いしかわ師範塾
第11期学生クラス標準コース4日目 ベテラン教員の技に学ぶ!
第11期学生クラス標準コース4日目を11月4日(土)に開催しました。この日は、令和3・4年度マスター教員の先生方6名を講師としてお招きし、「ベテラン教員に学ぼう」の講座を実施しました。小学校は理科と算数と社会、中学校、高等学校は国語と数学の示範授業が行われました。
塾生は児童生徒役として授業を受けながら、ベテラン教員の卓越した指導方法を体験し、自身の授業づくりの参考になるポイントをつかむことができたようです。その後の講義では、子どもたちの実態に応じた指導方法や学級づくりの工夫などを通して、教師としての使命感や情熱に触れることができ、更なるレベルアップを図ろうという思いを強くしていました。
山本 純太 主幹教諭 理科 白山市立東明小学校 |
野間 佐和子 教諭 算数 金沢市立小坂小学校 |
小原 由希子 教諭 社会 加賀市立錦城東小学校 |
河元 友子 教諭 理科 能登町立松波小学校 |
平田 直子 教諭 国語 金沢市立港中学校 |
横山 教史 教諭 数学 七尾市立七尾中学校 |
<塾生の感想より>
- 実際に理科の授業を受けながら、実験までの道筋のつけ方、危険の予測と回避の方法などを子どもたちの目線で学ぶことができ、有意義な時間になった。
- 社会の授業を子どもの立場で受けてみて、とても集中してあっという間に時間が過ぎた。新しいことを次々と取り入れ、しかし押さえるべきところはしっかり押さえる素晴らしい授業を体験できた。
- 考え方の習得を重視するという姿勢が印象に残った。「計算できる=理解している」と思っていた自分のとらえ方の浅さを痛感した。
- 生徒の発言に対して「私もそう考えます。」「そのような考えも良いですね。」など肯定的な声かけをしていて素敵だと感じた。生徒役で授業を受けてみて、自信をもって発言できて参加しやすいと思ったので、私も心掛けたい。
- 特に印象に残っているのは「時間を守る」ということ。授業時間できちんと終わり、生徒の時間を確保することで生まれる信頼もあると思った。
- ゴールから逆算して伝えるべきところを明確にするなど、自分の知らない教材研究を知ることができた。