活動のようす

2017年3月の記事一覧

立ち向かう 時代の太陽


 3月24日(金)離任式が行われました。卒業生も登校してきてくれ、今までお世話になった先生方との別れを惜しみました。「立ち向かう 時代(とき)の太陽」本校の校歌の4題目の一節が今回の記事のタイトルです。
 自分は柳田小学校の校歌のメロディーの美しさもさることながら、儀式にしか歌うことのない、この4題目の歌詞が大好きです。そして、この歌詞に込められた「子どもたちへのメッセージ」が受け継がれていく柳田小学校には、4月からまた、新しく、そして、柔らかな風が吹き込むことでしょう。
 保護者や地域のみなさまに離任者を代表して、このホームページ上でご挨拶をさせていただきます。「本日まで長い間本当にお世話になりました。今後とも柳田小学校の子どもたちのことを、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。」  
 これからは柳田小学校の熱血応援団長として自分も、ホームページを見させていただきますね。(笑)
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ヤマメ完結編


 3月22日(水)5年生が学校の近くを流れるの町野川に、ヤマメの放流に出かけました。卵のときから水温を管理し、孵化してからはえさやりもしながら成長を楽しみにしてきました。
 この日も、県水産総合センターの鮎川さん、沢田さん、職員のみなさんに、放流後のヤマメの成長過程について説明を聞いた後、数匹ずつバケツに移しながら、町野川に放流しました。飼育期間中いろいろなアクシデントやハプニングもありましたが、それも今となっては、よい思い出となったことでしょう。5年生のみんな、地道なお世話を毎日よくがんばりました。
 ちなみに、この日放流したヤマメの内、1・2匹が海に出て回遊、その途中で体がメスと変化し、「サクラマス」(ヤマメの別称)になって、川を遡上してくるそうです。生き残る数といい、メスへと体が変化することといい、自然界や生き物には不思議がいっぱいです。
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この星に生まれて


 「いい卒業式だったなあ」「いい6年生たちだったなあ」会場の後片付けをしている職員のつぶやきが聞こえてきます。3月は卒業シーズンなので、たくさんの学校で卒業式が行われています。たぶん、どの学校でも本校の職員のようなつぶやきがあると思います。何年間も、手塩にかけて育ててきた子どもたちが巣立つ日なのですから、喜び半分、寂しさ半分といった感じでしょうか。どこの学校でも、自分の学校の卒業生や卒業式は誇らしく、すばらしいものなのだと思います。
 みんなで協力して、今日までがんばってきた6年生に贈る「おめでとう」は、Happyではなく、Congratulationsです。“Congratulations on your graduation!”みんな元気でね。柳田小学校のホームページもときどき見てくださいね。(笑)
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ショックから立ち直る


 前回の記事で「左側の水槽のヤマメの稚魚が全滅」した話題をお知らせしましたが、な・な・な・なんと、水産総合センターの鮎川さんが連絡してくださって、加賀市にある同じ県立水産総合センターから、放流に向けて飼育中だったヤマメの稚魚が柳田小学校に届けられました。
 これには、5年生の子どもたちも感激です。しかも、遠く加賀市から沢田さんが運んできてくださいました。子どもたちだけの力では、どうしようもできないことに対して、そっと手を差し伸べてくださる水産総合センターの職員の皆様には感謝感謝です。子どもたちは放流に向けて観察を続けています。何でもかんでも、大人がお膳立てをすることは確かに弊害が多いと思いますが、今回のように「子どもたちだけでは解決できないこと」に対しては、さりげなく手を差し伸べることができる大人になりたいですね。ありがとうございました。
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ショック


 がーん・・・せっかく、大きくなったヤマメが・・・
 5年生が12月中旬から育てているヤマメの稚魚の半分が死んでしまいました。左側は、前日、県水産総合センターの鮎川さんと、沢田さんにお越しいただいて、体長が大きくなったヤマメを2つの水槽に分けた写真です。観察を続けている5年生は、今月下旬の放流を楽しみにしていたところでした。
 右側は、その翌日の写真です。水質が合わなかったのか、水温が合わなかったのか、せっかく大きく育ったヤマメが死んでしまって、水槽を一つ撤去しました。小さな魚にとっては、ほんのわずかな環境の変化にも敏感であることを学んだ5年生でした。
 人間が保護して育てても、成長するまでにいくつもの試練があるのですから、自然界で成長するのは何%くらいなのでしょうか?死んでしまったヤマメや、観察を続けている5年生には可哀想な思いをさせましたが、学んだことも数多くありました。さあ、あと少しの期間ヤマメを育てて、みんなで町野川に放流に行こう。がんばれ5年生!!
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