校長室より「おこらいえ」
被災地が必要とするもの
地震から6日目
まだまだ震度5クラスの余震が襲ってきます
地震の前には不気味な地鳴りも
一睡もできなかった今朝も
トイレの水漏れ騒動から始まりました
懸命に雑巾で拭いていると
一緒に拭いてくださる方が…
見ると昔の教え子や
今の生徒のおかあさん
人の緣を感じます
人の緣といえば
支援の輪もどんどん大きくなってきています
直接持って来られる方や
メールで何が欲しいか聞いてくださる方
その方々には
ブログでおねだりしますと答えたので
震災後に欲しくなるものリストです
第1〜2日目
「水と毛布と懐中電灯、あればモバイルバッテリー」
空腹は感じません とにかく水
あと寒さがこたえました
夜の暗闇は異常に怖いです
配給が届くまでの2日間
最低これがあれば生き延びれる
これらは自分で準備すべきものですね
あとコンタクトの洗浄液がなくて
困っている人に貸してあげたら
ほとんどなくなってしまいました
第3〜4日目
「パンとラジオとゴミ袋、簡易トイレと甘い飲み物」
ようやくお腹が空きはじめます
何かを口に入れるとその結果として…
あと嬉しかったのが
NHKさんがくださったラジオでした
生活によるゴミが溜まり始めるのがこの頃
第5〜6日目
「パンツ靴下おせんべい、水の要らないシャンプー」
着の身着のまま逃げ出して
ずっと同じ服と下着
特に靴下を変えたいです
衣料が欲しくなるこの時期
せめて衣類の消臭剤があれば…
自分の身の回りでは
おせんべいがあっという間に
なくなりました
塩分を欲する頃なのでしょうか
今回うちの避難所に限っていえば
食料が圧倒的に不足しています
以上、あくまで個人的なランキングです
日によって必要なものは変わってきます
今でも瓦礫の下敷きになっている方も
いらっしゃる中贅沢は言えません
夕方から慌ただしい動きが
感染症対策室が設置されました
そういえば感染症が広がるのが
この時期なんですね
マスクも必要になってきます