学校行事・日誌

H24~26年度 学校行事

平成25年度 関東方面大学訪問へ行ってきました。

 8月8日()~10日()、本校1年生56名、2年生4名の希望者計60名で、関東方面大学訪問に行ってきました。
 8月8日()の夜、バス2台で金沢を出発し東京入り。8月9日(金)から見学を開始。最初の見学は東京工業大学。職員の方による大学紹介プレゼンテーションに続き、今春合格の本校OBによる案内で、‘工業大学の雄’ならではの設備(巨大なソーラーパネルなど)を含め、様々な棟を見学しました。
 次に訪れた国立市の一橋大学は、建物の多くが歴史を感じさせるレンガ造りの落ち着いたたたずまいに統一された、美しい学園でした。大学が募ってくださった3人の学生さん達に、3グループに分かれて東西のキャンパスを案内していただきました。
 再び都心に戻り、文京区にある河合塾本郷校で、難関大の受験合格に向けての講話を聴きました。「大学へ行く目的についての考察」や、東大を軸にした「難関大の現状と傾向」についての説明を始め、「授業を大切にした基礎固め」「ノルマノートなどによる計画性」「高い志望と強い意志の堅持」の重要性に関するお話、「小さなミスによる0.1点の差で合否が分かれる」お話など、わかりやすく大変ためになる1時間でした。東大受験生の学習風景も垣間見え、参加した生徒達は大いに刺激を受けていました。
 大変充実したこの日、最後はホテルでの夕食後の「先輩と語る会」でした。今回は今春東大及び東京工業大に合格した2人の本校卒業生を迎え、それぞれの大学の概要や学生生活、受験に至るまでの体験談などについてお話ししていただきました。それぞれの自信と信念に満ちた真剣な語り口、また時には3年時にクラスメートだった2人の‘かけ合い’トークもあり、熱心な質問も出て有意義なひとときでした。
 翌8月10日()、朝から暑い中、加賀藩ゆかりの‘赤門’をくぐり、いよいよ東京大学の見学です。グループは、東大のボランティア4名の学生さんによる‘キャンパスツアー(2隊)’と、本校卒業生1名による‘先輩と回るツアー(1隊)’の計3隊で回りました。
 明治以来の歴史的建造物の重み、「銀杏散る真っ只中に法科あり」(山口青邨)の俳句を思い出させる法科の銀杏並木を始めとする巨樹の数々が作り出す緑陰のありがたさをしみじみと感じつつ、路線バスの終点もある広大な敷地を、東大生の熱心な説明に耳を傾けながら歩きました。安田講堂の圧倒的な存在感にしばし絶句する生徒達の様子が、特に印象深いものでした。
 行事終了時のアンケートからは、参加生徒のやる気と緊張感の高まりがひしひしと伝わり、「夏休み後半はとにかく勉強に食らいついて行こう」「石川に帰ったら、すぐやる」という頼もしい言葉も目を引きました。
 勉強に不向きなホテルの部屋をいとわず本を広げていた生徒も多く、‘修学旅行’の見本としたい充実した旅でした。お世話になった各大学の職員・学生の皆様、河合塾の講師を始めとする皆様、本校卒業生のお2人、並びにご理解とご支援をいただいた本校同窓会に、心より感謝を申し上げます。
 
<東工大にて概要紹介を聞く。(8/9)>
<東工大 緑豊かな図書館入口にて(8/9)>  
 
<一橋大 歴史を感じさせる図書館の時計塔(8/9)>
 
一橋大 東本館への落ち着いたたたずまいのキャンパス(8/9)>
 
 
<河合塾本郷校での研修(8/9)>
 
<宿舎での夜は先輩と語る会(8/9)>
 <東大 工学部棟から安田講堂へ(8/10)> 
 
<東大 小柴ホール見学(8/10)>

科学グランプリ実技競技総合系で第1位を獲得しました。

 8月18日(日)石川県地場産業振興センターで行われた、いしかわ高校科学グランプリにおいて、本校から参加した「二水CREW」チームは、実技競技総合系で第1位を獲得しました。真横からの風を受けて車輪付きのヨットを進ませるというのが、今年のテーマで、県内の並みいる強豪校を相手に堂々と戦い、ダントツのタイムで会場を沸かせました。写真は賞状と楯。
 

全校生徒で神保選手の優勝をお祝いしました。

 夏季補習(後期)がスタートした本日、4限後の12:30より、全校生徒・教職員が集うなか、「神保祐希選手 全国高校総体優勝報告会」を講堂で行いました。
 
 最初に今年のインターハイの優勝までの足取りを編集したビデオが上映され、紹介を受けた神保選手が校旗に従って入場すると、会場からは大きな拍手が起こりました。
 
 成績の紹介があり、壇上の神保選手に賞状、メダル、トロフィーを授与した平野恒男校長先生から、「プレッシャーの中、昨年2位の悔しさを跳ね返した。二水の空間に一緒にいられる巡り合わせに感謝したい。」とねぎらいの言葉がありました。続いて堀井紗葉生徒会長から「たくさんの元気をもらった。神保さんは二水の誇りです。」の言葉とともに花束が贈られました。
 
 これに対して神保選手から「目標にしてきた3種目入賞が果たせた。ここまで頑張ってきてよかった。」とお礼の言葉があり、退場する神保選手に再び大きな拍手がおくられました。
 
 参加した生徒からは「クラスメートが日本一になるなんて素晴らしい経験。神保さんに負けないよう僕も勉強に頑張らなきゃと思った。」「神保さんは優しくて、いつも自分のペースをきちんと守っている。これから勉強との両立が大変になると思うが、わたしも一緒に成長したい。」といった声が聞かれました。
 
 神保選手が自らの非常に高い目標を実現させた姿を見て、すべての生徒がこれを契機に、それぞれの目標をさらに高め、その実現に向かって意思を強く持ち、日々精進してほしいと思います。1150名の二水生に栄冠あれ!!
 
   
<堀井生徒会長から花束を受け取る神保選手(左)>    <お礼の言葉を述べる神保選手>

合唱部がNHKコンクール石川で金賞を受賞しました。

 8月7日(水)、本校合唱部は、白山市鶴来総合文化会館(クレイン)で行われた第80回NHK全国学校音楽コンクール石川県コンクールにおいて、金賞を受賞しました。東海北陸ブロックコンクールは、来る9月8日(日)、愛知県稲沢市の稲沢市民会館で行われます。
 写真は、石川県コンクールでいただいた楯と賞状です。
 
 
  
<黄金に輝く金賞の楯と賞状>

夏季補習(前期)を終了しました。

 本日8月8日(木)は、3年生夏季補習(前期)の最終日。(1・2年生は8/2が最終日)梅雨明けからほどなく昨日立秋となりましたが、ここしばらくは晴天続きが見込まれ、ようやく夏本番を迎えたようです。まだまだ日差しも強い中、「松籟の苑」にあるサルスベリが背伸びをするように白い花を咲かせています。
 
 来週金曜日、8月16日には全学年そろって夏季補習(後期)が始まります。8/17は2年学研模試、8/17・18は3年全統マーク模試もあります。暑さに負けず、自らの課題を克服し遅れを取り戻し、計画的に学習が進むことを期待します。
 
 なお、ここ数日、「朝から水分を摂っていない。」「朝食も食べてこなかった。」という生徒が熱中症の症状で、手当を受けています。担任や部活動顧問の先生が指示をしても、水分摂取をしない生徒がいます。生徒の皆さん、自分の健康は自らが守るという意識をもってください。また、からだに違和感を覚えたらすぐに保健室や近くの先生に知らせてください。
 
 さらに、全国ニュースでも水の事故が報道されています。公共のプールや海、川での事故防止に十分配慮してください。8/16には全員元気に登校しましょう。
 
<松籟の苑の碑、題字は元教頭の久田久信先生>
 
 
<夏空に輝くような白い花を咲かせるサルスベリ>

晴れ 神保選手が県教育長を表敬訪問しました。

 先週の「日本一」の大ニュースの余韻さめやらぬ本日午後、インターハイ陸上女子200m優勝の神保祐希選手と木村哲也監督、下根浩明副校長の3人が石川県教育委員会を訪れ、木下公司教育長を表敬訪問しました。
 木下教育長からは、「全国優勝おめでとう。二水は運動部もこれから期待できそうだね。」というお話をいただきました。
 これに応えて神保選手は、「周りの支援していただいた皆さんのおかげ。本当に感謝しています。優勝はもちろんですが、3種目入賞という初期の目標が達成できたことは満足してます。」と話しました。
 最後に木下教育長から神保選手に記念品贈呈が行われました。
 教育長のほか、濱辺教育次長兼スポーツ健康課長など教育委員会関係者も同席され、なごやかな中での表敬訪問となりました。
 
 
<神保選手が獲得した賞状3枚と優勝トロフィーおよび金メダル、銅メダル>
 
 
<(左から)木下教育長、神保選手、木村監督>
※ 神保選手は教育長からいただいた記念品を手にしている。

! 【速報】神保選手がインターハイ200m優勝!

先ほど木村監督から入った連絡によりますと、本校3年 神保祐希選手は、本日、大分市で行われたインターハイ陸上競技女子200m競走において、24秒05のタイムで優勝いたしました。これまで各方面からいただきましたご支援に感謝申し上げます。

花丸 大分インターハイの神保選手にみんなで声援!

 大分市で行われている今年のインターハイ陸上競技は2日目を迎え、女子100m競走決勝に、本校期待の神保祐希選手が登場。有名選手等の話題性もあってテレビ生中継される中、第6レーンに姿を現した神保選手は、後半よく粘り、4着でゴールイン。タイムは12秒01。本校視聴覚室には、学校に残っていた約300人の生徒が勉強や部活動を中断して集結。先生方とともに、「神保、神保、・・・」の大合唱で声援を送り、神保選手のレースを見守った。
 昨日行われた400mでは、見事3位となり、昨年に続いての表彰台を決めていた神保選手。これで2日連続の入賞となった。金曜日に行われる200mも好タイムで全国大会にコマを進めており、今季2つめのメダル獲得に期待を込めて、レース後再び300人の大声援が送られた。
 
<レースを見守る生徒たち>
 
<大合唱で声援をおくる生徒たち>

二水祭恒例!PTA企画「おっかさん」大盛況!

  7月20日(土)、21日(日)に行われた二水祭で、今年も本校PTAのみなさんによる「おっかさん」企画を食堂「パル」で行いました。PTA役員・理事の約50名のみなさんが前日の金曜日から道具・機材の準備をし、当日は2日間ともお揃いのTシャツで朝早くからおいしい「めった汁」を提供してくださいました。
  この「めった汁」はPTAがレシピを代々伝えている自慢の味です。
  用意したおにぎりとめった汁は2日間とも早々と完売いたしました。2日間で合計900食のめった汁が提供されました。
 
  多数のみなさまのご来店ありがとうございました。
 
 〈朝・・・開店前の緊張の一瞬!〉
 
 〈準備万端・・・いつでも開店OKです!〉
 
 
 〈家族の声が響く店内〉
 
 
 〈ご夫婦連れのPTAも多く来店〉
 
 
 
〈おにぎりも好評でした〉

晴れ 輝く夏、二水祭の到来です!

今年も二水祭の季節がやってきました。生徒課の先生方により、正面玄関に大横断幕が設置され、お客様を迎える態勢が少しずつ整っています。生徒たちもクラスや部活動などの発表を中心に、念入りに準備を進めています。
 
その一方で、平日3時間の家庭学習にこだわるのが二水生のいいところ。授業の数が少ないこの時期、苦手分野の克服に手を伸ばすなど、日頃から気になっている自らの課題に向き合うことができるチャンスともいえます。

ところで音楽室の窓の下には、暑さの中でもキリリと姿勢よく、空に向かってまっすぐ枝を伸ばす木槿(ムクゲ)の花が咲き始めました。学校祭を大いに楽しむ昼間と、高みを目指し机に向かう静かな夜との切り替えがきちんとできる二水生であってほしい。二水祭まで、あと3日。
 
        
 <正面玄関に設置された大横断幕>
 
  <遙かな空を見上げる二水生のように>
 
 
 <音楽室の下に咲き始めた木槿>
 
 
 <薄い紫色をしています>
 
 <こちらは白。夏の日差しの中、空に向かって咲きます。>

1年生 大学学部・学科説明会を実施しました。

 7月10日(水)6・7限目に、第1学年の生徒を対象とした大学学部・学科の説明会を実施致しました。
 当日は、富山大学から
 
   人文学部、人間発達学部、経済学部、理学部、工学部、医学部看護学科、薬学部、
 また、金沢医科大学から医学部医学科の計7学部(8講座)の先生方にお越しいただき、学部・学科の内容や学問の魅力について語っていただきました。そして生徒からの様々な質問にもお答えいただきました。
 大学学部・学科説明会の流れは、
  開講式
  学部学科説明会(Ⅰ)
  学部学科説明会(Ⅱ)
  閉講式
となっており、生徒は上記の7学部(8講座)の中から興味・関心のある2講座の説明会に参加しました。
 大学でどのようなことを学ぶのか、各学部・学科で学んだことが学生の将来にどのようにつながっていくか、などの具体的な説明を聞き、生徒たちは自分の将来像のイメージを膨らませながら、熱心に耳を傾けていました。
 暑さの厳しい折、ご多忙中のところを説明会にお越しいただいた富山大学ならびに金沢医科大学の先生方に心より感謝申し上げます。
 
 
 
  <経済学部>
  
 
  <理学部> 
 
 
  <工学部> 
 
 
  <看護学部> 

シェイクアウト訓練を実施しました。

 7月5日(金)4限開始時である11時30分にシェイクアウト訓練を行いました。
 シェイクアウト訓練とは、アメリカのカリフォルニア州で始まった地震防災訓練で、指定された訓練日時に住民が一斉に安全行動を取るというものです。
 石川県では県民一人ひとりが地震発生時に安全行動をとって自分の身を守ることができるよう、県民一斉防災訓練である「シェイクアウトいしかわ」を本日11時30分に実施。二水高校はこの「シェイクアウトいしかわ」に参加し、訓練を行いました。
 放送による指示で、安全行動 ①DROP! (姿勢を低く)、②COVER! (頭・体を守って)、③HOLD ON! (じっとして)、を生徒・教職員全員で行いました。 
 
 
 安全行動をとっている生徒の様子
 
姿勢を低く、頭・体を守り、じっとして!
 

全国大会応援幕を設置しました。

先日の北信越大会祝勝の垂れ幕(陸上100,200,400三冠の神保選手)に引き続き、今年のインターハイ(全国高校総合体育大会)と全国高校総合文化祭に出場する部を応援する垂れ幕を、正面玄関に設置しました。みなさんで応援しましょう。
 
全国高校総体・・・陸上部、フェンシング部
 
全国高校総文・・・美術部、新聞部、化学部、文芸部
 
<正面玄関に設置されました。>
 
  
<全国総体に出場します。>      <全国総文に出場します。>
 

1年生保護者進路説明会を実施しました。

6月29日(土)、土曜補習の午後、1年生保護者対象の進路説明会を実施しました。約250名の保護者の皆様が参加され、熱心にメモをとりながら聞いていらっしゃいました。

 1 コース登録について
 校長先生のあいさつの後、教務課の先生からコース登録について説明がありました。
本校では、24年度入学生から新しい教育課程を導入しています。そこで、「人文科学・文系・自然科学・理系」という4つのコースの相違点を説明した後、コース登録の手順をお伝えいたしました。
 コース選択は、進路実現の第一歩になりますので、どうぞご家庭で十分に話し合って
決めていただきたいと思います。
2 進路実現に向けた保護者の心構え
 次に、ベネッセコーポレーション北陸支社の富田泰成氏から、文理選択や大学選び、日頃の学習について話をしていただきました。その中からいくつかを紹介いたします。
  「生徒には皆可能性がある。高い目標に挑むことで、自分が強くなれる。」
  「学習と結果にはタイムラグがある。結果が出る前に止めないよう応援して欲しい。」
  「スマートフォンの使い方を自己規制できるかどうかで、人生が変わる」
  「生徒がチャレンジしたい時、ぜひ保護者の皆様が後押ししてほしい。」
 
 最後に進路指導課長からも、本校の卒業生や生徒を例にして、早く取り組むことで第一志望校への合格率が高くなることなどの話がありました。
 
 <あいさつする平野校長>
 
<質問に答える下根副校長>

6月の花だより③ナツツバキ

6月も残り2日となりました。今日は梅雨の時季に咲く愛らしいナツツバキをご紹介します。真っ白な花弁の中に濃い黄色の雄しべが密生しており、その姿は印象的です。別名や花言葉などいろいろ調べてみてください。週明けからは定期試験。気分をリフレッシュして、自らの課題に立ち向かいましょう。
 
<場所は二水ホールの裏手です。>
 
 
<清楚な印象が二水生にピッタリ?!>
 
<一輪、また一輪。次々と花を開いていきます。>
 
<花の横で蕾が咲く順番を待っているかのよう。> 
 

アジサイの季節到来です。

6月も最終週となりました。今週は文化教室があり、ゴスペルグループ「ソウルマティックス」の演奏を鑑賞しました。この時季、空模様は、梅雨らしくザーザーと雨の降る日もあれば、太陽が顔を見せる日もあります。校庭の一角には、この季節を象徴するアジサイが咲き始めています。梅雨の晴れ間に見せた校庭の花の表情をご観賞ください。
                   
 
<北信越高校陸上で2年連続三冠達成おめでとう!!>
 
 
<T先生のお宅の庭から来ました。>
 
<校庭西側のガクアジサイも競うように咲いています。>
 
 
<こちらは濃いムラサキ色のアジサイです。>

晴れ ソロプチミスト支援金授与式・講演会


「国際ソロプチミスト金沢-くろゆり
“友&愛”Sクラブ支援金授与式・講演会」
                                                      平成25年6月22日(

地域社会と女性と女児の生活向上を目的とした奉仕団体「ソロプチミスト金沢-くろゆり」会長の高桑みな子様より、奉仕活動をしている本校に支援金が授与されました。生徒を代表して生徒会長の堀井紗葉さんがお礼の言葉を述べた後、国際ソロプチミストアメリカ連盟のVRA賞(ボランティア活動に従事し、地域や世界をよりよくするために献身的な14歳から17 歳の女性を対象にするもの)に応募した2年生の田上彩花さんと「夢を生きるアートコンテスト」に応募した美術部にもくろゆり賞が贈られました。  

また、学校長の御礼のことばに続いて、7月24・25日に行われる「ユース・フォーラム2013in京都」に参加する茶道部の吉田惠美さんが紹介された後、1年生を対象に金沢大学大学院教育学研究科教授の八重澤美知子先生が「多文化社会を生きる」と題して講演されました。八重澤先生は、「アイデンティティ形成」について研究されていますが、他の誰とも入れ替わることの出来ない「自分を創る」プロセスとそれに影響を与える「文化」や「時代」および「社会」などに触れながら、グローバル化がすすむこれからの時代をどう生きていくべきか、留学制度や多文化社会に生きる意義など盛りだくさんの内容で1年生に熱いエールを送ってくださいました。
 

講演会の後の質疑応答では生徒の手が次々と挙がり、「大学入学後に留学するとしたら、どんなことに気をつけると良いですか」「先生の大学ではどこの国の何という大学と留学の協定を結んでいますか」など外国の大学へ行って学ぶことを具体的に思い描きながらの質問が多数出され、八重澤先生からも「皆さんとrelationshipが図られた」と喜んでいただきました。当初の予定を20分も超過しましたが、有意義な講演会を企画してくださった「ソロプチミスト金沢-くろゆり」の皆様、本当にありがとうございました。
 
支援金授与式の高桑会長(ステージ中)と堀井生徒会長(ステージ左)
 
講演会の様子
講演会に先立ち、クイズを出される八重澤教授
      

チャリティ活動に協力しました。


生徒会がキャップを届けてきました!

 

 去る6月20日、生徒会長・堀井紗葉さん、副会長・中山美代子さんが学校内で集めたペットボトルのキャップをハローファイブ(エフエム石川)に届けてきました。世界では、毎日およそ4,000人の子どもがワクチンで予防できる感染症で命を失っています。ハローファイブ(エフエム石川)では、ペットボトルのキャップを集めて、その売却益でミャンマー・ラオス・ブータンなど途上国の子どもたちへワクチンを贈っています(実際の寄付先は東京の「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」)。

 本校で収集したキャップは総量83Kg、全部で33,200個ありました。このキャップで41人の子どもの命が救えます。皆さんのご協力ありがとうございました。
 
 
 

自転車マナー指導を行いました。

  6月21日(金)の登校時、PTA役員の方11名にご協力いただき、本校職員とともに、若草町交差点・野田中学校前交差点・NTT社宅交差点・本校正面玄関前で自転車マナー一斉指導を行いました。

 「道路左側の一列走行の励行」や「携帯電話を使いながら或いは音楽を聴きながらの運転の禁止」といった交通安全に関することや、「挨拶の励行」などマナーに関することを重点的に指導しました。

 PTA役員の方は「気持ちよい挨拶を返してくれた。」とおっしゃっていました。今後も、自転車マナーを遵守し、もっと大きな声で挨拶できるよう指導していきたいと思っています。
 
 
 本校正面玄関付近で指導されるPTA役員
 

1年心の教育講座を実施しました。


 6月12日(水)に一年生を対象に心の教育講座を実施しました。社会福祉法人ひろびろ福祉会理事長、金沢市城南公民館館長である瀬町隆一氏を講師に迎え、「私が出会った若者と障害のある仲間たち」という題で講話をしていただきました。生徒たちは、障害のある人の生き方やその家族の思いなど、瀬町氏の話に熱心に耳を傾けていました。感想には「障害のある人たちが暮らしやすいように私も何かしていきたい」「家族の絆を再確認できた」などとあり、生徒たちは今回の心の教育講座を通し、障害のある人とともに生きることや家族の大切さについて学んだようでした
講師の  瀬町隆一氏

二水アクトでPTAのめった汁が大好評!

  6月11日(火)、3学年そろって「第19回二水アクト」を実施しました。出発直後の小雨に少し心配しましたが、暑いほどの天候になり、午後2時頃から日焼けした生徒達が、ゴミの入った袋を手に次々学校に戻ってきました。
  PTA役員・理事を中心に41名の保護者が、朝から1400食分のめった汁(豚汁)を大鍋28個で調理し、冷たい麦茶とともに帰ってきた生徒達にふるまいました。
  愛情のこもった栄養満点のめった汁に感激し、「おいしい!おいしい!」と笑顔で何杯もお代わりする生徒がたくさんおり、親の有り難さを感じたひとときでした。
  なお、このめった汁は、本校PTAが代々受け継いでいる自慢の味です。7月20日(土)・21日(日)に行われる二水祭においても、「おっかさん」(本校PTAの企画名)で販売されます。ぜひご来校、ご賞味ください。
 
スクールカラーのエプロンを身につけ開始式
 
レシピ片手に調理開始
 
お味噌入れて味確認
 
力仕事はお父さんに任せて!
 
火加減はこれでいいかな?
 
ぐつぐつ煮上がりました。おいしそうでしょ!
 
たくさん食べてね
 
めった汁待ちの長~い行列ができました
 
 
冷たいお茶で感激
 
PTA会長挨拶 お疲れ様でした
 

夾竹桃の花開く。

二水ホール玄関横の夾竹桃(キョウ チク トウ)が、今夏初めての花を咲かせています。学校では、今週から「二水アクト」、「陸上競技大会」、「文化教室」と三週つづけて大きな行事が続きます。これらが終わる頃には6月も最終週。定期試験や外部模試が、本格的な夏とともに近づいてきます。
 
 

1年生進路講話を行いました。

 6月5日(水)、1年生を対象として進路講話を実施しました。ベネッセコーポレション北陸支社の富田泰成氏を迎えて「進路実現に向けて」というテーマで、文理選択の留意点や、学習に対する心構えなどを聞きました。 

   「現在の学力ではなく、成長した自分にふさわしい大学を目指す。」

   「世界で通用する大学を目指す。入試試験のライバルは優秀な外国人」

   「中学時代の貯金は通用しない。」

   「今、始めなければ、1年の11月に差が出る。」

   「無い時間だからこそ価値がある。価値を与えるのは自分。」

  生徒たちは、熱い言葉に真剣に聞き入っていました。上記に紹介した感想のように、ここで芽生えた「自分にもできるかも」という気持ちを、これから職員全員で育てていこうと考えています。
 
 
 

 


1年生「卒業生の話を聞く会」を行いました。

 5月29日(水)に、1年生を対象に「卒業生の話を聞く会」を行い、DVDを視聴しました。これは、昨年春に東京大学や京都大学などの難関大学に合格した先輩たちの体験談をまとめたDVDです。
 「なぜ二水高校を選んだのか」、「中学校と高校の違いについて」、「勉強と部活動の両立は」、「モチベーションの上げ方」、「勉強に集中する秘訣」、「苦手科目について」、「辛いときの乗り越え方」など、現在生徒が関心を持っているテーマについて、いろいろな考えを聞くことができました。生徒たちは大いに刺激を受けていた様子で、その後に書いてもらった感想文には、前向きな気持ちが強く綴られていました。その感想文の中から、いくつかを紹介します。
  ・ 自分の限界をつくらずに、物事は体験して判断して、早め早めに行動することが今後の
   勉強や受験勉強につながっていくのだなと思いました。
  ・ やっぱり勉強をしていく上で大切なことは目標設定を具体的にはっきりさせることだと思
   いました。
  ・ 部活動を最後まで続けることで、受験勉強をするための体力が身につくんだと思い   
   ました。
 これからも目標を高く掲げ、その達成に向けて努力する生徒の育成のために、様々な学校行事を実施して参ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


3年生進路講話を実施しました。


  6月3日(月)7限目の時間に、3年生全員を対象に進路講話を実施しました。主な内容は今週末の6月8日(土)・9日(日)に受験する進研マーク模試の概要、受験上の諸注意などで、過去の先輩たちの成功例、失敗例を交えながら進路指導課長から丁寧な説明を行いました。初めてのマーク模試ということもあって、3年生は真剣かつ熱心に耳を傾けていました。

1年生人権教育講話を行いました。


 5月17日(金)、1年生を対象に人権教育講話を行いました。
 「インターネット・携帯電話と人権について」というテーマで、石川県警察本部 生活安全部 少年課の方にお話をしていただきました。
 高校入学時にスマートホンを購入、使用している生徒が非常に多く、生徒は身近な問題として真剣に話を聞き、DVDを視聴していました。「知らない相手を信用してSNSサイトを利用してはいけない」、「顔写真は悪質に利用され、一度流出すると回収することができない」など、正しい知識がないばかりにサイバー犯罪の被害にあったり、トラブルに巻き込まれたり、あるいは知らず知らずのうちに犯罪の加害者になったりすることのないよう、お話をしてくださいました。
 
 

第3学年保護者進路説明会(5/11)を実施しました。

第3学年保護者進路説明会
 
 5月11日(土)、PTA総会後の14時20分から講堂において、3年生保護者を対象に進路説明会を実施いたしました。
 ①平成25年度入試結果の報告
 ②受験をとりまく環境
 ③来春までの1年間の進路日程
の3点について、進路指導主事が1時間半にわたり説明をいたしました。
 参加された207名の保護者の皆様には熱心に話を聞いていただき、ありがとうございました。
 なお、8月31日(土)にも3年保護者対象進路説明会を予定しております。センター試験の日程・手続き、国公立大学出願までの日程などが説明されます。次回のご参加もよろしくお願いいたします。

 
 
 

第2学年保護者進路説明会(5/11)を実施しました。

 5月11日(土)、PTA総会のあと、2年生保護者進路説明会を視聴覚室にて行い、146名の保護者の皆様に参加していただきました。
 進路説明会では、生徒たちの進路実現に向けて、学習・志望校・過去3年間の合格者数・2年進路行事について説明を行い、最後に2年学年団(担任)を紹介しました。
 この学年は、いしかわニュースーパーハイスクール(NSH)1期生の対象学年です。2年次より人文科学コース、自然科学コースがスタートし、それぞれのコース独自の授業と体験学習を通して、卓越した思考力・判断力・表現力とリーダー的資質を備え、国際社会で活躍できる人材を育成していきます。また、文系コース、理系コースもあわせて、すべての生徒に難関大学をはじめとする高い目標を達成するために必要な学力を培っていきます。今後ともよろしくお願いします。
                                                          

PTA総会を開催しました。

 
 5月11日(土)、300名以上の保護者のご出席を賜り、平成25年度PTA総会を開催しました。平成24年度事業報告や決算・監査報告、平成25年度新役員の承認や事業計画、会計予算など、すべての議案が承認されました。また、学校側から学校経営計画や年間学校行事計画、入試結果、今年度本格的にスタートした「いしかわニュースーパーハイスクール」の事業計画などが報告されました。
 
 総会後は学年別に分かれ、1年生はクラス別の学年懇談会、2年生、3年生は進路説明会を行いました。
 
 
 

少女像とハナミズキ

新学期から1ヶ月が経ち、5月を迎えました。同窓会館「二水ホール」前には、少女像「暁に」が鳩を手に立っています。これは昭和63年、本校創立40周年を記念して建立されたもの。像の傍らに植えられたハナミズキが今年も白い花をつけはじめ、登校する生徒を迎えています。
 
 
 

からたちの花が咲いたよ

白秋の美しい詩のように、今年も玄関横のからたちが白い花をつけました。ちょっと足を止めて見てやってください。
 
 
 

防災訓練を実施しました。


4月19日(金)の朝礼の時間に、強い地震があったという想定で防災訓練を実施しました。地震が起きたときに、生徒・職員が素早く身の安全を確保し、現員数を確認して迅速な避難行動ができるよう、緊張感を持って訓練を行いました。
 
 事務長が地震発生を知らせる放送
 
 生徒が机の下に避難
 
 学年主任が本部に人数報告

高峰桜げんきです!

高峰譲吉博士ゆかりのワシントンの桜の子孫として、昨年11月29日に本校に寄贈され、植樹された「高峰桜」は、4本ともすくすくと生長しています。
 

平成25年度 第66回入学式

 心配された天候も晴れ渡り、多くの来賓、保護者臨席のもと入学式が挙行されました。今年度、新しく平野校長が着任し、400名の入学が許可されました。新入生に対し、式辞の中で高校生活3年間をどう過ごすか、および「高い志」、「鍛錬」、「集中とメリハリ」の3つのことについて話されました。新入生は、緊張した中にも、希望に満ちた顔をして聞いていました。 
 
    生徒宣誓(▼)
宣誓
    
     学校長式辞(▼)
学校長式辞

     担任が生徒の前に整列(▼)
生徒の前に担任が整列

校長挨拶を更新しました。

平成25年4月1日、第21代校長として、平野恒男先生を迎えました。
左の「メニュー」の中の、学校紹介>校長挨拶 を更新しましたのでご覧下さい。

【再掲】平成25年度合格者の皆様へ

合格おめでとうございます。
今後の予定につきまして、主なものをお知らせします。詳しくは3月21日(木)の仮入学でお知らせします。
 
・仮入学 3月21日(木)
  12:50 本校体育館に集合。点呼を取ります。
  13:00 全体会
  13:30 仮の教室へ移動し、諸連絡を行います。この時、書類回収など行います。
  14:30 場所を移動し、教科書や物品の購入、制服採寸などを行います。
  15:30~16:00ごろに終了予定です。
 
 なお、既に配付したものの中に、「運動場シューズ申込書」が同封されておらず、大変ご迷惑をおかけしておりますことを、お詫び申し上げます。
 この代金3,900円を持参いただければその場で購入できるようにしておりますので、ご了承ください。
 
  
 
 
・新入生ガイダンス 4月3日(水)
  8:20~12:00 学習に関するガイダンス
  12:40~    物品受け取り
 
 
・入学式 4月8日(月)
  12:30までに新入生は登校し、玄関でクラスを確認のうえ、当該教室に入ってください。
  13:10までに保護者の方は、講堂に直接お入りください。
  13:30~14:30 入学式を行います。
  14:40~ 生徒は教室で、保護者は講堂で諸連絡等を行います。
 
 
<お願い> 仮入学や入学式では、本校周辺道路が大変混雑しますので、自家用車による送迎はご遠慮いただいております。さらに、本校には駐車スペースがありませんので、自家用車でのご来校はご遠慮ください。近隣の店舗や病院などにおける無断駐車も、固くお断りいたします。入学後の各種学校行事等についても同様です。ご理解のうえ、ご協力ください。
 
                   

学校 合格発表の日の交通についてのお願い

3月14日(木)正午に行う、平成25年度入学者の合格発表についてお願いします。
 
・毎年、本校周辺では混雑により、地域の皆様にご迷惑をおかけする状況が発生しています。
 
・特に、本校前や周辺道路では、駐停車による交通混雑が起こるため、付近を通行する方々からも苦情が寄せられています。ちょっと駐めて受検生を降ろすだけといった気軽さが、このような状況を作り出していると思われます。
 
・付近の店舗や病院等への無断駐車についても、大変困っております。
 
・このページをご覧の皆様の良識ある行動を、よろしくお願いします。
 
・合格発表を見に来校される場合は、自家用車はご遠慮いただき、公共の交通機関でお越しください。付近の店舗や病院等への無断駐車もご遠慮願います。
 

第65回卒業証書授与式を挙行しました。

 
 平成24年度 第65回卒業証書授与式 
 
 学校長 式辞

 幾たびかの大雪に見舞われたこの冬も終わり、緑が丘の台地にもようやく春の息吹が感じられる今日の佳き日、松本雅之PTA会長様、小川陽子同窓会長様並びに歴代校長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、ここに第65回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校関係者の等しく喜びとするところであります。
 348名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。三年間、夏の暑い日差しや厳しい冬の寒さに耐え、通い続けたこの学び舎を皆さんは本日巣立つことになります。今皆さんの胸中は、清々しい満足感に満ちあふれていることでしょう。
 保護者の皆様、本日お子様が三か年の蛍雪の功なり、めでたく金沢二水高等学校卒業を迎えられましたこと、お子様と苦楽をともにされ本校と何かと関わりをいただいたこの星霜を思うとき、感無量であると拝察し、心からお喜び申し上げます。
 さて、三年間の高校生活を振り返って見ますと、桜花爛漫の4月、本校へ入学した初々しい一年生では、期待と不安が入り交じったなか高校生活がスタートし、5月の陸上競技大会、夏の二水祭を経てようやく二水生らしくなったはずです。一昨年3月11日に発生した「東日本大震災」の記憶は今も忘れることができません。その後続いた原発事故を含め、わが国に未曾有の危機をもたらしましたが、現在着実に復興が進められております。
本校の中堅として部活動・生徒会活動はじめ重要な役割を担った二年生では、北海道への修学旅行において、班別自主研修やラフティング体験に楽しく取り組みました。
本年度は最上級生として積極的に「二水祭」はじめ学校行事を推進し、さらに進路実現に向けて果敢に挑戦し、最大限に努力し続けました。このように皆さんは本校の伝統を受け継ぎつつ新しい課題に立ち向かい、本校の新たな時代を実践した生徒たちであると言えましょう。
 ところで、わが国を取り巻く国際情勢においては、領土問題を抱えた中国・韓国と友好関係を保ち、更に発展させていくという協調する姿勢が求められております。グローバル社会において、皆さんの若い感性・情緒力で世界に安定と平和をもたらしてほしいと願っています。
 明治維新を切り拓いた西郷隆盛南洲先生は、「己に克つの極功は『意なし、必なし、固なし、我なし』と言っておられます。これは克己心の目標は、自分勝手に当て推量をしない、無理押ししない、固執しない、我を通さない、という意味です。さらに言いかえますと、柔軟な姿勢で事に臨みなさい、バランス良い生き方が大事ですよということでしょう。このことを踏まえ、これからの人生を生き抜いていく卒業生の皆さんにはなむけの言葉として、幸福な人生をおくるための三か条について話したいと思います。
 一つ目に「向上心を持つ努力の人であれ」ということです。
 皆さんは、本校における学業を通じて、三年間を見通してこつこつと努力することの大切さを学んだはずです。この姿勢は人生を生き抜く根本姿勢ともなります。いくつになっても目標に向かって、向上心を持ちこつこつと努力する日々の姿勢で、人生を貫いてください。自分で自分を誉めてやることのできる生き様を、見せて欲しいと心から期待しております。
二つ目に「誠実であれ」ということです。
これからは、自分自身はもちろんのこと、他に対しても心に「誠実さ」を刻みながら、対処していく姿勢が人生では必要となります。時には人間関係で悩むこともあろうかと思いますが、誠実さを貫き相手の信頼をかち得ていくことがその解決方法です。誠実にかつ真摯に対応する人は必ずや周りの人から信頼されます。
三つ目は「随所に主と為る」ということです。
人生のどの場面においても、主役・主体は自分自身であるという自覚を持ってください。特に進路決定等、人生の節目における重大な決断は自分自身でしなければなりません。なぜならば「この道は他の誰でもない自らが選択した道なのだ」という思いだけが、困難を乗り切る原動力となるからです。
その際、世阿弥が「花鏡」の中で述べている「離見の見」という考え方が参考になるでしょう。すなわち、離は離れる、見は見ると書きます。つまり自分を離れて見るということです。能を演じている自分を、観客の立場から見る、客観的に自分を見る視点を持ちなさいという意味を世阿弥は言っているのでしょう。このことによって、自分はどのように生き、何をしなければならないのかが見えて来るはずです。
また、仕事がうまくいかないとき、あるいは自分の処遇に不満を感じたとき、それを他のせいにしてはなりません。自分の人生の主体は自分自身なのですから、現状をしっかり受け止めて今日只今から努力すれば状況は好転するのだという信念を持って頑張り抜くことが周囲からの信頼と支援を得ることにつながります。
 卒業生の皆さん、今後は、母校金沢二水高等学校、ふるさと石川で培った精神文化に誇りと愛着を持って、真の国際人としてグローバルな視野で人生を切り拓いていただきたいと思います。
 終わりに、本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、卒業生の皆さんの前途が幸多からん事を心から願って式辞といたします。

平成25年3月1日                石川県立金沢二水高等学校長  近藤 繁彦
 
             
          学校長式辞                           石川県教育委員会告辞
 
           
             PTA会長祝辞                     在校生送辞                  
           
      
           卒業生答辞          卒業生退場の前にホーム担任が整列
 
     
               
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

企業トップの講演会に参加しました。

「企業トップの講演会」に1年生が参加しました

 平成25年1月21日(月)の午後に、本校及び金沢泉丘高校と金沢桜丘高校の三校合同参加による1年生を対象とした「企業トップの講演会」が、金沢歌劇座にて開催されました。講師はコマツ取締役会長 坂根正弘氏で「世界の変化と日本の課題」という演題でした。世界の情勢や今日の課題を20~30年の短・中期から200~300年の長期からも見て考える大変興味深い内容でした。

生徒たちは、「『コマツでなければ困る度合い』、『ダントツ』など印象的な言葉が多く、講師の話に引き込まれた。」、「守りに入って負けるくらいなら、攻めの姿勢を貫いていきたい。」などの感想を述べていました。

この講演会は、将来の自分自身のあり方を考えたり、グローバルな視野からものごとを考えたりするよい機会になりました。


晴れ 二水LIVE(ライブ)を実施しました。

 
二水LIVEが今年も行われました。
二水LIVEとは生徒会の自主・自発的な地域貢献活動で、清掃活動を主に行っています。
 
6つのスローガン
 L-Liberty 自由
 I-Identity 自己  Internationalism 国際
 V-Volunteering 奉仕
 E-Environment 環境
 LIVE-Live 楽しく生きる
 
活動に共同していただいた近隣の施設とその施設の清掃を行った部活動は次のとおりです。
城南公民館     バドミントン部
若草作業所     野球部
子どもの家保育園 フェンシング部
めぐみ保育園    JRC部
ひなげし       女子バスケットボール部
 
また、当日は雨のため校内清掃となりましたが、近隣清掃に参加してくれた部活動は次のとおりです。
・女子テニス部  ・山岳スキー部  ・ソフトテニス部  ・ラグビー部  
・剣道部       ・卓球部      ・弓道部      ・女子バレー部
・書道部      ・美術部      ・新聞部      ・文芸部
・写真部      ・吹奏楽部     ・演劇部
 
 開始式の様子 近隣施設清掃①
 近隣施設清掃② 校内清掃                 
たくさんの協力で今年も有意義な活動ができ、ありがとうございました。
施設の方からもたくさんのお礼の声をいただきました。
 
なお、卒業式を控えた2月28日には、二水LIVEの2回目として校内清掃を部活動ごとで行う予定です。
  

親子交流授業終了しました。

10月16日から始まった親子交流授業は11月7日をもって10回(1年生10クラス)全て終了することができました。NPO法人おやこの広場「あさがお」さん、参加して頂いたお母様・お子様、関係の先生方、ご協力頂き誠にありがとうございました。
初めは戸惑っていた生徒も、お母様方から子育ての喜びや苦労話を聞いたり、乳幼児の笑顔や楽しく遊んでいる様子をみるうちに優しい表情になっていったのが印象的でした。生徒が思っていた以上に子どもにとってお母さんの存在が大きいということ、自分もこのように愛情たっぷりに育ててもらって両親に改めて感謝しているとの感想が多く見られました。
  
    

親子交流授業(1年生・家庭科)実施中です。

 本校では1年次に行っている家庭基礎の保育分野の授業の一環として、乳幼児の親子との交流を取り入れました。10月16日から11月7日にかけて、1年生が1クラスずつこの授業に取り組んでいます。先日はテレビや新聞でも報道されました。

 乳幼児が保育者と一緒に学校に来て頂けるので、生徒が乳幼児と直接触れ合うことはもちろん、乳幼児と保育者との関係を見ることができます。また保育者から妊娠中のことやお子さんの成長の様子、保育の喜びや苦労、成功談や失敗談など実体験を伺うこともできます。普段乳幼児と触れ合う機会の少ない高校生にとって、実際の子育ての一面に触れることにより、保育の意義や命の大切さを感じると共に、自らの今後の在り方、生き方を考えるきっかけになると考えています。この授業は、白山市のNPO法人おやこの広場「あさがお」さんにご協力を頂いています。

NPO法人おやこの広場「あさがお」さんのリンク先はこちらhttp://www.asagaohiroba.com/
 
  
  

地区別学校説明会にご参加ありがとうございました。

平成24年度 中3・保護者対象の地区別学校説明会は、
 
  10月1日(月)金沢二水高校
  10月3日(水)津幡町文化会館シグナス
  10月5日(金)白山市鶴来総合文化会館クレイン
 
において開催し、無事終了いたしました。参加者は、延べ数で、30の中学校から、中学生65名、保護者92名でした。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。また、参加者数のとりまとめをいただきました中学校の先生方に、心より感謝申し上げます。
 
 お答えいただいたアンケートを集約しますと、学校紹介DVDやパワーポイントによる説明は8割から9割の方がわかりやすい、残りが普通という評価でした。質疑応答は25%がわかりやすい、75%が普通という評価でした。開催時期については、9割弱がちょうどよいでしたが、約5%が早い、7%が遅いという評価でした。
 
 また、感想として、中学生からは、体験入学とあわせて二水のことがよくわかった、二水に入れるようがんばりたいといった声をたくさんいただきました。保護者からは、二水の学校生活の様子がよくわかった、卒業生や在校生が学校に誇りを持っていることがわかった、進学校として入学後の心構えが伝わってきた、子供にとってよい刺激になったといった声をいただきました。さらに、説明のスピードや配付資料についての要望もいただきました。
 
 これらの声をもとに、よりよい説明会に向けて改善して参りたいと思います。ありがとうございました。

! 台風17号関連(9/30午後)

保護者の皆様へ
 
明日(10/1・月)の定期試験は予定どおり実施します。風や雨に十分注意し、安全を確認して登校してください。公共交通機関の遅延により、やむを得ず遅刻した場合は考慮します。今回の台風接近に伴うホームページでの連絡はこれを最終とします。

! 台風17号関連(9/29朝)

本日9/29(土:土曜補習)の朝のホーム連絡で、次のことを生徒に伝えました。
 
 ① 台風17号の接近に伴い、明日9/30(日)は全日にわたって登校を禁止する。
 ② 10/1(月)の日程については、9/30の13時までに決定し、その後16時までにメール配信により保護者に連絡する。メール配信を登録していない家庭には、担任から電話連絡する。
 ③ 今後の台風情報や、暴風・大雨等の最新の気象情報の収集に努め、登校する際には安全確保に細心の注意を払うこと。
 
今回、補完的にホームページでもお知らせいたしました。今後も同様にホームページにてお知らせすることがあります。

平成24年度 中学生の体験入学を実施しました。

平成24年度 中学生の体験入学
 9月22日(土)午前744名・午後493名、計61校1237名の参加を得て体験入学を実施いたしました。
 文系科目・理系科目各25分ずつ2限の模擬授業を行い、また本校の生徒が学校の概要説明や校舎・部活動案内を行いました。
 中学生の皆さん、暑い中たくさんの参加ありがとうございました。
  
  受付の様子 
 
  
  学校の概要説明
  
  国語の授業の様子
  
  社会の授業の様子
  
  数学の授業の様子
  
  理科実験の様子
  
  英語の授業の様子
  
  校舎見学 
 

2年保護者対象進路説明会を行いました。

9月8日()の13:30より、本校視聴覚室において標記の会が開催されました。参加された保護者の方は164名で、皆さん熱心に聞き入っておられ、メモをお取りになる姿も多く見られました。

まず、学校長より、学校全体の取り組みについて、学習の話題を軸に、特に挨拶についての日常的取組みをはじめとする生活のあり方等に関して話がありました。

続いて、講師としてお招きした駿台予備学校の西 昭広氏より、「大学入試の現状について〈夢の実現に向けて今できること〉」と題した進路講話を、約1時間にわたりしていただきました。

講話の軸は、①大学入試の現状、②保護者としての受験生への接し方の2点に絞られ、数々の示唆に富むご指摘がありました。

まず、過去10年前後の推移をふまえて「今はチャンスの時代」と位置づけ、2年生のあり方として、「あきらめずに頑張れば第一志望への光が見える」。進路決定のポイントとして、「1考える→2調べる→3相談する→4目標設定→5あきらめない」と流れを明確にし、その際に、a「自己の興味、能力・適性、職業観の把握」、b「多様な情報収集/受験雑誌・大学案内、各種HP等、両親・先生・先輩の話」、c「柔軟性(=広い視野)と決意の強さ(=自己決定)」を念頭に置くことが強調されました。さらに、成績の伸び方に様々なパターンがあることや、生徒側からの要望などをふまえ、保護者のお子様への接し方にふれる説明があり、とても参考になりました。

最後に向正一郎学年主任より、2年生の現状と今後の取組みについての包括的な話があり、内容の濃い進路説明会は午後3時過ぎに終了しました。
 

! 【再掲】地区別学校説明会(中3・保護者対象)のご案内

 金沢二水高校では、10月に、中学生・その保護者の方、中学校の先生方を対象に、次のように地区別学校説明会を行います。二水高校の先生方の説明、在校生や卒業生の声などを聞き、進路選択の参考にしていただきたいと思います。3会場ありますが、どの会場でも構いません。また、保護者だけの参加も可能です。
 
・10月1日(月)19:00~20:00 金沢二水高校 視聴覚室
・10月3日(水)19:00~20:00 シグナス(津幡町)
・10月5日(金)19:00~20:00 クレイン(鶴来七原町)
 
 参加ご希望の方は、金沢二水高校までお電話ください。準備の都合です。ただし、当日飛び入り参加も構いません。電話番号(076)241-3167 <教頭 宮越まで>
 掲示物はこちらをクリックしてください。  説明会案内掲示HP用.pdf

避難訓練を実施しました

 9月7日(金)15:20より避難訓練を実施しました。本校1階食堂パルから出火したという想定のもと、生徒・職員は避難経路に従って運動場へ避難し、点呼完了までにかかった時間は8分00秒74で、おおむね良好という消防の方の講評をいただきました。また、避難の際には自助・共助・公助の3つのポイントを忘れずに行動するようお話がありました。その後3年生は起震車体験、2年生は避難梯子を使った避難、1年生は消火器を使った消火訓練を行い、どの学年も代表者を中心に積極的に活動に取り組みました。実施訓練の後、各教室で担任の先生から、日頃より災害に備えておくことの大切さを伝え、生徒1人1人にアパ社長カレー・ラーメンを配布しました。本校OBで46期生のアパホテル株式会社専務、元谷拓様より防災備蓄用として寄贈していただいたものです。このことは本校HP(学校行事6月11日)にも掲載してあります。
    
                              全体避難
        
         1年消火器を使った消火訓練                  2年避難梯子の使用                      3年起震車体験
     
                        防災備蓄用カレー・ラーメン配布

平成24年度 第2回 金沢二水高等学校 第3学年保護者進路説明会

平成24年度 第2回 金沢二水高等学校 第3学年保護者進路説明会


 9月1日(土)13時30分から、3年生保護者を対象に進路説明会を実施いたしました。残暑厳しい中、400名近くの保護者の方々がご参加くださいました。

 学校長のあいさつの後、進路指導課長からセンター試験に関する従来との変更点、日程・手続きの概要、模試のデータの扱いおよび9月のセンター試験出願から1月末の国公立大学出願までの日程と留意すべき点などについて説明いたしました。途中休憩を挟みながら、約2時間半の長い時間ではありましたが、参加された保護者の皆様には熱心に話を聞いていただきました。ありがとうございました。

地区別学校説明会(中3・保護者向け)

 金沢二水高等学校では、10月に、中学3年生・その保護者の方、中学校の先生方を対象に、次のように地区別学校説明会を行います。二水の先生方の説明、在校生や卒業生の声などを聞いていただき、進路選択の参考にしてください。3会場で行いますが、どの地区の会場でも構いません。また、保護者の方だけでも構いません。
 
 ・10月1日(月)19:00~20:00 金沢二水高等学校 視聴覚室
 
 
 ・10月3日(水)19:00~20:00 シグナス(津幡町)
 ・10月5日(金)19:00~20:00 クレイン(鶴来七原町)
 
 参加ご希望の方は、金沢二水高校までお電話ください。
   電話番号(076)241-3167 <教頭 宮越まで>
 
 
 
 掲示物はこちらをクリックしてください。 説明会案内掲示.pdf

関東方面大学訪問

今年度も8月9日(木)から11日(土)の2泊3日の日程で関東方面大学訪問を実施しました。
参加者は1年生56名、2年生6名の計62名で、バス2台で行ってきました。
8月10日には東京工業大学と一橋大学を見学し、その後駿台予備学校の先生から現役生の受験と合格に向けての心構えについてお話をしていただきました。11日には東京大学を見学しました。
それぞれの大学では、職員の方、キャンパスツアーの大学生、二水高校出身の在学生などから大学の魅力をお話ししていただきました。どの方のお話もご自分の大学に対する誇りに満ちあふれていて、日本屈指の学府の歴史と伝統、ならびにそこで学ぶ者の誇りと気概が感じられ、生徒たちはおおいに刺激を受けていました。
8月10日の夜にはホテルで3名の本校卒業生を囲んで、それぞれの大学生活や受験の体験談について語ってもらいました。予備校の先生のお話も、卒業生のお話も「いま目の前にある授業や課題に、丁寧にきちんと取り組むことが大切である。」ということが強調されていました。その他、具体的な勉強法や大学生活についてもお話を聴くことができ、大変有意義な旅となりました。
                                  
  
          東京工業大学               東京工業大学図書館前
 
  
           一橋大学                     駿台予備学校
 
   
           卒業生と語る会               東京大学キャンパスツアー
 
 
        東京大学安田講堂前
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

西野健太郎氏 絵画贈呈式

 この度、本校第51期生で画家の西野健太郎様より、作品の御寄贈を賜ることになり、8月7日(火)9時30分より校長室で贈呈式が行われました。寄贈作品は「天空の音」 で、オオカミ親子の愛情が伝わってくる絵です。「生徒の心の癒しに役立ててほしい」と御寄贈いただきました。本校管理棟2階の生徒課室前の壁面に飾る予定です。貴重な作品の御寄贈、本当にありがとうございました。  
 西野様は本校ご卒業後、ハワイ大学に進学され医療やセラピーを学ばれました。カウアイコミュニティーカレッジ在学中にエアーブラシ画法と出会い、絵を通して人の役に立てる仕事としてアートセラピーを始められました。現在、国内外の展覧会で自然や動物を題材にした作品を発表され精力的に活動されています。また、ジグソーパズルなどの関連商品も北米・オセアニア・ヨーロッパ、日本など10カ国で発売されています。
 
   
 
   

平成24年度 第1学年大学学部・学科説明会

 7月9日(月)、6・7限目に、第1学年の生徒を対象とした大学学部・学科の説明会を実施いたしました。
 当日は、富山大学から
   人文学部、人間発達学部、経済学部、理学部、工学部、医学部看護学科、薬学部
の計7学部7名の先生にお越し頂き、学科の内容や学問の魅力について語っていただいたほか、生徒の様々な質問にもお答え頂きました。
 
 大学学部・学科説明会の流れは、
   開講式
   学部・学科説明会(講義Ⅰ)
   学部・学科説明会(講義Ⅱ)
   閉講式
となっており、生徒は7学部の中から興味のある2学部の講義を聞きました。
 大学でどのようなことを学ぶのか、学部学科によってどのような将来につながっていくのかなどの具体的な話に、生徒は自分の将来のイメージをふくらませながら、熱心に耳を傾けていました。
 暑い中、また大変お忙しい中、講義にお越し下さった富山大学の先生方、まことにありがとうございました。
 

「高校生のための文化講演会」(1年)

 5月24日(木)の3限、4限目に作家高野秀行氏による講演会が行われました。演題は「オンリーワンになる方法」で学生時代、探検部に所属し、アフリカの奥地を探検した話や、3年前にサハラ砂漠でマラソン大会に出場した話などがなされました。普通の人がなかなか見ることができないような映像を交えた約70分のお話を1年生は熱心に聞いていました。

 氏は講演の中で「オンリーワンになる方法」として、

 ①リーダーになること

 ②旅をすること

 ③本を読むこと

の3つを挙げられました。これからの長い人生を生きる上で、ぜひ参考にしてもらいたいと思います。

 また、生徒代表による花束贈呈の後、集英社から集英社文庫図書特選100冊が贈呈されました。ありがとうございました。


1年心の教育講座を実施


 6月13日(水)7限に、1年生を対象に「心の教育講座」を実施しました。
 講師は元石川県教育センター教育相談課課長であり、現在は金沢大学・県立看護大学講師の水上洋子氏です。「私とあなたの関係づくり」と題して講話をいただき、4つの演習を行いました。
 コミュニケーションをする際には、自分の言いたい内容を伝えながら相手に配慮する『アサーティブ』という方法をとると良いことを教えていただきました。また、ストレスがたまった時に気持ちを楽にする呼吸法や筋弛緩法を教えていただきました。
 自分の思いを丁寧に伝えることで、心の通じる友人を作ったり、様々な困難をのりこえる力を生み出せることを学んだ講演会でした。
 
《生徒の感想より》
 
・一番大切なことは相手を思いやりながら自分の気持ちもしっかり持って生きていくことだとわかりました。もし、相手から強い方法で言われたとしても、本当に伝えたいことは何かをよく考えたいです。
・今日の講座を聞いて、まずは相手の思いを受け止め、次に自分の気持ちをちゃんと伝えることが大切だとわかりました。初めはうまく自分の気持ちを伝えることは難しいと思うけれど、少しずつでもいいので、相手に自分の気持ちを丁寧に表現し伝えて、周りの人を大事にしながら良い関係を作っていきたいと思いました。
・言葉の選び方一つでこんなにも印象が変わるのだと学び、驚きました。自分を大切にするために、相手を傷つけないために、アサーティブな話し方を心がけたいと思いました。
・さわやかな自己主張、というのがとても興味深かったです。言いたいことをちゃんと言う。でも、相手のことも尊重する・・・バランスをとるのが難しそうだなと思いました。でもみんな無意識のうちに実践しているような気もします。相手も自分も気分良く関係が良くなっていくのはとっても素敵なことだと改めて感じました。
 
 
 
 
 
 

アパホテルより防災備蓄用品・図書等寄贈


 この度、アパホテル株式会社代表取締役専務元谷拓様がご来校され、同ホテルで開発されたアパ社長カレーとアパ社長ラーメン各1,200食を、防災備蓄用として御寄贈いただきました。元谷様は本校第46期生で、平成6年(1994)3月のご卒業です。寄贈式では母校への思いを熱く語っていただきました。非常時の備え等として有効に活用したいと思います。
 また、アパグループ代表元谷外志雄様とアパホテル社長元谷芙美子様の御著書及び関連書籍もあわせて御寄贈いただきました。図書館に架蔵して生徒の情操教育に役立てたいと思います。御厚意に感謝申し上げます。
                           
                 贈呈式打ち合わせ                               贈呈式
               
 
                           
                 「アパ社長カレー」「アパ社長ラーメン」                    終了後記念撮影
                

人権教育


「人権教育講話」(1年)

 5月18日(金)第1回定期試験終了後、人権教育講話がありました。

石川県警察本部少年課から講師を招き、県警に届けられる様々なトラブル等を事例に「インターネット・携帯電話と人権」というタイトルでわかりやすくお話をしていただきました。

 

PTA総会

PTA総会
 
 5月12日(土)多くの保護者のご出席を賜り、平成24年度石川県立金沢二水高等学校PTA総会を開催し、すべての議題が承認されました。
 また総会後、1年生はホーム別懇談会を各教室で行い、2年生は視聴覚室、3年生は講堂で、平成24年度入試結果等についての進路説明会を行いました。
  
  

第3学年保護者進路説明会

平成24年度 金沢二水高等学校 第3学年保護者進路説明会

5月12日(土)、PTA総会後の14時20分から、3年生保護者を対象にした進路説明会を実施いたしました。

説明会の主な内容は、平成24年度入試結果の報告、受験をとりまく環境、 来春までの1年間の進路日程 の3点でした。「 生徒が高い進路目標を設定して、早い時期から受験対策に取り組み、受験を通じて人間的な成長を遂げることを期待している」と保護者の方々にお伝えしました。

土曜日の開催でしたが、200名以上の保護者の方々がご参加下さいました。ありがとうございました。
なお、今後の3年生保護者対象進路説明会については、9月1日(土)に予定しております



第学年 保護者進路説明会

平成24年度 金沢二水高等学校 第2学年保護者進路説明会

 
 
   5月12日(土)2年生の保護者を対象に進路説明会を行いました。150人以上の保護者の方が参加され、
  メモを取りながら熱心に耳を傾けておられました。
   説明会では、学年主任の向が、卒業生の体験談をもとに説明いたしましたが、その中から幾つかをご紹介
  します。
   ・「起床時間」「勉強の開始時間」「就寝の時間」を固定することで、毎日のリズムができ、学習習慣が身に
    つきます。
    ・「予習→授業→復習」のサイクルを大切にして基礎を固めていくことが進路実現につながります。土台を
     固めることで、記述力も養われます。
    ・今、志望校を下げる必要はありません。高い志望を掲げ、それに向かって努力することが大切です。
 最後に、「生徒の進路実現のために、様々な励ましを行っていきますので、保護者の皆様にもご協力をお願
いしたい」と述べ、保護者の皆さんから温かい拍手を頂戴しました。
 終了後は、何人もの方が担任と個別に懇談され、学校での生徒の様子や進路について話をしていらっしゃ
いました。


かたに文庫基金贈呈式

この度、国際ソロプチミスト金沢-くろゆりを通して、蚊谷八郎様より、亡き奥様が本校のご卒業であったご縁で、本校の教育活動に対する多額のご寄付を頂戴することになり、5月7日(月)校長室において、国際ソロプチミスト金沢-くろゆり会長鈴木千恵様、会員の中村圭子様、谷本紀子様をお迎えし、贈呈式が行われました。ご好意をうけ、本校では図書館に「かたに文庫」を設けることとし、生徒の心の琴線に触れるような良書を数多くそろえるべく準備を進めています。6月23日(土)には「かたに文庫」の贈呈式を行う予定です。
       
              基金贈呈式                                       文庫贈呈打ち合わせ                                            

1年生エンカウンター実施

1年生でエンカウンターを実施
 
 4月は1年生にとって高校へ入学して間もなく、新しい環境と新しい友だちに出会い毎日が緊張の連続です。そんな新しい出会いの中で、人間関係が少しでもスムーズにいくことを願い、4月11日(水)に『エンカウンター』という活動を行いました。
 
 クラスごとに、バースデーリング(ジェスチャーでコミュニケーションを行うことで、誕生日順に並ぶ活動)や他己紹介(ペアでインタビューした後、グループ内で他己紹介しあう活動)、共通点探し(グループ内で共通点をできるだけたくさん挙げる活動)などを行いました。クラスメイトと打ち解け、和やかなひとときをすごすことができました。
 
 《1年生の感想》
・知らない人がいたけど、自分から進んで話しかけることができました。
・同じグループの人のことが少しわかって良かったです。
・クラスの人と少しなじめたと思うのでよかったです。
・入学してすぐで緊張していたから、こういう機会があってよかった。
・他のエンカウンターもしてみたいです。
 
 

 
 相談室では、生徒の悩み事・相談に対応できるよう、常時教員が在室しています。保護者の皆様もお気軽にご相談ください。

平成24年度第65回入学式


   平成24年度第65回入学式
 
 平成24年度 第65回入学式 「式 辞」 
 
                       
春爛漫の佳き日、松本雅之PTA会長様、小川陽子同窓会長様、歴代校長様、学校評議員様はじめ多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、第65回入学式を挙行できますことは、本校関係者の等しく喜びとするところであります。
ただいま、入学を許可いたしました普通科400名の新入生の皆さん、伝統ある金沢二水高等学校に入学おめでとうございます。皆さんのこれまでの努力を讃えるとともに、晴れの入学を心から歓迎いたします。また、皆さんを支えてこられた保護者・ご家族の皆様にも心からお祝い申し上げます。
本校は昭和23年学制改革により新設されて以来早や創立64年となり、二万五千人を超える卒業生が政財界や学問・芸術など幅広い分野で活躍している全国レベルの伝統校であります。「文武両道に精進すること」をモットーに、「自由・闊達・明朗・真摯・清新」の校風を半世紀以上にわたり培ってまいりました。この伝統校に入学できた皆さんは本当に幸せ者であると思って下さい。そして三年間この学舎で自分を鍛えるのだと決意して下さい。
新入生の皆さんには、今日から二水生となるに当たり三つのことを話しておきます。
一つ目は「人間的成長を図る」ということです。自分はどんな人生を送ろうとするのか。そのために高校生活で何をなすべきかをよく考え抜いてもらいたいと思います。自我を膨らませ、自分探しをするのが高校時代です。そのためには読書により先人は何を考え、どう生きたのかを知り、深く思索することが必要です。
二つ目は「より高い進路目標を持ち、その実現のため最大限に努力する」ということです。皆さんの能力は限りない可能性を秘めた高いものを持っております。旧帝大等の高い進路志望を持って、三年間計画的に学習をすすめ、日々の努力を怠りなく継続すれば、必ずや「念ずれば花開く」目標とする大学に到達できるでしょう。皆さんは将来大学で専門知識を学び、全国に友人・知人のつながりを持ち、ふるさと石川やわが国のために働くリーダーとして活躍が期待できる人材であると確信しております。
最後に「文武両道に精進すること」です。部活動はその競技力や文化的素養を伸ばすだけでなく、精神的な成長さらに先輩・後輩や同級生同士の人間関係を学ぶ場であります。なかでも克己(自分に打ち勝つ)・謙虚さ(へり下る心)・忍耐(我慢する心)はその中心です。部活動や学校行事を通して健康な心と身体をつくって下さい。
明治維新を切り開いた西郷隆盛南洲先生は「講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を以て終始せよ。」と言っております。学問を究めるには道理を守り、仁の心で人々を愛することを目的として、自分の修養には己に克つということをいつも心掛けねばならないということです
保護者の皆様、新入生は二水生としての高校生活を通して、未来を切り開く「生きる力」さらにその根本をなす「確かな学力」を身につけてまいります。どうか温かく見守り励まし続けて下さい。ご家庭と学校が連携を密にしていくとともに、本校の教育方針・施策にご理解を賜り、教育活動の展開にご協力いただきますようお願い申し上げます。
終わりに本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、新入生の皆さんの心身のバランスのとれた人間的成長、高い進路目標の実現、充実した高校生活を心から期待し、式辞といたします。
平成24年4月9日          石川県立金沢二水高等学校長  近藤 繁彦

平成23年度 第64回卒業式

 平成23年度  第64回卒業証書授与式
 

 学校長 式辞

 大寒を過ぎてから豪雪となったこの冬も終わり、わが緑が丘の台地にもようやく春の息吹が感じられる今日、花岡博司PTA会長様、小川陽子同窓会長様並びに歴代校長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、ここに第64回卒業式を挙行できますことは、本校関係者の等しく喜びとするところであります。

 卒業生の皆さん、卒業おめでとう。3年間、夏の暑い日差しのもと、また冬のつらい吹雪のなか、通い続けたガレリアに代表されるこの学び舎を皆さんは本日巣立つことになります。今皆さんの胸中は、きっと清々しい満足感に満ちあふれているものと察します。

 保護者の皆様、本日お子様が3か年の蛍雪の功なり、めでたく金沢二水高等学校卒業を迎えられましたこと、3年間お子様と苦楽をともにし、本校と何かと関わりあっていただいたご苦労を思うとき、感無量であると拝察し、心から卒業をお喜び申し上げます。

 さて、3年間の高校生活を振り返って見ますと、桜花爛漫の中、本校へ入学した初々しい1年生では、期待と不安が入り交じったなか高校生活がスタートし、5月の陸上競技大会、夏の二水祭を経てようやく二水生らしくなったはずです。本校の中堅として部活動・生徒会活動はじめ大事な役割を担った2年生では、上海万博の影響を避け北海道への修学旅行となり、班別自主研修や富良野自然体験に楽しく取り組みました。本年度は最上級生として積極的に「二水祭」はじめ学校行事を推進し、さらに進路実現に向けて果敢に挑戦し、最大限に努力し続けました。このように皆さんは本校の伝統を受け継ぎつつ新しい課題に立ち向かい、本校の新たな時代の扉を開けた生徒たちであると言えましょう。

 高校時代の最大の出来事は、昨年3月11日に発生した「東日本大震災」であります。その後続いた原発事故を含め、わが国に未曾有の危機をもたらし、現在も復興がままならない地域も多く残されています。身近な人を亡くしたり、家や財産を失ったり、仕事・職場を失ったり、悲しいことばかりですが、唯一の希望の灯りは若い人たちに国民としての絆と自分が今果たさなければならないことの自覚をもたらしたことです。今後のわが国の復興は若い人たちのエネルギーが原動力であり、周りの大人はそれをサポートすることが肝要かと思います。

一方、わが国を取り巻く国際情勢では、東アジア圏においてわが国はもはや絶対的な求心力を持つ国ではありませんが、中国・韓国・台湾並びにインドシナ半島諸国と友好関係を保ち、更に発展させていく謙虚な姿勢が要求されます。今後国際人として生きる皆さんにとって、ぜひ必要なことであります。

今日、皆さんを取り巻く世界は、グローバルスタンダード混迷の時代にさしかかっていると言えましょう。このような時代だからこそ、皆さんの若い感性・情緒力で世界に安定と平和をもたらしてほしいのです。

 明治維新を切り拓いた西郷隆盛南洲先生は、「幾たびか辛酸を経て志始めて堅し。」(人の志というものは幾度も幾度もつらいことや苦しい目に遭ってのち、はじめて固く定まるものである。)といっておられます。このことを踏まえ、これからの人生を生き抜いていく卒業生の皆さんにはなむけの言葉として3つのことを話したいと思います。

 最初に「誠実であれ」

皆さんは、自分自身はもちろんのこと、他に対しても心に「誠実さ」を刻みながら、対処していく姿勢が人生の根本姿勢となります。時には人間関係で悩むこともあるかと思いますが、解決方法はただひとつ誠実を貫くことです。誠実にかつ真摯に対応する人は必ずや周りの人から信頼されます。

2つ目に「共生社会に生きる」という姿勢です。

今後の日本の復興のポイントは「一人一人が互いに理解し合い、認め合う」つまり共生(ともに生きる)社会を構築すること、また、「自分一人が良ければそれで良い」とする態度ではなく、「自分も幸福に生きることを願っているが、同様に相手も幸福に生きたいと願っている」ことを理解しなければなりません。勝手気ままに行動する人や、公共マナーに欠ける人、さらに周囲の人にあまりに無関心な人たちが闊歩する風潮を打破し、ぜひ皆さんは相手に好感を持たれるような言動を心掛け、また相手を理解しようとする思いやりを持って対処することを心掛けて、立派な共生社会の一員となってください。

3つ目は「早起きをする」という習慣づけです。

何かをするために時間がないと嘆く前に、朝1時間でも2時間でも早起きをしてみましょう。大気・宇宙の「浩然の気」を独り占めし、自分の課題に静かに向き合い、地道に取り組んでいく。朝の時間は皆さんを向上させる芽が育つ貴重な時間となるはずです。ぜひ実行してみてください。

 卒業生の皆さん、今後は、母校金沢二水高校、ふるさと石川で培った精神文化に誇りと愛着を持って、真の国際人としてグローバルな視野で人生を切り拓いていただきたいと思います。

 終わりに、本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、卒業生の皆さんの前途が幸多からん事を心から願って式辞といたします。

平成24年3月2日                石川県立金沢二水高等学校長  近藤 繁彦

 
           PTA会長祝辞
 
 

                 答辞