総合学科ニュース

【1年総合学科】農業と環境「ダイコンの生育調査」

 播種から50日目の10月21日、観察を兼ねてダイコンの生育調査を行いました。一人3か所ずつ播いたダイコンのうち一番生育のいものを選んで、①葉の数②葉の長さ③ダイコンの太さを測定します。計測してみると、葉の数は20枚以上、葉の長さも大きいもので50cmを超えています。

 ほぼ順調に成長しているようで、ダイコンの根の部分も地上部に伸びてくる「抽根(ちゅうこん)」がみられるようになりました。「わぁ~、ダイコンの形になっとる」という生徒の声も聞かれ、ノギスを使って太さを測ってみると3~4cm、太いものでは5cm余りになっていました。

10月も後半ですが、気温が高めなので害虫がまだ元気にしています。食害が気になりますが、このまま無事に大きく成長してほしいです。

和倉温泉の観光ガイド

 9月27日(金)、3年生総合学科ビジネス系列8名生徒が「総合的な探究の時間」に、和倉温泉の「青林寺」・「信行寺」の見学を行いました。加えて、10月26日(土)に白山イオンモールにて開催されるいしかわ産業教育フェアでVRによる観光ガイドを行うため、その撮影も行いました。

 今年度2回目の見学ですが、生徒は、和倉温泉の歴史や「青林寺」・「信行寺」がどういうお寺で、今後どういう目的を持ってガイドを行っていくかなどを学ぶ大変よい機会となりました。

 

デュアルシステム地区部会(商業)

 10月2日(水)地区部会で、2年生ビジネス系列の生徒8人が、7月に実施した生徒のデュアルシステムの報告会を、実習先の企業の方をお招きして行いました。生徒は、緊張の面持ちで、発表していました。10日間の実習を通して、普段は学校では学ぶことができない、礼儀作法や言葉遣い、コミュニケーション方法などを学ぶ大変よい機会となったことを堂々と報告しました。

  

1年生総合学科「農業と環境」

■  ダイコンの間引きと施肥(2024/10/3 総合学科農業系列)

1年生「農業と環境」

9月3日に播種したダイコンは、概ね順調に成長しています。3週間後の9月24日、本葉が5~6枚出た頃で、間引きと追肥を行いました。

 

  1つの穴に3粒の種を播きましたが、そのままにしておくと互いに生育の邪魔をして大きくなれません。一番生育の良いものを一つ残し、他を引き抜く。これを間引きといいます。

「先生、どれ取っていいがん?」と聞く生徒に、ポイントは①比べてみて生育の小さいもの、②葉が虫に食べられているものを選んで引き抜くようにアドバイスしました。

最後は、1本に間引いたダイコンに化成肥料を与えます。葉に直接かからないよう株元の周辺に丁寧に肥料を置きました。この後は生育を見ながら、もう一回追肥をする予定です。

【2年総合学科】「食品製造」味噌の包装を行いました

 農業科目「食品製造」で味噌の包装を行いました。2年生は初めての作業になります。本校の味噌包装は900g入りのパック、10kg入りの樽、4kg入りの樽の3種類あります。今回包装した味噌は今年の1月に仕込み、熟成させたものになります。地域の方からも親しまれている本校の大人気商品です。

 生徒は暑い部屋で味噌の匂いがたちこめる中、男子は10kgと4kgの樽に味噌を詰め、女子は樽を紐で縛る作業、900g入りパックへのパック詰め、樽とパックへのシール貼りなどを担当して行いました。今回包装した商品は七尾、中能登のJA直売所、毎週木曜日に実施している校内販売で販売されますので、ぜひ見かけたら手にとってみてください。

 来年1月からは来年度用の仕込みが始まります。