との共催で、理科好きの中学生もオンラインで参戦!高校生と中学生の混成チームで競う団体戦でした。
テーマは『断切る TACHIKIRU』。A4のコピー用紙1枚を折り、1回だけハサミを入れてアルファベットを切り抜き、総合得点を競う競技でした。アルファベットは切り抜く難易度毎に点数が違い、中学生の得点は2倍となります。今回はさらに、そのアルファベットで単語を作成するミッションがありました。オンラインいう制約がある中、生徒達は試行錯誤し競技に取り組んでいました。
生徒の感想(一部)
「色々な知識を使って問題解答をするのがとても面白かった」
「高校の先輩方が優しくて、緊張せずに参加することができたので良かったです。できなかったアルファベットもあったのでそれらを家でもチャレンジしたいです。」
「zoomだと意思疎通が難しいと思った。難しくて楽しかったです!」
SSHだよりを最新号(第4号)まで掲載しました
SSHだよりを最新号(第4号)まで掲載しました。
滋賀県立膳所高等学校・山口県立徳山高等学校と課題研究の交流会を行いました
2月4日(金)の放課後に、滋賀県立膳所高等学校・山口県立徳山高等学校と課題研究の交流会をオンラインで行いました。今回はAI(人工知能)に関するテーマということで、本校からは理数科2年生の「ニューラルネットワークによるtwitterエンゲージメントの予測」班と、「VRによる視覚情報の心理的・身体的効果」班の2班が参加し、それぞれの研究について紹介しました。また、金沢大学の先生方4名も参加してくださり、各研究についてアドバイスをいただきました。他校の生徒の研究に触れることができ、お互いに質問することで交流を深めることができました。
SSH公開授業を行いました。
2月4日(金)にSSHの研究授業を行い、県内外の教育関係者の方々に対してオンラインで公開しました。4限目は普通科普通コース理型の27Hの生徒達による「SS課題研究Ⅰ」のクラス内発表会の様子を公開し、5・6限目は理数科1年生の「CS学際科学」で、中村留精密工業株式会社の企業研修の様子を公開しました。
4限目の「SS課題研究Ⅰ」のクラス内発表会では、27Hの研究班のうち半数の4班がこれまでに研究してきた内容について口頭発表を行いました。今回発表されたテーマは次のとおりです。「実質消費電力0でホカホカ弁当を食べる方法」、「プラスチックに代わるストロー素材について」、「扇風機を用いた快適な換気方法の探求」、「雪かきによる腰痛の改善」
今後、他のクラスも順次発表会を行い、それぞれクラス代表の班を決めます。更にクラス代表班の中から選抜された数班が理型クラス代表となり、3月に予定されている「探究の日」で発表することになります。代表を目指してがんばってください。
また、5・6限目は理数科1年生の「CS学際科学」で、中村留精密工業株式会社の皆様のご協力のもと、企業研修をさせていただきました。感染症対策のため、選抜の10名が会社を訪問し、他30名は学校でオンライン参加をしました。内容は、前回のプログラミングの授業で計算した座標を実際に機械に入力し、加工する様子を見せていただくというもので、真鍮の材料が入力されたプログラムどおりに削られていく様子をリアルタイムに見ることができました。また、授業の後半は、働くことのビジョン・目的について、ホワイトボードを用いてディスカッションを行いました。
中村留精密工業株式会社のご協力でプログラミングを用いた研修をさせていただきました
1月28日(金)の5・6限に、中村留精密工業株式会社の皆様のご協力のもと、プログラミングの学習をしました。昨年度に続きZoomを用いたオンライン開催となりましたが、工作機械やプログラミング作成のための講義を聞き、プログラミングに使用する座標の計算を行うことで、工作機械がどのような仕組みで動いているのか学習することができました。
また、出題された問題に班毎に取り組む時間がありましたが、この問題に正解した班のうち先着で2班が、次回2月4日に代表者10名が実際に中村留精密工業株式会社を訪問し、実機加工の一部体験をさせていただく流れとなっています。
ご協力いただいた中村留精密工業株式会社の皆様、本当にありがとうございました。
第13 回 マスフェスタ <全国数学生徒研究発表会>に参加しました
12月25日(土)に大阪府立大手前高校で開催された、「第13 回 マスフェスタ <全国数学生徒研究発表会>」に、本校の物理部1年生が参加し、「折り紙による様々な方程式の解法について」という研究テーマでポスター発表を行いました。折り紙を用いて二次方程式や三次方程式の解を得られることを利用した研究で、当日は沢山の人で賑わう人気ブースとなったそうです。
WPIサイエンスシンポジウム 石川県SSH生徒研究発表会に参加しました
12月18日(土)に石川県立音楽堂で開催された、「WPIサイエンスシンポジウム 石川県SSH生徒研究発表会」に、理数科2年生が参加し、これまでの課題研究の成果を発表しました。
これまで「石川県SSH生徒研究発表会」は、県内のSSH指定校と金沢桜丘高校、金沢二水高校が参加する形で行われてきましたが、今年度は、金沢大学が主催するWPI(世界トップレベル研究拠点プログラム)のサイエンスシンポジウムとの合同企画で、午前中は第一線で活躍されている研究者の方々の講演を聞くことができました。午後からは代表2班がステージで10分間のプレゼン+5分間Q&Aの口頭発表を行い、その後全ての班が「数学+物理/化学/⽣物/⽣物+化学/地学+複合」の5グループに分かれ、各チーム90秒間のフラッシュトーク+8分間のQ&Aの形式で研究成果を発表しました。
ポスター発表では、各分野で『NanoLSIポスター賞』最優秀賞1チーム・優秀賞2チーム・奨励賞3チームが選出され、表彰されました。本校からは、化学分野で発表した「水素吸蔵合金CaNi5の初期活性化における特性」班が優秀賞を受賞しました。受賞した皆さんおめでとうございます!
今回のイベントをとおして、研究者の方から様々なアドバイスをいただくことができました。また、最先端の研究や他校の高校生の研究に触れる貴重な体験をすることができました。皆さまありがとうございました。
サイエンス・フェスタ2021に参加しました
12月12日(日)に、サイエンスヒルズこまつでサイエンス・フェスタ2021が開催され、本校から物理部・生物部・SS部ロボット班が参加しました。サイエンスフェスタは、高校生、大学生、企業の方々などによる子供向けのイベントで、各団体が様々なテーマでブースを展開します。本校は今年、下記の内容で参加しました。
SS部ロボット班 「レゴプログラミング体験教室〜ライントレース〜」
物理部 「 光に音をのせて届け!」「光の不思議」
生物部 「 土の中の生きものを探検する」
CS学際科学でデータサイエンス特別講座を開催しました
11月19日(金)に、7月もお世話になった、金沢工業大学の竹俣一也教授、国際高等専門学校の南出章幸教授、国際高等専門学校 の藤島悟志教授をお招きし、データサイエンス基礎講座を開講しました。
AI技術の概要とアンプラグド演習についての講義・実習とPCを使った画像認識体験についての講義・実習で、実際に数式を使って猫とライオンの分類をする実習と、手書きの数字をコンピュータに認識させる実習を行いました。
AI課題研究Ⅱ校内中間発表会を開催しました
11月3日(水・祝)に、理数科2年生による課題研究の中間発表会を開催しました。この発表会はスライドを用いた口頭発表の形式で、これまでに行ってきた実験やこれからの方針について、班毎に発表をしました。
今回の発表会で講評をしてくださった北陸先端科学技術大学院大学の小田和司先生、金沢大学の宇梶裕先生、北陸大学の杉森公一先生、3名の本校OB・OGの方々、オンライン参加をしてくださった卒業生の皆様、貴重な助言をありがとうございました。
研究テーマ(発表順)
研究発表1「VRによる視覚情報の心理的・身体的効果」
研究発表2「水素吸蔵合金CaNi₅の特性」
研究発表3「卵殻膜の物質吸着の解析」
研究発表4「貝類体内におけるCC結晶化の実験的再現による晶結条件の解明」
研究発表5「コオロギの習性を利用した効率的な飼育方法の開発」
研究発表6「Twitterエンゲージメント予測モデルを作成する」
研究発表7「バイオリアクターを用いたアルコール発酵」
研究発表8「Space Port 〜有人宇宙施設を作る〜」
石川県立大学 生命科学研修を実施しました
11月5日(金)に、石川県立大学を訪問し、DNAに関する実験実習を行いました。今年度は2グループに分かれての実習で、中谷内先生と髙原先生、そしてティーチングアシスタント(TA)の学生さんがついてくださいました。
中谷内先生のグループでは、λファージのDNAを制限酵素で切断し、電気泳動で分離し観察する実験でした。
髙原先生のグループでは、イネ抵抗性遺伝子をPCRで増幅する実験と野菜・きのこからの簡易DNA抽出実験を行いました。
マイクロピペットや電気泳動装置など、初めて使用する機材もありましたが、先生方やTAの皆さんのおかげでスムーズに実験を進めることができました。ありがとうございました。
論文集に論文を追加しました
論文集に現3年生の論文を追加しました。
(1/11追記)令和3年度石川県立金沢泉丘高等学校スーパーサイエンスハイスクール公開授業の開催について【教育関係の皆様】
このたび、公開授業を下記の要領で開催しますので、お知らせします。※1月11日 参加申込書(別紙様式)を添付しました
1.趣 旨 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。
2.日 時 令和4年2月4日(金)11:00~14:55
3.会 場 石川県立金沢泉丘高等学校
石川県金沢市泉野出町3丁目10番10号
TEL:076-241-6117
4.参加対象 全国SSH指定校、県内高等学校、中学校の教職員 等
※ライブ配信も実施します。石川県外の方の参加は、ライブ配信の視聴のみとなります。
なお、視聴用URLは、後日、視聴申込みされた方のみにお知らせします。
5.日 程
10:30~11:00 受付(1階講堂入口)
11:00~11:25 金沢泉丘高校SSH研究概要説明
11:30~12:20 公開授業①(4限)
『SS課題研究Ⅰ』(普通科2年生普通コース理型)
*課題研究クラス内発表会
13:05~14:55 公開授業②(5,6限)
『CS学際科学』(理数科1年生)
*オンラインによる企業実習(プログラミング)
6.参加申込 参加を希望される方は、1月26日(水)までに、参加申込書(別紙様式)を電子メールにてご提出ください。
なお、参加費及び資料代は無料です。
7.そ の 他
【県内で来校される教職員の方へのお願い】
・当日受付にて検温をお願いします。
・感染症対策のため手指消毒の徹底及び、マスクの着用にご協力をお願いいたします。
・発熱・風邪症状等、体調に不安のある方は来校をご遠慮ください。
・校舎内に駐車スペースがありませんので、自家用車での来校はご遠慮いただき、公共交通機関をご利用ください。
・参観された授業やSSH事業についてご質問、ご感想、ご意見等があれば当日配付するアンケート用紙にご記入ください。
【オンライン参加の教職員の方へ】
・視聴の際、お気づきの点やご意見等がございましたらチャット機能を利用し、コメントをご入力ください。
皆さまから貴重なご意見、ご感想をいただき、今後の研究活動に生かしたいと思います。
サイエンスフェスタ報告【3日目】
3日目も引き続き学校での活動でした。
生物実験②・・・前日にインキュベーターで培養していた大腸菌のコロニーを確認し、数を数えました。また紫外線をあて、形質転換が上手くいったかを確認しました。
オンライン特別講義・・・東京大学 新領域創成科学研究科 基盤系物質系専攻の木村 薫 教授による講義で、「ナノスペースで決まるマテリアルの機能」というテーマでした。
科学実験②・・・前日に作成した滑空飛行体の調整作業を行い、各自が作成した機体について工夫した点や特徴等をプレゼンしました。その後は講堂へ移動し、2階席の後部から機体を飛ばしてその飛距離を競いました。真っすぐ飛ばすことは中々難しかったようです。
サイエンスフェスタ報告【2日目】
サイエンスフェスタの2日目は学校での活動でした。
生物実験①・・・PGLOバクテリア遺伝子組換えキットを使用した、大腸菌の遺伝子組換え実験を行いました。滅菌操作や培地の扱い等、慣れない操作に苦戦しながらも、シャーレをインキュベーターに入れるところまで完了することができました。
科学実験①・・・滑空飛行体の原理について学び、機体の作成を行いました。使う材料は、バルサ材、ナット、ケント紙、セロテープ、ボンドのみです。重心の位置をどこにするか、翼の形をどのようにするか試行錯誤していました。
サイエンスイングリッシュ特別講座・・・スミソニアン博物館の概要や研究者の講義を英語で受講しました。火山についての講義を聞いた後、講義中にでてきたいくつかのキーワードについてまとめ、グループ毎にプレゼンを行いました。
サイエンスフェスタ報告【1日目】
10月12日(火)の午後から14日(木)にかけて、サイエンスフェスタを開催しました。この行事は、残念ながら中止となった「つくばサイエンスツアー」の代替行事として、今回初めて企画されたものです。1日目は貸切バスで片野海岸・塩屋海岸・鹿島の森へ行き、生物・地学・環境に関する実習を行いました。
片野海岸・・・この場所に分布する火砕流堆積物の観察を行ました。軽石や火山豆石(ピソライト)を確認することができました。
塩屋海岸・・・塩屋海岸では、汀線から内陸に向かって巻き尺を伸ばし、そのラインに沿って15m間隔で1m平方のコドラートを設置し、海浜植物調査を行いました。また、漂着した海洋プラスチックごみの調査・回収を行いました。
鹿島の森・・・国指定天然記念物の照葉樹林原生林とアカテガニの観察を行いました。タブやスダジイ、ヤブツバキ等の常緑広葉樹を確認することができました。
CS人間科学の特別講義を開催しました
9月24日(金)の5・6限に、金沢医科大学の八田稔久教授による特別講義を開催しました。演題は「母体と胎児をむすぶ分子の絆~胎盤と脳の関係、その破綻~」で、講義中に先生が問題を出し、生徒が回答する方式の講義でした。胎盤が実はウイルス感染によって得られたものであるということや、胎盤が脳を発達させたこと等、様々なお話しをしていただきました。
AI課題研究Ⅱ校内中間発表会を開催しました
11月3日(水・祝)の1~4限にかけて、AI課題研究Ⅱの校内中間発表会を開催し、理数科2年生が4月から研究してきた成果を口頭発表しました。今年も感染症対策として、メイン会場の発表の様子をYouTubeでライブ配信(限定公開)し、事前申し込みした保護者の皆様や卒業生の皆さんに公開しました。
今年は、北陸先端科学技術大学院大学の小田先生、金沢大学の宇梶先生、北陸大学の杉森先生から講評をいただきました。加えて、本校の卒業生の方々が3名参加してくださり、それぞれアドバイスや感想をいただきました。ありがとうございました。
2年生は、昼休みや放課後の時間も使い、実験や資料の作成を行ってきました。今回の発表会で得た意見・アドバイスを今後の研究活動や次の発表(2021年12月18日予定)に是非活かしてほしいと思います。
課題研究テーマ一覧
研究発表1「VRによる視覚情報の心理的・身体的効果」(太田、柏樹、辻口、藤田、松村 )
研究発表2「水素吸蔵合金CaNi₅の特性」(安達、澤田、杉岡、中屋、挾間 )
研究発表3「卵殻膜の物質吸着の解析」(沖野、北野、小林、高田、藤本)
研究発表4「貝類体内におけるCC結晶化の実験的再現による晶結条件の解明」(田村、塚口、橋、東、三輪)
研究発表5「コオロギの習性を利用した効率的な飼育方法の開発」(近藤、川本、上野、杉下、林)
研究発表6「Twitterエンゲージメント予測モデルを作成する」(岩本、篠地、清水、白井)
研究発表7「バイオリアクターを用いたアルコール発酵」(大山、外川、増尾、増本、諸田)
研究発表8「Space Port 〜有人宇宙施設を作る〜」(青木、可西、多田、西田、道下)
第2回金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました
9月11日(土)Ex4限目に、第2回金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました。今回のお題は「滑空飛行体」。バルサ材とケント紙、そして6角ナットのみを用いて飛行体を作成し、講堂2階の最後方からステージへ向けて飛ばし、その飛行距離を競いました。
今回のイベントには、1年生12名(普通科3名、理数科9名)、2年生17名(普通科12名、理数科5名)の合計29名が参加し、知恵を絞りながら機体を作成していました。シンプルな構造の機体ですが、真っすぐ飛ばすことは中々難しかったようです。
CS学際科学の特別講義を開催しました
9月10日(金)の5・6限に、金沢大学理工研究域数物科学系/先端宇宙工学研究センターの助教でいらっしゃる有元誠先生による特別講義「ブラックホールと未知の世界」を開催しました。有元先生は、金沢大学宇宙工学センターが主催する宇宙工学ゼミで、これまでに何度もお世話になった先生です。
講義は、「なぜ宇宙を研究するのか」というお話から始まり、重力波やガンマバーストなどの専門用語について最初に学びました。また、重力エネルギーをどうやって計算するかという問いの後、いくつかの演習問題を解きました。まだ習っていない分野の話や計算式が出てきましたが、生徒達は試行錯誤して問題に取り組んでいました。
【演習問題】
「ボールが地球から脱出できる速度vを求めよう」「ブラックホールの半径aを求めよう」
臨海実習中止のため、学校でウニの発生実験を行いました
まん延防止等重点措置で、のと海洋ふれあいセンターでの臨海実習が中止になりましたが、8月1日(日)にセンターで準備してあったウニと深層水を職員の方に持ってきていただき、8月2日(月)9時からウニの初期発生の実習を実施しました。実習内容は以下の通り。
①棘皮動物の体のつくりに関する説明。ウニの観察
②放卵・放精の観察
③人工授精及び、受精膜、精子の観察
④未受精卵ゼリー層の観察
⑤2,4細胞期胚の観察
実際に海に入っての海産動植物採集・観察、恋路海岸での地学巡検(柳田層観察)はできませんでしたが、放卵放精等の様子を直に見るよい機会となりました。
3日(火)9時時点で、プリズム幼生まで進んでいました。
冬季のバフンウニでは受精24時間後はまだ原腸胚です。夏季のムラサキウニでは発生のスピードが2倍ほど早いようです。
データサイエンス基礎講座を開講しました
7月26日(火)・27日(水)に金沢工業大学の竹俣一也教授、国際高等専門学校の南出章幸教授、国際高等専門学校 の藤島悟志教授をお招きし、データサイエンス基礎講座を開講しました。参加者は普通科・理数科の22名で、それぞれ1台ずつchromebookを使用し、講義・実習を受講しました。
1日目の7月27日には、AI技術の概要とアンプラグド演習について講義・実習があり、データサイエンスやAI技術とは何か、機械学習は何をしているのかという講義の後、実際に数式を使って猫とライオンの分類をしました。
2日目の7月28日は、PCを使った画像認識体験についての講義・実習で、コンピュータがどのように画像を認識しているか等について学び、その後、手書きの数字をコンピュータに認識させる実習を行いました。
金沢泉丘SSH・SGH課題研究成果発表会の動画を公開します。
7月15日(木)に標記の発表会を開催し、30Hの生徒が英語のポスター発表を行いました。下記のリンクから発表会の様子を動画で視聴できますので、是非ご覧ください。動画の公開期間は7月23日(金)から8月6日(金)までです。
通信第3教室(1・4・6・8班)
※下記の順番で再生されます
1班 The Most Annoying Sound in School ~Analysis of The Noise Made by Chalks on A Blackboard~
4班 Chemical Taxis of Dust Mites ~ Considering How To Get Rid of Dust Mites by Using Similar Substances
To Sex Pheromones or Fragrance ~
6班 The Effectiveness of Various Sound Barriers in Shelters
8班 Controlling Tsunamis ~ Reducing The Damage of Tsunamis by Its Characteristic~
通信第4教室(2・3・5・7班)
※下記の順番で再生されます
2班 Recycling with Oranges : The Efficiency of Polystyrene Dissolution Using Limonene
3班 Generating Eco-friendly Power The Best Conditions for Dye-sensitized Solar Cells
5班 Growing Plants Outside The Planet
7班 The Effectiveness of Face Masks of Preventing COVID-19 Infections
SSHだより第2号を掲載しました。
SSHだより第2号を掲載しました。
金沢泉丘SSH・SGH課題研究成果発表会を開催します
令和3年度「金沢泉丘SSH・SGH課題研究成果発表会」を開催します。本校の探究活動プログラム「AI課題研究Ⅱ」、「SG探究」等により進めてきた研究内容を理数科3年生およびSGコース3年生が大学教授、留学生に発表そして質疑応答することにより、その内容を掘り下げることが目的です。また、発表・質疑応答をすべて英語で実施することにより、生徒の英語運用能力の向上を図ります。
日 時:令和3年7月15日(木) 13:30~15:55
会 場:石川県立金沢泉丘高等学校
【理数科】会場:通信第3・第4教室
【SGコース】会場:理科講義室、地学講義室
参加生徒 :【理数科】理数科3年生(39名)、理数科2年生(40名)
【SGコース】普通科SGコース3年生(40名)、普通科SGコース2年生(41名)
質疑する方々:【理数科】北陸先端科学技術大学院大学留学生・先生(8名程度)
【SGコース】東京外国語大学留学生(3名程度)、金沢大学留学生(3名程度)
日 程 : 5,6,7限 ※5限始めから会場準備
13:30 説明・助言者紹介(10分) *各会場でファシリテーターが説明・紹介
13:40 1st Session(20分) 発表7分・質疑応答11分
14:00 発表準備(5分)
14:05 2nd Session(20分) 発表7分・質疑応答11分
14:25 休憩・移動(10分)
14:35 3rd Session(20分) 発表7分・質疑応答11分
14:55 発表準備(5分)
15:00 4th Session(20分) 発表7分・質疑応答11分
15:20 2年生移動(それぞれコース別の会場へ)
15:25 助言者からの講評(15分程度) *3分程度/人
15:40 後片付け
15:55 解散
土曜特別講座を開催しました
6月12日(土)に石川県自然史センター副理事長(金沢医科大学名誉教授)の竹上 勉先生による特別講座を開催し、89名の生徒が参加しました。
講義では、「ウイルスの基礎」「ウイルス感染症の歴史と新型コロナ」「ウイルスとの共生」という項目について、専門家ならではの観点からお話いただきました。
また、実施後の生徒アンケートには「分かりやすい説明だった」や「ウイルスについての概念が変わった」等の感想が多く寄せられました。
金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました
4月24日(土)Ex4限目に、今年度第一回目となる金沢泉丘サイエンスグランプリ「リアル脱出ゲーム~ミライからの招待~」を開催しました。参加者は1年生32チーム128名、2年生8チーム38名、教員2名で、合計40チーム168名でした。企画・運営は、今回も物理部の皆さんが担当してくれました。いつも楽しい企画をありがとうございます!
このイベントは、地図を片手に、学校内各所に散りばめられた問題の解明にチームで取り組み、それらを解くことで次のステージへのヒントを得ることができる、という仕組みでした。校内の謎を全てクリアし、最終問題まで到達できたチームの皆さんも、最終問題(2重3重の仕掛けが・・・!)のクリアには至らなかったようです。
物理部の皆さんの話によると、当日参加できなかった3年生向けにオンラインでのイベントも企画しているということなので、続報にも注目です。詳細が決まり次第、お知らせすると聞いていますので楽しみにしていてください。