2025年4月の記事一覧
春なのに寒い一日でしたね
地震から 469 日目
豪雨から 205 日目
【被災地に電気が灯るまで】第19回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
第18回では
Zn H Cu を
電子を受け取る力の強い順に並べる
宿題を出しました
亜鉛 Zn は陽イオンになるとき電子を2個出して
Zn → Zn2 + + 2e−
水素イオンに渡しているので
2H+ + 2e− → H2
H の方が電子を受け取る力が強いと言えます
一方銅 Cu ではこの反応が起こらないので
H よりも Cu の方が
電子を受け取る力が強いと言えます
したがって電子を受け取る力は
Zn < H < Cu
の順に大きくなります
逆に言えば電子を渡す力は
Zn > H > Cu
の順に小さくなるとも言えます
陽イオンになるときには
他に電子を渡しているので
この順番は
金属を陽イオンになりやすい順番に
並べたものということになります
金属を陽イオンになりやすい順に並べたものを
「イオン化傾向」と言います
Li(リチウム)
K(カリウム)
Ba(バリウム)
Sr(ストロンチウム)
Ca(カルシウム)
Na(ナトリウム)
Mg(マグネシウム)
Al(アルミニウム)
Mn(マンガン)
Zn(亜鉛)
Cr(クロム)
Fe(鉄)
Cd(カドミウム)
Co(コバルト)
Ni(ニッケル)
Sn(スズ)
Pb(鉛)
H(水素)
Cu(銅)
Hg(水銀)
Ag(銀)
Pt(プラチナ)
Au(金)
化学を選択している皆さんは気づいたでしょう
教科書には載っていない金属も含まれています
そうこれは私が独自に授業で使っていた
「ハイレベルイオン化傾向」です
よく生徒からは
「覚えないといけないんですか?」
と質問されましたが
「覚えなくていいよ
でも覚えておくといいことあるかも」
ちょっとプレミア感を醸し出すと
生徒はみな競って覚えていました
強制的に覚えさせられるとイヤなものです
言い方ひとつです
【今日のじょーおこらいえ】
校長ブログを読んで生徒が書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は10月30日「長いものを捲け」を読んで
「長い挨拶や長い会議が苦手という主張に
すごく共感しました
最近よくSNSなどで見るのが
会社での強制飲み会を廃止したい
などというものです
私自身はまだ社会人でもないので
体験したわけでもないのですが
私も絶対に嫌だと思います
この記事とこの話題と関連付けたのは
どちらも多くの人にとっては無駄だと感じたからです
多くの人にとってという事は全員ではないです
だから少しの人には有意義なのだと思っています
私は片方しか得をしないことが無駄だと思っています
なのでこのブログの
無駄なことについて触れているのにとても共感しました」
《匿名希望》
飲み会の席で上司がしてはならない話題は5つ
とよく言われます
「自慢 説教 仕事の愚痴 プライベートを根掘り葉掘り」
もうひとつが何だったか思い出せません
昔は先輩教師と飲みながら
教育にかける思いなどを聞かせていただいたものです
今はその機会もめっきり少なくなったもので
たまにこのブログ
若い先生に伝えたいことなども
呑みながらグダグダ書いています
ただ現在寝食している教員仮設住居は
隣との壁が薄く
缶ビールをシュポッと開ける音が
隣の部屋に筒抜けで
(私はジョッキ生派なので特に音がデカイ)
何本呑んだかすべてバレているようです
万博開幕25時間前
地震から 468 日目
豪雨から 204 日目
先日教職員の集合写真撮影の一コマ
「主体的な生徒を育てるべき教員が
指示されないと整列できないようでどうする!」
生徒指導の冨水諒一先生から叱責が・・・
おっしゃるとおり!
一番行動の遅い校長が
コソコソと隠れるように着席するのでした
失敗を恐れず行動する組織を目指して
年度当初の校長挨拶は
「おもろい学校にしましょう!」
ひとことだけ
あとは先生方が考えて動いてくれるでしょう
さらに第1回の職員会議では
髙橋潤也教頭先生から
「新規に何かするときは
そうれんほうの徹底をお願いします」
一般的には「ほうれんそう」と言いますが
「相談・連絡・報告」の順番も
意識するようにとの言葉です
なるほど!うまいこといいます
大阪万博連動企画
「銀河のMATSURI in NOTO 」
全国各地からの太鼓の響きで
大阪万博の夢洲会場の地底に眠る
岡本太郎の傑作『太古の太陽』を
復活させる「MATSURI 」
場所は能登半島の最先端
震源地近く
聖域の岬 青の洞窟
18時23分の日没前から
万博の大屋根リングの中心にある
「輪島塗の地球儀」に向けて
輪島高校の箏曲部と
和太鼓部が
太古の太陽を復活させます
空にはフェニックスを思わせる雲
太平洋と日本海を桜でつなぐ歌
地震から 467 日目
豪雨から 203 日目
「桜で霞む兼六園
お殿様も見てたっけ
天守閣より微笑んで」
私が小学生の頃
輪島の河井小学校の校庭に
桜を植えながら歌った歌です
「太平洋と日本海を桜でつなぐ歌」
名古屋と金沢を結ぶ国鉄バスの車掌さん
その沿線に桜を植えて
太平洋と日本海を花で結ぶことを夢見て
一本一本植えられました
今も沿線に見事な花を咲かせる桜並木
その日本海側の終着点が
輪島の河井小学校の校庭だったのです
今夜夜10:30よりNHK「時をかけるテレビ」で
当時のフィルムが蘇ります
ぜひご覧ください
昨年12月に参加した
パリのOECD本部での
OECD Education2030プロジェクト∞無限大の
「生徒教師国際サミット」
「体験・感想報告」がまとまりました
本校生徒からの提言もまとめられています
ぜひご覧ください
私の方はといえば
火曜日お昼に輪島高校全日制の入学式
夜には定時制の卒業式を終え
夜行バスと新幹線を乗り継いで
福岡第一高校さんの入学式
帰ってきて昨日は商業教育研究会
そのまま今日は校長会と
ずっと学校へは顔を出していませんが
先生方がそれぞれご自分の持ち場で
活躍している様子を
ホームページで確認しています
一昨日は対面式や部活動紹介
合唱「フェニックス」のお披露目会がありました
自走する組織輪島高校の本領発揮です
今日の校長会では
塩田教育次長から
学校の課題の早期把握とその解決に向けて
というお話がありました
その上で
「課題」を「のびしろ」と捉えろ
とも
なるほど
これなら何かしてやろうという気になりますね
そういった意味では
のびしろだらけの奥能登の高校
何を仕掛けようか
ワクワクしてきます
明後日から
大阪万博が始まります
開会セレモニーは
明日の夕方
つまり1日前からスタートです
震災で何もかも失った輪島高校和太鼓部が
震源地の奥能登珠洲から
復活の太鼓を打ち鳴らします
震源地近くには禄剛崎灯台
通称「狼煙の灯台」があり
まさに「復活の狼煙」です
その後全校各地を25時間オンラインで繋ぎ
最後は万博会場でのフィナーレの花火と
私たちとも交流のある帝京安積高校さんの
東日本大震災からの復活の太鼓に繋げます
なんだかオープニング前から
いろんな問題点が指摘されていますが
「なんでもいい
前を向くための元気になるなら」と
一生懸命がんばっている被災地の高校生の気持ちを
感じてもらえたらと思います
【被災地に電気が灯るまで】第18回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
第6回で
亜鉛や鉄などの金属は塩酸に浸けると
水素の泡を出しながら溶ける
ということを学びました
今日はこの反応を化学反応式で表してみましょう
金属が液体に溶けるなんて
なんだか信じられませんが
日常的によくみられます
例えばカルシウム分や鉄分を多く含む温泉などです
液体に溶ける時には
金属は陽イオンの形になっています
水は
イオンのように電気を帯びたものを溶かすからです
亜鉛 Zn は電子を2個放出して陽イオンになります
化学反応式で表すと
Zn → Zn2 + + 2e−
この時放出された電子は
水の中に溶けていた水素イオンが受け取って
2H+ + 2e− → H2
発生する水素の泡はこれです
一方銅 Cu ではこの反応は起こりませんでしたね
以上のことを踏まえて問題です
Zn H Cu を
電子を受け取る力の強い順に並べてください
答えは明日
【今日のじょーおこらいえ】
校長ブログを読んで生徒が書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は2月26日「自然は不思議の宝箱」を読んで
「氷が溶けると水になります
では雪が溶けると何になるでしょう?」
このなぞなぞは「おこらいえ」を見た
奥野先生が授業中に話してくれて
(奥野先生 授業のネタに使ってくださったんですね)
私はなぞなぞになると
なぜか「絶対に解きたい!!」
という気持ちが沸いてきます
必死に考えましたが
全然わかりませんでした
どこかから「春じゃない?」
という声が聞こえて
それでもなお???だったけど
先生が
「冬が終わり暖かくなって
雪が溶けると春になります」
と解説をしてくれてやっと意味がわかりました
それを聞いてすごくスッキリしました
私はあまり勉強のやる気を持っていないのですが
このなぞなぞの答えを必死に探す熱量を
勉強に持っていけたらいいな
考える→スッキリ→楽しい
のループができればいいなと気づきました
仮設に入ってから
本当の家から離れてしまいましたが
人目が気にならない広大な散歩道を手に入れたので
植物の周りの雪や空を見上げて
雨雲をしっかり見てみたり
自然に着目して散歩してみようと思いました」
《匿名希望》
勇気の蒟蒻芋
地震から 466 日目
豪雨から 202 日目
【被災地に電気が灯るまで】第17回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
第15回で
原子に電子が入ってくると
『マイナスイオン』を生じるということを学びました
この『マイナスイオン』という言葉
よく耳にしませんか?
『マイナスイオン』発生機能付きの
空気清浄機やエアコンそしてドライヤーなどです
そして
「『マイナスイオン』が多くなると
人体の生理作用が快調となり
自然治癒力が高まって細胞を活性化します
緑の多い高原や田園地帯などで療養すると
病気が治るのはそのためです
この場合の『マイナスイオン』とは
大気中の原子に電子が付いて
マイナスに帯電したものを指しています」
とっても素敵なものらしいのですが
「え?その電子どこから来たの?」
とずっと私の頭の上には
「?」がいっぱい浮かんでいます
なんか騙されているような気もするのですが
ノーベル物理学賞を受賞した
レナード博士によって実証された
『レナード効果』によるものなのだそうです
と言われるとどうやら私の無知のようです
よし調べてみよう
「滝や海の水しぶきが衝突して細かい水滴になると
その過程で空気中に電子が放出され
マイナスイオンが生成されます」
とのことですが
放出した方はプラスイオンにならないのかな?
また別の説明では
「水が細かく粉砕される時に
空気分子からプラスの電気が奪われて
マイナスに帯電する現象を指します」
プラスの電気?
陽子のこと?
そういえば陽電子って言葉も聞いたことがあるな
最近ではググると
「AIによる概要」 と表示された説明が
真っ先にヒットするので
お陰様でなんでも疑る習慣が
身につきつつあります
お!?
ようやく納得できる説明が
「水が急激に微粒化した時に
大きい水粒子はプラスに帯電して落下し
小さい水粒子はマイナスに帯電して
周りの空気をマイナスに帯電させる」
ということは
滝の周りは
「マイナスイオン」いっぱいで
身体にいいけど
滝壺は「プラスイオン」だらけで
身体に悪いのか?
なら滝行はどうなる?
新たな疑問です
【今日のじょーおこらいえ】
校長ブログを読んで生徒が書いてくれた感想を
紹介するコーナー
今回は3月6日「久々の調理実習」を読んで
「豚汁は老若男女問わず大人気ですよね
私も豚汁が大好きです
豚汁は家庭や地域によって材料が違うらしいです
私の中での豚汁の具材は
豚肉 糸こんにゃく(または長方形のこんにゃく)
ネギ(小さい時もあれば大きい時もあります)
ごぼう 人参 玉ねぎ えのき 里芋 大根 白菜です
味付けは出汁入りの味噌にしています
豚汁について歴史とか場所とか
少し興味があったので調べてみました
豚汁に入れたい定番具材7選
豚肉大根人参蒟蒻長葱里芋牛蒡です
豚汁の起源には諸説ありますが
平安時代から存在していたり
鹿児島の郷土料理がルーツだったりする説があります
薩摩藩で食べれていた牛肉入りの味噌汁薩摩汁である
と言われています
豚汁の読み方は地域によって
『とんじる』と『ぶたじる』に分かれます
地方によって具材も違います
北海道はバター
島根県は酒粕
高知県は生姜
宮崎県は柚子胡椒と地方の特産品を入れるそうですよ
また関東は赤味噌 関西は白味噌違うことが多いそうです
最近サツマイモを入れたら
もっと美味しくなることに気づきました
サツマイモの甘さが豚汁にすごく合っています
豚汁は寒い季節の時に食べるのが好きです
体から心までポカポカと温まります
お母さんが作ってくれる豚汁が大好きです
一緒に買い物してワイワイとお話ししながら
豚汁を作るのが大好きです
今度ひとり作って
いつも頑張っている人たちに
まかないできたらいいなと思っています
おいしいと思ってくれますように」
《匿名希望》
エッセイ風にまとめ上げてくれました
ところで蒟蒻ってすごい食べ物ですね
「初めてナマコ食べた人って勇気あると思うわ」
という話をよく聞きますが
私は蒟蒻の方がすごいと思います
とても苦くて食べられない蒟蒻芋
食べると痛みを伴い
最悪呼吸困難で死に至る毒芋
すりおろして水にさらして
灰をまぶして固めて
そんなものどうして食べようと思ったでしょう
しかも特段味がするわけでもないのに
蒟蒻芋の苦味の成分はシュウ酸カルシウムです
他の芋にも含まれます
山芋が唇や手に触れるとかゆくなるのは
針状に結晶化してチクチクするからです
「山芋にかぶれたら酢で洗え」
というおばあちゃんの知恵があります
これはなぜか化学選択者のみなさんはわかりますか?
「弱酸の遊離」ですね
酢酸よりも弱い酸の塩であるシュウ酸カルシウムが
水溶性のシュウ酸に変わったからです
ところで「かぶれる」を漢字で
「気触れる」と書きます
確かにかゆいかゆいと掻くさまは
気が触れたようであります
蒟蒻芋の主成分は「マンノース」です
「マンナンライフの蒟蒻畑」です
これは「グルコース」などの糖分の仲間です
ところが人間は「マンノース」を吸収できないので
食べても太りません
それどころか「グルコース」などと結合する性質があるので
無駄に食べた糖分をいっしょに排泄させてくれます
ダイエット食品として重宝している理由です
フェニックス再び
地震から 465 日目
豪雨から 201 日目
昨夜
定時制の入学式を夜に終えて
夜行バスで京都に来ました
これから新幹線で博多に向かいます
昨年ご支援くださった
福岡第一高校さんの入学式で
お祝いの言葉を述べさせていただくためです
それにしても京都の街は
千年以上もその美しさを留め続けるなんて
きっと地震の起こらない土地を選んで
造られたのだろうと勝手に想像し調べてみると
大間違いでした
平安時代の記録には
827年 887年 938年 976年と
立て続けに死者が出る地震が起こっています
平家滅亡の1185年にも大地震に襲われ
平家が寄進した大寺院がことごとく倒壊しました
まさに諸行無常の響きです
この時の様子は鴨長明の「方丈記」に詳しいです
「山はくづれて河を埋
海は傾ぶきて陸地をひたせり
土裂けて水涌き出で
巌割れて谷にまろび入る」
だとすると現存している神社仏閣の
耐震技術は驚くべきものだということになります
「フェニックス」
作曲家の弓削田健介さんが
被災地の子どもたちの声を紡いで
合唱曲をつくってくださいました
そのお披露目を輪島高校で本日行います
健介さんに加え
金沢大学アカペラサークル「メロメロ」から
リンゴちゃんとみらいちゃん
そして吹奏楽部と野球部の生徒による合唱です
「フェニックス」まさに「不死鳥」を思わせる
そんな讀賣新聞の記事を目にしました
輪島塗製造販売「輪島キリモト」の
桐本 泰一 さんが
金沢市内のホテルで講演会を行ったという記事です
泰一さんは私の二歳年上
中学のときはライバル校の野球部で一塁手
高校のときは陸上部のエースで
当時野球部だった私も駅伝大会にかり出されて一緒に走りました
そして大学を卒業してそれぞれ地元に戻ってからは
別のバンドで音楽活動をやって
いっしょにライブなんかをやった関係です
のびやかなハイトーンボイスで
スターダスト☆レビューや
SING LIKE TAIKING の曲が印象的です
輪島塗を世界に発信する活動をなさっていて
震災後も
「地震なんかに負けるな!」と
先頭にたって輪島市民を鼓舞されていて
その力強さに多くの人が支えられていました
地震で機械・道具・商品が被害を受けた工房も修理し整理して
さあこれからというとき
豪雨で浸水し再び打ちのめされてしまいました
そんなとき
泰一さんの同級生で高校の校長先生をされた方から
「あの泰一がな・・・
『今度だけは助けてください・・・』
ってテレビで言っとった・・・」
と教えていただきました
それを聞いて私も
「あの泰一さんが・・・まさか」
と力を落としてたんですが
今
廃棄されそうになった朱色の漆器を
透き溜という色に生まれ変わらせて
今の暮らしで使える表情にしたり
傷んだ器に漆絵や蒔絵を施して付加価値を高めたり
これまでの輪島塗になかった取り組みを
されているそうです
『一度死んでいる』と言っても
過言ではないほどの打撃を受けた輪島塗について
「素材や技法を守りながらも
今の暮らしの中に入り込むような
開発をする機会が来た」
と新機軸の商品展開に向けて
不死鳥のように立ち上がったようです
「星のシャワーに包まれて
いま生まれ変わる
心の空で呼ぶ声がする
寂しさに立ち向かう
勇気と響き合って
一人じゃないよ
思い出して
燃える翼で 夜を翔けて 君は蘇る
過去のヴェールを解き放って
いま生まれ変わる
あの日の涙 強さに変えて
さあ限りない空へ
もう一度
未来を描こう」
【被災地に電気が灯るまで】第16回
発電と電池の仕組みについて学び
エネルギー問題の解決を目指すこのコーナー
私にとっては懐かしの授業のつもりで
最終的には東大の入試問題の解説まで進もう
そう考えて連載しています
ですので大学進学を目指す諸君はぜひとも理解しながら
そこまで必要でない人は理解できる回だけ
読み物を楽しむ感じで軽く読んでいただけると…
今日は化学反応式について
第15回までに
原子から電子が出ていくと陽イオンに
電子が入ってくると陰イオンになることを学びました
ナトリウム原子から電子が1個出て行って
陽イオンになる様子を化学反応式で書くと
Na → Na+ + e-
e- は電子を表します
酸素原子に電子が2個入って来て
陰イオンになる様子は
O + 2e- → O2-