理数科お知らせ
【教育関係者対象】「理数科2年生 理数探究校内中間発表会」 の開催について(ご案内)
このたび、標記発表会を公開いたします。参加を希望される方は、10月31日(木)までに、参加申込書(別紙様式)を電子メールにてご提出ください。※保護者の方は申込不要です。当日、会場にお越しください。
1.趣 旨 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。
2.日 時 令和6年11月4日(月)8:30~11:50
3.会 場 石川県立金沢泉丘高等学校 大会議室(2階)
石川県金沢市泉野出町3-10―10 TEL:076-241-6117
4.参加対象 全国の高等学校、中学校の教職員 等
5.日 程
8:00~ 8:25 受付(正面1階)
8:30~ 8:40 開会式
8:45~11:45 研究発表(8件)
11:45~11:50 閉会式
6.参加申込 10月31日(木)までに、以下の申込書を電子メールにてご提出ください。
なお、視聴用URL は視聴申込みされた方のみに後日お知らせします。
(宛先 masukura@pref.ishikawa.lg.jp)
【ご案内】金沢泉丘高校理数科2年「理数探究」校内中間発表会(HP用).pdf
【申込書】金沢泉丘高校理数科2年「理数探究」校内中間発表会.docx
7.そ の 他 来場参加される場合、校地内に駐車スペースがありませんので、自家用車での来校はご遠慮いただき、公共交通機関をご利用ください。
2年理数科 米国研修⑬ ~生徒の一言写真日記~
10時間強のフライトを終え、羽田空港に到着しました。ここから乗り換えて小松空港に向かいます。生徒もさすがに疲れた様子です。小松行きの搭乗時間待ちの時間に、夕ご飯を食べに行く生徒もいました。男子にはラーメンが人気のようです。
最後に、1週間の米国研修全体で思い出に残っている1枚を生徒に投稿してもらいました。
I took a cable car. It was great!
We went to shopping.I don't want to leave San Francisco.
It's a picture in the museum. I like this!It's impossible.
We went to Fisherman’s Wharf and saw sea lions. They were very cute and their cry was funny.
This is Big Ben.
my friend cooked okonomiyaki for my host family.
We went to Ghirardelli street. We bought a lot of souvenirs there. It was so fun.
Who was he?
A photo with exchange students from China.It was fun talking about various things.
This is an impossible triangle.
I saw the penguin show at California Academy of Sciences
On the final day, we split into five groups, and look around San Francisco. We visited many places and my most exciting thing was visiting exploratorium, a great science museum. We can experience a lot of science with excitement.
みんな楽しかったようで良かったです。ではこれにて報告終了です。ご覧くださった皆様ありがとうございました!
2年理数科 米国研修⑫
サンフランシスコで過ごす最後の日です。
ホストファミリーの車でラファイエット駅に集合しました。別れを惜しみながら空港に向かいます。
空港で今回の研修のお世話をしてくれたイザベラ&カイリーともお別れです。イザベラからお菓子を、カイリーからメッセージカードをもらいました。今回の研修で学んだことを、日本に戻っても忘れずに活かしていくことが2人への恩返しになります。イザベラ&カイリー、ありがとう!
空港で少し時間があったので最後の買い物を楽しみます。
今回は予定通りのフライトになりそうです。もうすぐフライトの時間なので、短いですが今日はここまで。生徒には一言写真日記を提出してもらっているので、日本についたら最後の投稿をします。
2年理数科 米国研修⑪
2年理数科 米国研修⑪
米国研修6日目です。今日は3日ぶりにモンゴメリー駅に集合し、Study Centerに移動しました。因みに、生徒たちは電車移動の際に、CLIPPERというICカードを使っています。日本でいうsuicaみたいなものです。suicaと違い、公共交通機関でしか使えませんが切符を買わなくてよいのでとても便利です。ケーブルカーにも乗れちゃいます。
今日の予定は「SF Learn and Lead」です。各グループの、Discussion Leaderと一緒に、サンフランシスコの色々な場所を回ります。それぞれが行きたい場所にいけるように、どの順番で回るかなどを決め、いざサンフランシスコの街中へ!
ここからは生徒が撮った写真を中心に紹介していきます。
まずは1班から。「We went to Lombard Street and China town and Union Square.(Here is no picture in Union Square.)」ロンバートストリートは「世界一曲がりくねった道」として知られている場所です。車は下りのみ、歩行者は両サイドの階段から行き来できます。他2つもサンフランシスコで人気のランドマークですね。
こちらは2班。同行した教員による1枚です。
次に3班です。「Lack of intelligence」と題名で投稿されました。サングラス似合っていますよ。どこに行ったのでしょうか?3枚目には1日目に訪れたゴールデンゲートブリッジが見えます。今日はちゃんと上まで見えていますね。
4班はエクスプロラトリアムに行ったそうです。こんな写真とコメントが「エクスプロラトリアムでの人工竜巻。科学博物館のような雰囲気です。物理好きな私にとっては、法を犯してでもずっと居たい夢のような場所でした。」
ギラデリスクエアにも行ったみたいです。ギラデリのチョコレートおいしいですよね。
5班はギラデリスクエア、コイトタワーなどに行きました。コイトタワーは階段で上まで登ったそうです。すご~い!展望デッキからは360℃のパノラマビューが楽しめるとか。
16時にフェリー・ビルディングに集合し、Discussion Leaderとお別れします。本当にお世話になりました!
最後に集合写真を1枚。日陰を避けて横断歩道の目の前、大急ぎで撮りました。
いよいよ明日は帰国の途につきます。
最後まで楽しみましょう!
つくばサイエンスツアー【2日目】
【2日目】
2日目は4班に分かれ、A班は農研機構(1日研修)、B班は物質・材料研究機構(午前)と産総研の地質標本館(午後)、C班は高エネルギー加速器研究機構(午前)と防災科学技術研究所(午後)、D班は高エネルギー加速器研究機構(午前)と国土技術政策総合研究所(午後)をそれぞれ訪問しました。
農研機構(遺伝資源センター、ジーンバンク、食と農の科学館、果樹・茶業研究部門)【A班】午前・午後(8名)
今回訪問したのは、様々な生物の遺伝資源を収集・保存している研究機関で、保存場所を実際に見せていただきました。また、高品質、高付加価値を持った農産物や食品の研究や、スマート農業についてのパネル展示があり、日本の農業技術の発達について学びました。研究者の方から直接お話を伺うこともできました。
午後からは果樹・茶業研究部門に移動し、実際に果樹を栽培している圃場を見学しました。概要説明を聞いた後、V字樹形栽培の圃場など2か所の圃場へ移動し、研究者の方から果実を実らせる枝の数を変えた樹での違いなどを学びました。
物質・材料研究機構【D班】午後(11名)
最初は物質・材料研究機構に関するセミナーを聴講し、金属当てゲームで様々な金属に直接触れて、その性質を学びました。その後、施設を見学し、素材の耐久性などを測定する様子などを観察しました。耐久性を調べるクリープ試験の見学中に、試験している金属が切れるという珍しい現場に居合わせることもできました。
産総研 地質標本館【B班】午前(10名)
地球の歴史、生活と鉱物資源、生活と地質現象、岩石・鉱物・化石という4つの展示室があり、ガイドの方が解説してくださいました。質問が沢山出て時間が少し足りないと感じるほどで、地球科学の知識を深めるとともに、地球に潜む様々な可能性に触れる良い機会になりました。
高エネルギー加速器研究機構【C・D班】午前(22名)
まず資料館を見学し“加速器”とは何かを知りました。その後、高エネルギー粒子から放出される様々な電磁波を測定するフォトンファクトリー、電子と陽電子を衝突させるBellⅡ測定器などを見学し、専門家から詳細な話を伺うことができました。BellⅡ加速器の実験棟が工事中だったため、現物を見ることはできませんでしたが、他の棟では実際に実験を行っている場所の見学ができ、とても感動しました。
防災科学技術研究所【C班】午後(11名)
防災研ではまず、全員が地震ザブトンの体験をしました。東日本大震災などの過去の大地震や想定東海地震など、体験する地震を選ぶことができ、揺れの大きさや特徴を体験することができました。今回、大型降雨実験施設の見学はできませんでしたが、効率的に実験を行うため施設自体が移動することや、広大な実験施設の4分の1面ずつ雨を降らせることができるなど、巨大な施設を効率的に使用し多くの実験を行っていることがわかりました。
国土技術政策総合研究所【D班】午後(11名)
試験走路を用いた道路の実験では、傾斜角27度の試験走路を使うことで、短距離で高速運転できる仕組みの説明を聞きました。また、燃えた橋の一部を使った橋の適切な維持管理に関する研究や、遠隔操作で重機を操るデジタルトランスフォーメーションに関する研究など、職員の方のお話から、様々な研究を行っていることがわかりました。
2年理数科 海外研修⑩ ~生徒の一言写真日記~
生徒の一言写真日記、第2弾です。今日は研修中の思い出写真に加えて、ホストファミリーとのエピソード写真をあげてくれている生徒もいました。
Today,I went to the university of California,Berkeley.
The building was so beautiful that I felt jealous of university students.
Back to the future
I went to supermarket with my host family. I bought apple juice.
I went to US Berkeley. A lot of students study in the library. It has many kinds of books.
My host mother took us elementary school . There are a lot of deference from Japan.
Today, I went to UC Berkeley. I up on the Campanile which is a clock tower.
The view was very beautiful and I saw the Golden Gate Bridge.
2年理数科 海外研修⑨
米国研修5日目です。そろそろ疲れが溜まってくるころですが、生徒は元気いっぱい!
今日は丸1日、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)での活動です。駅での集合時間より早く全員が集まり、余裕ができたので、キャンパスツアーの前に今日の午後の発表に向けて最終確認をする時間を取りました。文章を練り直したり、発音を確認したりと、芝生の上で各々の課題に取り組む姿は大学生のようです。近くをリスが通っても気にしません。そういえばスタンフォード大学でもリスを見ました。アメリカの大学あるあるなのでしょうか。
キャンパスツアーの前に集合写真を一枚。
4つのグループに分かれキャンパスツアースタート。大学生に説明を受けます。スタンフォード大学では外から見ることが多かったのですが、今日は建物の中もたくさん案内してもらいました。図書館がいくつもあったり、昔の顕微鏡や化石のレプリカが飾ってあったりと、日本の大学とは雰囲気が違います。学生が講義を受けている姿や、図書館で過ごしている姿を間近に見ることができました。
その後は、UCB Book Storeで買い物をしました。生徒の中ではトートバッグやトレーナーが人気のようです。ランチは、1日目と2日目にお世話になったDiscussion Leaderと一緒に大学近くのお店にそれぞれ行ってきました。
そして午後、ついに発表の時間です。理数探究で取り組んでいることと、米国研修で学んだことについて2分のスピーチを行いました。初めての経験にも関わらず、聴衆に質問を投げかけたり、ジョークを交えたりと、みんなとても上手!メモを見ずにスピーチをした人(+挑戦した人)もいて、この数日間で大きく成長したことが強く感じられました。
Discussion Leaderからアドバイスなどを受け、発表を振り返ります。
最後に修了証書をもらい、全日程終了です。みんな頑張りました、いい笑顔!
2年理数科 海外研修⑧ ~生徒の一言写真日記~
サンフランシスコに来てから生徒たちは毎日、英語で日記を書いています。活動で感じたことや、ホストファミリーとのエピソードなど、読ませてもらってそうだったのか~と思うことがたくさんありました。そこで生徒の生の声を届けたいと思い、「今日の写真を1枚」と「その説明を英語で」お願いしました。以下に紹介していきます。
Today, I went to Stanford University. l had not entered such a beautiful church. It was special experience for me.
I went to Stanford University.It was beautiful and I bought many googs at the Stanford Bookstore.
I went to a company of Rakuten. I learned that there are many people who have talent in the world.So,we should look to the world.
I visited Stanford University and I enjoyed seeing beautiful , powerful architectures. Especially ,I was amazed at Hoover Tower.I want to go to the top of it someday.
I went to Rakuten company. The place is where workers eat lunch together. It was made for good relationships between the workers.
We went to a Stanford University. The guide told us a lot of interesting things. It was lucky that we could listen to the pipe organ at the church.
We visited Rakuten in the afternoon. Rakuten's office has relaxing spaces to increase work efficiency.
The church at the Stanford University
We visited Rakuten company. Some T-shirts with signs of famous players (such as Kylie) were exhibited there.
つくばサイエンスツアー【1日目】
10月1・2日に、茨城県つくば市の研究施設を訪問するサイエンスツアーを行いました。
【1日目】
1日目は筑波宇宙センターで研修を行った後2班に分かれ、1班は気象研究所を、2班は国土地理院の地図と測量の科学館をそれぞれ訪問しました。
つくば宇宙センター(全員)
宇宙センターの概要説明を聞いた後、2グループに分かれて宇宙飛行士養成エリアの見学と「きぼう」運用管制室の見学を行いました。宇宙飛行士養成エリアでは、宇宙飛行士が船外活動をする際に着用する宇宙服の説明や、宇宙で行っている実験の説明を聞きました。無重力ならではのメリット・デメリットがよくわかりました。「きぼう」運用管制室では、それぞれの区画がどのような業務を行っているのか詳しく聞くことができました。モニターでNASAの管制室の様子やISLから見たリアルタイムの地球の様子を見ることもでき、大変貴重な体験をすることができました。
気象研究所(1班22名)
数年ぶりに気象研究所を訪問することができました。気象と一言にいっても、気象予報から地震・火山に関するものまで多種多様な研究を行っていることがわかりました。概要説明を聞いた後は屋上に行き、二重偏波ドップラーレーダーや隣接するフェースドアレイレーダーなど、様々な観測機械を見学しました。個別の質問にも快く答えてくれ、大変充実した時間でした。その後、線状降水帯の発生メカニズムについての講義を聞き、1つのデータがモデルに与える影響など、予測モデルの構築やその運用について学ぶことができました。
国土地理院 地図と測量の科学館(2班18名)
概要説明を聞いた後、館内ガイドの方について、地図の歴史や測量に使用した道具等を見学しました。測量のブースでは数学が使われていることがわかり、学校で学んでいることが社会に活かされていることを実感しました。他にも、地球の丸さを体感できる日本列島球体模型や、過去に測量で使用していた測量用航空機「くにかぜ」など、興味深い展示が沢山ありました。
2年理数科 米国研修⑦
米国研修4日目です。今日はホストファミリーに送迎してもらい、ラファイエット駅に集合しました。そこからバスで1.5時間移動し、スタンフォード大学に到着。最初にメモリアルコートの前で集合写真を撮りました。
気温35℃の強烈な日差しを浴びつつメモリアルコートを通過し、その後は4つのグループに分かれて大学内を見学しました。
メモリアルチャーチは外から見ても歴史を感じる建物でしたが、中はステンドグラスが息をのむほど美しく、荘厳な雰囲気がありました。思わず声を潜めますが、せっかくなので写真を1枚。
そのあとは、フーバータワーや図書館、色々なお店が集まった学生食堂のようなところを回りつつ、案内してくれた大学生に色々話を聞きました。日本人の方もいて、同じアジア人でも中国人や韓国人は多いけど、日本人は少ないんだと話してくれました。大学内はとても広く、キャンパスツアーでは中心部を歩いて移動しましたが、大学生は自転車やキックボードで移動する人が多かったです。
午後は楽天を訪問し、日本語で企業の説明をしていただきました。
会社に入ってすぐのスペースには有名なバスケットボールチームのユニホームがサイン入りで飾られています。日本では有名な企業ですが、アメリカではあまり知られていないということで、知名度を上げるためにスポンサーをしているそうです。
他にも、社員のためのジムや食堂、休憩スペースを見せてもらいました。また、フリーアドレス(固定席がなく自由に席を選ぶスタイル)を取り入れており、社員同士が交流をしやすいように工夫しているそうです。休憩スペースにある飲物を1人1本ずついただきました。
楽天の社内を見学した後は、株式会社IHI、K&Associates、楽天の3社の方からお話を聞きました。IHIはジェットエンジンの生産、次世代ロケット「イプシロン」の開発製造などを行っている総合重工業グループです。乗ってきた飛行機のエンジンをつくっていたのかも?「イプシロン」と聞いて、昨年のつくばサイエンスツアーを思い出します。K&Associatesはコンサルティングサービスを行っている会社で、楽天は言わずもがなです。
短い時間でしたが、中身のぎゅっとつまった印象に残る話をたくさんしていただきました。経歴や高校時代の過ごし方・考え方など、それぞれ違っていましたが、海外に挑戦してほしいという思いが伝わってきました。お一方のお話を下にまとめてみました。
『日本ではエリートコースを歩んでいたけど、海外の大学に来て圧倒的にすごい人たちと出会い、世界と自分の差分に気づいた。今の高校生は世界と関わらずには生きていけない世代。まずは、自分の置かれた立ち位置で戦い、力があるなら世界と戦おう。不戦勝を良しとしてほしくない。場所を選ぶことで人生が決まる。いい場所に行くといい人がいて、いい機会が得られる。』
最後に質問の時間があり、「素晴らしい経歴で、日本にいても十分いい生活できたのに、海外で働くモチベーションはどこからきたのでしょうか?」など鋭い質問がでました。お二方がこの質問へ解答してくれたのですが、モチベーションとなった経験が正反対だったのが興味深かったです。
2年理数科 米国研修⑥
米国研修3日目です。モンゴメリー駅に集合する生徒たちは、もう慣れたものです。
午前中は昨日の続きでした。各グループが事前に決めていたDiscussionのテーマはDepopulation、Mental Health、Natural Disaster、New transportation、Aging Societyです。最初の活動として、これらを解決するための最適なアイデアを決めました。アイデアは昨日の午後、インタビュー活動の前に1人20個を目標に書いていたので、その中からグループで話し合い、最終的に1つを選びました。その後、そのアイデアをベースに解決案の試作をポスターにまとめ、いよいよ発表です。
アイデアは試作段階なので色々な質問が上がります。発表後は、質疑応答をふまえてアイデアの改善点などを話し合いました。この一連の活動は「Design Thinking」と呼ばれるものです。
企業でも取り入れている思考法を、すべて英語でやり切ることができました。
午後は、ゴールデンゲートパークにあるカルフォルニア科学アカデミーを見学しました。
1つの建物内に水族館や博物館、植物園、プラネタリウムなどが集まった世界で唯一の施設です。
他にも、過去にサンフランシスコで起きた地震の揺れを再現したものを体験できたり、世界でも珍しいアルビノのアメリカアリゲーターが展示されていたりと、色々な自然について学べます。
亜熱帯温室の「RAINFOREST」だけで何時間でも過ごせそうなくらい、盛沢山でした。
2年理数科 米国研修⑤
研修2日目の続きです
午後のメインの活動は外に出てインタビューをすることでした。
「What are three words you would use to describe yourself and why?」などの10個の質問、または自分で考えた質問を、ベンチで休んでいる人や道行く人、働いている人に尋ねます。
相手が日本人でも勇気のいる活動を、アメリカ人に英語でするというチャレンジング企画。思い切って声をかけ、断られて落ち込んだり、答えてくれた人の話を一生懸命聞いたりと、大きな経験になったようです。
2年理数科 米国研修④
米国研修2日目です。
モンゴメリー駅に集合する際、一部の生徒は乗っていた電車が点検で10分ほど止まるというハプニングに遭遇。乗っていた生徒は「アナウンスは聞き取れなかったけど、周りの乗客が焦ってなかったからこれは動くやつだと(判断した)」と落ち着いた様子でした。
その後は歩いてStudy Centerまで移動し、5つのグループに分かれて研修開始。
各グループに1~2名のDiscussion Leaderがつき、アイスブレイクの後、事前に決めていたテーマに関する10個の「開いた質問」をつくりました。開いた質問とはhow、What、WhyなどのYes/Noで答えられない質問です。
そのあと、Discussion Leaderがローテーションでグループを周り、生徒は先ほど作った質問を投げかけます。当然Yes/Noではない答えが返ってくるので聞き取るのが大変!
インタビュー後は「What was the same?」「What was different?」など回答を振り返り、テーマについて自分たちは何ができるかを議論しました。
ランチは、グループごとにStudy Center近くのお店に行きました。
下の写真は生徒が撮ったものです。
続く
2年理数科 米国研修③
米国研修1日目、最後のご報告です。
生徒は2人ずつ、ホームステイ先の家族に温かく迎えられ、それぞれ家に向かいます。
みんな時差ボケを感じさせない、いい顔をしています。
2年理数科 米国研修②
日付変更線をまたぎ、米国研修1日目は続きます。
日本時間の9時ごろに夕食(大麦ご飯の彩り三色丼orチキンのペンネ白みそ野菜ソース)を、
4時前くらいに朝食を(無印良品のカレー)いただきました。おいしかったです。
機内では映画を見たり、読書をしたり、睡眠をとったりと、思い思いに過ごしました。
予定より1時間遅れで到着したため、ドキドキの入国審査を無事通過した後は、
予定を少し変更し、まずはピア39で昼食を取りました。
大きなパンをくりぬいた中にクラムチャウダーを入れたものなど、さすがアメリカンサイズ。
その後、ゴールデンゲートブリッジを見学し、オリエンテーションを行いました。
支給されたスマホの操作や、ホームステイ先での注意事項、翌朝の電車の乗り方など、
現地のスタッフさんが丁寧で分かりやすい英語で教えてくれました。
日本の学校でALTの経験があるそうで、とても心強いです。
そしていよいよホームステイ先の家族と対面です(③に続きます)。
2年理数科 米国研修①
待ちに待った米国研修1日目です。
学校集合組はバスで小松空港に向かい、9時頃に現地集合組と合流。
手荷物預かりのX線検査では機械のトラブルがあり、思いのほか時間を取られることに。
旅にはトラブルがつきもの。
余裕を持った日程なので、飛行機の遅れもありましたが、その後は問題なく、
2時に羽田空港第3ターミナルから出国ゲートを通過しました。
遅い昼食を取り、長いフライトに備えて休息をとります。
出発は少し遅れて18時00分です。
アメリカでの色々な経験や出会いに期待しつつ、行ってきます!
【SSH・理数科】ホームページをリニューアルしました。
SSH・理数科のホームページをリニューアルしました
コチラをクリックして下さい。
を更新しています!一部途中のカテゴリーは近日中に更新予定です。
また、SSHだよりは定期的に更新中です!最新は2024年7月号です!
【教育関係者向け】令和6年度石川県立金沢泉丘高等学校スーパーサイエンスハイスクール 公開授業 理数科1年「AI基礎講座」の開催について(ご案内)
本県では、平成15年度より石川県立金沢泉丘高等学校において「スーパーサイエンスハイスクール」事業を実施しているところであります。本校は認定枠指定を受け、世界に羽ばたく科学系人材の育成を目指して本事業を進めております。
このたび、標記公開授業を下記の要領で開催しますので、お知らせします。
1.趣 旨
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。
2.日 時
令和6年9月6日(金)13:05~16:05(受付 12:45~13:00)
3.会 場
石川県立金沢泉丘高等学校(石川県金沢市泉野出町3-10―10、 TEL:076-241-6117)
4.参加対象
全国の高等学校、中学校の教職員 等
5.内 容
理数科1年 AI基礎講座「ドローンを題材とする人工知能体験」
講師 金沢大学理工研究域フロンティア工学系准教授 軸屋 一郎 氏
6.参加申込
参加を希望される方は、9月4日(水)までに、参加申込書(別紙様式)を下記メールアドレス宛にご提出ください。
(宛先)masukura@pref.ishikawa.lg.jp
【申込書】金沢泉丘高校理数科1年AI基礎講座公開授業.docx
理数科野外実習 糸魚川ジオパーク研修を開催しました
7月30日(火)に、理数科の野外実習で糸魚川市を訪問し、主に地学分野の野外実習を行いました。日本有数のジオパークである糸魚川市では、糸魚川ー静岡構造線やフォッサマグナ、様々な岩石やヒスイなど、見所が沢山あり、日帰りでしたが充実した実習を行うことができました。
【フォッサマグナミュージアム】
まず、ホールで学芸員さんから、糸魚川・ジオパーク・フォッサマグナ・糸魚川‐静岡構造線について講義を聞き、その後館内を自由見学しました。
【フォッサマグナパーク】
2グループに分かれ、糸魚川ー静岡構造線の断層露頭や枕状溶岩の観察を行いました。2名の学芸員さんがそれぞれのグループにつき、解説してくださいました。
【須沢(ヒスイ)海岸】
学芸員さんによる岩石の説明を聞き、その後は各自、石ころ探索キットを用いて標本作りを行いました。石の同定はパンフレットに見つつ行うのですが、これがなかなか大変。即答で答える学芸員さんは流石だと思いました。
天候が心配でしたが、雨に降られることもなく、全員元気に実習を終えることができました。今回の実習の成果を事後学習で提出することになっています。皆さんの力作を期待しています!
今回、全日程についてフォッサマグナミュージアムの学芸員さんが同行して、実習をサポートしてくださいました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
令和6年度 第2回サイエンスツアー 「先端サイエンス実験講座」を開催しました
7月26日(金)に、普通科の3年生を中心とした希望者14名が、石川県立大学を訪問し、「リアルタイムPCR法によるウイルスの検出」というテーマで実習をさせていただきました。はじめてマイクロピペットを使用する生徒が多く、最初は少し苦戦していましたが、何度か練習するうちに、皆スムーズに操作することができるようになりました。
PCRの原理を学ぶと共に、リアルタイムPCRでターゲットのDNAが増えている様子をグラフ上でリアルタイムに確認することができ、大変貴重な経験をすることができました。