総合学科ニュース

トウモロコシの収穫(農業系列)

 トウモロコシの収穫がいよいよ始まりました。4月に種を播いてから3か月余り。ここまでほぼ順調に生育してきました。

 1年生は「農業と環境」の時間で1学期に栽培実習するのが、トウモロコシです。播種から定植、水やりや追肥、土寄せなどひと通りの栽培管理を行ってきました。収穫では、①絹糸の色が十分に濃く変色してきているもの②触ってみて先の方まで実が充実しているもの③アワノメイガの幼虫に食害されていないものという3点に注意します。

 蒸し暑い畑の中ですが、「どれがいいか」とトウモロコシを選ぶ生徒の目は真剣です。中には、実から“イモ虫”(アワノメイガの幼虫)が出てきて「ギャ~っ!」という叫び声も聞こえてきました。

 一人3本選んで一本ずつ長さと重さをはかり、生育の様子を観察しました。大きいものでは1本350gを超えるものもありました。収穫したものは家に持ち帰ります。各家庭で味わうまでが農業の実習です。食卓を囲みながら、感じたこと学んだことを家の人に伝えてほしいです。