日誌

新規日誌1

コミュニティ・スクール シンポジウム その2

講演を終えたばかりの竹原さんをコメンテーターに、
コーディネーターは市の学校地域協議働推進室長の折戸さん。
そしてパネリスト4人でのパネルディスカッションが始まりました。
パネリストの顔ぶれは、
谷内宇ノ気中校長、高松中学校運営協議会委員の細川さん、
宇野気小学校運営協議会委員の細井さん、そして外小の学校運営協議会委員の金子さん。
あれ?外小のエンジョイホームでお世話になっている方々のお名前がずらりと並びました。




細川さんは、読み聞かせボランティア「やまんば」のお話をしていました。
読書好きな方が集まって始めてから20年続けておられます。
長い間続けられるのも、子供達の成長を見る事ができるからです。と仰っていました。
最初から学校を回るために作ったわけではなく、
「出逢い」によって今に至ったようです。
人が人を結びつける。続けていると自然と導かれるのでしょうか?

谷内校長は、学校側からの意見を述べていました。
予算等色々と現実的な問題点を挙げていました。

細井さんは「櫻井三郎左衛門のような方々が沢山…」という言葉が印象的でしたが(笑)
宇野気小区での見守り隊のお話もされていました。
「見守り隊の方が居るからこそ子供達も安心して登下校できる。
もっと見守り隊の事を知ってもらいたい!」と熱弁をふるっていました。

金子さんはアサギマダラについてのお話でした。
地域の環境を使って本物を見せる。
これが大事!と。
「卵から産まれた幼虫は皆チョウになるわけではない。
サナギから100%チョウが出てくるなんてとんでもない。
ほとんどは寄生蜂や寄生蝿が出てくるのです。」
と、教科書には載っていない、本物を見た人が知っている事実を教えてくれました。

パネルディスカッションの話を聞いて、
一番大事なことは、「続けられる事」だと思いました。
そのためには、
コミュニティ・スクールに賛同してくれる仲間を沢山見つける事。
その人たちが心底楽しむ事。
そして、予算。
始まったばかりのかほく市コミュニティ・スクール。
楽しい未来に皆で進んでいきましょう。
身近な所に面白い事が沢山転がっているものです。
皆で探して拾って皆に分けましょう!
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コミュニティ・スクール シンポジウム その1

2月11日建国記念の日に高松産業文化センター大ホールにて、
「コミュニティ・スクール」シンポジウム in かほく
みんなでwin・win・win  ~学校から始まる地域づくり~
が開催されました。

プログラムは

1.アトラクション 
児童劇団 三郎羽左衛門一座による
「知恵ある勇者 櫻井三郎左衛門の戦い」上演

2.基調講演
講師:竹原和泉
演題:「コミュニティ・スクールの魅力」

3.パネルディスカッション
テーマ「かほく市コミュニティ・スクールがめざすもの」

という三部構成の内容でした。

三郎左衛門一座の劇は、戦国時代の高松村の村長「櫻井三郎左衛門」という
実在の人物の勇気ある行動を後世に伝えるために作られました。
何をした人だったかは劇を見れば分かります。
きっとこれからも色んな所で上演してくれるはずです。
三郎左衛門一座についてはかほく市広報2016年3月号に詳しく載っています。
この一座を作ったことにより、学校と地域が一体となり
その地域のお話を後世に繋げるという、まさにコミュニティ・スクールだと思いました。




次に、コミュニティ・スクールの魅力について竹原さんに講演して頂きました。



コミュニティ・スクール、簡単に言うと、
「古き良き学校に戻ろう」と私は解釈しました。
そして、
学校生活が終われば「ハイ、サヨウナラ」ではなく、
卒業後も学校に関わろう。学校を利用しよう。利用されよう。
学校と地域が持ちつ持たれつの良い関係を築きましょう。
皆で地域を盛り上げて住みよい街にしよう!という事なのです。
今回のシンポジウムのサブテーマにwinが三つ付いていますが、
学校、地域の人、地域社会どれもが恩恵をうけるという事と仰っていました。
学校と地域が両輪となり校長が運転する。
これがコミュニティ・スクールだそうです。
校長先生のハンドルさばきにこうご期待!
という意味ではございません(笑)
皆で同じ方向に向かって楽しい未来へ進みましょう!

竹原さんが関わった活動の話を聞いた中で、「井戸端会議室」が面白そうでした。
学校校舎の一角に地域の人が気軽に集まってお茶を飲んだりと、くつろげる空間を作ったそうです。
外小も近々改修工事をするとの事ですので、
この機会に是非地域住民の憩いの場を作ってもらえたらと思います。
地域住民が趣味で作った作品等を展示したりできたら面白そうですね。
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哲学

哲学者「西田幾多郎」が生まれ育った町、かほく市。
そんなかほく市に西田幾多郎記念哲学館があります。
哲学に興味のない私には縁の無い所と思っていました。
先日、ある本を借りようと図書館の資料検索で本を検索したところ、
その本は図書館と何故か哲学館の図書室に。
哲学館から借りただけで何だか哲学者になった気分(笑)
その本の名は「風の谷のナウシカ」
何度も何度も映画がTVで再放送されているので、知っている子も多いと思います。
この映画には原作があり、全7巻の漫画なのですが、
映画は2巻までのお話で編集されています。
映画以降のお話、そう2巻以降が中々に面白い。
作者が本当に書きたかったことが2巻以降に書かれているのだな。と思いました。
30年ほど前の漫画ですが、問題提起は現代にも通ずる内容でした。
宮崎駿さんって凄い人だな~。何者?
またまたせっかくなので哲学的に何か考えてみようと思い、
「生きるとは何か?」
と考えてみました。
が、
全く分かりません(笑)
ただただ「生きねば」と思っております。
生きていればきっと答えが見つかる…はず。

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能 雄二先生

1月28日の授業参観後に、PTA主催で子育て講演会がありました。
お題「子供の差は育てた親の差」
講師 能雄二先生

実は2014年度かほく市PTA大会にも子育て講演をしていただきました。
その時もそうだったのですが、今回も大変分かりやすくお話してくださりました。
おやじ的コミュニケーションを駆使し、面白おかしく話が進むのですが時間が足りない。
その中で特に印象に残ったのがお父さんの存在についてでした。
やはりお父さんは一家の頂点に立っていないといけないと思いました。
実に頭が痛い話でした。
お父さん、お母さん、それぞれの役目があるのです。
世のお父さん方、子どもに負けないよう体力を付けておきましょう!
それにしても、息子、お母さんの一人二役はは面白かったです(笑)

そして、子供が小さいうちから「間違いは間違いだ!」と教えておかないと、
後々子供が可哀想な運命を辿ることになる事の事例も資料にもらいました。
隣の家から卵を取って来ても叱らなかったことが、強盗をしても悪い事だと思わず、
最後は死刑になるというお話でした。

もう一つ資料として持ってきていただいた詩「雨ニモアテズ」
が面白いので紹介します。
宮沢賢治の代表作「雨ニモマケズ」のパロディで、現代っ子を表現した詩です。

「雨ニモアテズ」 

雨ニモアテズ 風ニモアテズ


雪ニモ 夏ノ暑サニモアテズ

ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ

意欲モナク 体力モナク

イツモブツブツ 不満ヲイッテイル

毎日塾ニ追ワレ テレビニ吸イツイテ 遊バズ

朝カラ アクビヲシ  集会ガアレバ 貧血ヲオコシ

アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテカエリミズ

作業ハグズグズ 注意散漫スグニアキ ソシテスグ忘レ

リッパナ家ノ 自分ノ部屋ニトジコモッテイテ

東ニ病人アレバ 医者ガ悪イトイイ

西ニ疲レタ母アレバ 養老院ニ行ケトイイ

南ニ死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ

北ニケンカヤ訴訟(裁判)ガアレバ ナガメテカカワラズ

日照リノトキハ 冷房ヲツケ

ミンナニ 勉強勉強トイワレ

叱ラレモセズ コワイモノモシラズ

コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ
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星の輝き

年の初めの天気とは打って変わって、1月も後半になれば雪景色が多くなりました。
そんな雪がよく降る天気でも、たまーに晴れ間を見せてくれる冬の夜空。
空気が澄んでいるからか、星の輝きが一段と綺麗です。
そんな輝いている星たちにも死が訪れるそうです。
星の死とは、爆発すること。
今まさに爆発寸前の星が写っています。
オリオン座のベテルギウスというオレンジ色に輝く星です。
冬の大三角形を形成する星で、観測するにあたり重要なポジションを担っています。
地球からは640光年離れているという事で、今見ている輝きは640年前の輝きなのです。
室町時代に放たれた光を今見ているという事になりますので、
もしかしたらベテルギウスはもう爆発しているのかもしれませんね。



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2017年スタート

新年、あけましておめでとうございます。
昨年同様、晴れの元旦でした。晴れたので行ってきました。
昨年と同じ場所へ。
昨年は間近でミサゴというタカの仲間を見ましたが、今年は?



チュウヒです。
河北潟のシンボル的なタカで、葦原を低空で滑空する姿をよく見ます。
今回もタカの仲間が間近で飛んでくれました。



常に下を向いてキョロキョロと獲物を探しているので、
うつむき気味で自信なさげに見えるところが親近感を覚えます(笑)
見た目はそんなチュウヒもやはり猛禽。
近くに来ると迫力満点です。
そりゃカモ達も焦って逃げるはずです。



先ほど目撃したチュウヒ(たぶん)が湖上で争っていました。
相手もチュウヒのようです。


来年度より、「外小アサギマダラの会」が発足予定です。
只今メンバー募集中。
アサギマダラの生息調査やフジバカマの育成等を行う予定ですが、
身近な生き物調査や市内の生き物関係のイベントに参加なども考え中。
生き物に興味のある外小っ子は是非校長先生に名乗り出てください。

早速ですが、かほく市広報1月号に
白鳥ウォッチングバスツアーのお知らせがありました。


追記
そういえば、昨年の元旦に見たいと思っていたミサゴのダイブを昨年末に目撃しました。

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なわとび集会

小学校では12月から「なわとびチャレンジ」が始まりました。
それに合わせるように、生徒たちがなわとびをスタイリッシュに跳べるよう
学校はプロフェッショナルな講師を呼んでいました。
田口師永氏です。
なわとび世界大会日本代表のジャージを身にまとい登場しました。
真っ赤なジャージの背中には「JAPAN」の文字が。



そのジャージを脱ぐと



「縄」の文字。
さすがなわとびの伝道師。
会場がどよめきました(笑)
でも、それ以上にどよめきが起きたのは
やはり技を見た時でした。
子どもたちの素直な反応がわかります。
田口さんの技を見た後は
外小なわとびクラブとのコラボで、なわとび講習会を開きました。



なわとびをよりよく跳ぶための準備運動や、
なわとびクラブが取り組んでいるダブルダッチをメインにアドバイスをもらいました。
なわとび講習が終わると、田口さんから子供たちへメッセージを送ってくれました。



夢を持っているか?
まだ無い人はこれから見つければいい。
見つけるためには色んなことを経験しよう。
そして、好きな事をみつけよう。
好きな事を見つけたら思いっきり楽しもう。
私は26歳でなわとびに出会った。
等々。

そう、やらなければ何も見えてきません。見つかりません。
行動あるのみ!
少年(少女)よ大志を抱け!



そして挨拶をして終わったかに思えましたが、実はまだ続きがありました。



なわとびクラブ全員でアドバイスを受けに来たのです。
中々熱心です。
上手に跳べるようになって田口さんに披露したいですよね?ですよね?
予測できない未来のためにも準備は万端にしておきましょう。
田口さ~ん、また来てね。

それから、石川県ではこんなことをしているのですね。
スポチャレいしかわ
なわとび競技が二種目ありますね。
かほく市が出てこないな~。

ひらめいた!
かほく市内の先生を集めて田口さんになわとびのコーチをしていただく。
凄い技を披露する先生。
それを羨望のまなざしで見つめる生徒。
うん、名案だ。

追記
田口さんのブログに今回の件が載っていました。
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白尾海岸

先月まで工事中だった白尾海岸。
工事も終わり、ちょっと覗いてきました。
消波ブロックを積んだダンプが工事現場に行くところを何度も見ていたので、
「かなりの数の消波ブロックが並んでいるんだろうな~。」と思っておりました。



そこには想像をはるかに超えた消波ブロックの数が整然と並んでいました。
海岸と松林が分断された感じです。
分断されることによって、何か環境が変わったりしないのでしょうか?



ちなみに、消波ブロックをよく「テトラポッド」と呼びますが、
このテトラポッドという呼び方は商品名だそうです。
購入方法も意外なものでした。
そのものを購入するのではなく、型枠をレンタルし各自で作るらしいです。
このブロックも海岸で作られていたのでしょうか?
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スーパームーン

68年ぶりの最大サイズと言われた2016.11.14のスーパームーン。
この日の月と地球との距離が、ナント「356,511km」スゲー近い!と思えない(笑)
あいにく全国的に観測には向かない天候だったようで、ここも分厚い雨雲に阻まれ、
スーパームーンを拝めませんでした。
翌15日は曇りながらもチラっと顔を出してくれました。
14日のスーパームーンに比べると多少小さくなっていたのかもしれませんが、
そう思わせない素晴らしい輝きを放っていました。
薄い雲ぐらいは貫通しているかのように見えました。

68年前と言えば戦後間もない時代。
月を見て「綺麗だな~」と思ったりできたのでしょうか?

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