理数科お知らせ

白山野外実習の事前特別講義を開催しました

 7月6日(金)に、マザーネイチャーズガイド事務所の田中康典氏による特別講義を開催しました。田中さんは山岳ガイドⅡの資格をお持ちで、7大陸の最高峰を登頂された方です。
 今回の講義では、「白山の魅力と登山(野外)の注意点」という演題で、登山を行う上での注意点や必要な持ち物等について教えていただきました。また、実際に実習で通るルートの説明や、山小屋での過ごし方、体調管理の大切さ等についても説明してくださいました。
  

地学巡検 貝化石のクリーニングを行いました

 6月21日(木)に、前回大桑層で採取した貝化石をクリーニングする作業を行いました。十分に乾燥した化石は意外と脆く、四苦八苦。それでも、二枚貝や巻貝を多数発見することができました。
 クリーニング後にはスケッチをし、種の同定まで行いました。その結果、暖流系・寒流系の化石があることがわかり、当時の環境を推定することができました。

  

CS学際科学の特別講義を開催しました

 6月13日(水)に東京大学生産技術研究所の溝口照康先生による特別講義を開催しました。演題は「大学准教授のおしごと~原子と電子を観る・知る・はかる~」で、前半は研究者はどのような仕事をしているのかをメインに、後半は先生の専門分野である電子構造計算等についてお話いただきました。
  

CS実験科学 地学巡検を行いました

 6月7日(木)に犀川河川敷の大桑層で貝化石の採取や地層の観察を行いました。当日は天候にも恵まれ、絶好のフィールドワーク日和でした。今回採取した化石は、次回のCS実験科学の時間にクリーニングを行い、種の同定とスケッチを行う予定です。
  

サイエンス・イングリッシュⅠの特別講義を開催しました

 5月25日(金)に、東京国際大学の五十嵐義行先生をお迎えし、上記の特別講義を開催しました。今回は普通科理2年SGコースの生徒も参加し、総勢80名での講義となりました。
 この講義は全て英語で行われ、発音やリズム、パワーポイントのデザインなど、発表を行う際に必要な技術について具体的な助言をいただきました。
  

AI課題研究Ⅲの研究発表会を開催しました

 5月7日(月)に北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)で上記の発表会が開催され、理数科の3年生がこれまでに研究してきた成果を英語のポスターで発表しました。この発表会は質疑応答も全て英語で行われ理数科の2年生とJAISTの学生や先生方が英語で質問をしました。

 大学生や教授の先生方からは、本校の校内で実施した時とは違った切り口の鋭い質問が飛び交っていましたが、試行錯誤しながら答える生徒達の様子を見て大変頼もしく感じました。
  

金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました

 4月21日(土)Ex4限目に、今年度第一回目となる金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました。今回は初めて生徒が企画・運営全てを担当し、物理部主催で行いました。参加者は普通科・理数科の61名で、5~6名のチームを組み、様々な謎解きに挑戦しました。

CS学際科学の特別講義を開催しました

 4月20日(金)に金沢大学理工研究域数物科学系の大塚浩史先生による特別講義を開催しました。今年の理数科1年生のテーマである「光」に関係するお話で、講義の中ではいくつかの課題が提示され、実際に手を動かして考える時間もありました。
  

明日の特別講義は中止します

1月13日(土)に予定していた国立天文台の小久保英一郎教授による特別講義は、天候を考慮し、中止と判断させていただきました。
申し込みをしてくださった皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
来年度に今回と同様の企画を考えておりますので、その際はまたご案内させていただきます。宜しくお願いいたします。

PROJECT MARS 最終プレゼンで第3位 日本代表として世界大会へ 

 12月20日(水)に開催されたPROJECT MARSの最終プレゼンテーションで、本校から参加したチーム【松木君(14H)、酒井君(19H)、長谷川さん(19H)、谷口さん(19H)、松本君(10H)】が見事全国第3位を獲得しました!物怖じせず堂々とした発表で、会場を魅了しました。
 発表ではこれまでにない斬新なアイデアを2つ提案しました。1つめは「針葉樹型太陽電池」で火星に針葉樹林を造りつつ効率の良い発電を行うこと。そして「人工時差」を発生させ、地球のアメリカ、アジア、ヨーロッパとそれぞれ対応させることで、地球と同時刻に仕事をすることができ、かつ交代制で休息できることです。
 
 今後、チームの皆さんは日本代表としてワールドコンペティションに挑戦します。次は3Dモデリング、VR(仮想現実)レンダリングフェーズ
で、実際に3Dモデルを作成する行程へ移行します。「火星の街」実現へ向けて頑張ってください!

11・12月の行事報告

 11月・12月に開催した行事を報告します。

CS学際科学 石川県立大学生命科学研修

 11月24日(金)に石川県立大学の生物資源工学研究所で大腸菌のDNAを使った実験をさせていただきました。この実験は大腸菌のDNAを制限酵素で切断し、それを電気泳動でそれぞれの長さのDNA片に分け、写真でDNAのバンドを確認するところまでを体験することができました。後日、学校でその写真を元にDNA断片の泳動距離からそのDNA断片の大きさを算出しました。
   

CS学際科学特別講義「スーパーコンピュータによる生体系分子シミュレーションと創薬応用」 

 12月8日(金)に名古屋大学大学院の篠田渉先生をお招きし、上記の演題で特別講義を行っていただきました。分子一つ一つの物理的な動きをシミュレーションで画像化することで、薬剤の吸着性や安定性をみて創薬に応用するという最先端の手法を知ることができました。

  

石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加

 12月14日(木)に石川県地場産業振興センターで上記の発表会が開催されました。本校からは「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」 班の(海野さん、中山さん、川上君、砂山君、若林君)と「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」班の(重松君、中村君、架谷君、升田君、山内君)が代表で口頭発表を行いました。その他の研究班も、A0サイズの日本語ポスター発表を行い、それぞれがこれまで研究してきた課題研究の成果を披露しました。

  

PROJECT MARS 最終プレゼンテーションに選抜されました

 株式会社 日本HPが開催する「PROJECT MARS -EDUCATION LEAGUE JP-(学生向け日本国内リーグ)」に、本校から2チームが応募し、松木君(14H)、酒井君(19H)、長谷川さん(19H)、谷口さん(19H)、松本君(10H)のチームが第一次フェーズ・最終プレゼンテーションへの参加資格を獲得しました!
 今回選抜されたのは、8チーム。東京大学をはじめ、大学・専門学校・高校等から103チーム、410名のエントリーがあったそうです。最終プレゼンテーションは12月20日(水)に日本科学未来館で開催されます。参加する生徒の皆さんの健闘を祈ります!
PROJECT MARS とは
(※MARS HOME PLANET HP http://jp.ext.hp.com/workstations/missionz/mars/ より引用)

 このプロジェクトは、「人間が火星で生活するうえで必要な建物や乗り物など、インフラをデザインする」という命題の元、より豊かで創造的な火星での暮らしを、科学的見地、人間的見地の両面から考えて提案するものです。優秀なアイデアは国際的なプロジェクトへと応募され、採用されるとVR体験できる火星の街に盛り込まれる予定です。
(※MARS HOME PLANET ミッションハンドブックより引用)

石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会のご案内

 12月14日(木)に石川県地場産業振興センターで上記の発表会が開催されます。参加校は七尾高校、小松高校、金沢二水高校、金沢桜丘高校、そして本校の5校です。生徒達は口頭発表(代表班)とA0サイズの日本語ポスター発表を行い、これまで研究してきた課題研究の成果を披露します。一般の方々も参観できますので、保護者の皆様も是非ご参観ください。

日時:平成29年12月14日(木)13時~17時
場所:石川県地場産業振興センター(〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目1番地)

★口頭発表代表班★
「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」 (海野、中山、川上、砂山、若林)
「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」   (重松、中村、架谷、升田、山内)    


※ポスター発表は全ての班が行います。

AI課題研究Ⅱ 校内発表会を開催しました

 11月3日(金・祝)の午前に、AI課題研究Ⅱの校内発表会が行われ、理数科2年生が4月から研究してきた成果を口頭発表しました。学校公開中ということもあり、70名を越える保護者・一般の方々の参観がありました。生徒達の質疑応答も大変活発に行われ、良い発表会を開催することができました。

 投票の結果、「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」と「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」班が選ばれ、12月14日(木)に開催される石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会で本校代表として発表を行います。

  

AI課題研究Ⅱ校内発表会を開催します

 11月3日(金・祝)に標記の発表会を開催いたします。本校の理数科2年生がAI課題研究Ⅱで研究した成果を発表する研究発表会です。理数科1年生及び一般の参加者との質疑・応答を行い、大学の先生方から講評をいただきます。
教育ウィークで学校公開中のため、申し込み等は不要です。

AI課題研究Ⅱ校内発表会

日時:平成29年11月3日(金・祝)限目 9:05~11:55
場所:2F大会議室
参加者:1,2年生理数科生徒、講評の先生方、一般参観の方

研究発表1 「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」

                 (海野、中山、川上、砂山、若林)

研究発表2 「角柱を用いた橋桁とその強度の関係について」 

                 (宮村、神、田上、寺本、平林)

研究発表3 「パラジウムの代替となる銀を用いた無電解ニッケルめっき」 

                 (重松、中村、架谷、升田、山内)    
  

研究発表 「冷凍温度とイシクラゲの生存状態との関係

                   ~乾燥重量測定とメチレンブルー染色法による生死判定~」

                 (池田、新谷、杉盛、池田、高畠)

研究発表5 「金平糖の角ができる仕組みと角の数の規則性について」

                 (澤田、山﨑、一恩、高田、物部)

研究発表6 「硫酸塩を用いた金属葉の成長~金属膜としての実用化に向けて~」 

                 (太田、梅田、大森、西尾、西田)

研究発表7 「挿し芽における植物の年齢と発根能力との関係」

                 (野村、宮田、木野、筒井、村)

研究発表 「食用植物における発芽率及び成長と音の周波数との関係性」

                 (杉本、冨沢、橋本、武田、番田)

                             ※テーマ名は1027日現在のものです

つくばサイエンスツアーを開催しました

 10月12日(木)~14日(土)にかけて、茨城県のつくば学園都市と東京都の日本科学未来館を訪問し、研修を行いました。1日目は2グループ、2日目は5グループにそれぞれ分かれ、研究施設で講義を受けたり・実験を行いました。また、OBとの交流会もあり、研修で学んだことについて発表する場もありました。

10月12日(木)
 Ⅰ班・・・気象研究所、
Ⅱ班・・・筑波宇宙センター
   
 スーパーコンピュータの見学
(気象研究所)
講義「宇宙ステーションと宇宙食」
(筑波宇宙センター)
宇宙飛行士養成棟の見学
(筑波宇宙センター)

10月13日(金)
 A班・・・筑波大学遺伝子実験センター、B班・・・農研機構遺伝資源センター・食品研究部門
 (午前)C・D・E班・・・高エネルギー加速器研究機構 
   
 大腸菌の形質転換実験
(筑波大学遺伝子実験センター)
植物工場の見学
(農研機構遺伝資源センター)
加速器の見学
(高エネルギー加速器研究機構)

 (午後)C班・・・防災科学技術研究所、D班・・・物質・材料研究機構、E班・・・国立環境研究所
   
自然災害実験教室
(防災科学技術研究所)
走査型ヘリウムイオン顕微鏡について
(物質・材料研究機構)
研究内容及び概要説明
(国立環境研究所)

10月14日(土)日本科学未来館
   
展示フロアでプレゼンテーション①
科学クリエーターに質問
展示フロアでプレゼンテーション②

9月の行事報告

9月に開催した行事を紹介します。

CS学際科学 中村留精密工業株式会社研修

 9月8日(金)に中村留精密工業株式会社へお邪魔させていただき、企業見学を実施しました。技術者の方々からの講義や工場見学をとおして、今、企業人として求められているスキルや現在のものづくりの現場がいかに進歩しているかということ等を学ぶことができました。また、後半はグループディスカッションの場を設けていただき、疑問に思っていることを直に社員の方々へ質問することもできました。
   

SS部特別講義 「建築デザインの世界」

 9月9日(土)に、北陸電力教育振興財団元氣創生塾とのコラボ企画で上記の講義を開催しました。講師は、株式意会社トイットデザインの代表取締役である戸井建一郎先生で、「建築デザインの世界」という演題で講義をしていただきました。今回の講義の参加者は、理数科・普通科1・2年生の希望者47名。建築分野の講義は初開催でしたが、多数の生徒が戸井先生のお話に耳を傾けていました。

  

夏休みの行事報告

 夏休みに開催した行事の一部を紹介します。その他の行事についてはSSHだよりをご覧ください。

白山野外実習

 7月28日(金)~29日(土)にかけて白山野外実習を実施しました。今年は生徒40名、引率9名、金沢大学のTA(ティーチングアシスタント)8名の57名が8班に分かれて登山を行い、各ポイントで沸点測定や地質・植生調査等の実習を行いました。

 1日目は砂防新道を通り、南竜山荘まで歩き、2日目は、エコーラインを経由して山頂を目指しました。天候にも恵まれ、山頂からは素晴らしい景色を眺めることができました。

  
       植生調査                   沸点測定             山頂(2702m)集合写真  

米国海外研修

 8月2日(水)~8月10日(木)にかけて米国海外研修を実施しました。参加した生徒は34名。ボストンで科学英語に関する授業やグループに分かれてのディスカッション、さらに課題研究の発表を行いました。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学では現地の学生とのセッションやキャンパスツアーに参加し、彼らの研究に対する熱意を直に感じることができ、大いに刺激を受けました。

  
学生とディスカッション(ハーバード大学)    指紋の検出実習             課題研究の発表 

全国SSH生徒研究発表会

 8月8日(火)~10日(木)にかけて、神戸国際展示場でSSH指定校の生徒達による発表会が開催されました。本校からは物理部と事前申し込みをした希望者が参加し、「太陽光発電を新たな次元へ~針葉樹型太陽電池の開発~」というテーマについて発表しました。審査員による審査の結果、見事「ポスター発表賞」を受賞することができました!

  

      参加メンバー                 発表の様子              研究ポスター

CS人間科学特別講義を開催しました

 7月12日(水)に、星の子所産院の坂谷理恵子先生をお招きし人間科学の特別講義を開催しました。この講義では「性」をとおして「命」や「生」について考えることの大切さを学ぶことができました。講義の中では、実際に妊婦体験や胎児体験、新生児の人形を抱く体験をする時間も設けられ、様々な学習をすることができました。
  

SEⅠとAI課題研究Ⅱの中間発表会を開催しました

 7月10日(月)に、サイエンス・イングリッシュⅠとAI課題研究Ⅱの中間発表会を開催しました。今回の発表会は、これまでの研究内容や研究経緯をまとめ、さらに議論して深めようという趣旨で行われ、研究経過のフローチャートに加え、参考文献や実験器具を展示したり、研究の様子を写真や動画で説明したりする班もありました。大学の先生方や留学生の皆さん、そして理数科1・3年生も参加し、活発に議論する様子が見られました。
 協力してくださった北陸先端科学技術大学院大学の先生方や留学生の皆さん、ありがとうございました。
  

SEⅠ、AI課題研究Ⅱテーマ発表会を開催しました

 6月12日(月)に、サイエンス・イングリッシュⅠとAI課題研究Ⅱのテーマ発表会を開催しました。このイベントは、理数科の2年生が4月から研究してきた成果を発表するもので、パワーポイントを用いて日本語と英語でそれぞれプレゼンテーションを行いました。
 理数科の1年生や本校の先生方に加え、北陸先端科学技術大学院大学の先生方や留学生の皆さんも参加してくださり、様々なアドバイスをいただきました。

  

SS部の特別講義を開催しました

 6月10日(土)のEx4限に、東北大学の渡辺先生による特別講義を開催しました。今回は、初めて一般からの申込者も4名参加し、本校の生徒49名と共に受講しました。講義は渡辺先生が研究されているアブラナ科植物の自家不和合性の話からはじまり、研究者として大切なことや学部・学科・研究室の選び方など多岐に渡る内容でした。
  

CS学際科学の特別講義を開催しました

 6月9日(金)に、東京大学生産技術研究所の北條先生をお招きし、「分子のかたち・ならび・あつまり」という演題で講義をしていただきました。今回のテーマは結晶。その形からわかることや結晶と色の関係性等についてお話いただきました。途中、分子模型を作成する時間もあり、分子の形を立体的にとらえることもできました。
  

CS実験科学 地学巡検を行いました

 6月6日(火)に犀川河川敷で地層の観察や貝化石の調査を行いました。天候にも恵まれ有意義な野外実習を行うことができました。また、6月13日(火)に貝化石のクリーニングとスケッチ、種の同定を行い、その結果から暖流系の貝か寒流系の貝かを判別して当時の環境を推測しました。
  

サイエンス・イングリッシュⅠの特別講義を開催しました

 5月31日(水)に東京国際大学の五十嵐義行先生をお招きし、サイエンス・イングリッシュⅠの特別講義を開催しました。
 演題は「Mission Impressive! Keys to Fascinating Scientific Presentations」で、英語と日本語のアクセント位置の違いや、プレゼン中の視線の向け方など、英語でプレゼンを行う際の効果的な方法についてお話ししていただきました。
  

6月10(土)スーパーサイエンス部特別講義のご案内

 6月10日(土)東北大学大学院生命科学研究科の渡辺正夫教授をお招きし、特別講義を行います。
 
 今回の講義は、県内中学・高校の生徒さん及び教員の方、保護者の方も参加対象としております。
 参加希望の方は下記の申し込み用紙に必要事項を記入の上、以下の連絡先へFAXまたは郵送でご提出ください。

 締切は6月9日(金)12時必着です。

     申し込みフォーム(PDF)はこちらです。                 ↓ポスター(PDF)
  
連絡先 
FAX
の場合 ・・・ 076ー245-5253
郵送の場合 ・・・ 〒921-8517 石川県金沢市泉野出町3-10-10
            石川県立金沢泉丘高等学校 SSH推進室 板坂 

 

※PDFファイルを見るにはAdobe Readerなどが必要になります。

 

CS学際科学特別講義を実施

 4月26日(水)の6・7限に、金沢大学理工研究域数物科学系の大塚浩史先生をお招きし、特別講義を開催しました。
 道のりと時間と速さの話」という演題で、「速さを正確に考えることから得られた微分法が関数の理解を深めたこと」、「現代の数学、実世界で現れる微分について」、「時間について色々」という3つのことをについてお話いただきました。講義終了後も質問が後を絶たず、人だかりができるほどでした。
  

2017年度『第1回金沢泉丘サイエンスグランプリ』を開催

 4月22日(土)EX4限に、今年度1回目となる金沢泉丘サイエンスグランプリを開催しました。
 今回のタイトルはリアル脱出ゲーム「泉丘高校からの脱出2」。校内に散りばめられた暗号をチームで協力して解読し、ゴールを目指す競技でした。1年生63名、2年生40名の、合計103名もの生徒が参加し、楽しみながら暗号の解読に挑戦していました。最終的に「何」からの脱出だったのか・・・?答えは「地球」ということです。
  

WHOコラボレーティングセンター指定記念特別講演会に参加しました

  4月21日(金)に金沢大学の宝町キャンパスで上記講演会が開催され、本校から希望者28名(1年生13名、2年生8名、3年生7名) が参加しました。
 この講演会は金沢大学が肝炎と肝がんの分野で WHO(世界保健機関)コラボレーティングセンターに指定されたことを記念して企画されたもので、WHO西太平洋地域事務局長である、シン ヨンス
氏が、“Dialogue with Dr. Shin Young-soo, Regional Director for the Western Pacific Region, World Health Organization” という演題で講演を行いました。
 講演は全て英語でしたが、生徒達は熱意あふれる先生のお話や紹介された写真などから、現在の世界情勢や衛生面での日本の特異性など多くのことを学ぶことができたようです。

  

3学期の行事報告

 3学期の開催した行事の一部を紹介します。その他の行事についてはSSHだよりをご覧ください。

平成28年度SSH・SGH生徒研究発表会

 2月6日(月)に、本校で上記の発表会を開催しました。今年は初めてSGHと共同で開催するということで、お互いの研究成果を発表する合同口頭発表会の場を設けました。その他、研究授業や英語のポスター発表会も行われ、理数科の2年生が4月からの研究の集大成を発表しました。
  
    公開授業 CS学際科学        SSH×SGH口頭発表会          英語ポスター発表会   

AI課題研究Ⅰ テーマ検討会
 3月17日(金)に、理数科1年生によるポスターを使用したテーマ検討会を開催しました。今回のポスターは、来年行うAI課題研究Ⅱを見越して、各分野の先行研究をリサーチし、まとめたもので、様々な分野から8つのテーマが選ばれました。
  

11月・12月の行事報告

CS学際科学特別講義
 11月25日(金)に、石川県立大学の研究所を訪問し、大腸菌のDNAを用いた実験実習を行いました。中谷内修先生やティーチングアシスタントの方がわかりやすく説明してくださったおかげで、全員がDNAのバンドを確認することができました。
  

人間科学特別講義
 11月9日(水)に金沢大学医学部の谷内江昭宏先生による特別講義を実施しました。今回のテーマは免疫。免疫グロブリンがパーツの組合せにより驚くほどの多様性を形成していることや、なぜ自然免疫と獲得免疫が2種類存在するのか、その理由を学ぶことができました。

  

AIプロジェクト発表会報告
校内発表会
 
11月3日(木・祝)に、本校の大会議室で上記の発表会を開催し、9つの研究班がそれぞれ研究の成果をパワーポイントで発表しました。生徒と教員の審査の結果、「高等学校の実験環境における大腸菌を用いたHSP(ヒートショックプロテイン)の検出」(3班:加藤さん、伊藤さん寺下さん、由井さん)、「酸化亜鉛による色素増感太陽電池の半導体の代替」(4班:德田さん、三宅さん、西尾さん、渡會さん、角野さん、長舩さん)が本校の代表に選ばれ、石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会で発表を行いました。
  

石川県スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会

 12月15日(木)に地場産業振興センターで本校と小松高校、七尾高校、金沢二水高校、金沢桜丘高校の高校生による合同発表会が開催されました。生徒達は口頭発表(代表班)と、A0サイズの日本語ポスター発表を行い、これまで研究してきた課題研究の成果を発表しました。
  

 

いしかわ高校科学グランプリ 優勝!

 
 11月23日(水・祝)に上記の競技会が開催され、本校からは4チームが参加しました。この競技会はチームで筆記競技・実技競技に取り組み、得点を競うもので、県内の高校から合計30チームが参加しました。その結果、本校理数科2年生で構成された「Team Silent Captain 」が、筆記競技・実技競技とも第1位を獲得、見事優勝を勝ち取りました。おめでとうございます!優勝チームは3月に茨城県で開催される科学の甲子園全国大会の県代表となります。全国大会も頑張ってください!

10月の行事報告

つくばサイエンスツアー
 10月13日(木)~15日(土)にかけて、つくば学園都市の大学や研究施設と東京の日本科学未来館を訪問し研修を行いました。1日目は2グループに分かれて気象研究所とつくば宇宙センターを訪問し、2日目は5グループに分かれて筑波大学遺伝子実験センター、高エネルギー加速器研究機構、農業・食品産業技術総合研究機構、防災科学技術研究所、物質・材料研究機構、国立環境研究所などで研修を行いました。3日目は東京の日本科学未来館で班毎に活動し、各自が調べた展示物について班員にプレゼンを行いました。
  

スーパーサイエンス部特別講義
 10月22日(土)に東北大学大学院工学研究科の手束展規先生による特別講義を実施しました。今回のテーマは「材料科学が未来を変える~磁性材料(スピン)は省エネの救世主?~」で、普通科・理数科から合わせて28名の生徒が参加しました。磁石を用いた実験もあり、磁性材料と省エネの関係について学ぶことができました。

  

人間科学特別講義
 10月28日(金)に福井大学医学部の中本安成先生による特別講義を実施しました。テーマは「未来医療における倫理性」で、遺伝子治療や高度医療による命のコントロールが良いことであるのか、また、治験が人体実験にならないよう法律を整備するとともに、研究者自身の道徳観育成が重要であること等を学びました。
  

AIプロジェクト校内発表会のご案内

 11月3日(木・祝)に標記の発表会を開催いたします。本校の理数科2年生がAIプロジェクト(課題研究)の研究成果を発表します。また、理数科1年生及び一般の参加者との質疑・応答を行い、大学の先生方から講評をいただきます。
教育ウィークで学校公開中のため、申し込み等は不要です。

AIプロジェクト校内発表会

日時:平成28年11月3日(木)限目 9:05~11:55
場所:2F大会議室
参加者:1,2年生理数科生徒、講評の先生方、一般参観の方
発表者:

 研究発表1 「高等学校の実験環境における大腸菌を用いたHSP(ヒートショックプロテイン)の検出」

                     (加藤、伊藤、寺下、由井)

 研究発表2 「酸化亜鉛による色素増感太陽電池の半導体の代替」

                      (德田、西尾、長角野、三宅、渡會

 研究発表3 「組合せ最適化による東京オリンピックの観客輸送等の問題解決」

                      (北川、木下、髙橋、谷口、堀) 

 研究発表4  「野菜の鮮度測定方法の開発および鮮度保持方法の研究」

                      (小田、山口、常田、中田)

 研究発表5  土砂災害モデルを用いた“対”地すべり防災方法の再現」

                      (沖野、荻野、金子、佐藤、宮田)

 研究発表6 「ボロノイ分割を活用した避難所の考察」

                      (柿原、松本、山谷)

 研究発表7 「倍音と弦の状態の関係について」

                     (薄田、砂山、西尾、矢野)

 研究発表8  Twitterを用いた人気アカウント分析」
           大野、柿本、小林、新保、丹羽、物部)  

 研究発表9 「土壌と植物の生長との関係」

                  (粟森、袖、別宮)

※テーマ名は10月31日現在のもの

夏休みの行事報告②

米国海外研修
 7月31日(日)~8月8日(月)にかけて米国海外研修を実施しました。参加した生徒は36名。今年は行き先をボストンに変更し、ノースイースタン大学やハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)を訪問し、実験や課題研究の発表練習等を行いました。
  

全国SSH生徒研究発表会
 8月7日(日)~8月9日(火)にかけて、神戸国際会議場でSSH指定校の生徒達による発表会が開催されました。本校からは物理部が参加し、「ペットボトル振動子」というテーマについて発表しました。
  

地域の自然環境と防災~安心・安全な社会づくり~
 7月に行った講義・フィールドワークに引き続き、後半の活動を行いました。

 8月23日(火)は泉野校下町会連合会理事副会長の北浦 勝 氏による、防災倉庫や備蓄倉庫見学と野外調査を行い、24日(水)この調査を元に防災マップを作製し、発表を行いました。

  

10月22日(土)スーパーサイエンス部特別講義のご案内

10月22日(土)東北大学大学院工学研究科の手束展規准教授をお招きし、特別講義を行います。
 
 今回の講義は、県内中学・高校の生徒さん及び教員の方、保護者の方も参加対象といたします。参加希望の方は下記の申し込み用紙に必要事項を記入の上、以下の連絡先へFAXまたは郵送でご提出ください。

 締切は10月21日(金)12時必着です。

     申し込みフォーム(PDF)はこちらです。                 ↓ポスター(PDF) 
  
連絡先 
FAX
の場合 ・・・ 076ー245-5253
郵送の場合 ・・・ 〒921-8517 石川県金沢市泉野出町3-10-10
            石川県立金沢泉丘高等学校 SSH推進室 米口 

※PDFファイルを見るにはAdobe Readerなどが必要になります。


夏休みの行事報告①

白山野外実習
 7月28日(木)~29日(金)にかけて白山野外実習を実施しました。今年は生徒40名、引率9名、金沢大学のTA(ティーチングアシスタント)5名の54名が7班に分かれて登山を行い、各ポイントで沸点測定や地質・植生観察等の実習を行いました。
  

地域の自然環境と防災~安心・安全な社会づくり~
 7月25日(月)と26日(火)の2日間を使い、普通科・理数科の希望者20名が上記テーマのもと活動を行いました。
この行事は前半(7月)と後半(8月)に分かれており、今回は前半の活動になります。
 25日(月)は金沢大学の平松良浩先生による事前講義を受講し、26日(火)は実際にフィールドに出て傾斜角から断層面を推測しました。