理数科お知らせ

理数科2年生 理数探究校内中間発表会を開催しました

 11月4日(月・休)の1~4限に、理数科2年生の理数探究校内中間発表会を開催しました。限られた時間での研究活動で、大変だったことも沢山あったと思いますが、どの班の発表もよく練られまとまっていたと思います。質疑応答も活発で、聴衆側からは鋭い指摘もありましたが、試行錯誤しながらも誠実に答える2年生の姿勢が大変頼もしかったです。今回、講評者の先生方や先輩方、参観の方々から様々なアドバイスをいただいたと思います。是非、今後の研究活動に活かしてください。

 講評の先生方、OB・OGの先輩方、沢山の指導・助言をありがとうございました。

研究発表1「フォトクロミズム現象の再現とフォトクロミック物質生成の検討」

研究発表2「加賀野菜の組織培養の方法の確立」

研究発表3「マランゴニ効果の発生原理の検証および発生条件の制御」

研究発表4「ムペンバ現象発生要因の追究」

 

研究発表5「スクイーズ効果を軽減させるトレッドパターンの考察」

研究発表6「Cansatに搭載するパラシュートの安定構造の追究」

研究発表7「雑草からグルコースへの生成の効率化」

研究発表8「ミドリムシが生成するパラミロン量と培地のメチルセルロース含有量の関係性の考察」

 

【教育関係者対象】「理数科2年生 理数探究校内中間発表会」 の開催について(ご案内)

 このたび、標記発表会を公開いたします。参加を希望される方は、10月31日(木)までに、参加申込書(別紙様式)を電子メールにてご提出ください。※保護者の方は申込不要です。当日、会場にお越しください。

 

1.趣  旨  スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。

2.日  時  令和6年11月4日(月)8:30~11:50

3.会  場  石川県立金沢泉丘高等学校 大会議室(2階)

        石川県金沢市泉野出町3-10―10  TEL:076-241-6117

4.参加対象    全国の高等学校、中学校の教職員 等

5.日  程

   8:00~ 8:25   受付(正面1階)

   8:30~ 8:40   開会式

   8:45~11:45   研究発表(8件)

  11:45~11:50  閉会式

6.参加申込  10月31日(木)までに、以下の申込書を電子メールにてご提出ください。

         なお、視聴用URL は視聴申込みされた方のみに後日お知らせします。

        (宛先 masukura@pref.ishikawa.lg.jp)

        【ご案内】金沢泉丘高校理数科2年「理数探究」校内中間発表会(HP用).pdf

        【申込書】金沢泉丘高校理数科2年「理数探究」校内中間発表会.docx

7.そ  の  他   来場参加される場合、校地内に駐車スペースがありませんので、自家用車での来校はご遠慮いただき、公共交通機関をご利用ください。

         

2年理数科 米国研修⑬ ~生徒の一言写真日記~

10時間強のフライトを終え、羽田空港に到着しました。ここから乗り換えて小松空港に向かいます。生徒もさすがに疲れた様子です。小松行きの搭乗時間待ちの時間に、夕ご飯を食べに行く生徒もいました。男子にはラーメンが人気のようです。

 

最後に、1週間の米国研修全体で思い出に残っている1枚を生徒に投稿してもらいました。

I took a cable car. It was great!

 

We went to shopping.I don't want to leave San Francisco.

 

It's a picture in the museum. I like this!It's impossible.

 

We went to Fisherman’s Wharf and saw sea lions. They were very cute and their cry was funny.

 

This is Big Ben.

 

my friend cooked okonomiyaki for my host family.

 

We went to Ghirardelli street. We bought a lot of souvenirs there. It was so fun.

 

Who was he?

 

A photo with exchange students from China.It was fun talking about various things.

 

This is an impossible triangle.

 

I saw the penguin show at California Academy of Sciences

 

On the final day, we split into five groups, and look around San Francisco. We visited many places and my most exciting thing was visiting exploratorium, a great science museum. We can experience a lot of science with excitement.

 

みんな楽しかったようで良かったです。ではこれにて報告終了です。ご覧くださった皆様ありがとうございました!

2年理数科 米国研修⑫

サンフランシスコで過ごす最後の日です。

ホストファミリーの車でラファイエット駅に集合しました。別れを惜しみながら空港に向かいます。

空港で今回の研修のお世話をしてくれたイザベラ&カイリーともお別れです。イザベラからお菓子を、カイリーからメッセージカードをもらいました。今回の研修で学んだことを、日本に戻っても忘れずに活かしていくことが2人への恩返しになります。イザベラ&カイリー、ありがとう!

空港で少し時間があったので最後の買い物を楽しみます。

今回は予定通りのフライトになりそうです。もうすぐフライトの時間なので、短いですが今日はここまで。生徒には一言写真日記を提出してもらっているので、日本についたら最後の投稿をします。

2年理数科 米国研修⑪

2年理数科 米国研修⑪

米国研修6日目です。今日は3日ぶりにモンゴメリー駅に集合し、Study Centerに移動しました。因みに、生徒たちは電車移動の際に、CLIPPERというICカードを使っています。日本でいうsuicaみたいなものです。suicaと違い、公共交通機関でしか使えませんが切符を買わなくてよいのでとても便利です。ケーブルカーにも乗れちゃいます。

 

今日の予定は「SF Learn and Lead」です。各グループの、Discussion Leaderと一緒に、サンフランシスコの色々な場所を回ります。それぞれが行きたい場所にいけるように、どの順番で回るかなどを決め、いざサンフランシスコの街中へ!

 

ここからは生徒が撮った写真を中心に紹介していきます。

まずは1班から。「We went to Lombard Street and China town and Union Square.(Here is no picture in Union Square.)」ロンバートストリートは「世界一曲がりくねった道」として知られている場所です。車は下りのみ、歩行者は両サイドの階段から行き来できます。他2つもサンフランシスコで人気のランドマークですね。

 

こちらは2班。同行した教員による1枚です。

 

次に3班です。「Lack of intelligence」と題名で投稿されました。サングラス似合っていますよ。どこに行ったのでしょうか?3枚目には1日目に訪れたゴールデンゲートブリッジが見えます。今日はちゃんと上まで見えていますね。

 

4班はエクスプロラトリアムに行ったそうです。こんな写真とコメントが「エクスプロラトリアムでの人工竜巻。科学博物館のような雰囲気です。物理好きな私にとっては、法を犯してでもずっと居たい夢のような場所でした。」

ギラデリスクエアにも行ったみたいです。ギラデリのチョコレートおいしいですよね。

 

5班はギラデリスクエア、コイトタワーなどに行きました。コイトタワーは階段で上まで登ったそうです。すご~い!展望デッキからは360℃のパノラマビューが楽しめるとか。

 

16時にフェリー・ビルディングに集合し、Discussion Leaderとお別れします。本当にお世話になりました!

 

最後に集合写真を1枚。日陰を避けて横断歩道の目の前、大急ぎで撮りました。

いよいよ明日は帰国の途につきます。

最後まで楽しみましょう!

つくばサイエンスツアー【2日目】

【2日目】

 2日目は4班に分かれ、A班は農研機構(1日研修)、B班は物質・材料研究機構(午前)と産総研の地質標本館(午後)、C班は高エネルギー加速器研究機構(午前)と防災科学技術研究所(午後)、D班は高エネルギー加速器研究機構(午前)と国土技術政策総合研究所(午後)をそれぞれ訪問しました。

 

農研機構(遺伝資源センター、ジーンバンク、食と農の科学館、果樹・茶業研究部門)【A班】午前・午後(8名)

 今回訪問したのは、様々な生物の遺伝資源を収集・保存している研究機関で、保存場所を実際に見せていただきました。また、高品質、高付加価値を持った農産物や食品の研究や、スマート農業についてのパネル展示があり、日本の農業技術の発達について学びました。研究者の方から直接お話を伺うこともできました。 

 午後からは果樹・茶業研究部門に移動し、実際に果樹を栽培している圃場を見学しました。概要説明を聞いた後、V字樹形栽培の圃場など2か所の圃場へ移動し、研究者の方から果実を実らせる枝の数を変えた樹での違いなどを学びました。 

物質・材料研究機構【D班】午後(11名)

 最初は物質・材料研究機構に関するセミナーを聴講し、金属当てゲームで様々な金属に直接触れて、その性質を学びました。その後、施設を見学し、素材の耐久性などを測定する様子などを観察しました。耐久性を調べるクリープ試験の見学中に、試験している金属が切れるという珍しい現場に居合わせることもできました。

産総研 地質標本館【B班】午前(10名)

  地球の歴史、生活と鉱物資源、生活と地質現象、岩石・鉱物・化石という4つの展示室があり、ガイドの方が解説してくださいました。質問が沢山出て時間が少し足りないと感じるほどで、地球科学の知識を深めるとともに、地球に潜む様々な可能性に触れる良い機会になりました。

 

高エネルギー加速器研究機構【C・D班】午前(22名)

 まず資料館を見学し“加速器”とは何かを知りました。その後、高エネルギー粒子から放出される様々な電磁波を測定するフォトンファクトリー、電子と陽電子を衝突させるBellⅡ測定器などを見学し、専門家から詳細な話を伺うことができました。BellⅡ加速器の実験棟が工事中だったため、現物を見ることはできませんでしたが、他の棟では実際に実験を行っている場所の見学ができ、とても感動しました。 

防災科学技術研究所【C班】午後(11名)

 防災研ではまず、全員が地震ザブトンの体験をしました。東日本大震災などの過去の大地震や想定東海地震など、体験する地震を選ぶことができ、揺れの大きさや特徴を体験することができました。今回、大型降雨実験施設の見学はできませんでしたが、効率的に実験を行うため施設自体が移動することや、広大な実験施設の4分の1面ずつ雨を降らせることができるなど、巨大な施設を効率的に使用し多くの実験を行っていることがわかりました。

 

国土技術政策総合研究所【D班】午後(11名)

 試験走路を用いた道路の実験では、傾斜角27度の試験走路を使うことで、短距離で高速運転できる仕組みの説明を聞きました。また、燃えた橋の一部を使った橋の適切な維持管理に関する研究や、遠隔操作で重機を操るデジタルトランスフォーメーションに関する研究など、職員の方のお話から、様々な研究を行っていることがわかりました。

2年理数科 海外研修⑩ ~生徒の一言写真日記~

生徒の一言写真日記、第2弾です。今日は研修中の思い出写真に加えて、ホストファミリーとのエピソード写真をあげてくれている生徒もいました。

Today,I went to the university of California,Berkeley.
The building was so beautiful that I felt jealous of university students.

 

Back to the future

 

I went to supermarket with my host family. I bought apple juice.

 

I went to US Berkeley. A lot of students study in the library. It has many kinds of books.

 

My host mother took us elementary school . There are a lot of deference from Japan.

 

Today, I went to UC Berkeley. I up on the Campanile which is a clock tower.
The view was very beautiful and I saw the Golden Gate Bridge.

2年理数科 海外研修⑨ 

米国研修5日目です。そろそろ疲れが溜まってくるころですが、生徒は元気いっぱい!

 

今日は丸1日、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)での活動です。駅での集合時間より早く全員が集まり、余裕ができたので、キャンパスツアーの前に今日の午後の発表に向けて最終確認をする時間を取りました。文章を練り直したり、発音を確認したりと、芝生の上で各々の課題に取り組む姿は大学生のようです。近くをリスが通っても気にしません。そういえばスタンフォード大学でもリスを見ました。アメリカの大学あるあるなのでしょうか。

 

 

キャンパスツアーの前に集合写真を一枚。

 

4つのグループに分かれキャンパスツアースタート。大学生に説明を受けます。スタンフォード大学では外から見ることが多かったのですが、今日は建物の中もたくさん案内してもらいました。図書館がいくつもあったり、昔の顕微鏡や化石のレプリカが飾ってあったりと、日本の大学とは雰囲気が違います。学生が講義を受けている姿や、図書館で過ごしている姿を間近に見ることができました。

  

その後は、UCB Book Storeで買い物をしました。生徒の中ではトートバッグやトレーナーが人気のようです。ランチは、1日目と2日目にお世話になったDiscussion Leaderと一緒に大学近くのお店にそれぞれ行ってきました。

 

そして午後、ついに発表の時間です。理数探究で取り組んでいることと、米国研修で学んだことについて2分のスピーチを行いました。初めての経験にも関わらず、聴衆に質問を投げかけたり、ジョークを交えたりと、みんなとても上手!メモを見ずにスピーチをした人(+挑戦した人)もいて、この数日間で大きく成長したことが強く感じられました。

 

Discussion Leaderからアドバイスなどを受け、発表を振り返ります。

 

最後に修了証書をもらい、全日程終了です。みんな頑張りました、いい笑顔!

 

 

2年理数科 海外研修⑧ ~生徒の一言写真日記~

サンフランシスコに来てから生徒たちは毎日、英語で日記を書いています。活動で感じたことや、ホストファミリーとのエピソードなど、読ませてもらってそうだったのか~と思うことがたくさんありました。そこで生徒の生の声を届けたいと思い、「今日の写真を1枚」と「その説明を英語で」お願いしました。以下に紹介していきます。 

Today, I went to Stanford University. l had not entered such a beautiful church. It was special experience for me.

 

I went to Stanford University.It was beautiful and I bought many googs at the Stanford Bookstore.

 

 

I went to a company of Rakuten. I learned that there are many people who have talent in the world.So,we should look to the world.

 

 

I visited Stanford University and I enjoyed seeing beautiful , powerful architectures. Especially ,I was amazed at Hoover Tower.I want to go to the top of it someday.

 

 I went to Rakuten company. The place is where workers eat lunch together. It was made for good relationships between the workers.

 

We went to a Stanford University. The guide told us a lot of interesting things. It was lucky that we could listen to the pipe organ at the church.

 

 We visited Rakuten in the afternoon. Rakuten's office has relaxing spaces to increase work efficiency.

 

The church at the Stanford University

 

We visited Rakuten company. Some T-shirts with signs of famous players (such as Kylie) were exhibited there.

つくばサイエンスツアー【1日目】

 10月1・2日に、茨城県つくば市の研究施設を訪問するサイエンスツアーを行いました。

【1日目】 

1日目は筑波宇宙センターで研修を行った後2班に分かれ、1班は気象研究所を、2班は国土地理院の地図と測量の科学館をそれぞれ訪問しました。

 

つくば宇宙センター(全員)

 宇宙センターの概要説明を聞いた後、2グループに分かれて宇宙飛行士養成エリアの見学と「きぼう」運用管制室の見学を行いました。宇宙飛行士養成エリアでは、宇宙飛行士が船外活動をする際に着用する宇宙服の説明や、宇宙で行っている実験の説明を聞きました。無重力ならではのメリット・デメリットがよくわかりました。「きぼう」運用管制室では、それぞれの区画がどのような業務を行っているのか詳しく聞くことができました。モニターでNASAの管制室の様子やISLから見たリアルタイムの地球の様子を見ることもでき、大変貴重な体験をすることができました。

 

気象研究所(1班22名)

 数年ぶりに気象研究所を訪問することができました。気象と一言にいっても、気象予報から地震・火山に関するものまで多種多様な研究を行っていることがわかりました。概要説明を聞いた後は屋上に行き、二重偏波ドップラーレーダーや隣接するフェースドアレイレーダーなど、様々な観測機械を見学しました。個別の質問にも快く答えてくれ、大変充実した時間でした。その後、線状降水帯の発生メカニズムについての講義を聞き、1つのデータがモデルに与える影響など、予測モデルの構築やその運用について学ぶことができました。

 

 

国土地理院 地図と測量の科学館(2班18名)

 概要説明を聞いた後、館内ガイドの方について、地図の歴史や測量に使用した道具等を見学しました。測量のブースでは数学が使われていることがわかり、学校で学んでいることが社会に活かされていることを実感しました。他にも、地球の丸さを体感できる日本列島球体模型や、過去に測量で使用していた測量用航空機「くにかぜ」など、興味深い展示が沢山ありました。

2年理数科 米国研修⑦

米国研修4日目です。今日はホストファミリーに送迎してもらい、ラファイエット駅に集合しました。そこからバスで1.5時間移動し、スタンフォード大学に到着。最初にメモリアルコートの前で集合写真を撮りました。


気温35℃の強烈な日差しを浴びつつメモリアルコートを通過し、その後は4つのグループに分かれて大学内を見学しました。

メモリアルチャーチは外から見ても歴史を感じる建物でしたが、中はステンドグラスが息をのむほど美しく、荘厳な雰囲気がありました。思わず声を潜めますが、せっかくなので写真を1枚。

そのあとは、フーバータワーや図書館、色々なお店が集まった学生食堂のようなところを回りつつ、案内してくれた大学生に色々話を聞きました。日本人の方もいて、同じアジア人でも中国人や韓国人は多いけど、日本人は少ないんだと話してくれました。大学内はとても広く、キャンパスツアーでは中心部を歩いて移動しましたが、大学生は自転車やキックボードで移動する人が多かったです。

午後は楽天を訪問し、日本語で企業の説明をしていただきました。
会社に入ってすぐのスペースには有名なバスケットボールチームのユニホームがサイン入りで飾られています。日本では有名な企業ですが、アメリカではあまり知られていないということで、知名度を上げるためにスポンサーをしているそうです。

他にも、社員のためのジムや食堂、休憩スペースを見せてもらいました。また、フリーアドレス(固定席がなく自由に席を選ぶスタイル)を取り入れており、社員同士が交流をしやすいように工夫しているそうです。休憩スペースにある飲物を1人1本ずついただきました。

楽天の社内を見学した後は、株式会社IHI、K&Associates、楽天の3社の方からお話を聞きました。IHIはジェットエンジンの生産、次世代ロケット「イプシロン」の開発製造などを行っている総合重工業グループです。乗ってきた飛行機のエンジンをつくっていたのかも?「イプシロン」と聞いて、昨年のつくばサイエンスツアーを思い出します。K&Associatesはコンサルティングサービスを行っている会社で、楽天は言わずもがなです。

短い時間でしたが、中身のぎゅっとつまった印象に残る話をたくさんしていただきました。経歴や高校時代の過ごし方・考え方など、それぞれ違っていましたが、海外に挑戦してほしいという思いが伝わってきました。お一方のお話を下にまとめてみました。

『日本ではエリートコースを歩んでいたけど、海外の大学に来て圧倒的にすごい人たちと出会い、世界と自分の差分に気づいた。今の高校生は世界と関わらずには生きていけない世代。まずは、自分の置かれた立ち位置で戦い、力があるなら世界と戦おう。不戦勝を良しとしてほしくない。場所を選ぶことで人生が決まる。いい場所に行くといい人がいて、いい機会が得られる。』

最後に質問の時間があり、「素晴らしい経歴で、日本にいても十分いい生活できたのに、海外で働くモチベーションはどこからきたのでしょうか?」など鋭い質問がでました。お二方がこの質問へ解答してくれたのですが、モチベーションとなった経験が正反対だったのが興味深かったです。

 

 

2年理数科 米国研修⑥

米国研修3日目です。モンゴメリー駅に集合する生徒たちは、もう慣れたものです。

午前中は昨日の続きでした。各グループが事前に決めていたDiscussionのテーマはDepopulation、Mental Health、Natural Disaster、New transportation、Aging Societyです。最初の活動として、これらを解決するための最適なアイデアを決めました。アイデアは昨日の午後、インタビュー活動の前に1人20個を目標に書いていたので、その中からグループで話し合い、最終的に1つを選びました。その後、そのアイデアをベースに解決案の試作をポスターにまとめ、いよいよ発表です。

 

アイデアは試作段階なので色々な質問が上がります。発表後は、質疑応答をふまえてアイデアの改善点などを話し合いました。この一連の活動は「Design Thinking」と呼ばれるものです。
企業でも取り入れている思考法を、すべて英語でやり切ることができました。

午後は、ゴールデンゲートパークにあるカルフォルニア科学アカデミーを見学しました。

1つの建物内に水族館や博物館、植物園、プラネタリウムなどが集まった世界で唯一の施設です。
他にも、過去にサンフランシスコで起きた地震の揺れを再現したものを体験できたり、世界でも珍しいアルビノのアメリカアリゲーターが展示されていたりと、色々な自然について学べます。
亜熱帯温室の「RAINFOREST」だけで何時間でも過ごせそうなくらい、盛沢山でした。

2年理数科 米国研修⑤

研修2日目の続きです

午後のメインの活動は外に出てインタビューをすることでした。
「What are three words you would use to describe yourself and why?」などの10個の質問、または自分で考えた質問を、ベンチで休んでいる人や道行く人、働いている人に尋ねます。
相手が日本人でも勇気のいる活動を、アメリカ人に英語でするというチャレンジング企画。思い切って声をかけ、断られて落ち込んだり、答えてくれた人の話を一生懸命聞いたりと、大きな経験になったようです。

 

 

2年理数科 米国研修④

米国研修2日目です。

モンゴメリー駅に集合する際、一部の生徒は乗っていた電車が点検で10分ほど止まるというハプニングに遭遇。乗っていた生徒は「アナウンスは聞き取れなかったけど、周りの乗客が焦ってなかったからこれは動くやつだと(判断した)」と落ち着いた様子でした。

その後は歩いてStudy Centerまで移動し、5つのグループに分かれて研修開始。
各グループに1~2名のDiscussion Leaderがつき、アイスブレイクの後、事前に決めていたテーマに関する10個の「開いた質問」をつくりました。開いた質問とはhow、What、WhyなどのYes/Noで答えられない質問です。
そのあと、Discussion Leaderがローテーションでグループを周り、生徒は先ほど作った質問を投げかけます。当然Yes/Noではない答えが返ってくるので聞き取るのが大変!
インタビュー後は「What was the same?」「What was different?」など回答を振り返り、テーマについて自分たちは何ができるかを議論しました。

ランチは、グループごとにStudy Center近くのお店に行きました。
下の写真は生徒が撮ったものです。

続く

2年理数科 米国研修③

米国研修1日目、最後のご報告です。

生徒は2人ずつ、ホームステイ先の家族に温かく迎えられ、それぞれ家に向かいます。
みんな時差ボケを感じさせない、いい顔をしています。

 

2年理数科 米国研修②

日付変更線をまたぎ、米国研修1日目は続きます。

日本時間の9時ごろに夕食(大麦ご飯の彩り三色丼orチキンのペンネ白みそ野菜ソース)を、
4時前くらいに朝食を(無印良品のカレー)いただきました。おいしかったです。
機内では映画を見たり、読書をしたり、睡眠をとったりと、思い思いに過ごしました。

予定より1時間遅れで到着したため、ドキドキの入国審査を無事通過した後は、
予定を少し変更し、まずはピア39で昼食を取りました。
大きなパンをくりぬいた中にクラムチャウダーを入れたものなど、さすがアメリカンサイズ。
その後、ゴールデンゲートブリッジを見学し、オリエンテーションを行いました。

支給されたスマホの操作や、ホームステイ先での注意事項、翌朝の電車の乗り方など、
現地のスタッフさんが丁寧で分かりやすい英語で教えてくれました。
日本の学校でALTの経験があるそうで、とても心強いです。

そしていよいよホームステイ先の家族と対面です(③に続きます)。

 

2年理数科 米国研修①

待ちに待った米国研修1日目です。

学校集合組はバスで小松空港に向かい、9時頃に現地集合組と合流。
手荷物預かりのX線検査では機械のトラブルがあり、思いのほか時間を取られることに。
旅にはトラブルがつきもの。
余裕を持った日程なので、飛行機の遅れもありましたが、その後は問題なく、
2時に羽田空港第3ターミナルから出国ゲートを通過しました。
遅い昼食を取り、長いフライトに備えて休息をとります。
出発は少し遅れて18時00分です。

アメリカでの色々な経験や出会いに期待しつつ、行ってきます!

 

 

【教育関係者向け】令和6年度石川県立金沢泉丘高等学校スーパーサイエンスハイスクール 公開授業 理数科1年「AI基礎講座」の開催について(ご案内)

 本県では、平成15年度より石川県立金沢泉丘高等学校において「スーパーサイエンスハイスクール」事業を実施しているところであります。本校は認定枠指定を受け、世界に羽ばたく科学系人材の育成を目指して本事業を進めております。
 このたび、標記公開授業を下記の要領で開催しますので、お知らせします。

1.趣 旨

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。


2.日 時

令和6年9月6日(金)13:05~16:05(受付 12:45~13:00)


3.会 場

石川県立金沢泉丘高等学校(石川県金沢市泉野出町3-10―10、 TEL:076-241-6117)


4.参加対象

全国の高等学校、中学校の教職員 等


5.内 容

理数科1年 AI基礎講座「ドローンを題材とする人工知能体験」
講師 金沢大学理工研究域フロンティア工学系准教授 軸屋 一郎 氏


6.参加申込

参加を希望される方は、9月4日(水)までに、参加申込書(別紙様式)を下記メールアドレス宛にご提出ください。
(宛先)masukura@pref.ishikawa.lg.jp

【申込書】金沢泉丘高校理数科1年AI基礎講座公開授業.docx

 

理数科野外実習 糸魚川ジオパーク研修を開催しました

 7月30日(火)に、理数科の野外実習で糸魚川市を訪問し、主に地学分野の野外実習を行いました。日本有数のジオパークである糸魚川市では、糸魚川ー静岡構造線やフォッサマグナ、様々な岩石やヒスイなど、見所が沢山あり、日帰りでしたが充実した実習を行うことができました。

【フォッサマグナミュージアム】

 まず、ホールで学芸員さんから、糸魚川・ジオパーク・フォッサマグナ・糸魚川‐静岡構造線について講義を聞き、その後館内を自由見学しました。

【フォッサマグナパーク】

 2グループに分かれ、糸魚川ー静岡構造線の断層露頭や枕状溶岩の観察を行いました。2名の学芸員さんがそれぞれのグループにつき、解説してくださいました。

 

 【須沢(ヒスイ)海岸】

 学芸員さんによる岩石の説明を聞き、その後は各自、石ころ探索キットを用いて標本作りを行いました。石の同定はパンフレットに見つつ行うのですが、これがなかなか大変。即答で答える学芸員さんは流石だと思いました。

 

 天候が心配でしたが、雨に降られることもなく、全員元気に実習を終えることができました。今回の実習の成果を事後学習で提出することになっています。皆さんの力作を期待しています!

 今回、全日程についてフォッサマグナミュージアムの学芸員さんが同行して、実習をサポートしてくださいました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

令和6年度 第2回サイエンスツアー 「先端サイエンス実験講座」を開催しました

 7月26日(金)に、普通科の3年生を中心とした希望者14名が、石川県立大学を訪問し、「リアルタイムPCR法によるウイルスの検出」というテーマで実習をさせていただきました。はじめてマイクロピペットを使用する生徒が多く、最初は少し苦戦していましたが、何度か練習するうちに、皆スムーズに操作することができるようになりました。

 PCRの原理を学ぶと共に、リアルタイムPCRでターゲットのDNAが増えている様子をグラフ上でリアルタイムに確認することができ、大変貴重な経験をすることができました。

理数探究 課題研究成果発表会を開催しました

 7月17日(水)の5~7限に、理数科3年生による理数探究の課題研究成果発表会を開催しました。今年は、本校での開催で、多くの保護者の方々にもご参観いただきました。

 発表会は2会場で行い、理数科3年生が2グループに分かれてこれまでの研究成果を英語で発表しました。また、5~7限は理数科2年生が、7限は理数科1年生がオーディエンスとして参加し、ナノ生命科学研究所の先生方と共に質疑応答に参加しました。英語での発表でしたが、自分達の研究について堂々と発表する様子をみて、大変頼もしく感じました。

 また、3年間に渡り、ご指導・ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。

 

 

小学校で出前授業を行いました

 普通科普通コース3年生の「海と陸の環境」班(3年生8名)、普通科普通コース2年生の「自然保護」班(2年生9名)が、7月12日(金)に泉野小学校5年生のクラスを訪問し、小学生に対して、「ゴミ問題を解決するためにはどうしたらよいか」という内容の授業を行いました。

 5年1組、2組、3組に分かれて3グループがそれぞれ授業を実践し、1組チームは「3Rや5Rのようなキーワードを考えて、自分たちの行動につなげよう!」、2組チームは「エコバックって本当にエコなの?ちゃんと環境に優しい行動って何だろう?」、3組チームは「ボードゲームを通じてゴミを減らす行動をしよう」というように、それぞれのチームが各々考えた授業を行いました。泉野小5年生たちも熱心に授業に取り組んで、楽しく学習をしてくれました!

 小学生たちは、きっと泉丘のお兄さん・お姉さんたちに憧れて、泉丘高校を目指してくれるはずです!

研究ディスカッションを開催しました

【課題探究Ⅰ】

 普通科2年生が、7月9日(火)の6・7限目に各教室で、研究ディスカッションを行いました。課題探究Ⅰでは今年も文型・理型の垣根を取り払い、混合のチームを作り、4月から活動してきました。今日は、その研究班を解体し新しい班で1人ずつ、自分達の研究についてスライドを使って説明しました。また、7限目は3年生に対して発表し、様々なアドバイスをもらっていました。少し緊張した面持ちで、一生懸命伝えようとする姿勢が印象的でした。

 

【理数探究】

 理数科2年生と普通科SGコース2年生が、7月10日(水)の6・7限目に大会議室と視聴覚室で、研究ディスカッションを行いました。2クラス合同で行うことは初めてで、それぞれのクラスの発表スタイルや課題へのアプローチの方法  等、お互いに学ぶことが多かったのではないでしょうか。どの班も、それぞれの研究に対する情熱がよく伝わってくる発表でした。

 6限目は理数科1年生が、7限目は理数科とSGコースの3年生が参加し、ディスカッション形式で議論しました。研究内容についての鋭い質問が飛び交い、大変有意義な時間となりました。参加いただいた金沢大学の先生方をはじめ、ご指導・ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。

環境ボードゲームを作成しました

 7月5日(金)の6~7限に、4月から取り組んできた環境ボードゲームの発表会を行いました。環境問題はなぜ起こるのか?なぜ解決しないのか?「環境問題」と「人間」の複雑な関係を理解することを目的に、班ごとに考えられた8つのボードゲームが紹介されました。

 生徒の感想には、「自分で環境問題について考えられて、メリット、デメリット、費用、政策を考えることができるのがいいと思った」「自分は環境にいいことをしていると思っているが、それが必ずしもそうなるとは限らないことをゲームで表現していたところが良いと思った」(それぞれ一部抜粋)など、ボードゲームをプレイしての感想やアドバイスが沢山寄せられました。

 今回、金沢大学人間社会研究域地域創造学系 准教授の林直樹先生と、研究室の皆さんが指導・助言をしてくださり、1学期のCS学際科学・理数探究基礎の集大成となる素晴らしい会にすることができました。

 

【教育関係者向け】「理数科3年生課題研究成果発表会」 のオンデマンド配信による公開について(ご案内)

 本県では、平成15年度より石川県立金沢泉丘高等学校において「スーパーサイエンスハイスクール」事業を実施しているところであります。本校は認定枠指定を受け、世界に羽ばたく科学系人材の育成を目指して本事業を進めております。
このたび、標記発表会を下記の要領で開催しますので、お知らせします。

 1.趣  旨  

   スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。

 2.配信期間  

   令和6年7月17日(水)13:30~15:55

   ※視聴用URL は、後日、視聴申込みされた方のみにお知らせします。 

 3.視聴申込   7月12日(金)までに、下記の視聴申込書(別紙様式)をご提出ください。

         ※学校関係者用 視聴申込書.docx

         ※HP掲載用案内.pdf

         ※保護者の皆様は、既にご案内しております通り、直接学校へお越しください。

 4.配信内容(当日の日程)    

13:30 開会式(5分)

13:40 1st Session(20分) 発表7分・質疑応答13分・・・大会議室Group1、視聴覚室Group3

14:00 休憩・発表準備(10分)

14:10 2nd Session(20分) 発表7分・質疑応答13分・・・大会議室Group2、視聴覚室Group4

14:30 休憩・発表準備(10分)

14:40 3rd Session(20分) 発表7分・質疑応答13分・・・大会議室Group5、視聴覚室Group7

15:00 休憩・発表準備(20分)

15:10 4th Session(20分) 発表7分・質疑応答13分・・・大会議室Group6、視聴覚室Group8

15:30 休憩・移動(10分)

15:40 閉会式・全体講評(15分) 全員大会議室

15:55 後片付け

※理数科3年生は発表グループを2つに分け、2会場で英語オーラル発表。

 

文教会館教育資料ロビー展について

 5月9日(木)~20(月)にかけて、石川県文教会館(金沢市尾山町10番5号)の教育資料ロビー展「特色ある学校の活動」に課題研究のポスターを掲示しています。5月9日(木)~14日(火)までは、理数科3年生の課題研究ポスターを、5月15日(水)~20(月)までは、普通科SGコース3年生の課題研究ポスターを展示しています。この機会に、是非ご覧ください。

 

理数探究の特別講義を開催しました

 4月10日(水)に、理数探究の特別講義を行いました。今回の講師は金沢大学ナノ生命科学研究所のAdarsh SANDHU先生で、これから探究活動を行う上で大切なことについて、お話いただきました。

【生徒の感想】

・いくらいい研究ができても相手にそれをうまく伝えられないと意味がないなと強く感じた。IMRaDという論文の型はとても明快でわかりやすいと思ったからこの型を意識してこれからスライドを作りたい。

・口頭発表に盛り込むべきトピックがよくわかりました。特に印象に残ったのは、発表のレベルはオーディエンスに合わせるということです。今まで聞いた先輩方の発表の中でよくわかったと感じたのは、専門用語には説明を入れて簡単な言葉で活動内容を1から説明しているものや、スライドもしっかりと何のデータなのか記してあるものばかりでした。私もオーディエンスが飽きない発表の仕方を意識できるようにしたいと思いました。

第3回サイエンスツアー~スーパーカミオカンデ見学~を開催しました

 3月28日(木)に、岐阜県のスーパーカミオカンデとカミオカラボの見学ツアーを開催しました。参加者は1・2年生の希望者14名でした。

 まず、東京大学の宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設で東京大学の先生による講義を受講しました。ニュートリノとは何かというところから順に説明いただき、これから見学するスーパーカミオカンデへの期待が高まりました。

 スーパーカミオカンデでは、まず紹介動画を視聴しました。内部は現在観測中のため立ち入ることができませんでしたが、タンクの真上で東京大学の大学院生の説明を聞くことができました。

 昼食後は、カミオカラボで出発まで自由見学。素粒子や宇宙を身近に感じることができた1日となりました。

第2回探究フォーラム「Earth Mileフォーラム」を開催しました

 3月20日(水・祝)に、第2回探究フォーラム「Earth Mileフォーラム」を開催しました。このイベントは、地球温暖化や海洋ごみ問題など現在の自然環境状況に危機感を持ち、一人ひとりが自分事の課題として探究活動に取り組んできた成果の発表や聴講を通じて、自分たち自身の意識をより高めるとともに、同じ価値観を持つ同世代との交流を通じて、その活動を広げていくことを目的としています。参加校は、金沢錦丘高校、小松高校、小松明峰高校、石川県立工業高校、金沢大学附属特別支援学校、本校、そして東京都立日比谷高校がオンラインで参加しました。

 午前は、本校普通科探究班が考案したカードを用いた環境問題啓発ゲームを用いた交流会と研究発表会①(代表班による口頭発表)で、午後からは石川県立大学の勝見先生による講演会と研究発表会②(ポスターセッション)でした。

  

【交流会(本校普通科探究班が考案したカードを用いた環境問題啓発ゲーム)】

ボードゲームをとおして、楽しみながら環境問題について考えました。初対面の人も多かったのでゲームをとおして親睦を深めることができました。

 

【研究発表会①(代表班による口頭発表)】

 生態系保全やプラスチック、ICT教育など様々なテーマについて発表が行われました。

 

講演会 「農用地におけるマイクロプラスチックの発生と海域への移行」 石川県立大学 勝見 尚也 先生

 肥料由来のマイクロプラスチックが農用地より水の流れで移動することなど、マイクロプラスチックの動態について、詳しく知ることができました。

 

研究発表会②(ポスターセッション)

  環境問題に関するテーマのポスターセッション。全ての参加校がこれまでに研究してきた成果をポスター発表しました。金沢大学・人間社会学域附属・特別支援学校の生徒さんによる体験型のブースが3ブース開設され、とてもにぎわっていました。また、会の最後にはカエルデザイン合同会社アクセサリーデザイナーの川﨑朱美子さんより、石川県立羽咋工業高校の活動「ペットボトルキャップの回収ボックスの制作」について、紹介がありました。

 今回、企画から運営までを、普通科の吉岡さん、久野さん、吉藤さん、水本さん、池田さん、金森さんが行いました。皆さんのおかげで素晴らしい会になりました。ありがとうございました。

「究める課題研究発表会 in Komatsu」に参加しました

 3月17日(日)に開催された「究める課題研究発表会 in Komatsu」(主催:小松高等学校)に、本校からは理数科と普通科の2年生の計10班が参加し、ポスターセッションで研究成果を発表しました。ポスターセッションには、主催の小松高校のほか、福井県立藤島高校、大聖寺高校、小松明峰高校、小松工業高校、金沢大学附属高校、星稜高校、星稜中学校の生徒、韓国の大田科学高校(オンライン参加)など県内外の多数生徒が参加し、研究を通して交流を深めました。

 また、小中学生を対象とした実験講座では、生徒が主体となって普段から取り組んでいる研究に関する実験ブースを開設しました。理数科の「文字や文章の読みやすさに関する条件」の研究班がタブレット端末を用いて「平均文字」の体験会を行い、普通科の「児童の外来種への意識に対するアプローチ」の研究班が、スノードーム作りの体験会を行いました。参加した小中学生の新鮮な反応を受け、本校生徒たちも達成感を感じている様子でした。

Global Science Leadershipに参加しました

 3月16日(土)に、福井県立藤島高校が主催のGlobal Science Leadershipに参加しました。本校からは2年理数科の「アメリカザリガニ由来のキチンナノファイバーの特性」班が参加し、英語での発表の後、フィリピンの生徒や教師とのオンラインでの質疑応答を行うなど、自分たちの研究発表をより良いものにするために国境を越えて学び合う姿が見られました。生徒交流会でも本校の生徒が積極的に意見を出しており、活動の中核になっていました。

福井県合同発表会に参加しました

 3月10日(日)に福井県のAOSSA(福井県民ホール)で開催された福井県合同発表会に、本校から普通科2班(「廃棄野菜からプラスチックの代替品を作ろう」班、「寒天から目指す環境にやさしいプラスチックの作成」班)、理数科2班(「ルミノール反応における照度の推移」班、「タフリナ菌の侵入経路と越冬部位の研究」班)が参加しました。この発表会は分科会とポスター発表に分かれており、分科会では11校、ポスター発表では14校が発表しました。

 普通科の生徒達は、外部発表会での発表が初めてでしたが、他校の生徒達との交流が貴重な体験となったようです。理数科の生徒達も、回数を重ねることで発表をブラッシュアップし益々磨きをかけていました。皆さんお疲れ様でした。

CS学際科学で企業研修を行いました

 2月16日(金)に中村留精密工業株式会社を訪問し、企業研修をさせていただきました。現地では会社概要について説明を受けた後、2グループに分かれて工場見学をしました。概要説明では、会社が目指していいることや、そのために取り組んでいることについて知ることができ、工場見学では、それぞれのブースでどのような作業をしているのかという説明を聞き、工作機械を製作する過程を見学することができました。

 工場見学後は、泉丘OB・OGの社員の方が2名登場し、生徒達の質問に答えてくださいました。現場で数学が使われていることや、コミュニケーションが大切という事など、具体的な例を提示し説明してくださったので、大変わかりやすかったです。

 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

近畿サイエンスデイに参加しました

 2月11日(日)に開催された「近畿サイエンスデイ」(主催:大阪府立天王寺高校)に、本校からは理数科2年生が参加し、「千里浜における効率の良い消波ブロックの形の研究」の研究成果を発表しました。近畿サイエンスデイは、近畿圏のSSH校が課題研究の発表を行う場として、主催の大阪府立天王寺高校が毎年開催しているイベントで、今年度は、福井県立藤島高等学校、兵庫県立神戸高等学校、大阪府立北野高等学校、滋賀県立膳所高等学校、大阪府立天王寺高等学校、そして本校の6校が参加しました。他県のSSH校と研究をとおして交流することができ、大変良い経験をすることができました。

金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました

 2月10日(土)の午後に、金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました。テーマは脱出ゲーム「リカ・ゲーム」!チームで実験を行いながら謎解きをし、犯人を捜すイベントでした。今回はこども科学財団に所属している小・中学生も参戦!本校の生徒も含めて43名もの参加者がゴールを目指して知恵を絞りました。

【全体説明】

【ロボットは見た~犯人の服の色を特定せよ】

【噓つきは誰だ!?同定実験による調査】

【凶器が残したメッセージ】

 企画・運営をしてくれた10H有志の皆さん、面白い企画をありがとうございました!

SSH公開授業を開催しました

 2月7日(水)の午後に、令和5年度石川県立金沢泉丘高等学校スーパーサイエンスハイスクール公開授業を開催しました。5限目は「サイエンス・イングリッシュⅠ」、「古典探究」、「理数数学Ⅱ」の授業を、7限目は「理数探究」、「SG探究」、「理数生物」、「理数地学」の授業を中心に、1・2年生の授業を公開しました。6限目はSSHおよびSGコースの概要説明を行いました。

 県内外から約30名の先生方が来校し、貴重なご意見をいただくことができました。

【5限】

「サイエンス・イングリッシュⅠ」    「古典探究」         「理数数学Ⅱ」

【7限】

 

    「理数探究」          「SG探究」

    「理数生物」            「理数地学」

【教育関係者対象】令和5年度石川県立金沢泉丘高等学校スーパーサイエンスハイスクール公開授業を行います

 このたび、令和5年度石川県立金沢泉丘高等学校スーパーサイエンスハイスクール公開授業を行います。参加を希望される方は、参加申込書(別紙様式)を電子メールにてご提出ください。

 1. 趣旨
 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。


2. 日時
 令和6年2月7日(水)13:05~15:55


3. 会場
 石川県立金沢泉丘高等学校 石川県金沢市泉野出町3-10-10


4. 参加対象
 全国の高等学校、中学校の教職員 等


5. 日程
12:30~13:00 受付(1階講堂入口)
13:05~13:55 公開授業(5限)
 『Science English』(理数科2年生)
 『古典探究』(普通科SG コース2年生)
 『理数数学Ⅰ』(理数科1年生)
14:05~14:55 金沢泉丘高校SSH/SG コース 概要説明
15:05~15:55 公開授業(7限)
 『理数探究』(理数科2年生)
 『SG 探究』(普通科SG コース2年生)
 『理数生物/理数地学』(理数科1年生)
*当日は上記の他、1・2年生の授業を公開しています。


6.参加申込 参加を希望される方は、2月2日(金)までに、参加申込書(別紙様式)を下記メールアドレス宛にご提出ください。なお、参加費及び資料代は無料です。
(宛先)masukura@pref.ishikawa.lg.jp


7.そ の 他
校舎内に駐車スペースがありませんので、自家用車での来校はご遠慮いただき、公共交通機関をご利用ください。

 

※実施要項

【ご案内】金沢泉丘高校SSH公開授業の開催について(HP用).pdf

※申込はこちらから

【申込書】金沢泉丘高校SSH公開授業.docx

【お知らせ】石川県SSH・NSH合同生徒発表会を開催します

 このたび、「令和5年度石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」「令和5年度いしかわニュースーパーハイスクール課題研究発表会」を開催いたします。保護者の方や一般の方も参観できますので、この機会に是非お越しください。参加を希望される方は、参加申込書(別紙様式)を電子メールにてご提出ください。

 

1 趣旨
 県内スーパーサイエンスハイスクール指定校3校および、いしかわニュースーパーハイスクール5校での研究開発における教育実践の普及および、その成果としての生徒の課題研究発表を通じ、数学・理科をはじめとする教科指導における探究型学習の伸長を進めるとともに、広く県民の高等学校教育に対する理解の促進を図ることにより、確かな学力の向上に資する。


2 主催
石川県教育委員会 石川県立金沢泉丘高等学校


3 共催
石川県立小松高等学校 石川県立七尾高等学校


4 期日
令和6年1月23日(火) 13:00~16:30


5 会場
石川県地場産業振興センター
〒920-8203 金沢市鞍月2丁目1番地


本館 大ホール(SSH・NSHポスターセッション)
第2研修室、第3研修室、第7研修室(SSH口頭発表)
新館 コンベンションホール(開会式・閉会式、NSH人文科学口頭発表)
第10研修室(NSH自然科学口頭発表)


6 参加対象
SSH指定校の教職員、NSH指定校の教職員、全国の中学校・高等学校の教職員、一般県民


7 日程
12:30~13:00 受付
13:00~13:15 開会
13:25~15:45 研究発表
〇口頭発表
〇ポスターセッション(大ホール)
石川県立金沢泉丘高等学校 石川県立小松高等学校 石川県立七尾高等学校
石川県立金沢二水高等学校 石川県立金沢桜丘高等学校
16:00~16:20 閉会

8 その他
 会場の駐車台数には限りがありますので、できるだけ公共交通機関を利用するようお願いします。お車でお越しの皆様は、通路での駐停車は、路線バス運行の妨げになりますので、ご遠慮ください。また、繊維・鉄工会館専用駐車場は、私有地につき駐車しないでください。

※実施要項

【実施要項】_R5_石川県SSH・NSH合同生徒発表会.pdf

※申込はこちらから

【申込書】R5_石川県SSH・NSH合同生徒発表会.docx

 

課題探究Ⅰ キーワードグループ内発表会を開催しました

 12月12日(火)6・7限に、課題探究Ⅰのキーワードグループ内発表会を発表会を開催しました。生徒達は、キーワード毎に分かれた教室で、グループ毎にこれまでの研究の成果を口頭発表しました。文理融合のチームは今年初めての試みでしたが、それぞれの良いところがブレンドされ、とてもバランスの良い発表となっていました。質疑応答も活発に行われました。

 みなさん、発表お疲れさまでした!今回の発表会で、各キーワード毎に1班が選抜され、12月22日(金)の学年全体発表会で発表を行います。代表になったグループの皆さん、次の発表も頑張ってください!

 

【代表班】

「(異文化)・料理を通した異文化理解」 志萱さん、別府さん、小泉さん、前島さん、宿谷さん

「(教育)・学びのNextStage」 國司田さん、刈本さん、木下さん、寺田さん、河村さん

「(お金)・紙幣をピン札にする」 長島さん、髙橋さん、英さん、斉藤さん、皆川さん 

「(プラスチック)・廃棄野菜からプラスチックの代替品を作る」 土田さん、横川さん、米山さん、井村さん

「(動物)・竹で馬を救おう!」 森澤さん、谷本さん、向さん、由里さん、中村さん

「(食)・草食動物になろう」 林さん、中村さん、村本さん、米山さん、越村さん

「(エンタメ)・大衆小説 スマホで見るか?書籍で見るか?」 戸田さん、福田さん、横山さん、垣内さん

「(ジェンダー)・ゲームで深めるLGBTQへの理解」 山本さん、金本さん、宮﨑さん、村田さん、田中さん 

「(自然災害)・安全なロウソクを作ろう」 髙嶋さん、堀さん、中村さん、成田さん、後藤さん

「(IT)・ITを活用した学校生活の改善方法の検討」 浜谷さん、田邊さん、秋田さん、宮田さん

「(建築)・誰でも使える最強のダンボールを創る」 髙田さん、山本さん、石川さん、牧野さん、吉田さん

「(運動)・音楽は走りにどのような影響を与えるか」 庄源さん、ザストロウさん、安田さん、谷内さん、中本さん

「(エネルギー)・ジャイロ効果の有効的な活用」 木村さん、足立さん、長養さん、寅ヶ口さん、中川さん

「(健康)・運動による豆つかみのタイムの増減」 渡邊さん、池田さん、牧野さん、渡部さん

「(都市・地域)・廃校でつながる地域のWA」 中川さん、廣島さん、鶴山さん、中西さん、蓮池さん、米澤さん

「(海と陸の環境)・カードゲームによる環境問題意識改革」 岩高さん、田中さん、櫻吉さん、千田さん、宮越さん

石川県立大学でDNAの実習を行いました

 11月17日(金)に理数科1年生が石川県立大学を訪問し、実習を行いました。今年は生物資源工学研究所 ゲノム情報利用技術教育センターの中谷内先生と、ティーチングアシスタント(TA)の学生さんがついてくださいました。

 テーマは「リアルタイムPCR法によるウイルスの検出」。PCRや電気泳動についての講義を受け、DNAウイルスの希釈液を作成し、リアルタイムPCRで目的のDNA断片を増幅する実験を行いました。また、通常のPCR法で増やしたDNA断片を電気泳動する実験も同時並行で行いました。事前にマクロピペットの使い方を復習していたので、スムーズに実験を進めることができました。

雷についての講義を受講しました

 11月15日(水)に、理数科2年生を対象に、大阪大学大学院工学研究科の和田先生による特別講義を開催しました。和田先生の研究チームは、放射線や電波帯での雷観測の研究を行っており、本校を含む複数の高校の屋上に観測装置を設置し、観測を行っています。講義では、雷発生のメカニズムや先生のチームの研究紹介を聞き、雷についての知識を深めることができました。また、講義後には数名の生徒が実際に屋上まで同行し、作業の様子をみせてもらい、解説を聞く機会もありました。

 

理数探究の校内中間発表会を開催しました

 11月3日(金・祝)の1~4限に、理数探究の校内中間発表会を開催し、理数科2年生が4月から研究してきた内容を発表しました。生徒達は、昼休みや放課後の時間も使い、実験や資料の作成を行ってきました。今回の発表会で得た意見・アドバイスを今後の研究活動や次の発表(2024年1月23日予定)に是非活かしてほしいと思います。

 また、金沢大学の中山先生、北陸先端科学技術大学院大学の小田先生、本校卒業生の松本さん、堀中さん、萬田さん、山口さん、中川さんから講評をいただきました。貴重な助言や生徒目線からのアドバイスをありがとうございました! 

CS学際科学の特別講義を行いました

 10月24日(火)の3・4限に、1年理数科のCS学際科学の授業で、深津武馬先生(産業技術総合研究所首席研究員、東京大学大学院教授/筑波大学大学院教授、ERATO深津共生進化機構プロジェクト研究総括)によるオンライン特別講義を行いました。テーマは「ともに生きる昆虫と微生物:その多様性と繁栄の秘密」で、寄生や共生といった生物間の相互作用について学ぶことができました。

生徒の感想(一部抜粋)

〇私たちからは見えない生物の内部では実は複雑な共生関係が存在していたのだと知り、まだ知らない世界には興味深いことがたくさんあるのだと感じた。

〇豊富な種類の生物や細菌が共生しているので、もしかすると人間がつくりたいと考えた性質も組み合わせ次第でなんでもつくれてしまうのではないかということが気になった。昆虫と細菌という狭い世界でも不思議なことがたくさん起きていることが知れてとても印象に残る講義だった。

つくばサイエンスツアー【2日目】

 2日目は4班に分かれ、A班は農研機構(1日研修)、B班は産総研の地質標本館(午前)と理研のバイオリソースセンター(午後)、C班は高エネルギー加速器研究機構(午前)と防災科学技術研究所(午後)、D班は高エネルギー加速器研究機構(午前)と物質・材料研究機構(午後)をそれぞれ訪問しました。

 

農研機構(遺伝資源センター、ジーンバンク、食と農の科学館、果樹・茶業研究部門)【A班】午前・午後

 今回訪問したのは、様々な生物の遺伝資源を収集・保存している研究機関で、保存場所を実際に見せていただきました。また、高品質、高付加価値を持った農産物や食品の研究や、スマート農業についてのパネル展示があり、日本の農業技術の発達について学びました。研究者の方から直接お話を伺うこともできました。また、梨の糖度測定を体験し、実際に圃場を見学することもできました。

産総研 地質標本館【B班】午前

 地球の歴史、生活と鉱物資源、生活と地質現象、岩石・鉱物・化石という4つの展示室があり、ガイドの方が解説してくださいました。標本数が多く、普段は見られない貴重なものも多く見ることができ、地球科学の知識を深めるとともに、地球に潜む様々な可能性に触れる機会になりました。

産総研 バイオリソース研究センター【B班】午後

  バイオリソース研究センターでは、研究に使われる実験動物等のバイオリソースの整備について詳しく説明していただきました。バイオリソースの整備が生命科学の発展を支えていることが実感できました。また、事前学習で疑問に思ったことを質問し、学びを深めました。

高エネルギー加速器研究機構【C・D班】午前

 ここでは、まず資料館を見学し、“加速器とは”何かを知りました。その後、高エネルギー粒子から放出される様々な電磁波を測定するフォトンファクトリー、電子と陽電子を衝突させるBellⅡ測定器などを見学し、専門家から詳細な話を伺うことができました。ちょうどBellⅡ加速器が稼働していない期間だったため、これまでは見ることのできなかった区域の見学もすることができました。

防災科学技術研究所【C班】午後

 防災研ではまず、代表者(今回はご厚意で5名)が地震ザブトンの体験をしました。東日本大震災などの過去の大地震や想定東海地震など、体験する地震を選ぶことができ、揺れの大きさや特徴を体験することができました。また、大型降雨実験施設の見学では、効率的に実験を行うため施設自体が移動することや、広大な実験施設の4分の1面ずつ雨を降らせることができるなど、巨大な施設を効率的に使用し多くの実験を行っていることがわかりました。

物質・材料研究機構【D班】午後

 最初はNIMU(物質・材料研究機構)に関するセミナーを聴講し、金属当てゲームで様々な金属に直接触れて、その性質を学びました。その後、施設を見学し、素材の耐久性などを測定する様子などを観察しました。無機物質だけでなく、有機物も素材!!可能性は無限大です。

 

つくばサイエンスツアー【1日目】

 10月19・20日に、茨城県つくば市の研究施設を訪問するサイエンスツアーを行いました。

 1日目は筑波宇宙センターで研修を行った後2班に分かれ、1班は建築研究所を、2班は国土地理院の地図と測量の科学館をそれぞれ訪問しました。

【1日目】

つくば宇宙センター

 宇宙センターの概要説明を聞いた後、2グループに分かれて宇宙飛行士養成エリアの見学と「きぼう」運用管制室の見学を行いました。宇宙飛行士養成エリアでは、宇宙飛行士選抜試験で実際に使用された部屋を見ることができ、宇宙で行っている実験の説明を聞くこともできました。「きぼう」運用管制室では、それぞれの区画がどのような業務を行っているのか詳しく聞くことができました。モニターでNASAの管制室の様子やISLから見たリアルタイムの地球の様子を見ることもでき、大変貴重な体験をすることができました。

建築研究所

 実大構造物実験棟とユニバーサルデザイン実験棟を見学し、説明を聞きました。実大構造物実験棟では、高さ7メートルもの構造物を使った実験を行う現場を見せていただき、そのスケールの大きさに圧倒されました。また、ユニバーサルデザイン実験棟では、代表者が実際に非常階段のデザインの違いで安全性を高めるられることを実感することができました。

 

国土地理院 地図と測量の科学館

 今回はガイドツアーの形をとることができなかったため自由見学でしたが、地図の歴史や測量に使用した道具等を見学することができました。

・1階ラウンジ ①日本列島空中散歩マップ②タッちず③地図のギャラリー④日本列島球体模型⑤電子基準点⑥VLBIアンテナ

・2階常設展示室場  ⑦改正大日本興地路程全図⑧迅速測図原図⑨宇宙測地技術を用いた展示