総合学科ニュース

ネギの播種

2年生「野菜」

 春に畑へ植付けするため、その準備が始まりました。第1弾は、ネギの播種です。

チェーンポットと呼ばれる苗箱に種を播きます。小さな部屋に分かれていて、一箱264部屋あります。そこに一粒ずつ種を播いていきました。

 ハウス内に小さなトンネルを作り、保温用の温床マットを敷いてその上に苗箱を並べます。25℃前後で管理し、約一週間で発芽します。

一週間後、発芽の様子を観察しました。一人一枚の苗箱を担当しましたが、どれも順調に発芽したようです。発芽率を計算しました。98~84%の発芽率で、いずれも合格。上手に播種できました。

3月いっぱい育苗し、4月になって定植の予定です。

      

  

第24回石川県商業生徒発表会(ビジネス系列)

 石川県で商業教育を学ぶ生徒が集まり、各学校で研究してきた特色ある活動を発表する石川県商業生徒発表会が開催されました。

 4年ぶりに対面で開催され、他校の取り組みや様々な活動を吸収できる素晴らしい発表会でした。

 本校からは校内予選を突破した「しののめ市」メンバーが参加しました。約700人の来賓や生徒の前で発表する大舞台でしたが、七尾東雲高校で学んできた商業教育と農業と連携した活動の様子が伝わる発表となりました。

 3年生の研究を2年生・1年生へ引き継ぎ、今後も七尾東雲高校をみんなで盛り上げていきましょう!

 

 

 

イネの収量調査(農業系列)

2年生「作物」

 2年生は実験用のポットに一人一本の苗を植え、イネの栽培を行ってきました。11月に収穫・乾燥させ、現在イネの収量を調査しています。

 分げつ(枝分かれ)した茎の数や穂の数、穂についたモミの数を調査しました。その後は、穂から籾をすべて外し、水の中に入れて充実した籾と未熟な籾を選別し、さらに籾摺り・精米の工程があります。

 調査した結果では、平均して一ポット当たり76.6本の穂数、大きいもので一穂につき157.1粒の籾がついていました。この結果から、一ポット当たりつまり一本(粒)の苗からできた籾(お米)の数がわかります。計算上では12,033粒になります。

 漠然と「たくさん穫れるんのだろうな」と思っていた生徒も、実際の量と数値を見てびっくりしていました。

 

 

 

 

第8回 総合学科学習成果発表会

 1月12日(木)5・6限目、4階大講義室で、総合学科3年生の生徒達が3年間農業・商業の授業で学んだ専門的な内容の学習成果を発表する総合学科学習成果発表会が行われました。

 総合学科の生徒がお互いの活動を認め合い、学ぶ場となり、他者に伝える表現力やコミュニケーション力が高まる発表会となりました。

 

〈発表会に参加した後輩からのアンケート結果 一部抜粋〉

・スライドがどのグループも見やすいように編集されていてわかりやすかった。

・先輩たちが長い時間をかけて課題に取り組んだ観光ガイドを、私も先輩のように引き継い

でみたい。

・栽培の様子が分かりやすくて、なぜ予想した結果どおりにならなかったのか原因をつきと

めるために、先輩の研究を引き継いでみたい。

・同じテーマだけでなくオリジナリティが感じられて、見ていて面白かった。

 

 さらに、8組中5組が1月20日(金)に行われる七尾東雲高校学習成果発表会にて、保護者や他学科の生徒に向けて探究の内容を発表します。

 

発表内容

 

司会(2年生・3年生)の様子

 

トマトの水耕栽培グループの発表

 

しののめ市グループの発表

 

発表会の様子

 

 

葉物野菜の収穫(農業系列)

2年生「野菜」

 昨年の10月下旬からは、ハウス内でアブラナ科の野菜を中心とした葉菜類の栽培を行っています。小松菜、水菜、チンゲンサイ、小カブ、かつお菜、ホウレンソウ、スイスチャードなどが植わっています。

 3学期最初の実習では、かつお菜と小カブの収穫を行いました。

地際からハサミを入れることやカブの根を切り落とすこと、下葉や傷んだ葉を取り除くこと、収穫の際に周囲の他の野菜を傷つけたり汚したりしないことなどを学びながら収穫しました。

 収穫後は、収穫時についた泥を水で洗い落としたりカブの表面をきれいに拭いたりして、袋詰めの際に見栄えがよくなるようにしています。

 ちょっとしたことで葉が折れてしまったり、傷がついてしまうので丁寧な作業を心がけています。