理数科お知らせ

夏休みの行事報告

 夏休みに開催した行事の一部を紹介します。その他の行事についてはSSHだよりをご覧ください。

白山野外実習

 7月28日(金)~29日(土)にかけて白山野外実習を実施しました。今年は生徒40名、引率9名、金沢大学のTA(ティーチングアシスタント)8名の57名が8班に分かれて登山を行い、各ポイントで沸点測定や地質・植生調査等の実習を行いました。

 1日目は砂防新道を通り、南竜山荘まで歩き、2日目は、エコーラインを経由して山頂を目指しました。天候にも恵まれ、山頂からは素晴らしい景色を眺めることができました。

  
       植生調査                   沸点測定             山頂(2702m)集合写真  

米国海外研修

 8月2日(水)~8月10日(木)にかけて米国海外研修を実施しました。参加した生徒は34名。ボストンで科学英語に関する授業やグループに分かれてのディスカッション、さらに課題研究の発表を行いました。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学では現地の学生とのセッションやキャンパスツアーに参加し、彼らの研究に対する熱意を直に感じることができ、大いに刺激を受けました。

  
学生とディスカッション(ハーバード大学)    指紋の検出実習             課題研究の発表 

全国SSH生徒研究発表会

 8月8日(火)~10日(木)にかけて、神戸国際展示場でSSH指定校の生徒達による発表会が開催されました。本校からは物理部と事前申し込みをした希望者が参加し、「太陽光発電を新たな次元へ~針葉樹型太陽電池の開発~」というテーマについて発表しました。審査員による審査の結果、見事「ポスター発表賞」を受賞することができました!

  

      参加メンバー                 発表の様子              研究ポスター

CS人間科学特別講義を開催しました

 7月12日(水)に、星の子所産院の坂谷理恵子先生をお招きし人間科学の特別講義を開催しました。この講義では「性」をとおして「命」や「生」について考えることの大切さを学ぶことができました。講義の中では、実際に妊婦体験や胎児体験、新生児の人形を抱く体験をする時間も設けられ、様々な学習をすることができました。
  

SEⅠとAI課題研究Ⅱの中間発表会を開催しました

 7月10日(月)に、サイエンス・イングリッシュⅠとAI課題研究Ⅱの中間発表会を開催しました。今回の発表会は、これまでの研究内容や研究経緯をまとめ、さらに議論して深めようという趣旨で行われ、研究経過のフローチャートに加え、参考文献や実験器具を展示したり、研究の様子を写真や動画で説明したりする班もありました。大学の先生方や留学生の皆さん、そして理数科1・3年生も参加し、活発に議論する様子が見られました。
 協力してくださった北陸先端科学技術大学院大学の先生方や留学生の皆さん、ありがとうございました。
  

SEⅠ、AI課題研究Ⅱテーマ発表会を開催しました

 6月12日(月)に、サイエンス・イングリッシュⅠとAI課題研究Ⅱのテーマ発表会を開催しました。このイベントは、理数科の2年生が4月から研究してきた成果を発表するもので、パワーポイントを用いて日本語と英語でそれぞれプレゼンテーションを行いました。
 理数科の1年生や本校の先生方に加え、北陸先端科学技術大学院大学の先生方や留学生の皆さんも参加してくださり、様々なアドバイスをいただきました。

  

SS部の特別講義を開催しました

 6月10日(土)のEx4限に、東北大学の渡辺先生による特別講義を開催しました。今回は、初めて一般からの申込者も4名参加し、本校の生徒49名と共に受講しました。講義は渡辺先生が研究されているアブラナ科植物の自家不和合性の話からはじまり、研究者として大切なことや学部・学科・研究室の選び方など多岐に渡る内容でした。
  

CS学際科学の特別講義を開催しました

 6月9日(金)に、東京大学生産技術研究所の北條先生をお招きし、「分子のかたち・ならび・あつまり」という演題で講義をしていただきました。今回のテーマは結晶。その形からわかることや結晶と色の関係性等についてお話いただきました。途中、分子模型を作成する時間もあり、分子の形を立体的にとらえることもできました。
  

CS実験科学 地学巡検を行いました

 6月6日(火)に犀川河川敷で地層の観察や貝化石の調査を行いました。天候にも恵まれ有意義な野外実習を行うことができました。また、6月13日(火)に貝化石のクリーニングとスケッチ、種の同定を行い、その結果から暖流系の貝か寒流系の貝かを判別して当時の環境を推測しました。