校長室より「おこらいえ」

ダルビッシュ選手の逸話

143日目

 

パドレスのダルビッシュ有選手が

日米通算200勝を達成しました

おめでとうございます

 

ダルビッシュ選手の逸話で

私がちょこちょこ生徒に話しているものがあります

 

それは

 

20歳の時

不甲斐ない登板の後

ホテルで落ち込んで

40歳になった自分がホームレスになって

お金もない

ご飯も食べられない状況を

想像した話です

 

その時

神様がいきなり現れて

『20歳の時のことを覚えてるか? 

 あの頃に戻りたいか? 

 1回だけチャンスやる

 その代わり

 できること全部やらなかったら

 またここに戻すぞ』

 
それ以来

自分は神様のお陰で

未来から戻って来たことに

そして

その時自分がやらなければならないことを

全てやるようになったのだそうです

 

その気持ちが

今回の偉業に繋がっているのですね

 

WBCに時に見せた

若手を惹きつけるリーダーシップも

手本にすべきものでした

 

スケールの小さな話にはなりますが

私自身このことを実行しています

 

例えば夏休みに入る前

一旦夏休みの最後の日を

想像するのです

「あれもすべきだった

 これもできなかった

 あーあ

 明日から夏休みにならないかな

 夏休みの初日に戻りたいな」

ふと現実に帰ると

実際に夏休みの初日!

目の前がパッと薔薇色に

 

でもまた同じことを繰り返して

結局本当の最後の日に

さらに落ち込むことには

なるのですが

 

ここがダルビッシュ選手とは違うところです

 

でもまあ

今日という日は

これからの人生の中で

一番若くてなんでもできる日です

毎日そう言い聞かせて

できることを精一杯やっています

 

被災地のみなさん

何かひとつできたら

その日の自分を

褒めましょうね