総合学科ニュース

秋の野菜、順調に生育しているものもあれば…

 7月に種を播いた抑制栽培のトマトは順調に生育し、実を着けています。大玉トマト、中玉トマト、ミニトマトともに色づき始めました。10~11月にかけて本格的な収穫が始まります。

 一方、キャベツは…。夏場の暑さに伴い害虫が大発生。アオムシを始め、ヨトウムシ、コナガなどキャベツの葉を食い荒らしています。殺虫剤の散布のタイミングが良くなかったのでしょう。キャベツの葉はレースのような状態です。うまく結球するのは2~3割といったところでしょうか。あらためて、栽培の難しさを痛感しています。

 

 

 

ブロッコリーの定植(農業系列)

2年生「野菜」

 秋冬野菜の定植、今回はブロッコリーです。

8月17日に播種し、その後鉢上げして苗づくりをしていました。今年の夏は例年以上の暑さで管理が大変でしたが、何とか植付けができる大きさまで育てることができました。

9月15日、「野菜」の実習でビニールハウス内に定植していきます。ブロッコリーはアブラナ科であること、生長すると株が大きくなるので株間は60cmで植え付けることを確認し、定植作業を行いました。1棟のハウスに180本のブロッコリーを植え付けました。順調にいけば、11月に収穫予定です。

 作業後は、やはりスイカです。うまいです。甘いです。みずみずしいです。

 

 

 

ハクサイの定植(農業系列)

2・3年生「野菜」

 2学期に入り、秋冬野菜の播種や定植が目白押し。9月第2週は、ハクサイの定植を行いました。

夏休み中に播種し鉢上げをして、苗づくりをしていました。5品種1000ポット余りを露地の畑に定植予定です。

 50cmの間隔でマルチに穴を開け、苗を置き、植付け、水やりをする一連の作業。ハクサイの根は細いので根鉢を崩さないように慎重に扱います。また深く植えないように、植え付ける穴の大きさにも注意が必要です。

 1畝に120本以上定植します。最初はぎこちなかった手つきも数をこなすうちに慣れ、要領もよくなってきました。立ったりしゃがんだりの繰り返しで作業は大変ですが、休憩時には農場でとれたスイカを頬張り水分補給しました。甘くておいしかったぁ~。

 

 

 

ダイコンの播種(農業系列)

1年生「農業と環境」

 1年生の体験実習、2学期はダイコンの栽培に挑戦します。9月5日と7日、教室でダイコンの生育の様子や品種、播種の仕方などの授業を受けた後、実際に畑に出て種を播きました。

株間40センチ間隔でマルチに穴をあけた後、種を播きやすいように土を均します。一人当たり3か所が割り当てられ、1か所につき4粒の種を播きました。その後覆土・水やりをして終了です。2~3日で発芽してきます。2~3mmの種ですが初めて見る生徒もいて、その小ささにびっくりしていました。

 翌週の9月11日。14H15Hともにきれいに発芽していました。この後、発芽率を調査したり、間引きや施肥などの管理をしながらダイコンを育てていきます。

 

 

 

 

 

トマトの定植(農業系列)

 8月9日、仮定植して2週間たったトマトの苗を水耕ハウスに本定植しました。

 まずはロックウール培地(RW)の定植位置をカッターで穴を開けます。次は、点滴チューブの動作確認です。すべてのチューブから水が出るかを確かめました。続いて品種ごとに苗を置いていきます。

 その際、点滴チューブを2本ずつ挿していきます。キューブに対して、対角線上に垂直に挿すことがポイントです。

 すべてのRWに定植が終わると、肥料管理機のスイッチを入れました。養液の濃度は、生育初期の場合EC1.2で設定しました。最後に給液のタイミングをタイマーでセットしました。8時から開始し2時間おきに5分ずつ給液するように設定しました。

 今回二本仕立てに挑戦しますが、摘心したことで脇芽がちゃんと出てきていることにトマトの生命力を感じ、驚きました。

 定植後は農場で栽培したスイカを頬張りました。冷たくておいしかったぁ~。