H24~26年度 学校行事
平成25年度 関東方面大学訪問へ行ってきました。
科学グランプリ実技競技総合系で第1位を獲得しました。
ESS部がディベート大会で第3位に入賞しました。
全校生徒で神保選手の優勝をお祝いしました。
合唱部がNHKコンクール石川で金賞を受賞しました。
夏季補習(前期)を終了しました。
神保選手優勝懸垂幕を設置しました。
神保選手が県教育長を表敬訪問しました。
【速報】神保選手がインターハイ200m優勝!
大分インターハイの神保選手にみんなで声援!
二水祭恒例!PTA企画「おっかさん」大盛況!
〈おにぎりも好評でした〉
輝く夏、二水祭の到来です!
ところで音楽室の窓の下には、暑さの中でもキリリと姿勢よく、空に向かってまっすぐ枝を伸ばす木槿(ムクゲ)の花が咲き始めました。学校祭を大いに楽しむ昼間と、高みを目指し机に向かう静かな夜との切り替えがきちんとできる二水生であってほしい。二水祭まで、あと3日。
1年生 大学学部・学科説明会を実施しました。
シェイクアウト訓練を実施しました。
全国大会応援幕を設置しました。
1年生保護者進路説明会を実施しました。
6月29日(土)、土曜補習の午後、1年生保護者対象の進路説明会を実施しました。約250名の保護者の皆様が参加され、熱心にメモをとりながら聞いていらっしゃいました。
6月の花だより③ナツツバキ
アジサイの季節到来です。
ソロプチミスト支援金授与式・講演会
地域社会と女性と女児の生活向上を目的とした奉仕団体「ソロプチミスト金沢-くろゆり」会長の高桑みな子様より、奉仕活動をしている本校に支援金が授与されました。生徒を代表して生徒会長の堀井紗葉さんがお礼の言葉を述べた後、国際ソロプチミストアメリカ連盟のVRA賞(ボランティア活動に従事し、地域や世界をよりよくするために献身的な14歳から17 歳の女性を対象にするもの)に応募した2年生の田上彩花さんと「夢を生きるアートコンテスト」に応募した美術部にもくろゆり賞が贈られました。
チャリティ活動に協力しました。
生徒会がキャップを届けてきました!
去る6月20日、生徒会長・堀井紗葉さん、副会長・中山美代子さんが学校内で集めたペットボトルのキャップをハローファイブ(エフエム石川)に届けてきました。世界では、毎日およそ4,000人の子どもがワクチンで予防できる感染症で命を失っています。ハローファイブ(エフエム石川)では、ペットボトルのキャップを集めて、その売却益でミャンマー・ラオス・ブータンなど途上国の子どもたちへワクチンを贈っています(実際の寄付先は東京の「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」)。
自転車マナー指導を行いました。
「道路左側の一列走行の励行」や「携帯電話を使いながら或いは音楽を聴きながらの運転の禁止」といった交通安全に関することや、「挨拶の励行」などマナーに関することを重点的に指導しました。
1年心の教育講座を実施しました。
二水アクトでPTAのめった汁が大好評!
夾竹桃の花開く。
1年生進路講話を行いました。
6月5日(水)、1年生を対象として進路講話を実施しました。ベネッセコーポレション北陸支社の富田泰成氏を迎えて「進路実現に向けて」というテーマで、文理選択の留意点や、学習に対する心構えなどを聞きました。
「現在の学力ではなく、成長した自分にふさわしい大学を目指す。」
「世界で通用する大学を目指す。入試試験のライバルは優秀な外国人」
「中学時代の貯金は通用しない。」
「今、始めなければ、1年の11月に差が出る。」
「無い時間だからこそ価値がある。価値を与えるのは自分。」
1年生「卒業生の話を聞く会」を行いました。
「なぜ二水高校を選んだのか」、「中学校と高校の違いについて」、「勉強と部活動の両立は」、「モチベーションの上げ方」、「勉強に集中する秘訣」、「苦手科目について」、「辛いときの乗り越え方」など、現在生徒が関心を持っているテーマについて、いろいろな考えを聞くことができました。生徒たちは大いに刺激を受けていた様子で、その後に書いてもらった感想文には、前向きな気持ちが強く綴られていました。その感想文の中から、いくつかを紹介します。
・ 自分の限界をつくらずに、物事は体験して判断して、早め早めに行動することが今後の
・ やっぱり勉強をしていく上で大切なことは目標設定を具体的にはっきりさせることだと思
・ 部活動を最後まで続けることで、受験勉強をするための体力が身につくんだと思い
これからも目標を高く掲げ、その達成に向けて努力する生徒の育成のために、様々な学校行事を実施して参ります。
3年生進路講話を実施しました。
6月3日(月)7限目の時間に、3年生全員を対象に進路講話を実施しました。主な内容は今週末の6月8日(土)・9日(日)に受験する進研マーク模試の概要、受験上の諸注意などで、過去の先輩たちの成功例、失敗例を交えながら進路指導課長から丁寧な説明を行いました。初めてのマーク模試ということもあって、3年生は真剣かつ熱心に耳を傾けていました。
1年生人権教育講話を行いました。
5月17日(金)、1年生を対象に人権教育講話を行いました。
第3学年保護者進路説明会(5/11)を実施しました。
第2学年保護者進路説明会(5/11)を実施しました。
PTA総会を開催しました。
少女像とハナミズキ
からたちの花が咲いたよ
防災訓練を実施しました。
4月19日(金)の朝礼の時間に、強い地震があったという想定で防災訓練を実施しました。地震が起きたときに、生徒・職員が素早く身の安全を確保し、現員数を確認して迅速な避難行動ができるよう、緊張感を持って訓練を行いました。
高峰桜げんきです!
平成25年度 第66回入学式
担任が生徒の前に整列(▼)
校長挨拶を更新しました。
【再掲】平成25年度合格者の皆様へ
合格発表の日の交通についてのお願い
第65回卒業証書授与式を挙行しました。
幾たびかの大雪に見舞われたこの冬も終わり、緑が丘の台地にもようやく春の息吹が感じられる今日の佳き日、松本雅之PTA会長様、小川陽子同窓会長様並びに歴代校長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、ここに第65回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校関係者の等しく喜びとするところであります。
348名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。三年間、夏の暑い日差しや厳しい冬の寒さに耐え、通い続けたこの学び舎を皆さんは本日巣立つことになります。今皆さんの胸中は、清々しい満足感に満ちあふれていることでしょう。
保護者の皆様、本日お子様が三か年の蛍雪の功なり、めでたく金沢二水高等学校卒業を迎えられましたこと、お子様と苦楽をともにされ本校と何かと関わりをいただいたこの星霜を思うとき、感無量であると拝察し、心からお喜び申し上げます。
さて、三年間の高校生活を振り返って見ますと、桜花爛漫の4月、本校へ入学した初々しい一年生では、期待と不安が入り交じったなか高校生活がスタートし、5月の陸上競技大会、夏の二水祭を経てようやく二水生らしくなったはずです。一昨年3月11日に発生した「東日本大震災」の記憶は今も忘れることができません。その後続いた原発事故を含め、わが国に未曾有の危機をもたらしましたが、現在着実に復興が進められております。
本校の中堅として部活動・生徒会活動はじめ重要な役割を担った二年生では、北海道への修学旅行において、班別自主研修やラフティング体験に楽しく取り組みました。
本年度は最上級生として積極的に「二水祭」はじめ学校行事を推進し、さらに進路実現に向けて果敢に挑戦し、最大限に努力し続けました。このように皆さんは本校の伝統を受け継ぎつつ新しい課題に立ち向かい、本校の新たな時代を実践した生徒たちであると言えましょう。
ところで、わが国を取り巻く国際情勢においては、領土問題を抱えた中国・韓国と友好関係を保ち、更に発展させていくという協調する姿勢が求められております。グローバル社会において、皆さんの若い感性・情緒力で世界に安定と平和をもたらしてほしいと願っています。
明治維新を切り拓いた西郷隆盛南洲先生は、「己に克つの極功は『意なし、必なし、固なし、我なし』と言っておられます。これは克己心の目標は、自分勝手に当て推量をしない、無理押ししない、固執しない、我を通さない、という意味です。さらに言いかえますと、柔軟な姿勢で事に臨みなさい、バランス良い生き方が大事ですよということでしょう。このことを踏まえ、これからの人生を生き抜いていく卒業生の皆さんにはなむけの言葉として、幸福な人生をおくるための三か条について話したいと思います。
一つ目に「向上心を持つ努力の人であれ」ということです。
皆さんは、本校における学業を通じて、三年間を見通してこつこつと努力することの大切さを学んだはずです。この姿勢は人生を生き抜く根本姿勢ともなります。いくつになっても目標に向かって、向上心を持ちこつこつと努力する日々の姿勢で、人生を貫いてください。自分で自分を誉めてやることのできる生き様を、見せて欲しいと心から期待しております。
二つ目に「誠実であれ」ということです。
これからは、自分自身はもちろんのこと、他に対しても心に「誠実さ」を刻みながら、対処していく姿勢が人生では必要となります。時には人間関係で悩むこともあろうかと思いますが、誠実さを貫き相手の信頼をかち得ていくことがその解決方法です。誠実にかつ真摯に対応する人は必ずや周りの人から信頼されます。
三つ目は「随所に主と為る」ということです。
人生のどの場面においても、主役・主体は自分自身であるという自覚を持ってください。特に進路決定等、人生の節目における重大な決断は自分自身でしなければなりません。なぜならば「この道は他の誰でもない自らが選択した道なのだ」という思いだけが、困難を乗り切る原動力となるからです。
その際、世阿弥が「花鏡」の中で述べている「離見の見」という考え方が参考になるでしょう。すなわち、離は離れる、見は見ると書きます。つまり自分を離れて見るということです。能を演じている自分を、観客の立場から見る、客観的に自分を見る視点を持ちなさいという意味を世阿弥は言っているのでしょう。このことによって、自分はどのように生き、何をしなければならないのかが見えて来るはずです。
また、仕事がうまくいかないとき、あるいは自分の処遇に不満を感じたとき、それを他のせいにしてはなりません。自分の人生の主体は自分自身なのですから、現状をしっかり受け止めて今日只今から努力すれば状況は好転するのだという信念を持って頑張り抜くことが周囲からの信頼と支援を得ることにつながります。
卒業生の皆さん、今後は、母校金沢二水高等学校、ふるさと石川で培った精神文化に誇りと愛着を持って、真の国際人としてグローバルな視野で人生を切り拓いていただきたいと思います。
終わりに、本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、卒業生の皆さんの前途が幸多からん事を心から願って式辞といたします。
企業トップの講演会に参加しました。
「企業トップの講演会」に1年生が参加しました
生徒たちは、「『コマツでなければ困る度合い』、『ダントツ』など印象的な言葉が多く、講師の話に引き込まれた。」、「守りに入って負けるくらいなら、攻めの姿勢を貫いていきたい。」などの感想を述べていました。
この講演会は、将来の自分自身のあり方を考えたり、グローバルな視野からものごとを考えたりするよい機会になりました。
二水LIVE(ライブ)を実施しました。
親子交流授業終了しました。
親子交流授業(1年生・家庭科)実施中です。
本校では1年次に行っている家庭基礎の保育分野の授業の一環として、乳幼児の親子との交流を取り入れました。10月16日から11月7日にかけて、1年生が1クラスずつこの授業に取り組んでいます。先日はテレビや新聞でも報道されました。
乳幼児が保育者と一緒に学校に来て頂けるので、生徒が乳幼児と直接触れ合うことはもちろん、乳幼児と保育者との関係を見ることができます。また保育者から妊娠中のことやお子さんの成長の様子、保育の喜びや苦労、成功談や失敗談など実体験を伺うこともできます。普段乳幼児と触れ合う機会の少ない高校生にとって、実際の子育ての一面に触れることにより、保育の意義や命の大切さを感じると共に、自らの今後の在り方、生き方を考えるきっかけになると考えています。この授業は、白山市のNPO法人おやこの広場「あさがお」さんにご協力を頂いています。
地区別学校説明会にご参加ありがとうございました。
台風17号関連(9/30午後)
台風17号関連(9/29朝)
平成24年度 中学生の体験入学を実施しました。
9月22日(土)午前744名・午後493名、計61校1237名の参加を得て体験入学を実施いたしました。
2年保護者対象進路説明会を行いました。
9月8日(土)の13:30より、本校視聴覚室において標記の会が開催されました。参加された保護者の方は164名で、皆さん熱心に聞き入っておられ、メモをお取りになる姿も多く見られました。
まず、学校長より、学校全体の取り組みについて、学習の話題を軸に、特に挨拶についての日常的取組みをはじめとする生活のあり方等に関して話がありました。
続いて、講師としてお招きした駿台予備学校の西 昭広氏より、「大学入試の現状について〈夢の実現に向けて今できること〉」と題した進路講話を、約1時間にわたりしていただきました。
講話の軸は、①大学入試の現状、②保護者としての受験生への接し方の2点に絞られ、数々の示唆に富むご指摘がありました。
まず、過去10年前後の推移をふまえて「今はチャンスの時代」と位置づけ、2年生のあり方として、「あきらめずに頑張れば第一志望への光が見える」。進路決定のポイントとして、「1考える→2調べる→3相談する→4目標設定→5あきらめない」と流れを明確にし、その際に、a「自己の興味、能力・適性、職業観の把握」、b「多様な情報収集/受験雑誌・大学案内、各種HP等、両親・先生・先輩の話」、c「柔軟性(=広い視野)と決意の強さ(=自己決定)」を念頭に置くことが強調されました。さらに、成績の伸び方に様々なパターンがあることや、生徒側からの要望などをふまえ、保護者のお子様への接し方にふれる説明があり、とても参考になりました。
【再掲】地区別学校説明会(中3・保護者対象)のご案内
避難訓練を実施しました
平成24年度 第2回 金沢二水高等学校 第3学年保護者進路説明会
平成24年度 第2回 金沢二水高等学校 第3学年保護者進路説明会
9月1日(土)13時30分から、3年生保護者を対象に進路説明会を実施いたしました。残暑厳しい中、400名近くの保護者の方々がご参加くださいました。
学校長のあいさつの後、進路指導課長からセンター試験に関する従来との変更点、日程・手続きの概要、模試のデータの扱いおよび9月のセンター試験出願から1月末の国公立大学出願までの日程と留意すべき点などについて説明いたしました。途中休憩を挟みながら、約2時間半の長い時間ではありましたが、参加された保護者の皆様には熱心に話を聞いていただきました。ありがとうございました。
地区別学校説明会(中3・保護者向け)
関東方面大学訪問
8月10日には東京工業大学と一橋大学を見学し、その後駿台予備学校の先生から現役生の受験と合格に向けての心構えについてお話をしていただきました。11日には東京大学を見学しました。
西野健太郎氏 絵画贈呈式
平成24年度 第1学年大学学部・学科説明会
「高校生のための文化講演会」(1年)
5月24日(木)の3限、4限目に作家高野秀行氏による講演会が行われました。演題は「オンリーワンになる方法」で学生時代、探検部に所属し、アフリカの奥地を探検した話や、3年前にサハラ砂漠でマラソン大会に出場した話などがなされました。普通の人がなかなか見ることができないような映像を交えた約70分のお話を1年生は熱心に聞いていました。
氏は講演の中で「オンリーワンになる方法」として、
①リーダーになること
②旅をすること
③本を読むこと
の3つを挙げられました。これからの長い人生を生きる上で、ぜひ参考にしてもらいたいと思います。
1年心の教育講座を実施
6月13日(水)7限に、1年生を対象に「心の教育講座」を実施しました。
・今日の講座を聞いて、まずは相手の思いを受け止め、次に自分の気持ちをちゃんと伝えることが大切だとわかりました。初めはうまく自分の気持ちを伝えることは難しいと思うけれど、少しずつでもいいので、相手に自分の気持ちを丁寧に表現し伝えて、周りの人を大事にしながら良い関係を作っていきたいと思いました。
・言葉の選び方一つでこんなにも印象が変わるのだと学び、驚きました。自分を大切にするために、相手を傷つけないために、アサーティブな話し方を心がけたいと思いました。
・さわやかな自己主張、というのがとても興味深かったです。言いたいことをちゃんと言う。でも、相手のことも尊重する・・・バランスをとるのが難しそうだなと思いました。でもみんな無意識のうちに実践しているような気もします。相手も自分も気分良く関係が良くなっていくのはとっても素敵なことだと改めて感じました。
アパホテルより防災備蓄用品・図書等寄贈
この度、アパホテル株式会社代表取締役専務元谷拓様がご来校され、同ホテルで開発されたアパ社長カレーとアパ社長ラーメン各1,200食を、防災備蓄用として御寄贈いただきました。元谷様は本校第46期生で、平成6年(1994)3月のご卒業です。寄贈式では母校への思いを熱く語っていただきました。非常時の備え等として有効に活用したいと思います。
また、アパグループ代表元谷外志雄様とアパホテル社長元谷芙美子様の御著書及び関連書籍もあわせて御寄贈いただきました。図書館に架蔵して生徒の情操教育に役立てたいと思います。御厚意に感謝申し上げます。
人権教育
「人権教育講話」(1年)
5月18日(金)第1回定期試験終了後、人権教育講話がありました。
PTA総会
第3学年保護者進路説明会
平成24年度 金沢二水高等学校 第3学年保護者進路説明会
5月12日(土)、PTA総会後の14時20分から、3年生保護者を対象にした進路説明会を実施いたしました。
説明会の主な内容は、①平成24年度入試結果の報告、②受験をとりまく環境、 ③来春までの1年間の進路日程 の3点でした。「 生徒が高い進路目標を設定して、早い時期から受験対策に取り組み、受験を通じて人間的な成長を遂げることを期待している」と保護者の方々にお伝えしました。
第学年 保護者進路説明会
平成24年度 金沢二水高等学校 第2学年保護者進路説明会
かたに文庫基金贈呈式
1年生エンカウンター実施
平成24年度第65回入学式
平成24年度第65回入学式
ただいま、入学を許可いたしました普通科400名の新入生の皆さん、伝統ある金沢二水高等学校に入学おめでとうございます。皆さんのこれまでの努力を讃えるとともに、晴れの入学を心から歓迎いたします。また、皆さんを支えてこられた保護者・ご家族の皆様にも心からお祝い申し上げます。
本校は昭和23年学制改革により新設されて以来早や創立64年となり、二万五千人を超える卒業生が政財界や学問・芸術など幅広い分野で活躍している全国レベルの伝統校であります。「文武両道に精進すること」をモットーに、「自由・闊達・明朗・真摯・清新」の校風を半世紀以上にわたり培ってまいりました。この伝統校に入学できた皆さんは本当に幸せ者であると思って下さい。そして三年間この学舎で自分を鍛えるのだと決意して下さい。
新入生の皆さんには、今日から二水生となるに当たり三つのことを話しておきます。
一つ目は「人間的成長を図る」ということです。自分はどんな人生を送ろうとするのか。そのために高校生活で何をなすべきかをよく考え抜いてもらいたいと思います。自我を膨らませ、自分探しをするのが高校時代です。そのためには読書により先人は何を考え、どう生きたのかを知り、深く思索することが必要です。
二つ目は「より高い進路目標を持ち、その実現のため最大限に努力する」ということです。皆さんの能力は限りない可能性を秘めた高いものを持っております。旧帝大等の高い進路志望を持って、三年間計画的に学習をすすめ、日々の努力を怠りなく継続すれば、必ずや「念ずれば花開く」目標とする大学に到達できるでしょう。皆さんは将来大学で専門知識を学び、全国に友人・知人のつながりを持ち、ふるさと石川やわが国のために働くリーダーとして活躍が期待できる人材であると確信しております。
最後に「文武両道に精進すること」です。部活動はその競技力や文化的素養を伸ばすだけでなく、精神的な成長さらに先輩・後輩や同級生同士の人間関係を学ぶ場であります。なかでも克己(自分に打ち勝つ)・謙虚さ(へり下る心)・忍耐(我慢する心)はその中心です。部活動や学校行事を通して健康な心と身体をつくって下さい。
明治維新を切り開いた西郷隆盛南洲先生は「講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに克己を以て終始せよ。」と言っております。学問を究めるには道理を守り、仁の心で人々を愛することを目的として、自分の修養には己に克つということをいつも心掛けねばならないということです
保護者の皆様、新入生は二水生としての高校生活を通して、未来を切り開く「生きる力」さらにその根本をなす「確かな学力」を身につけてまいります。どうか温かく見守り励まし続けて下さい。ご家庭と学校が連携を密にしていくとともに、本校の教育方針・施策にご理解を賜り、教育活動の展開にご協力いただきますようお願い申し上げます。
終わりに本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、新入生の皆さんの心身のバランスのとれた人間的成長、高い進路目標の実現、充実した高校生活を心から期待し、式辞といたします。
平成24年4月9日 石川県立金沢二水高等学校長 近藤 繁彦
平成23年度 第64回卒業式
学校長 式辞
大寒を過ぎてから豪雪となったこの冬も終わり、わが緑が丘の台地にもようやく春の息吹が感じられる今日、花岡博司PTA会長様、小川陽子同窓会長様並びに歴代校長様をはじめ多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、ここに第64回卒業式を挙行できますことは、本校関係者の等しく喜びとするところであります。
卒業生の皆さん、卒業おめでとう。3年間、夏の暑い日差しのもと、また冬のつらい吹雪のなか、通い続けたガレリアに代表されるこの学び舎を皆さんは本日巣立つことになります。今皆さんの胸中は、きっと清々しい満足感に満ちあふれているものと察します。
保護者の皆様、本日お子様が3か年の蛍雪の功なり、めでたく金沢二水高等学校卒業を迎えられましたこと、3年間お子様と苦楽をともにし、本校と何かと関わりあっていただいたご苦労を思うとき、感無量であると拝察し、心から卒業をお喜び申し上げます。
さて、3年間の高校生活を振り返って見ますと、桜花爛漫の中、本校へ入学した初々しい1年生では、期待と不安が入り交じったなか高校生活がスタートし、5月の陸上競技大会、夏の二水祭を経てようやく二水生らしくなったはずです。本校の中堅として部活動・生徒会活動はじめ大事な役割を担った2年生では、上海万博の影響を避け北海道への修学旅行となり、班別自主研修や富良野自然体験に楽しく取り組みました。本年度は最上級生として積極的に「二水祭」はじめ学校行事を推進し、さらに進路実現に向けて果敢に挑戦し、最大限に努力し続けました。このように皆さんは本校の伝統を受け継ぎつつ新しい課題に立ち向かい、本校の新たな時代の扉を開けた生徒たちであると言えましょう。
高校時代の最大の出来事は、昨年3月11日に発生した「東日本大震災」であります。その後続いた原発事故を含め、わが国に未曾有の危機をもたらし、現在も復興がままならない地域も多く残されています。身近な人を亡くしたり、家や財産を失ったり、仕事・職場を失ったり、悲しいことばかりですが、唯一の希望の灯りは若い人たちに国民としての絆と自分が今果たさなければならないことの自覚をもたらしたことです。今後のわが国の復興は若い人たちのエネルギーが原動力であり、周りの大人はそれをサポートすることが肝要かと思います。
一方、わが国を取り巻く国際情勢では、東アジア圏においてわが国はもはや絶対的な求心力を持つ国ではありませんが、中国・韓国・台湾並びにインドシナ半島諸国と友好関係を保ち、更に発展させていく謙虚な姿勢が要求されます。今後国際人として生きる皆さんにとって、ぜひ必要なことであります。
今日、皆さんを取り巻く世界は、グローバルスタンダード混迷の時代にさしかかっていると言えましょう。このような時代だからこそ、皆さんの若い感性・情緒力で世界に安定と平和をもたらしてほしいのです。
明治維新を切り拓いた西郷隆盛南洲先生は、「幾たびか辛酸を経て志始めて堅し。」(人の志というものは幾度も幾度もつらいことや苦しい目に遭ってのち、はじめて固く定まるものである。)といっておられます。このことを踏まえ、これからの人生を生き抜いていく卒業生の皆さんにはなむけの言葉として3つのことを話したいと思います。
最初に「誠実であれ」
皆さんは、自分自身はもちろんのこと、他に対しても心に「誠実さ」を刻みながら、対処していく姿勢が人生の根本姿勢となります。時には人間関係で悩むこともあるかと思いますが、解決方法はただひとつ誠実を貫くことです。誠実にかつ真摯に対応する人は必ずや周りの人から信頼されます。
2つ目に「共生社会に生きる」という姿勢です。
今後の日本の復興のポイントは「一人一人が互いに理解し合い、認め合う」つまり共生(ともに生きる)社会を構築すること、また、「自分一人が良ければそれで良い」とする態度ではなく、「自分も幸福に生きることを願っているが、同様に相手も幸福に生きたいと願っている」ことを理解しなければなりません。勝手気ままに行動する人や、公共マナーに欠ける人、さらに周囲の人にあまりに無関心な人たちが闊歩する風潮を打破し、ぜひ皆さんは相手に好感を持たれるような言動を心掛け、また相手を理解しようとする思いやりを持って対処することを心掛けて、立派な共生社会の一員となってください。
3つ目は「早起きをする」という習慣づけです。
何かをするために時間がないと嘆く前に、朝1時間でも2時間でも早起きをしてみましょう。大気・宇宙の「浩然の気」を独り占めし、自分の課題に静かに向き合い、地道に取り組んでいく。朝の時間は皆さんを向上させる芽が育つ貴重な時間となるはずです。ぜひ実行してみてください。
卒業生の皆さん、今後は、母校金沢二水高校、ふるさと石川で培った精神文化に誇りと愛着を持って、真の国際人としてグローバルな視野で人生を切り拓いていただきたいと思います。
終わりに、本日ご臨席のご来賓の方々、保護者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、卒業生の皆さんの前途が幸多からん事を心から願って式辞といたします。
平成24年3月2日 石川県立金沢二水高等学校長 近藤 繁彦
答辞