校長室より

校長室より

第62回卒業証書授与式 式辞

式辞

 冬の名残が残る加賀の沃野にも、春の力強さを感じる季節となりました。このよき日に、来賓の皆様をお招きし、第62回東和中学校卒業証書授与式を挙行できますことを、心から感謝申し上げます。111名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。卒業証書を受け取る皆さんの顔は、晴れやかであり誇らしげでもありました。

 3年前、皆さんが入学した頃は、新型コロナの真っ只中であり、入学式は新入生と保護者のみで行われました。閉塞感のある社会の中で、緊張感のある入学式であったことを覚えています。そして昨年4月に、ようやく新型コロナが5類に移行し、社会活動が本格的に再開しました。本校においても、授業や部活動・各行事など、ほぼ制限なく行えるようになりました。

 前期生徒会スローガンは、レボリューション 私たちで拓く未来 でした。コロナの呪縛から解き放たれ、思い切って自分たちの力で未来を作っていこう という強い意志を感じました。校舎改築のため、狭いプレハブでの生活が続きましたが、校舎内にはいつも3年生の笑顔があふれていました。その3年生が最も輝いたのが、なんといっても体育祭です。各団で練りに練られたショータイムのダンスは、見るものを魅了しました。3年生を中心とした高いリーダーシップにより、全員が一体となったエネルギッシュなダンスを創り上げることができました。

後期の生徒会スローガンは、英語でThe I。 自分とは・・という問いを投げかけるものでした。後期最大のイベントである文化祭も、それを追い求めるものでした。生徒会執行部が繰り広げる演劇やコーナー企画を通して、自分が何者なのかを考え続けました。いつ答えにたどり着けるかわからない難しい問いですが、自分を、そして友達を再認識するきっかけを与えてくれました。

 行事以外でも、生徒が主体となった様々な取り組みが提案されました。授業での集中を高めるためアンケートを実施し、TOWA4箇条を提案しました。また、全ての生徒が自由に利用できる多目的スペースを設置し、その利用について、生徒と先生方が一緒に考える東和中未来会議を開催しました。そのような創造的な活動の中心にいたのが3年生でした。難しい現状の中においても、自分たちの力で新しい取組を創造する姿には、本当に驚かされました。次年度には新しい校舎が完成し、東和中学校が生まれ変わります。時は流れ校舎は変わっていきますが、皆さんが創り上げた生徒主体の活動は、必ずや引き継がれるでしょう。

3年間の貴重な思い出のひとつが、やはり修学旅行です。昨年春に、制限が緩和されて初めて、広島と関西を巡る修学旅行を実施しました。その中で、平和や歴史や文化など、日常生活では得られない多くの学びや体験をすることができました。ここで、修学旅行後の感想文を一つ紹介します。

 修学旅行のバス内での出来事です。シルバーカートを押したおじいさんが、バスにうまく乗れずに困っていました。その時、友達のTさんがおじいさんを手伝ってカートを乗せてあげました。その後、別の人が、「席を譲りますよ」と声をかけていました。その様子を見て心が温かくなりました。初めて会った人に親切にするのは勇気がいるけれど、1人の親切をきっかけに周りの人も協力し合えるようになり、そのことで心が温かくなるんだと気づきました。

 この感想文を読んだとき、Tさんの勇気ある優しい行動に感激したとともに、その優しさが他の人に伝わっていくことを感じる感性にも驚かされました。行動を起こした生徒、その行動が広がるのを見て心が温まった生徒、3年生の心が大きく成長していることを感じる出来事でした。

 今年1月1日、本来は新年を祝う大切な日に、能登を中心に未曾有の震災に見舞われました。押しつぶされた建物、津波に流された船や港町、寸断された道路など、にわかに信じがたい映像が流れてきました。凍える寒さの中、避難所で暮らす人々を思うと、いたたまれない思いがしました。また、目を世界に転じてみると、紛争や環境問題が各地で起こっています。不安に怯える子供達、行き場をなくした動物たちなど、目を覆いたくなる衝動に駆られます。

 そのような現実を前に、私たちはどう振る舞うべきなのでしょうか。能登の被災地で復旧に携わる若者により地域に活力が戻ってきたこと、戦場で活動する国境なき医師団によりいくつもの命が救われていることを耳にします。では、遠く離れた我々にはどんなことができるでしょうか。

 今、好むと好まざるとに関わらず、世界中が色々なもので繋がっています。インターネット、金融、エネルギー、食料、環境そしてウィルスなど、あげればキリがありません。しかし繋がっている世界だからこそ、遠く離れていてる私たちの力で、社会を変えることができるかもしれません。

 バタフライエフェクトという言葉を知っていますか。蝶々の羽ばたきのような小さな変化の波が、やがて大きな波につながることがある ということを表現した言葉です。社会の課題に対して私たちができることは、ほんの小さなことかもしれません。しかし、誰かの起こした小さな波が地域社会や世界に伝わり、多くの人々を幸せにする大きな波に変わるかもしれません。日本のそして世界中の人々が、不安や紛争ではなく、優しさと思いやりでつながれば、きっと世界は変わります。これからも、もっともっと学び、正しい力と知恵と勇気を身につけてください。そして、その力と知恵を大切な人のために使ってください。勇気を持って、優しさの一歩を踏み出してください。みんなの踏み出す小さな一歩が、未来につながります。あのバスでのTさんの行動のように。

 保護者の皆様、本日は、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。今日で義務教育9年間の課程を修了します。これまで、多くの時間と愛情を、お子様に注いでこられたかと思います。これから先は、未来という道なき道を自分の足で歩んでいきます。希望に満ちた道でもあり、今まで以上に困難な道でもあります。これからも、保護者としてお子様の可能性を信じサポートをお願いします。

 いよいよ旅立ちのときです。東和中学校で学んだことを誇りに思い、家族やお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、素敵な仲間たちと過ごした時間を胸に刻み、未来に向かって自分の人生を歩んでいってください。皆さんの未来が幸多からんことを願い式辞といたします。

令和6年3月9日

加賀市立東和中学校

校長 亀田 憲一郎

北陸新幹線 試乗

先週の日曜日、北陸新幹線の加賀温泉駅から敦賀駅までの試乗会に参加しました。新しいことが始まるっていいですね。この歳でもワクワクします。途中福井駅に3分ほど停車し、あっという間に敦賀駅に到着しました。新幹線の速さに改めて驚きました。サンダーバード号の旅も大好きでしたが、新幹線の旅もいいですね。3月16日は、いったいどんな盛り上がりを見せるのか、本当に楽しみです。

立体パズル まさかできるとは・・

校長室の前にたくさんの種類の立体パズルを置きました。2×2や3×3が簡単に攻略されるので、これは無理だろうというのを置きました。

しかし・・Σ(・□・;)

朝、バラバラにしておいたのに、放課後には揃っているんです!! すごいですね。生徒の能力には驚かされます。ちなみに私はできません。

3学期始業式 何ができるか 何をすべきか

 令和6年が始まり、本来なら新年のあいさつをするところですが、元日に起きた能登半島地震のため、厳しい状況の中で暮らしている人たちのこと、なくなった方々のことを思いながらのスタートとなりました。

 私にとっても、経験したことのない大きな揺れでした。すぐ机の下に入り、揺れが収まるのを待ちましたが、その間、棚の物が落ちて割れたり散乱したりしました。テレビを見ると、能登で震度7を観測しているとのこと。ここ数年、能登で地震が続いていたのは知っていましたが、本当に驚きました。その後、倒壊した建物や火災、土砂崩れや津波の影響など、能登半島全域に及ぶ厳しい状況が伝わってきました。なかなか解除されない津波警報、繰り返される余震、不安な時間が続きました。

 大きな地震が起きてから1週間以上たちました。今、みんなはどんな気持ちでいるでしょうか。

 私は、自分に何ができるのだろうか・・ということを考えています。一昨年度、大雨による水害を経験し、災害に対してみんなで協力することの大切さは身にしみて感じています。本当は、現地に行って災害救助や避難所の支援を行いたい気持ちは強くあります。しかし、現地に行く方法や、現地での自分の生活を考えると、今は専門的な知識と技量を持った人たちにお願いするしかないなと考えています。

 では、遠く離れた地にいる自分ができることは何でしょうか、また、みなさんができることは何でしょうか。答えは一つだけではありません。厳しい状況におかれた方々を思い、みんなで考えていきましょう。私の力を、みんなの力を、少しでも被災地に届けられたらと思います。日本にいる限り、災害の不安から逃れることはできません。だからこそ、しっかり考え、行動していくべきだと考えています。

 さて、このような3学期のスタートとなりましたが、3年生にとっては大切な進路を決める期間となります。目標に向けて、自分のやるべきことをしっかりやってください。皆さんなら、きっと自分の力で未来を切り開いていくと信じています。1・2年生の皆さん、今、こうやって学校で学べること、友達と会えることに感謝しながら、新しい学年に向けた準備をしてください。3学期、皆さんの活躍に期待しています。

2学期終業式 自分とは・・

2学期の終業式をむかえました。

 新型コロナの対応が5類へと移行し、社会では感染症に対する様々な規制が緩和されました。学校でも、修学旅行や体育祭・文化祭など、多くの行事が以前のように実施されました。その中で私が感じたのは、3年生のリーダーシップの高さです。体育祭の団活動、文化祭の活動、合唱コンクールなど、どれも東和中をリードするにふさわしい活躍だったと思います。1年生の時からの皆さんの様子を知っていますが、大きな成長を感じました。

  後期の生徒会のスローガンは「The I」、文化祭は「I am」でした。いずれも、自分とは何かを問う大変難しいけど重要なテーマでした。私も、「自分とは何か」について問い直してみました。考え続けていると、内容は3つぐらいに整理されました。

 1つは、自分は食べた物からできている ということです。毎日食事をしますが、食べた物の8割ぐらいが吸収されて自分の体やエネルギーになります。体をつくっている原子は毎日少しずつ入れ替わり、1年後には、私は私でも、1年前とは全然別の原子からできているのです。そう考えると、毎日食べるものを考えないといけませんね。バランスの良い食事をとるのか、お菓子ばっかり食べるのか・・。

 2つ目は、自分に宿っている遺伝子は、親から受け継いでいるということです。親はその親から遺伝子を受け継いでおり、私の体は遺伝子を通じて過去からつながっています。親を10代さかのぼれば役2000人に達し、20代さかのぼれば百万人に達します。私の体は、そんなたくさんの祖先からの遺伝子を受け継いでいるのです。

  今まで話した2つは、人間に限ったことではなく、メダカでもカエルでも同じです。食べた物でできているし、遺伝子を受け継いでいます。では、人間である「自分とは何か」、についてです。

 天台宗の妙楽寺のホームページに、お釈迦様の言葉として次のようなものが紹介されていました。

【君という存在は、過去に何を考えたかによって、その考えたり感じたりした内容が、一つ一つ心に蓄積され合わされた結果のつぎはぎとして、今ここに立っている。すなわち、君とはこれまでの君の心が思ったことの集合体である。】

 なるほどと思いました。例えば自分の場合、過去56年間に考えたり経験したりしたことの集合体として、今の自分があるということです。そう考えると、自分を創り上げるとき、何を学び、何を考え、何を経験するかが、非常に大切だなと感じました。

 みんなはまだまだ時間がたっぷりあります。文化祭の時のように今の自分を見つめるとともに、未来の新しい自分を創り上げるため、一生懸命学び色々なことを経験してほしいと思います。

それではみなさんメリークリスマス、そしてよいお年を。

スーパーブルームーン

昨夜はスーパーブルームーンだったそうです。1年で一番月が大きく見えたようです。仕事帰りにスマホからパシャリ(スマホではうまく撮れない・・(-_-;))。周りに少し雲があり、幻想的でした。皆さんは見ましたか。

今年の仲秋の名月は9月29日です。そのころには涼しくなっていることを期待しています。

2学期始業式

おはようございます。

夏休みが終わり、今日から2学期が始まりました。今年の夏休みは、とびっきり暑い日が続きました。物心ついた時から50回ぐらい夏を経験していますが、その中でも特に暑かったと思います。人間の活動による気候変動、地球温暖化が原因でしょうか。何とかならないかと思いながら、クーラーのきいた部屋で過ごす自分がいて、ジレンマを抱えた夏だったように思います。10年後、20年後の未来を考えると、今何かしなければと思っています。未来の地球のために、みんなで考えていきましょう。

 2学期は、体育祭や文化祭など、大きな行事がある学期です。体育祭については、生徒会や3年生を中心に、もうすでに準備が始まっています。年度当初に掲げた、〈自立・共生・貢献・創造〉のキーワードを、実践・実現する大変良い機会だと思います。みんなが楽しい体育祭、みんなが楽しい文化祭を、ぜひ自分たちの手で創り上げてください。

 年度当初にもう一つ、授業が変わるという話をしました。先生から教えてもらうことに加えて、自分で課題を設定し、自分で学習をデザインするというスタイルです。1学期、いくつかの授業で実施されています。自由に使える時間が増えた分、自分で学ぶ力が必要となります。その際に手助けとなるツールが、2学期から導入されます。AIドリル「すらら」です。自分で学習を進め、つまずいたところがあれば、AIが過去に戻って問題を出してくれる機能もあるそうです。ぜひ、使ってみてください。

 まだまだ暑い日が続きますが、熱中症に気を付けながら頑張っていきましょう。

1学期終業式 未来が近づいた?

 みんながよく知っているドラえもんですが、その誕生日をしっていますか?ドラえもんは2112年9月3日に生まれ、のび太君を助けるために、タイムマシンに乗って未来からやってきました。ドラえもんは、様々な道具でのび太君を助けてくれますが、それと同じようなことが、現代でも可能になってきています。その1つが人工知能であるChatGTPです。様々な疑問に、会話形式で答えてくれます。

 ChatGTPに、本校が大切にしているキーワードの1つである「自立」について、聞いてみました。「自立するうえで、大切なことは何ですか?」と尋ねました。ChatGTPは、「自分を知ること、そして、自分の行動に責任を持つこと。(回答の一部を掲載)」と答えてくれました。私なりに、「自立とは、自分の力で考え行動すること・・」などと考えていましたが、「自分を知ること」とか「行動に責任を持つこと」などは、新しい知見でした。なるほど・・と感じさせられました。

 もちろん、このような人工知能を使うことは、リスクもあります。回答が必ずしも正しいとは限らないし、著作権等に引っかかる可能性もあります。このようなリスクを理解し、適切に活用していく必要があります。ドラえもんの漫画でも、のび太君が道具を不適切に使ったために、しっぺ返しにあうというシーンもあります。ChatGTPなどのテクノロジーは、適切に使うことで効果を発揮するんだと思います。アイデアをもらいながら、最終的に判断して行動するのは、やはり自分自身だと思います。

 明日からの夏休み、自由に使える時間がたくさんあります。便利な道具を使いながらも、自分自身で考え、充実した時間を過ごしてほしいと思います。

ハノイの塔

校長室の前に、「ハノイの塔」を置きました。9段なので、かなり難易度が高いんです。みなさんも挑戦してみてはいかがですか。

令和5年度 入学式

式辞

 

桜の花びらが舞い、街は春爛漫を迎えています。

新入生の皆さん、並びに保護者の皆様、ご入学、おめでとうございます。皆さんと出会えることを教職員一同、そして先輩達も心待ちにしていました。今日から晴れて東和中学校の一員となり、新しい東和中学校がスタートします。

 

東和中学校には、昔から「強い人 正しい人 美しい人」という校訓があります。その校訓にあるような人を目指すために、本校では「自立・共生・貢献」という3つのキーワードを大切にしてきました。自立という言葉には、何事も自分の力で考え、自分で行動してほしい、という願いが込められています。共に生きると書いて共生 この言葉には、お互いを大切に思い、みんなが幸せな生活を送ってほしいという願い、貢献には、学校や家庭、社会の役に立つ人になってほしい、という願いが込められています。今年度は、その3つに、創造という言葉を加えました。新しいアイデアや発想で、自分たちの力で未来を創ってほしい、という思いを込め、この言葉を選びました。自立・共生・貢献・創造というキーワードのもと、勉強や部活動、そして体育祭や文化祭などの行事を、みんなで創り上げていきましょう。

 

今、加賀市そして東和中学校は、大きな変化の時期を迎えています。来年の春には、北陸新幹線が加賀市にもやってきます。また、本校の校舎改築が進んでおり、来年には新校舎での学びがスタートします。

そのような環境の変化とともに、教室での学びの質も大きく変わろうとしています。それは、自ら学ぶ力がより重要になっている、ということです。

学校の授業で使う教科書に加えて、図書館に行けば、教科書には書いてない多くの知識を得ることができます。また、ネットの先には多くの魅力ある情報があふれています。外には、豊かな自然があり、経験と知識をもった地域の人たちがいます。自ら求めれば、どんなことでも学ぶことができる時代がきています。こんな時代だからこそ、教えてもらう知識や技能だけでなく、自ら課題を見つけ、自分の力で学んでいくことがより重要になってきてるといえます。ぜひ、色々なことに好奇心を持ち、主体性を持って中学校生活を進めていってほしいと思います。自らの意志で学び経験したことは、必ずや、皆さんの心と体に浸み込み、未来への力となるでしょう。ぜひ、我々教職員、そして先輩たちと一緒に、新しい時代の学びを進めていきましょう。

 

保護者の皆様、本日はお子様のご入学おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。中学校の制服に身を包み、緊張した表情で入学する姿を見て、感慨もひとしおのことと存じます。今日から三年間、大切なお子様をこの東和中学校でお預かりいたします。思春期を迎えるお子様にとって、中学校時代は心が激しく揺れ動く多感な時期です。保護者の皆様と連携しながらお子様の力を伸ばしていくよう職員一丸となって努めてまいります。ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

新入生の皆さん、いよいよ今日から新生活が始まります。中学校生活は、皆さんにとって、新しい挑戦の連続です。新しい挑戦に失敗はつきものですが、挑戦と失敗の繰り返しが、人を成長させ、人生を豊かにしてくれます。挑戦し続けるみんなを、全教職員で支援していくことをお約束し、式辞といたします。

 

令和5年4月6日 加賀市立東和中学校 校長 亀田憲一郎

2学期終業式

 今日で、2学期が終わります。東和中学校にとっては、皆さんの手によって体育祭と文化祭を大成功させた、まさに充実と成長の2学期であったといえます。

 「三原色」というスローガンのもと、ダンスパフォーマンスで団の特色を思う存分発揮した体育祭。3年生のリーダーシップが光っていました。「輝」のスローガンのもと、素晴らしい合唱を奏でるとともに、数々のイベントを成功させた文化祭。学校やクラスの輪を感じる1日でした。2学期の行事は、私にとっても思い出に残るものばかりでした。コロナの制限と折り合いをつけながら新しい行事を創っていく皆さんの姿は、まさに三原色に輝いていました。

↑ この写真は、2学期の写真を見ていた中で、私が気に入っている1枚です。バトンを握りしめる手には、力強さとともに、仲間との絆や思いやりを感じることができます。体育祭や文化祭当日までには、様々な苦労があったと思います。自分たちが描く演技や演奏ができなかったり、友達とぶつかり合ったり、乗り越えるたくさんの壁があったと思います。しかし、乗り越える壁が大きければ大きいほど、達成感や成就感は大きくなるし、人間的な成長も大きくなります。この写真には、みんなの成長が凝縮している感じがして、私は好きです。

  さて、先日発表された今年の漢字は、「戦」でした。ワールドカップサッカーでの素晴らしい戦いもありますが、残念ながらロシアとウクライナの戦争も表しています。今こうしている間も、戦争は続いているし、極寒の土地で命の危険と隣り合わせの子供たちもたくさんいます。何もできない自分がもどかしく感じます。来年を表す漢字が、「戦」ではなく、本校行事のスローガンであった「色」や「輝」になるといいなと思っています。

 もう一つ世間の話題です。今年の新語・流行語大賞は「村上様」でしたが、ノミネートされた言葉に「スマホショルダー」というのがありました。スマホを入れて持ち歩く小さなカバンのことですね。興味があったので調べてみると、新語・流行語大賞のサイトにはこんな説明が書いてありました。

 高校生の4分の1以上がスマホを5時間以上使用していることが内閣府の調査でわかった。欲しいものを検索し、流れてくる動画にひきずられ、映えるものがあれば反射的にSNSにアップ、友人からのメッセージには「それなー」と返しておき、ゲームに没頭。スマホを操作しているのか、スマホに操られているのか、もはや不明。スマホショルダーの登場でもはや体の一部になっているのか。(一部を引用)

  今や大人にとっても若者にとっても手放せないのがスマホなどのICT機器です。そんな時代を反映し、こんな言葉が選ばれたのでしょう。ネットの先には魅力的な世界が広がっています。また、便利なことがたくさんあります。しかし、それ以上にリアルな世界の魅力、自然や人間の魅力ってあるんじゃないかと思っています。私自身も含め、みんながネット以外のことにも没頭できる時間を作れたいいなと思います。

 年末年始になります。外はずいぶん寒くなっています。3年生も受験という厳しい世界が待っていま。そんな中ですが、少しでも家族や友達など、人間の温かさに触れる時間があるといいなぁと思っています。それでは皆さん、メリークリスマス、そしてよいお年を。

すっかり雪化粧

あたりはすっかり雪化粧です。寒いのは苦手ですが、美しい冬景色を見るのは好きです。新幹線の高架橋に隠れて見えにくいですが、晴れ間に見える白い山々もとってもきれいです。しばらくは我慢の季節が続きますが、春のためにしっかりと力を蓄えたいですね。

早朝の歓喜と夕方の虹

今朝、5時ごろに目が覚め、ベッドでネットニュースを見たら、日本が0-1でスペインに負けていました。やっぱり厳しいかなと思い、しばらくうつらうつらしながらもう一度ニュースを見ると、同点になっていました。慌てて起きて、茶の間のテレビをつけると、何と逆転していました。ドイツ相手の逆転も衝撃でしたが、スペイン相手の逆転も、気が動転するほどの衝撃でした。そこから試合終了までの長いこと長いこと…。

試合終了を迎えたときは、感激で震えました。

三苫選手の、1mmライン上に残したボールが、勝敗を分けたようです。魂を感じますね。世の中、何が起こるかわかりません。心を込めて、日々を過ごしていきます。

夕方、素敵な虹がかかっていました。びっくりするぐらい奇麗でした。しかも2重。皆様ににいいことがありますように。

あきらめないこと

サッカー日本代表、強豪ドイツに勝ちましたね。前半は、ほとんど攻められっぱなしで、よく1失点で終わったなという感じでした。しかし、後半、システムの変更やメンバー変更により、がぜん押し返しました。同点に追いついたときは、真夜中にもかかわらず「やったー」と大きな声を出してしまいました。その後逆転した際は、「うそやろ、すげー」と体が震えるほどの衝撃を受けました。

強敵に相対しても、しっかりとした準備と相手に合わせた柔軟な戦術変更、そして何よりあきらめない気持ちが大切だということを、改めて学びました。さすがにドイツ相手に勝利は難しいかな・・・と考えていた自分を反省しています。サッカー日本代表の選手・スタッフのみなさん、ありがとうございます。そして、次も頑張ってください。

ワールドカップの試合終了後にスタジアムのゴミを集める日本人サポーターのことが、SNSで話題になっています。また、日本代表が使ったロッカールームが、チームが去った後、奇麗に整理整頓されていることも、前のワールドカップから続いているようです。代表チームの活躍とともに、このような話題もうれしいですね。

メダカ倶楽部のお引越し

メダカ倶楽部が、仮設校舎の玄関前に引っ越しをしました。日当たりがよくなり、メダカさんも紅葉さんも、心なしかうれしそうです。人懐っこく育っていますので、本校に来校した際は、ぜひご覧ください。

3年生理科 水圧の実験

3年生の理科の授業では、水圧や浮力の実験をしていました。水の中の物体には、大きな圧力がかかります。深さが1万メートルのマリアナ海溝の底では、1㎠あたりに1トンの力がかかるようです。びっくりですね。

その圧力に耐え、深海を調査した人たちの報告によれば、そんな深い海にも生物がいたそうです。またまたびっくりです。さらに驚いたのは、その深い海の底から、プラスチックごみが発見されたということです。考えさせられますね。

水圧の実験から、いろんなことを学ぶことができます。皆さんが、最近興味を持ったことは何ですか。

2学期始業式

夏休みが終わり、2学期が始まります。

夏久しぶりにみんなを見ると、少し成長したように見えます。表情に精悍さが出てきたような感じがします。夏の色々な経験や学びが、みんなを成長させたのだと思います。

この夏休みの私の体験を話します。

全校登校日に、豪雨の避難所でのことについて話ししましたが、その後のことについてです。

雨がやみ水が引いた後、知り合いの家の片づけを手伝うために、隣町の被災地に入りました。知り合いの家は、頭の高さまで水がきていたようです。1階の家具はすべて水浸し、電化製品や車もダメになっていました。家族は、ボー然としながら後片付けをしていました。

私は、かける言葉も見つからず、ただただ作業をしました。

私以外にも、多くのボランティアが活動していました。中には広島県からきている方もいました。みんな、泥まみれ、ほこりまみれ、汗まみれになりながら、猛暑の中、一生懸命活動していました。

私は55年生きてきましたが、このような災害復旧活動に積極的に参加したのは初めてでした。当初は、被災されたか方々が大変そうだとか、何かお手伝いをしなければとか、そういう気持ちで被災地には入ったような気がします。しかし、被災された方々の姿を見たり、たくさんの人たちで作業を進めたりする中で、うまく説明できない何か違うものが私自身を動かしていました。使命感とか、責任感とか、言葉で簡単に表せない何かが私の駆動力となり、35度を超える暑さも忘れ、無心で作業を続けました。

被災された方にとっては、まだまだ苦労は続きますが、私にとっては、私自身を成長させてくれる貴重な経験だったと思います。

 2学期は、2・3年生は新校舎での授業が始まります。1年生は、しばらくは旧校舎での生活です。引っ越し作業には、たくさんの生徒や保護者が参加していただき、本当にありがとうございました。おかげさまで、2学期をスタートすることができます。本校のキーワードは、自律・共生・貢献ですが、貢献の部分が、実践できたのではないでしょうか。

 2学期は大きな行事が続きます。まずは体育祭、3年生を中心に、生徒一人一人が持っている力を、みんなのために学校のために、使ってほしいと思います。

ぐず焼き祭り

8月27日(土)から、動橋町のぐず焼き祭りが開催されています。コロナ感染拡大もあり、開催が危ぶまれていましたが、規模を縮小するなどして、3年ぶりに実施されました。ぐずの練り歩きはありませんでしたが、土曜の夜には、化けぐず退治の大きな火柱が上がりました。また、日曜の夜には、花火大会が開催されました。冠橋のたもとから見ましたが、大迫力でした。こんな風にお祭りや花火を堪能したには、何年ぶりかなぁ・・。

会場の人々からは、「やっぱり祭りはいいなぁ」「いい思い出になった」「動橋に生まれてよかった」などの会話が聞こえてきました。

子ども達にとっても、お祭りの賑わいを感じたのは久しぶりだったのではないでしょうか。このような経験を通して、地元への理解と地元愛が深まればいいなあと思います。

水害の状況

先週の大雨で隣町が大きな被害を受けたので、昨日、復旧作業のお手伝いをしました。町の中至る所に、流木や土砂、家具などが瓦礫となって積まれていました。また、町全体に、独特のにおいが漂っていました。ある家では、人の背丈以上の高さの所に水面の跡が残っており、改めて、水害の怖さを実感しました。

そんな中、町の人たちは、水に濡れた家財や畳を出したり、土砂を運びだしたりと、懸命に作業を続けていました。町外からたくさんのボランティアが参加しており、中には高校生もいました。35℃の猛暑の中、老若男女を問わず、みんなで協力して復旧作業にあたりました。

私はシャベルを持って行ったのですが、近隣の場合は、一輪車や軽トラックを準備した方がいいようです。瓦礫や土砂を、町の外に出すのが大変だとわかりました。

被災した家では、まだまだ厳しい状態が続きます。これからも、少しでもできることを協力したいと思っています。

大雨は大丈夫でしたか

昨日の雨、皆さんの地域は大丈夫だったでしょうか。私の自宅は小松市で、梯川の近くなので、かなり水が迫っていました。両親を避難所に送り、しばらく町内を巡回しましたが、山の方から大量の水が流れてきていました。近所の町では、胸の高さまで水がきていたようで、レスキュー隊による救出作業が行われていました。

巡回後、避難所で人員確認や食糧配給などのお手伝いをしました。その際、避難していた地元の中学生が手伝ってくれました。避難所では、お年寄りや小さい子が多いので、中学生は大きな戦力になります。災害は起こってほしくないでのすが、万が一避難所で過ごすことになった場合は、本校生徒も地域に貢献してほしいと思っています。

雨が上がり、今度は暑くなると思われます。土砂の処理などがある方は、熱中症に十分気を付けて、作業をなさってください。

東和中校区小中連携協議会

本日、東和中校区小中連絡協議会を開催しました。東和中・動橋小・作見小・分校小の主任の先生方が集まり、それぞれの学校の様子を情報交換したり、今後の教育活動について協議したりしました。ここ2年はコロナのため中止になっており、3年ぶりの開催でした。近くにある学校どうしですが、お互いの様子を知る機会は、あまりないのが現状です。今回3年ぶりの開催でしたが、大変有意義な協議となりました。

地域にある小中学校が一体となって子供たちを育てることは、未来の加賀市にとって、とても大切なことだと思います。今後も、4校の連携を強めながら、未来を創造する子供たちを育てていきます。

1学期終業式にあたり

1学期の終業式にあたり、生徒の皆さんに、以下のような話をしました。

 

1学期が終わります。この4か月、みんなはどんなことを経験し、どんな部分が成長したでしょうか。3年ぶりに宿泊を伴う修学旅行が実現しました。コロナの制限がある中ですが、学校は以前の姿を取り戻しつつあります。

 さて、 本校の校訓は、「強い人 正しい人 美しい人」です。それはどんな人でしょうか。「強い」とか「正しい」とか、単純な言葉ですが、本当の意味を考えようとすると、すごく難しいなと思います。

 それを考えるうえでヒントとなるような、1学期にあったうれしい出来事を紹介します。

 

●ある先生が重いものをもって歩いていると、「持ちますよ」と手助けしてくれる生徒がいました。

●落とし物をみつけて、わざわざ届けてくれた生徒がいました。

●道で困っている小学生を助けてくれた生徒がいました。

 これは、地域の方から教えていただき、とてもうれしく思い、生徒を誇らしく感じました。

●また、校内を歩いていると、おはようございます、こんにちは、と元気に挨拶してくれる生徒がたくさんいます。

●保護者アンケートの中に、「生徒の横断中に車を止めると、会釈をしてくれました。」というのがありました。

 

 さりげない日常の中に、優しさが潜んでおり、それに触れると、温かい気持ちになってうれしくなります。本校には、誰かに対して優しい気持ちで接することができる人が、たくさんいることがわかります。

 このように考えると、もうすでに、生徒一人一人の中に、校訓である本当の強さ 正しさ 美しさ があるような気がします。それを、自分のために、そして誰かのために発揮できるかが大事であるような気がします。夏休み、自分のために、家族のために、友達のために、地域の人のために、みんなの、強さ 正しさ 美しさ を発揮してください。

 

 さて、体育祭の生徒会の目標が本当に素晴らしいですね。「三原色~一人ひとりの色を輝かせよう~」。赤 青 緑 の3つの色があれば、すべての色を表現することができるといわれています。このスローガンには、団としてのまとまりを大切にするとともに、一人一人の持っている独自の輝きを大事にしたいという思いが込められています。3年生のリーダーシップの下、一人一人が輝くカラフルな東和中学校を表現できたらいいなと思います。期待しています。

 

 いよいよ夏休みです、しっかり休んで、しっかり学んで、2学期の始業式には、さらに成長した未来の自分に会えるよう、充実した夏休みを過ごしてください。

トマトが色づき始めました

1年技術科で栽培しているミニトマトが、結構いい感じになってきました。力強く葉が茂り、緑色のトマトの中に、赤く熟してきたものもあります。1年生が、毎日水やりを続けているおかげですね。

暑い日が続き、夏野菜がおいしい季節です。我が家は、私の父母が畑をしていて、最近は、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、バジルがたっぷりとれます。近所の方は、ズッキーニを作っていて、それをおすそ分けしてもらうこともあります。親戚からカボチャももらいました。

おいしい夏野菜をたっぷりとって、暑い夏を乗り切ろうと思います。皆さんも、夏バテに気を付けて。

仮校舎現る

仮校舎の建設が続いています。外側がほぼ組み上がり、内装工事に入っています。

校長室からの景色は、完全に遮られましたが、徐々に出来上がっていく仮校舎を見るのも、なかなかいいものです。

8月中に引っ越し作業をする予定です。学校には、本や書類・理科の実験器具など、たくさんの物品があります。机やいすなどの家具もあります。どうやって移動させるか、今、頭を悩ませています。

仮校舎ではありますが、生徒が安心して学べるよう、職員一同知恵を絞っていきます。

メダカ倶楽部にお客様

昨日、学校を出ようとしたら、職員玄関のメダカ倶楽部の水槽に、お客様が来ているのに気づきました。せっかくいらしたお客様を驚かせてはいけないと思い、遠くからそっと写真を撮りました。梅雨とは思えない暑い日が続き、カエルもびっくりしているのかもしれません。メダカ倶楽部で一息できたとしたら、うれしい限りです。

暑い日が続きますが、皆様、お体を大切にお過ごしください。

校長室の窓から

校長室から見える風景が大きく変わりました。新幹線の高架橋や富士写ガ岳の山頂の風景は、仮校舎の壁に隠されてしまいました。これも、新校舎に向けてのことなので、しょうがありませんね。2学期からは、窓の外に見える向いの部屋が、新しい校長室になります。

新校舎が建ち、仮校舎が解体される頃、高架橋に新幹線が走る姿が見られかもしれません。それを楽しみにしています。

2年生 総合的な学習

今日も、2年生の総合的な学習では、住みやすい加賀市をめざした議論が行われました。東京の松川先生とリモートでつなぎ、アイデアを組み合わせ、更に新しいアイデアを練り上げるための手法について話し合いました。生徒たちは、グループ活動のなかで、お互いの考えを交流していました。

 

 

加賀市の魅力を私なりに考えてみました。

 

・温泉とそこに住み人々の人情

・カニなどのグルメ

・梨やブロッコリーなどの果物や野菜

・山中や橋立・片山津の自然とそこで育まれた文化

・3つの駅それぞれの周辺に広がる特徴ある文化

・大聖寺を中心に育まれた文化

・製造業・酒蔵

 

などかな・・まだまだ浅いですね。

きっと、もっともっと魅力があると思います。さらに掘り下げ深め、新しい魅力をつくっていけたらと思います。

心をいやす緑

1年生の技術科で育てているベビーリーフが芽を出しました。成長が早く、あっという間に葉を伸ばしています。すごいですね。この後、どんな風になっていくのか楽しみです。

ベビーリーフの後は、ミニトマトの栽培をするようです。これも楽しみですね。

校長室にもいくつかのグリーンを置いています。下の写真の右側は、アスパラガスです。野菜の雰囲気とはずいぶん違いますね。部屋に何かしらの緑があると、気分が落ち着く気がします。皆さんもいかがですか。

中庭から考えること

中庭を見て、気付いたことがあります。黄色い花(たぶんタンポポモドキ)がたくさん咲いているんですが、日陰の部分に多く、日向の部分は相対的に少ないんです。

調べてみると、日陰を好むわけではないようなので、太陽が当たるか当たらないか以外の原因がありそうです。

私なりの仮説を立ててみました。

昼休みの中庭の生徒の行動を見ていると、日向で遊ぶことが多いようです。黄色い花は、葉はロゼット状ですが、花の背丈は高くなります。日向で遊ぶ生徒たちに踏まれて、日向は花を咲かせにくくなっているのかな・・・、というのが私の仮説です。

もう一つ考えられるのは、日陰の土は湿っているので、そっちの方が花を咲かせやすいのかな・・、とも考えられます。

中庭を眺めているだけでも、色々なことが考えられます。考える楽しさは、自分で見つけていけるんですね。

恵みの雨

昨晩一雨降ったせいか、中庭の緑が濃く見えます。また、田植えが終わった水田にも、たっぷりの水が注がれています。植物にとっても、我々にとっても、雨は命の恵みですね。これから梅雨のうっとうしい時期になりますが、水のありがたみを感じながら過ごしていきたいと思います。

季節の移り変わり・・

チューリップの季節が終わりました。4月は、チューリップの美しさを十分堪能しました。

今は、めしべを摘んで、球根を育てています。どのぐらい待てばいいのか、知識がある方は、ぜひ教えてください。

次の季節、花壇を彩るのはどんな花かな?

王将出陣できず・・

校長室の前に、ルービックキューブや王将出陣パズルなどが置いてあります。王将出陣パズルが、ずいぶん難しいようです。

「こうするとこっちが詰まり、こっちを動かすと別の所が詰まる・・」などとつぶやきながら挑戦しています。

きっとどこかに答えはあるのかもしれませんが、自分で試行錯誤するのが面白いんですね。また、自分で考えて解決できた時、大きな達成感と学びがあります。

「やった、できた!」という声を聞くのを楽しみに待っています。

今朝の出来事に感謝

今朝、校門に立っていると、ある方が体操服の落とし物を届けてくれました。作見校下に落ちていたそうで、わざわざ学校まで届けてくれました。

朝の忙しいときに、遠回りして届けてくれたんだと思いますが、本当に感謝です。名前も聞かずに申し訳ありませんでした。親切にしていただいた方、ありがとうございました。

週明けの朝、気持ちが明るくなる出来事でした。

彩り

玄関先のチューリップの花の色が増えてきました。赤に続いて、白が咲き始めました。やっぱり、赤色の品種は早く咲くのでしょうか・・? 一色に染まるのも素敵ですが、彩り豊かなのも素敵ですね。

花の季節

昨年秋に植えた、玄関先のチューリップのつぼみが大きくなってきました。今週末あたりに咲きそうです。何色の花が咲くのでしょうか。やはり、赤・白・黄色でしょうか?

我が家では、赤と白のハナミズキのつぼみが開いてきました。いい季節になりましたね。

式辞 卒業おめでとう!!

式辞

 

暖かい春の日差しが大地を温め、自然界の命の息吹が感じられる季節となりました。この良き日に、来賓として加賀市教育委員会佐野明子様、PTA会長荒谷俊様をお招きし、記念すべき第60回東和中学校卒業証書授与式を挙行できますことを、心から感謝申し上げます。

112名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。卒業証書を受け取った皆さんの姿は、頼もしくもあり、誇らしくもありました。

全世界がコロナ禍にみまわれ、2年がたちました。何度も大きな感染の波に襲われ、世界も日本も、社会活動の自粛を余儀なくされました。教育の現場では、昨年に引き続き、授業での活動の制限、行事の縮小が続きました。

本校においても、コロナの影響からは逃れることができず、様々な制限がありました。その重苦しい雰囲気を明るく変えてくれたのが、卒業生の皆さんでした。前期生徒会のスローガンは、「笑う」という字を使った一笑懸命、後期は「夢」という字を使った夢限大でした。

皆さんの一年間の活躍は、笑顔と夢の2つの言葉に集約されます。毎日の授業や部活動、季節折々の行事の中で、それぞれの夢や目標の実現を目指し、笑顔あふれる明るくて力強い東和中学校を創ってくれました。

体育祭では、爆笑・必笑・優笑という合言葉のもと、躍動感あふれる取組が行われました。今年度取り入れられたショータイムでは、自分たちの力でダンスを創作し、1・2年生を、時には情熱的に、時には丁寧に指導し、団を盛り上げていました。体育祭当日の、学年を越えた一体感のあるダンスは、見る者を魅了しました。

文化祭は、「夢」をテーマに、生徒発表や合唱コンクール、生徒会のコーナー企画が実施されました。2年ぶりに対面で行われた合唱コンクールでは、一人一人の気持ちが込められたすばらしい合唱が奏でられました。また、東中生の主張、「夢を語れ」の企画では、みんなの前で堂々と自分の夢を語る素敵な生徒の姿を見ることができました。ある生徒は、夢についてこんなことを語っています。

「僕の夢はエンジニアになることです。父の職場でショベルカーを作るところを見て感動したことがきっかけです。道のりは簡単ではないですが、頑張り続けます。」

家族を誇りに思い、そして自分の夢につなげようとする強い意志を感じます。

まだまだ世界は、感染症や紛争などの不安を抱えていますが、卒業する112名の夢が実現する未来は、希望で輝います。

 

今年度の修学旅行は、2度にわたる変更を余儀なくされました。変更を伝えるたびに、心が痛みました。しかし、皆さんは、社会情勢を理解し、新しいプランを受け入れてくれました。旅行後の感想文にこのような文がありました。

「思い描いていた修学旅行とは違ったけれど、友達とたくさん話したり、写真を撮ったり、楽しい思い出ができました。最高の修学旅行になりました。」旅行の行先も大切ですが、友とどんな時間を過ごすかが、より大切であることを、生徒から教えられた旅でした。

 秋風が吹き、高校受験が近づくにつれ、3年生の教室での皆さんの表情が変わっていきました。難問にチャレンジする姿、仲間と協力して課題に挑戦する姿など、これまで学んできたことの総決算となる姿が見られました。人生の節目となる時期が近づいていることを、真剣な瞳から感じることができました。

私は、皆さんとは今年一年の関わりでしたが、授業や行事を通して、皆さんのことが大好きになりました。毎日、かざらない笑顔やさわやかな挨拶から元気をもらっていました。そんな大好きな皆さんに、私が大切にしている言葉を送ります。それは「自分の花を咲かせよう」です。人生は一度きりです。自分の力で、自分の決めた道を歩んでいってください。思いっきり学び、楽しみ、世界に一つしかない、自分らしい花を咲かせてください。そのことが必ずや、自分だけでなく、家族や、社会をも支えることにつながります。

詩人で書家の「相田みつお」さんの詩に、次のような一文があります。「私がこの世に生れてきたのは 私でなければできない仕事が、何かひとつ、この世にあるからなのだ」。

予測のできない未来ですが、10年後、そして20年後、皆さんが、皆さんでなければできない夢や目標を実現し、素敵な人生の花を咲かせることを切に願っています。

 

保護者の皆様、紅葉のような小さな手を引き、小学校の門をくぐりはや9年、本日義務教育の課程を修了したお子様の晴れやかな姿に、さぞ感慨も深いことと思います。あんなに小さかったお子様が、明日から、人生の新しい航海に旅立ちます。

順風満帆な日もあれば、荒波にもまれる日もあるかと思います。今後とも、陰になり日向になり、温かい眼差しでお子様を見守っていただきたいと思います。また、これまで本校の教育活動に、ご理解とご支援をいただきましたことに、深く感謝申しあげます。

 卒業生のみなさん、いよいよ旅立ちのときです。ふるさと加賀市・そして東和中学校で学んだことを誇りに思い、家族やお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、そして、素敵な仲間たちと過ごした大切な時間を胸に刻み、大いなる未来に向かって自分の人生を歩んでいってください。

卒業生の輝かしい門出を心よりお祝いし、更なる成長と活躍を祈念して、式辞といたします。

令和4年3月11日 加賀市立東和中学校 校長 亀田憲一郎

元気が出る言葉

毎朝、短い時間ですが、校門のところで挨拶をしています。

昨日、ある2年生の男子が、「おはようございます。」に加えて、「毎朝、ご苦労様です。」と声をかけてくれました。多くの生徒は、爽やかに挨拶を返してくれますが、こんなことを言ってくれたのは初めてで、とっても嬉しくなりました。元気が出る言葉でした。

コロナ禍が続き、重苦しい雰囲気がある毎日ですが、また頑張ろうと思いました。2年生の男子生徒に感謝します。

読書感想文全国コンクール入選!

本校2年生の読書感想文が、第67回青少年読書感想文全国コンクールで入選し、本日、記念の賞状と副賞が届きました。本来なら、全校集会等で披露したいのですが、感染対策等も考え、校長室で本人に渡しました。石川県代表としての全国コンクールでの入賞であり、本当に素晴らしいですね。

私は、残念ながら、読書感想文は苦手でした。今思えば、苦手というより、あまり読書をしていなかったような気がします。大学時代に、友人の勧めもあって司馬遼太郎に目覚め、そこから本を読むようになりました。中学時代にもっと読んでおけば・・、とその時思いました。まだまだ人生は続きます。次はどんな本を読もうかな・・?

2月 放送による全校集会 チームとは

令和3年度も最終盤を迎えています。

3年生はいよいよ公立高校入試に向けたラストスパートに入っていると思います。コロナがなかなか収まりませんが、夢や目標の実現に向けて、粘り強く勉強してください。皆さんの努力は、最後にきっと実を結びます。

 さて、冬季オリンピックが北京で行われていました。スキージャンプの小林陵侑選手、スノーボードの平野歩夢選手の金メダルなど、連日日本勢の活躍が報道されていました。

持てる能力を存分に発揮し、メダルを取る姿は、うれしくもあり誇らしくもあります。

しかし、残念ながらメダル獲得はならなかった選手たちの姿にも、心打たれるものがあります。

 

私が心に残ったシーンは、4人がチームで飛ぶジャンプ混合団体での、日本チームの姿です。女子のエースである高梨沙羅選手が大ジャンプしたにもかかわらず、規定違反で失格になりました。自分のせいでチームに迷惑をかけたことを悔やみ、涙する高梨選手。

そんな高梨選手を、チームのメンバーは決して責めたりはせず、みんなで励まし合いました。

高梨選手は、涙で目を赤くはらしながらも、2回目のジャンプに臨みました。

4人全員が最後まで飛び、結果は、高梨選手の1回目の失格があったにもかかわらず、4位まで順位を上げました。

競技後も、涙にくれる高梨選手を、チームのみんなが温かく囲んでいました。

この姿に、日本チームのすばらしさ、チームスポーツの良さを感じました。

同じようなシーンが、女子スピードスケート団体でも見られました。

 こんなにすばらしいチームができるまでには、たくさんの努力や苦悩があったと思います。それを、長い時間をかけてみんなで乗り越えてきたからこそ、素晴らしいチームに成長できたんだと思います。

うまくいかないときこそ、本当のチームの力が見えてくるし、学ぶことがたくさんあります。

お互いの失敗を責めたりはせず、励まし合い、チャレンジを応援する、それが本当のチームであり、それができるのがチームスポーツなんだと改めて感じました。

 3年生の皆さん、入試は個人のチャレンジですが、各クラスがチームとなって、お互いを支え合い励まし合い、チームとして頑張ってほしいと思います。また、1・2年生は、各クラスで、また部活動で、本当のチームとなることを目指して、頑張ってほしいと思います。

最後は、東和中学校の生徒と職員全員が一つのチームとなり、お互いの成長を称えあえることを願っています。

まだまだコロナが落ち着かず、寒い日も続きますが、生徒職員全員が、笑顔で健康に過ごせることを祈っています。

校長室の窓から

読書感想文コンクール 最優秀賞!!

石川県読書感想文コンクールにおいて、本校2年生の作品が、最優秀賞(知事賞)に選ばれました。また、全国読書感想文コンクールの石川県代表の作品として、毎日新聞に掲載されました。

日本植物学の父と呼ばれる牧野富太郎氏の伝記を読んでの感想文です。私も理科教師として、牧野富太郎氏には興味を持っていましたので、高い関心をもって感想文を読ませていただきました。内容は、学年末に発行される校誌に掲載される予定なので、そちらをご覧ください。

コロナ禍で、外出を控えなければならない中、皆様も読書をしてみてはいかがでしょうか。

私も、この3連休に何か読もうかな・・。

書初めの入賞作品

校長室の前に、書初めの入賞作品が展示してあります。校訓にあるように、力強く正しく美しい作品ばかりです。私は、あまり字が上手ではないので、このように書ける人に憧れます。

校長室の窓からの景色は、すっかり雪化粧。青空に山々の白さが映えていました。冬の景色ももうしばらくです。春が待ち遠しいですね。

大切なこと 見つけました

放課後、部活動の様子を見に、体育館に行きました。全体の様子が見えるよう、2階の観覧スペースに行ったところ、ある部活のカバンや着替えが整然と並んでいるのを見かけました。あまりに整っていたので、思わず写真を撮りました。

部活動は、種目の技術を高めたり、目標に向けて仲間と協力したりすることも大切ですが、このような気遣いができるようになることも、とても大切だと思います。

 

大リーグで活躍したイチロー選手は、自分の道具にすごくこだわっていたようです。ある記事に、このような文章がありました。

「イチローは、四球を選んだ時でも他の選手のようにバットを自軍ベンチ方向に放り投げたりしない。一塁線に対して垂直にそっと置くのだ。バットをまるでトロフィーのように扱っている。」

イチロー選手にとってバットは商売道具であり、作ってくれた職人へのリスペクトを込めて扱っていたそうです。

また、イチロー選手は、遠征先のホテルに滞在する際、荷物や着替えなどを丁寧に整理していたそうです。

これらの逸話は、イチロー選手が、選手としても人間としても超一流である理由の一つのような気がします。

 

部活動をするとき、使用する用具を手入れしたり丁寧に扱ったりすることはもちろん大切です。それに加えて、部活では使わないカバンや脱いだ制服まで丁寧に整えることができることは、何か大切なものを身に付けているような気がします。このようなことができる生徒たちに、今後も期待したいですね。(こんなことを書いている私はなかなかうまく整理整頓ができません。生徒たちを見習います。)

澄心静慮

昨日、市の書初め展に出品される作品の一部が、会議室に掲示されていました。あまりのすばらしさに、思わず写真を撮りました。単に字がうまいだけではなく、心に響くものがありました。また、同じ文字を書いているのですが、作品ごとに感じ方が違うんですね。一人一人の個性が現れるのでしょうか、不思議なものです。私は字が上手ではないので、生徒の作品をほれぼれと見ていました。

時間がある方は、市の書初め展に足を運んでみてはいかがですか。

 

3学期 始業式

3学期の始業式にあたり、以下のような話をしました。

 

あけましておめでとうございます。

初詣はしましたか。私は、町内の神社など3か所ほどを回り、家族の健康や安全、そして東和中学校の生徒や職員の幸せを願いました。

皆さんは何を願いましたか。

初詣の願い事とは少し違うのですが、私の人生の目標は、強く優しい人間になること、です。

この目標を立てたのは、20代の頃です。あれから30年ぐらいたっていますが、まだ、目標は達成していません。苦しいときは弱音を吐くし、自分がつらいときは、人に優しくできないこともあります。これからも人生は続きます。本当の強さとは何か、本当の優しさとは何かをしっかりと考え、目標達成にむけて頑張りたいと思います。

さて、今日は、少し時間をとって、みんなに考えてほしいことがあります。それは、「いじり」や「いじめ」についてです。新年早々、少し重い話なのですが、とても大切な話なので、しっかり考えてほしいと思います。ある作文を読みます。その内容には、ひょっとしたら、普段の学校生活の中で見られることがあるかもしれません。自分にあてはめながら聞いてください。

 

【参照 第39回全国中学生人権作文コンテスト作品】 朗読

 

みなさんは、どう思いましたか。心当たりはありませんか。

本校の今年のキーワードに、「共生」という言葉があります。これは、一人一人を大切に思い、お互いの良さや弱さを理解し、違いを乗り越え助け合いながら生活してほしいという願いが込められています。

いじめやいじり、いやがらせは、許されることではありません。人の心を不安にさせたり傷つけたりします。また、結果的にいやがらせをした本人が苦しむことにもなります。

もし、今、人にいやなことを言ったりしたりしているなと思う人は、すぐやめてください。また、そのことで苦しんでいる人がいたら、誰かに相談してください。そして、それを周りで見ていて気付いた人がいたら、先生に相談してください。

 

初詣の願い事のことでも言いましたが、すべての東和中の生徒と先生方の幸せを願っています。それは、私だけの願いではなく、みんなの願いでもあると思います。ぜひ、それを実現したいと思っています。みなさん、よろしくお願いします。

長くなりました。静かに聞いてくれてありがとうございました。

2021 2学期 終業式

2021年が、あと数日で終わります。

2学期は、体育祭や文化祭など、生徒が中心となって創り上げる行事が続きました。コロナの不安が人々を襲い、強い自粛と制限の中で行われた昨年度と違い、今年は、多少動きのある行事運営ができました。それぞれの行事で、生徒会や団リーダー、各学級のリーダーが中心となって、アイデアあふれる企画を実行してくれたと思います。

体育祭のダンスは、各団の魅力が詰まった素晴らしいものでした。3年生リーダーがいちから作り上げたもので、DVDで何度も見ましたが、そのたびに東和中生徒の力強さに感動しています。

文化祭は、「夢」がテーマでした。様々な企画の場面で、夢を語る生徒の様子が見られました。プログラマーを目指す人や歌手になりたい人、パティシエや建築家になりたいなど、未来を語る皆さんの顔は、希望にあふれていました。また、それを応援する生徒たちの温かい声援に感激しました。夢の持つ力って本当にすごいなと思いました。そして、このような体育祭や文化祭を創り上げた東和中生徒のすばらしさを感じました。

 

年が変われば、3年生はいよいよ高校受験を迎えます。授業中に3年生の教室の前を通ると、問題に真剣に向き合っている姿を見かけます。自分がなすべきことを、しっかりと実行している姿だと感じます。高校へは、自分の力で受験を乗り切っていかなければなりません。頼れるのは自分の力のみです。この冬が勝負です。自分が考える最善の努力をして、自分の力で、未来を切り開いていってください。

 

新型コロナの脅威は、残念ながらまだ去っていません。新たなオミクロン株の出現により、世界においても日本においても、警戒感は強まっています。マスク着用や手洗いなど、これまでしてきた感染症対策は、今後も継続する必要があります。クリスマスや初詣など、人が集まる場面では、十分に注意してください。

次に生徒の皆さんと会うのは、2022年1月11日です。元気な笑顔で再会することを願っています。では、皆さん、ハッピークリスマス そして よいお年を。

澄心静慮

3年生の書写は、「澄心静慮」です。大変難しい漢字ですね。「ちょうしんせいりょ」と読むそうです。恥ずかしながら、私はこの言葉と初めて出会いました。

意味は、「心を澄ませ、物事を深く静かに考える」だそうです。3年生は、心を研ぎ澄ませ、静かに練習していました。気忙しい師走ですが、澄心静慮の時間も必要ですね。

はんだ付けと教育

3年生の技術では、ラジオを製作していました。はんだ付けの作業では、はんだが団子状になり苦労している生徒がいましたが、仲良く協力しながら製作を進めていました。

私が中学生のころは、男子は技術、女子は家庭だったのですが、今は、男女関係なくラジオをつくったり裁縫をしたりしています。時代の変化とともに、教育政策も変わっていきますね。

キューブを競う

校長室前のルービックキューブを触っている2人がいました。揃えることに挑戦しているのかと思えば、なんと、どちらが早く6面合わせるかを競っているとのこと。レベルの高い争いでした。しばらくして戻ると、すべてのキューブが揃っていました。大人の予想を超え、子供たちができることが増えていきますね。

百人一首 何首覚えてますか?

3年生の国語の授業で、百人一首をやっていました。みんな、真剣に札と向き合っていました。自分も遠い昔、何とか百首覚えようと努力したことがありました。でも、残念ながら挫折してしまいました。記憶力が不十分だったのか努力が不十分だったのか・・・。

以前勤務した学校に、すべての札を「決まり字」(「む」→「き」など)で取れる生徒がいて、びっくりしたことを覚えています。本校にもいるかも・・・。皆さんは何首覚えていますか?

ころべばいいのに

図書館の前に、図書委員のおすすめ本が展示されています。掲示板には、図書委員がおすすめする理由のプレゼンが掲示されています。楽しそうな本がいっぱいあるので、皆さんぜひ読んでみてください。

私は、ヨシタケシンスケさんの「ころべばいいのに」という本に惹かれました。本の題名はショッキングですが、人との関係に悩む心の葛藤が、楽しいイラストと共に描かれています。人との関わり方は、自分自身との向き合い方なのかもしれない・・・などと考えてしまいました。

絵本なんですが哲学的なので、皆さんもいかがでしょうか。

真綿色した・・

スタッフが大切に育てている職員室前のシクラメンのつぼみが、少しずつ大きくなってきました。そんな季節になりましたね。シクラメンと言えば、布施明を思い出すのは、私だけでしょうか・・。

来週あたり、真綿色した花が咲くかな?

自立した消費者とは・・

今日は、2年生の家庭科の授業を見学しました。「消費者の権利と責任」の単元で、消費行動を起こす場合、どのような情報が必要かを考える授業でした。

例えば、皆さんがバッグを買うとき、どのような情報が必要ですか? また、どのような点を重視して購入しますか?

「値段」「容量」「重さ」「デザイン」・・などがあげられると思います。また、人によってはデザイン重視の人もいれば、機能性を重視する人、ブランド重視の人もいると思います。

買い物をするとき、どのような視点で商品を見ればよいのか、どのような情報を得ればよいのか、とても大切なことだと思います。最近だと、Web上のコメント欄の★の数を見る人もいるでしょう。果たして、それでいいのでしょうか・・。

などを考える、興味深い授業でした。最近の視点としては、環境負荷やSDGsなどに対する企業の取組が、視点としてあげられるかもしれません。家庭科は、実生活と直結する教科です。2年生はどんなことを学んだかな?

冬の天気

夕方、東の空に、オレンジ色に輝く発達した積乱雲が見えました。思わず「竜の巣だぁ!」と叫んだのですが、近くにいた生徒は「それって何ですか?」と言われました。世代間ギャップでしょうか・・。

冬の積乱雲は、雷やあられ・雪などをもたらします。冬の日本海側らしい天気になってきました。皆様、冬支度はお済みでしょうか。正面玄関前のメダカ倶楽部も、越冬の準備に入らねば‥。

雪雷

外は冷たい雨やあられが降り、冬の装いですね。朝は雷も鳴っていました。亡くなった祖母は、冬の始まりの雷を「雪雷」と言っていました。近所の人は、「雪起こし」と言っていました。地方によっては「ブリ起こし」とも言うそうです。皆さんは何と言いますか。

本校のスタッフが、ツバキを持ってきてくれました。校舎内が暖かいせいなのか、つぼみがいくつかついていたのですが、日を追うごとに、どんどん咲き始めました。

寒いのはあまり好きではありませんが、季節の変化を楽しみながら生活していきたいと思っています。

皆様、温かくして過ごしましょう。

ほぼ皆既月食

先週の金曜日は、ほぼ皆既月食の日でした。

学校から、東の空に昇ってくる月を見ていると、徐々に欠け始めました。

理科教師の血が騒ぎ、ワクワクしながら天体ショーを見ていました。

近くにいたスタッフと話をすると、「今見える欠けた月と三日月はどう違うの?」など、楽しい「問い」が生まれていました。

自分で「問い」を見つけ、それについて調べたり考えたりすることで、学びが深まっていくと思います。

「どうして月食が起きるの?」

「月食が起きるときの月は満月なの?」

「月食と三日月は何が違うの?」

「皆既月食と、ほぼ皆既月食は何が違うの?」

皆さんは、ほぼ皆既月食から何を考えますか?

2年生国語 激論

2年生の国語の授業で、足れメロスを題材にしてディベートが行われました。ディベートのやり取りだけでは物足らず、延長して議論を交わしていました。かなりの激論の場面があり、司会が仲裁に入ることもありました。

中学校時代は、遠慮して自分の考えを発言しない生徒も多い中、バンバン発言していた生徒がいてびっくりしました。適切な問いと場を設定すれば、中学生も発言するんですね。これからの授業改善のヒントを見た気がしました。

今朝の虹も奇麗だった

今朝の出勤時の虹も、とても素敵でした。しかも2重に見えました。主虹と副虹というそうです(7色のグラデーションが逆になっています)。

分校あたりで思わず車を降りてパチリ。虹に向かって出勤する感じでしたが、いつまでたってもその下をくぐれませんでした。おもしろいですね。

2時に虹

今日の午後、1年生の教室前の廊下を歩いていると、北北東の空に虹が見えました。思わずパチリ。それを見ていた1年4組の生徒が、「2時に虹や!」と声をかけてくれました。時計を見ると本当に2時。「おもしろい!」と思い、時計もパチリ。

1年4組の生徒はさらに、「今日の東和中ブログはこれや!」と付け加えてくれました。

ホームページのネタのことまで気にしてくれて、本当に感謝しています。1年4組の皆さん、ありがとう。

心がホッとする午後のひと時でした。

オリオン座の季節

昨日の晩、寝る前に東の空を見ると、とんでもなく美しい星空が見えました。オリオン座のベテルギウス、おうし座のアルデバランやすばるが、澄んだ空気を通して夜空に瞬いていました。昨晩は三日月であり、早々に月が西の地平線に沈んだので、夜空の星の美しさが際立っていました。(最近は、スマホのアプリを使えば、星座や星の名前が簡単にわかります。)

夜空の星を見ながら宇宙に思いを馳せていると、自分がいかに小さな存在であるかを考えてしまいます。広い宇宙で、ほんの一瞬だけ地球に現れた自分という存在はいったい何だろう・・、自分は宇宙の一部なのか・・、などと考えているうちに、眠気に襲われました。

冬は、空気が澄んで夜空の星がより美しく見えます。皆様もぜひ、寒さ対策をして夜空を見上げてみてください。

難しいことは考えず、美しい夜空に浸りましょう。

 

オリオン座をスマホで撮ったのですが・・・(-_-;)

自分の花を咲かせよう!

文化祭の企画でつくった桜のモニュメントです。一つ一つの花びらに、未来に向けた自分へのメッセージが書かれています。学年ごとに、3本の夢の桜の木ができました。このモニュメントのように、一人一人が自分の花を咲かせることができるといいですね。

「自分の花を咲かせよう!」私の好きな言葉の一つです。

加賀市一望

休日に鞍掛山に上ってきました。

途中、かなりの急斜面があり、足がパンパンになりながら登りました。へとへとになりながらも、ふと見上げると、所々紅葉した美しい山が見えました。

頂上では、「この辺が東和中校下かなぁ・・」と思いながら、白山から日本海までの眺望を堪能しました。

鞍掛山は、二こぶが特徴的な山で、馬の鞍に似ていることからこの名がついたようです。本校からは、北陸新幹線の高架越しに二つの頂が見えます。

加賀市は、日本百名山で有名な深田久弥を生んだ街です。加賀市を知るうえでも、近隣の山に登るのは大切なことかなと思っています。ほかにもいい山があったら教えてください。今度は、富士写ヶ岳に登ってみようかな。

中間テスト みんなできたかな?

本日、中間テストがありました。生徒たちは、5教科のテストの問題に、真剣に向き合っていました。テスト後、「あの問題どう答えた?」とか「難しかった」「だいたいできた」など、様々な声が聞こえてきました。

いくつになっても、テストを受けるのは、いい感じがしません。特に、十分に準備していないときは、そのように感じます。準備してこなかったことに対する後悔の念や、自分の力があらわになってしまうと感じるなど、負の感情が強く出ます。(この年になっても、時々、まったく準備していないテストを受けて、頭が真っ白になる夢を見ます。長年テストに悩まされてきたんだなと感じます。)

逆に、しっかりと準備して、自信を持って臨むテストは、「よーし、やってやる」という気持ちになるし、結果も楽しみになります。

生徒のみんなは、どうだったかな?

心温まるニュースを見つけました

鹿児島県の南日本新聞に心温まる記事があったので紹介します。

記事のタイトルは、『「ありがとうを伝えたい」道に迷い泣いていた90歳。案内してくれた2人の優しい女子生徒を探しています』というものです。

内容は次の通りです。

1人暮らしのAさん(90)。視力や聴力が弱く、つえをついてゆっくりとしか歩けない。残暑が厳しい9月のある日、書留を受け取るため鹿児島の郵便局にバスで向かった。

駅に着いたが、バスが止まった西口の利用は初めて。なかなか郵便局にたどり着けず、不安と疲労で涙を流しながら歩いていると、高校生とみられる2人連れの女子生徒が声を掛けてくれた。2人は「郵便局は反対方向ですよ」と、歩くのもままならないAさんを抱えるようにして駅まで案内。様子に気付いた駅員が「あなたたちは学校に行きなさい」と引き取り、車いすで郵便局まで連れて行ってくれた。駅には後日、出向いてお礼ができたが、生徒の学校が分からないという。

Aさんは南日本新聞社に相談。「心優しい2人のおかげで無事郵便局にたどり着けた。ぜひ会ってお礼を言いたい。学校にも感謝したい」と話している。

 

私は、この記事を読んで、女子高生の行動、駅員の行動、そしておばあちゃんの気持ち、どれも思いやりや愛にあふれているなと感じました。

本校生徒も、登下校の際に、たくさんの地域の方と出会うかと思います。挨拶をしたり道を譲ったりすることもあると思います。その時、どのように接しているでしょうか。もし、みんなが優しいい気持ちで接したり行動したりしていれば、みんなも地域の人も温かい気持ちになると思います。

東和中での生徒会活動や行事を通してみんなの心がますます成長し、学校においても地域においても、心優しい東和中生であることを願っています。

 

コロナ禍で、中学生が地域と関わることが少なくなっています。しかし、地域に育てられている中学生が地域に貢献することは、とても大切なことだと思っています。これからも、そのことは伝えていきたいと思います。ただ、まだまだ未熟なところもありますので、温かい目で見守ってください。

学校だより あすなろう5

2学期も中盤を迎え、体育祭や修学旅行・遠足など、大きな行事が続いています。生徒会やリーダー会が中心となって、学級や学年をリードしてくれています。また、学校全体を引っ張ってくれる3年生の力強い姿を見ると、頼もしい限りです。自律・共生・貢献というキーワードのもと教育活動を行っていますが、行事を通して、生徒一人一人がその実現に向けて取り組み充実している様子が見られます。
次の大きな行事は文化祭です。今、生徒会を中心に企画を練っています。生徒たちが夢を持てる、夢を語れる文化祭になるよう、職員一同支援してまいります。ご期待ください。

学校だより あすなろう第5号 → 東和中学校学校だより 5.pdf

見た人はいますか?

今朝、分校や動橋の地区は、霧に包まれていました。私が出勤した際も、かなり濃い霧が立ち込めていました。慎重に車を進めていると、少しずつ霧が晴れて青空が見えてきました。

その時です!! 空に白いアーチのようなものが見えてきました。

最初は「不思議な雲だな・・」と思っていましたが、雲にしては形が整いすぎている・・。

「えっ、あの形はまさか虹? でも白いけど・・」

驚きと興奮が冷めやらず、思わず車を安全な場所に止めて、写真を撮りました。

後からネットで調べると、霧が出た際に稀にみられる白い虹「霧虹」という現象だとわかりました。めったに見られない現象だそうです。なぜ白いのかというと・・・(追求してみてください きっと深い学びにつながります)。

 虹といえば七色のレインボーカラーだと思い込んでいたので、大変驚きました。

職場のスタッフに写真を見せながら伝えると、「すごい、何かいいことあるかも!」という方と、「うわっ、何かの前触れ?」という方がいて、面白いなと思いました。同じものを見ても、人によって感じ方が違うんですね。私は「なぜ白いんだろう?」と思いました。

 激レアな現象と遭遇し、朝からかなり興奮しました(理科教師の血が騒ぎました 笑)。皆さんは見ましたか?

授業力を鍛える

本日、若プロ(人材育成)の一環として、優れた授業のDVDを視聴し、自己の授業改善につなげる取組をしました。若手教員が3つのグループに分かれ授業DVDを視聴し、授業構成や教師の声掛けなどについて議論しました。このような研修を通して、教師一人一人の授業力を、更に向上させていきたいと思います。

サッカーの授業

1年生の体育の授業は、サッカーでした。秋晴れの下、元気な声がグランドに響いていました。

私も以前、サッカーをしていました。マラドーナが全盛期のころです(かなり古い・・)。そのころJリーグはなく、日本代表チームのほとんどが、実業団の選手でした。海外のプロサッカー選手はあこがれの的でした。今は、Jリーグもありますが、日本選手がどんどん海外に進出し、日本代表のほとんどがヨーロッパのチームに所属しています。言葉も風習も体格も違う海外で活躍できてこそ、日本代表になれるんですね。時代は変わりました。

5年後10年後、東和中生徒はどんな世界で活躍しているのでしょうか。各家庭や学校・地域の中で育ち、そして、大きな世界に羽ばたいてほしいですね。可能性は無限大

月を見て思うこと

昨日は中秋の名月でした。中秋と満月が重なるのは8年ぶりだそうです。(中秋の名月が必ずしも満月ではないことを、恥ずかしながら初めて知りました。)

時々雲に隠れながらも、きれいな月でした。しばらくぼーっと眺めていました。

(ちなみに、「月が奇麗ですね」には、「I love you.」という意味があるとかないとか・・。夏目漱石が、日本人の奥ゆかしさを表現してそのように訳したとか何とか・・。)

写真を撮ろうとしましたが、月を撮るのは難しいですね。何とか、下のような写真が撮れました。

皆さんは、月を見て、何を思いますか?

変化を感じること 気にかけること

花壇のマリーゴールドの世話をして思ったことがあります。

「変化」の感じ方には、二通りの感じ方があるということです。

一つは、毎日見たり触ったりすることで感じる日々の小さな変化です。花壇の場合、毎日水をまいたり、枯れた花芽を摘み取ったり、周辺の雑草を取ったりしながら、つぼみの変化や葉の力強さを感じることができます。

もう一つは、長い期間かかって起こる変化です。毎日見ていても気づかない変化が、久しぶりに見ると感じる場合があります。久しぶりに花壇を見た人が、「いつの間にか大きくなったね」と言ってくれることがあります。

教育や子育てについても、同じことがあるように思います。日々の生活の中で感じる子供の変化もあれば、長い目でみたときに感じる変化もあります。 

花壇にしても子育てにしても、大切なことは、「気にかけること」ではないでしょうか。花壇の場合、気にかけることで変化に気づき、肥料を上げたり除草をしたりなどの対処することができます。子育ての場合、気にかけることで変化に気づき、声をかけたり、励ましたり、話を聞いたりすることができます。そうすることで、花々はより美しく咲き、子供たちは安心して成長できるのではないでしょうか。

 

毎朝、花壇のマリーゴールドを気にかけながら、生徒たちに声をかけていきます。

世間の選挙 本校の選挙 私の選挙

世間でも、いろいろな選挙の話がニュースを騒がせていますが、本校でも、来週火曜日に後期生徒会役員選挙があります。それに向けて、選挙のポスターが掲示されています。似顔絵が描かれていたり、やりたいことがかかれていたり、個性豊かなポスターになっています。

私事ですが、私が中学校時代、何度か生徒会役員選挙に立候補しました。しかし、ことごとく落選しました。今思えば、粋がっていた自分がいたような気がします。私のそんな部分を、有権者は見逃さなかったようです。何度目かの選挙の際、飾った自分を捨てて、素の自分で立会演説会に臨んだところ、その時初めて当選しました。ポスターを見ながら、そんな過去の自分の選挙を思い出しました(少し苦い思い出 (-_-;))。

立候補者の皆さん、皆さんのやる気が、東和中全体にポジティブな影響をもたらします。応援しています!!

日常の中に・・

体育祭が終わり、学校に日常が戻ってきました。生徒たちは、少し疲れた様子を見せながらも、一生懸命に授業や部活動に取り組んでいました。

学校には、体育祭や文化祭など非日常的な行事があり、その際、学校全体が盛り上がるとともに、生徒が大きく成長します。ただ、毎日繰り返される日常の中にも、大切なことがたくさんあります。貴重な1日を大切に過ごすことで、小さな成長が積み上がり、やがて大きな成長へとつながっていきます。

私事ですが、最近、この年になってプチ日記をつけるようになりました。4行ほどですが、その日にあった出来事や感じたことなどを書いています。簡単にですが、1日を振り返ることで、何かしら自分の成長につながらないかと考えています。続くように頑張ります。皆さんは、毎日続けていることは何かありますか。

朝の玄関前広場

職員による朝の検温が続いています。また、その横で、後期生徒会立候補者が、選挙運動を兼ねて挨拶運動を行っています。花壇のマリーゴールドも、登校する生徒を迎えます。いつも以上に、朝の玄関前広場がにぎやかで、明るい感じになっています。

 

誰にも同じように朝はやってきます。気持ちよく目が覚め、元気いっぱいの朝もあれば、気にかかることが多く、足取りが重くなる朝もあります。できれば、多くの生徒や職員が前者のような気持ちで登校してほしいと願っています。そのためにも、誰もが行きたくなる学校を目指したいと思っています。どうすればそんな学校になるのか、なかなか難しい課題です。次から次へと重い荷物を背負い込まねばならず、足取り軽く・・とはいきません。しかし、時間はかかると思いますが、きっと実現するはずです。明日はどんな楽しいことがあるかな、と想像を膨らませながら、学校づくりを進めていきます。

秋の空

昨日、我が家では稲刈りをしました。晴れ間の見える曇り空で、稲刈りには絶好の日でした。夏の天候不順で土壌の状態を心配しましたが、多少のぬかるみの中、収穫作業をすることができました。

田んぼから見えた夕焼け雲が最高でした。秋らしく、空全体に様々な種類の雲を見ることができました。昔から、「秋は夕暮れ・・」といいますが、まさにその通りですね。

今年の中秋の名月は、9月21日だそうです。秋を楽しみましょう。

違いを力に

2学期の放送による始業式の際に話した内容です。

一人一人の個性が輝く、カラフルな東和中学校を目指します!

 

おはようございます。夏休みはどうでしたか。また、久しぶりの学校はどうですか。

1学期の終業式に、夏休みは新しいことに挑戦してほしいと話ましたが、何かに挑戦できましたか。1学期の終わりと少し違う自分を感じることができたなら、充実した夏を過ごせた証です。私も挑戦しようとしたことがありましたが、残念ながら途中で止まってしまいました。しかし、今のパナソニックという会社をつくった松下幸之助という方が次のように言っています。「こけたら立ちなはれ」 うまくいかなくても、また立ち上がって挑戦すればいいんです。人生は長い。私もまだまだ挑戦します。

 2学期が始まりました。2学期は、体育祭や文化祭など、生徒が主体となって活躍する行事が企画されています。自律・共生・貢献というキーワードを意識し、自分にできること、みんなのためにできることを、しっかり考え実行してほしいと思います。

今、パラリンピックが開催されていますが、それを見て思うのは、選手一人一人が抱えている困難さを、一つの個性として認識し、逆に力に変えています。よく多様性といわれますが、一人一人違うことが大きなパワーを生み出しているように思います。パラリンピアンでなくとも、東和中の生徒も先生も、一人一人個性があり違いがあります。それをお互いが認め合い、それを生かし、みんなが居心地がよく、みんなが楽しく思えるようなな学校を創っていきましょう。

さて、新型コロナウイルスの感染が広がり、身近に迫っていることを感じます。毎日、県内でも多くの感染者の発表があります。2学期が始まっても、決して気持ちを緩めることなく、感染症対策を徹底していかなければなりません。部活動中止など、制限された学校生活となりますが、元気いっぱい笑顔で頑張っていきましょう。

稲刈りの季節

朝夕の風に秋を感じる季節です。

学校の周りでは、所々で稲刈りが始まっています。今年の夏は天候不順で、農家の方は、ずいぶんやきもきしたのではないでしょうか。我が家も小さいながら農家ですが、親父は「今年の夏はどんならん。」と多少のいら立ちを見せていました。最近は暑い日差しも戻り、何とか稲刈りができそうです。

学校は、充実の2学期を迎えます。学習活動や行事において、生徒を主役にしながら、我々はしっかりと支えていきたいと思います

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」という言葉があります。

2学期も、おごることなく誠実に教育活動を実践してまいります。

コロナ禍で、先行きの見通せない日々が続き、授業や行事に変更が出てくるかもしれません。まだまだ不安と制限の中の生活が続きますが、よろしくお願いします。

 

生徒玄関前の花壇のマリーゴールドが、天候不順や雑草との戦いに耐え、ずいぶん大きくなってきました。オレンジと黄色の花が、生徒たちを迎えてくれます。

夏の終わり

夏が終盤を迎えています。夕暮れ時のヒグラシの声を聞くと、なんだか寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか‥。

 

学校では、本格的に2学期に向けた準備が進められています。新型コロナウイルスの感染状況が厳しくなる中、どのように授業を進めるか、どのように行事を運営するか、模索が続いています。全教職員で知恵を出し合い、前向きな気持ちで2学期が迎えられるよう頑張ります。

先週金曜日の夕方、夕日がとてもきれいでした。夕日がきれいなのは、大気中に適度に水分などが含まれているときのようです。雨上がりの夕焼けがきれいなのは、その条件に合うからですね。

 

原爆の日と新しいオリンピック

今日8月6日は、全校登校日でした。以下に、私の話の内容を掲載します。

 

おはようございます。夏休みも半分程度過ぎましたが、どんな風に過ごしていますか。

今日は8月6日です。76年前の今日、広島に原爆が投下されました。3年生は、平和学習で多くのことを学んだかと思います。原爆投下により、一瞬に何万人という人が亡くなり、さらには、後遺症によってずっと苦しんでいる人がいます。また、当時の戦争では、日本全体で何百万人という人が亡くなりました。

人は、なぜ愚かな戦争を繰り返してしまうのでしょう。戦争の悲惨さを知っているはずなのに、今でも、世界のどこかで争いが続いています。この後、平和学習がありますが、この機会に再度原爆や戦争について考え、平和の尊さを感じてほしいと思います。

 

東京オリンピックが続いています。一昨日見た女子スケートボード・パークで素敵な瞬間があったので紹介します。そこまでの演技で4位につけていた岡本選手が最終滑走者でした。世界ランキング1位の岡本選手は、ミスさえなければ逆転してメダルが取れそうでした。45秒間の最終演技が始まり、40秒ぐらいまでは順調に進みました。そして最後の瞬間、無難な技にしておけばたぶんメダルは取れたと思うのですが、岡本選手は大技に挑戦しました(挑戦というより、ルーティンの一部だったそうです)。そして着地に失敗、残念ながらメダルは取れませんでした。

しかし、演技が終わった後、多くの選手が集まってきて岡本選手を抱きかかえました。その選手たちに国境はありません。ただただ、最高の演技をしようとチャレンジした岡本選手をたたえていました。最初は泣いていた岡本選手も、仲間に担がれ笑顔になりました。

オリンピックはスポーツを通した国と国との闘いだと思っていたのですが、国を超えて、勝負を超えて、お互いをリスペクトする、こんな素敵な姿があるのかと感動しました。しかも、それを示してくれたのが、10代の若者達でした。

 

原爆の日とオリンピックから、私たちは、きっと多くのことを学べるのではないでしょうか。

 

最後に、新型コロナウイルスについて。現在、全国各地において、感染が急拡大しています。石川県においても連日、70名から100名程度の感染者が報告されています。今や、いつ誰がどこで感染してもおかしくない状況です。だからこそ、一層の感染症対策の徹底を図らなければなりません。手洗いの徹底・3密を避けるなど、夏休みにおいても気を抜かずにお願いします。

また残念ながら、医療従事者や感染者に対する差別や偏見の報道が後を絶ちません。医療従事者や感染者は、必死に病気と闘っています。私たちは応援するべき立場だと思っています。我々は病気との戦いとともに、差別や偏見、誹謗・中傷とも戦っていかなければなりません。

コロナが身近に迫っています。今こそ、感染症対策wを徹底し、差別や偏見をなくし、安全で温かい社会をつくっていきましょう。

 

最近、メダカ倶楽部にカエル倶楽部が仲間入りしました。

加賀市を学ぶ

先日、研修で橋立地区に行きました。

ガイドさんの話を聞きながら、街を散策したり北前船資料館を見学したりしました。

坂を巧みに利用した笏谷石の石垣、赤瓦や船板塀など趣のある船主屋敷に囲まれた街を散策していると、北前船で栄えた当時にタイムスリップしたような感覚になりました。街のはずれからは、夏の日差しに碧く輝く日本海が見え、心地よい潮風を感じることができました。

 

何より、2人のガイドさんのお話が大変わかりやすく、かつユーモアもあり、暑さを忘れるくらい引き込まれました。伝統文化が建物や街並みなど形として残されることも重要ですが、それを守り伝えようとする人々の思いが、よりいっそう大切であると感じました。

 

縁あって加賀市に勤務することになり、加賀市について詳しく知りたいと考えていたので、今回は大変良い機会でした。これからも加賀市について学び、生徒たちに伝えていきたいと思っています。

ここは行ったほうがいいよ、という所がありましたら、ぜひ教えてください。

1学期間 ありがとうございます

保護者の皆様、昨日・一昨日の懇談会(通知簿渡し)、ありがとうございました。コロナ禍が続き、授業参観が中止になるなど、来校していただく機会がない1学期でした。大変申し訳なく思っています。学級担任との話の中で、少しでも学校の様子を感じていただけたでしょうか。

 

保護者の皆様に、改めて1学期間のお礼を申し上げます。本校の教育活動にご理解をいただき、ありがとうございました。先日お答えいただいた保護者アンケートでは、家庭や地域での生徒の様子や、学校への期待や要望などが書かれているものがありました。本当にありがとうございました。内容を真摯に受け止め、これからの教育活動に生かしてまいります。

学校での元気な姿は、ご家庭での支えがあってこそだと思っています。これからもよろしくお願いします。

学校だより4「あすなろう」~1学期の成長を振り返り、チャレンジの夏へ~

夏休みが始まります。この夏は、新しい自分へのチャレンジをしてださい。宿題など、与えられた課題にしっかりと取り組むことで、1学期に身に付けた力をより確実にすることができます。それに加え、長い夏休みですから、今までやったことのないことに挑戦してください。自分に対する挑戦でもいい、家族に対する貢献でもいい、社会に対する奉仕でもいい、何か新しいことに挑戦し今までにない自分を見つけることができれば、充実した夏休みになると思います。私も何かに挑戦します。夏が終わる頃、お互いの挑戦を披露したいですね。

Good luck! 皆様、よい夏休みを!

学校だより「あすなろう」4 → 東和中学校学校だより 4.pdf

夕焼け

昨日は、突然の雷と雨に驚きました。部活も撤収させ、早めに帰宅させました。その後、天気は回復し、美しい夕焼け空が現れました。体育館に映った夕焼雲や、水たまりに映った空がきれいです。相変わらずのコロナ禍で不安な日常が続きますが、美しい景色が疲れた心を癒してくれます。皆様、よい週末を

マリーゴールドとひまわり

正面玄関前の花壇に、卓球部の皆さんの手でマリーゴールドが植えられました。

PTAの奉仕委員の活動で行う予定だったのですが、雨で延期になっていました。何とか夏休み前に植えることができました。卓球部の皆さん、ありがとう。2学期の初めには、花のじゅうたんでみんなを迎えられるかな・・。

 

我が家ではひまわりの花が咲きました。夏ですね。

小鳥が集まる学校

中庭の銅像に雀が止まっていました。緑豊かな中庭は、鳥たちの絶好の遊び場です。また、体育館の軒下では、燕が子育ての真最中です。本校は、鳥のさえずりが響く、自然豊かな学校です。

 

 

我が家も山の近くにあるので、朝は鳥のさえずりが心地よく聞こえます。

ただ、サギ山もあるので、サギが集まる季節は、かなりギャーギャーと鳴きます。皆さんの近所はどんな鳥の鳴き声が聞こえますか。

緑の水田 星に願いを・・

中学校周辺の水田の稲の色が濃くなり、緑のじゅうたんを敷き詰めたようにきれいです。

農家さんは、水や肥料を入れたり止めたりしながら、あるときは成長を促したり、あるときは成長を抑え無駄な枝分かれを防いだりしています。おいしいお米を作るには、水や肥料を与え続けるだけではだめで、時期と量の調整が大切なようです。おいしいお米が食べられるのは、農家さんの丁寧な管理のおかげです。(水田は、たくさんの水を保つため、水害対策にも役立っているようです)

お米作りも、教育につながるヒントがあるかもしれませんね。

 

今日は七夕です。残念ながら曇り空で星は見えませんが、給食にたくさんの星がありました。★★★

あなたは星に何を願いますか・・?

7が揃うとなぜかうれしい

今朝、たまたま本校ホームページを見たとき、衝撃の出来事がありました。

アクセスカウンターがなんと、77777ではありませんか。きっと、何かいいことがあります!(七夕も近いことですし)

(実は最初見たとき、77776でしたが、私が更新しました・・申し訳ありません)

 見ていただいている皆さん、ありがとうございます。皆様にもよいことがありますように。

大切に思い、見守ること

玄関先のメダカ倶楽部のメダカがどんどん卵を産んでいます。

そのままにしておくと、親メダカが卵を食べてしまうかもしれないので、卵に気づいた本校スタッフが別の水槽に分けてくれています。

校長室には、卵が入った水槽がどんどん増えています。そして水槽の中では、卵がかえり針子(メダカの稚魚)がどんどん誕生しています。時々スタッフが校長室に来て、針子を見守ってくれています。

私と教頭先生とで設置したメダカ倶楽部(水槽)ですが、今では多くのスタッフが関わり、針子の成長を見守っています。多くのスタッフの優しい眼差しに見守られながら、針子はすくすく育っています。

 

学校も同じですね。学校では、多くの教職員やスタッフが、生徒たちの成長を見守り支えています。そのような環境で、生徒たちは思う存分学校生活を楽しみ、少しずつ成長していきます。勉強や部活、人間関係など、生徒たちが乗り越えなければならない壁はたくさんありますが、これからも一人一人を大切に思い、優しく見守っていきたいと思います。

教えずに教える・・

校長室前にルービックキューブを置いています。

昼休みになると、生徒たちがチャレンジしています。なかなかうまくいかないので、何度も試行錯誤を繰り返しています。試行錯誤を繰り返す中で、何らかの法則性に気づき、次のステップを目指していきます。そしてまたうまくいかず、試行錯誤を繰り返します。生徒たちは、「できないー」とか「1面できた!」とか言いながら、スローな進歩を楽しんでいます。 

 

生徒たちのルービックキューブの挑戦の中に、「学び」のヒントがあるような気がしました。試行錯誤を繰り返す中で、自分の力で新しいことに気づいたり新しいスキルを身に付けたりしていく・・。そうやって何かしらの「力」をつけていくのが、「学び」なのかな・・と思っています。

 スペインのサッカーチーム、ビジャレアルのコーチである佐伯夕利子さんが、あるインタビューでこんなことを言っていました。

「誰かに指摘されてではなく、自ら気づいて得た学びのほうが大きいのです。」

 教室の中に、「自分で気づく・・」場面をつくることが、私たち教師の役割なのかもしれません。(私を含め教師は、すぐ教えたがってしまいます・・)

『教えずに教える』禅問答のようですが、今現在の私のテーマです。

 

緑美しい広場

夏の日差しを受けぐんぐん成長していた中庭の雑草ですが、校務員さんがきれいに刈り取ってくれました。緑美しい「平成の広場」が戻ってきました。

こけたら、立ちなはれ。

加賀市中央図書館の2階の掲示板をふと見ると、下の写真のような言葉が掲示してありました。

前に進めばこけることもあります。こけたら、立ち上がればいいんですよね。こけるのを恐れてじっとするより、勇気をもって進みたいですね。そして、「こけたら、立ちなはれ。」

明日から多くの競技で加賀地区大会、勇気をもって戦おう!!

 

 

昨日の夕焼けです。いいことありそうですね。

卵を温める

教育実習生の保健体育の授業を参観しました。資料を準備したり、スライドを大型モニターで表示したり、工夫しながら授業を進めていました。自分が実習生のころ(はるか30数年前)、チョークと黒板で必死に授業づくりに挑戦していたことを思い出しました。現代の教師は、コンピュータ活用能力や一人一人の子供に応じた指導など、昔とは違ったスキルが必要です。しかし、子供が好きで子供の成長を何より願う気持ちは、今も昔も変わらないと思います。

実習も明日が最終日、職員一同で教師の卵を大切に温めます!

大会前の眠れない夜・・

今週末、多くの競技で加賀地区大会が開催されます。各部活動の練習も大詰めに入っています。

自分は、剣道やサッカーなど、いくつかの部活動で顧問を務めました。競技の種類やチームの実力のいかんにかかわらず、大会前は緊張して眠れなかったことを覚えています。それまでチームがたどった道のり、生徒たち一人一人の思い、保護者の思い、予想される試合展開など、様々なことが頭を駆け巡り、気が付けば空が明るくなっていました。

今、みんなはどんな気持ちなんでしょう。とにかく、自分たちがやってきことに自信を持ち、自分の力・仲間の力を信じて、精いっぱいプレーしてほしいと思います。

素敵な青春の1ページが、みんなの心に刻まれることを願っています。

みんな、がんばれ~!!

 

正面玄関前のメダカ水槽を夏っぽくしてみました。

メダカ水槽 立ち上げました!

正面玄関前の軒下を利用して、メダカ水槽を立ち上げました。現在15匹ほどが泳いでいます。

本校生徒・職員や来校されたお客様の、少しでも癒しになればと思っています。

本校にご立ち寄りの際は、ぜひ、そーっとのぞいて見てください。

みんなでお遊戯しているかも・・・

 

今こそ「一笑懸命!」 

本日の加賀地区激励会では、「笑顔」と「大切に思うこと」について話しました。以下はその抜粋です。

  

今年度の東和中学校の生徒会スローガンは、「一笑懸命」です。笑顔の力は、きっと良い結果をもたらしてくれます。調子がいい場面ではもちろん、苦しい場面でも笑顔で励まし合って頑張ってほしいと思います。

 大会は、勝つ者もいれば負ける者もいます。また、試合に出られるものいれば、控えにまわりメンバーを支える者もいます。しかし、いずれも、長い間、目標に向かって一生懸命努力していることに違いはありません。

自分も、チームのメンバーも、相手チームの選手もすべて大切に思い、感謝の心を忘れず、そして笑顔で頑張ってください。

すべての試合に応援に行くことはできませんが、皆さんのことを心から応援しています。

 

みんなが悔いなく全力で戦えることを願っています。

頑張れ!東和中学校!

過去は変えられる?

6月の放送による集会で、「過去は変えられる?」という話をしました。内容は以下の通りです。

 

私(亀田)の東和中学校での1日は、玄関先での朝のあいさつから始まります。短い時間ですが、登校してくるみんなの表情を見ながらあいさつを交わすことが、1日の活力になります。東和中学校の生徒は、みんな明るく爽やかに挨拶してくれるので、本当に元気が出ます。

 私には、あいさつで苦い思い出があります。私が小学生だったころ、登校中に近所のおばあちゃんと出会ったときに、「おはよさん」と声をかけられました。その時なぜか、私は挨拶を返せませんでした。知っているおばあちゃんでしたが、なぜだか黙っていました。まだ小学生でしたが、心がもやもやして、次に会ったときは絶対にあいさつしようと思っていました。しかし、そのおばあちゃんは病気がちだったために、残念ながらもうそのチャンスはありませんでした。40年以上たった今でも、その時のことは覚えています。

 過去に戻ってやり直すことは残念ながらできません。しかし、過去の自分を教訓にして、未来に生かすことはできます。そのことで、悔いの残る過去でも、大切な過去に変えることができるのではないでしょうか。40年以上前のあの出来事が、今の私の一部となっており、毎朝のあいさつにつながっています。昔に戻ることはできませんが、今の私なら、毎朝みんなに声をかけているように、あの時のおばあちゃんにも、「おはよさん、今日もいい天気やね。体の具合大丈夫か。」と声をかけられるような気がします。

 3年生はいよいよ加賀地区大会を迎えます。3年間積み上げてきたことを発揮するときです。振り返れば楽しいこと悔しいことなど、いろいろなことがあったと思います。今はただ、未来を見つめて、1日1日を大切に過ごすことが必要なのではないでしょうか。そのことが、自分が歩んできた過去や思い出を、さらに素敵なものに変えてくれるはずです。みんなが、仲間と共に精いっぱいプレーし、充実した大会になることを願っています。

 

果たして、過去は変えられるでしょうか? みなさんはどう思いますか?

学校だより2「あすなろう」 ~緑濃き季節、学校が動き出す時期~

新緑の季節から濃い緑の季節へと移り変わっています。学校でも、「新」の時期を過ぎ、落ち着いた日常へ移り変わっています。

コロナ禍が続きますが太陽の光を受けて緑濃くなる葉と同様に、東和中の光のもとで成長していく生徒達に期待しています。

東和中学校学校だより 2.pdf