いしかわ師範塾
第1回指導員全体研修会を開催しました
7月19日(水)午後、石川県教員総合研修センターにおいて、第1回指導員全体研修会を招聘指導員を含む約50名が参加して開催しました。
冒頭、才鴈塾頭から次世代を担う教員人材の育成という当塾の果たすべき使命や今後の方向性について挨拶があり、山口師範からは第11期学生クラス・標準コースの講座計画の概要について説明がありました。
全体会では、金沢星稜大学 人間科学部スポーツ学科講師 柳川公三子先生をお迎えして「通常学級における『特別』ではない支援 ~学びのユニバーサルデザイン~」と題して、ご講話をいただきました。すべての子どもたちが主体的に学ぶようになる環境の充実に向け、子ども達一人一人をしっかりと見取ることの大切さについて、具体的な指導事例を交えて、わかりやすくお話していただきました。参加者からは「『特別』ではない支援はすべての子どものためになる指導、支援であるという点が大変納得できた」「教科指導においても参考にできる内容が多く、授業づくりの場面で受講生の指導に活かしていきたい」等の感想が多くありました。
挨拶 才鴈塾頭 | 全体会 | 講師 柳川氏 |
分科会では、小学校・特別支援部会、中・高・養護教諭・栄養教諭部会に分かれて研究協議を行いました。
小学校・特別支援部会では、教員総合研修センター リーダー養成研修課 橋村由希子 担当課長より、「算数指導の今」と題してご講義をいただき、子ども自身が問題を発見し自分で解決していくこと、算数を創る楽しさを実感することの大切さを、参加者全員で再認識することができました。
中・高・養・栄部会では、教科ごとに実施される「模擬授業オリエンテーション」の概要について各教科から順次説明が行われました。実際に模擬授業を行う際の留意点や指導の進め方等に関して、各教科の特徴を生かした指導について情報を共有し、指導のさらなる充実を図ることができました。
小学校・特別支援部会 講師 橋村担当課長 | |
中・高・養・栄部会 | |
全体会、分科会をとおして、第11期の開講に備え、指導員一同、学びを深めることができました。
(報告:村上、北村)