野々市市立布水中学校
本日の体育の授業では,救急救命講習を実施しました。道端で人が倒れていることを想定し,救急車やAEDの依頼の仕方や,心肺蘇生の方法を学びました。
スポーツをやっている生徒も多いため,一人一人が他人事ではなく,”自分事”として,人の命や健康について考えるとともに,いざという時にどう動けばいいかを考えるきっかけとなりました。
1年生の家庭科では「調理実習」を行っています。班で調理計画を立案し,それに基づいて班の仲間と協力しながら調理しています。これまでの学習で身に付けた,包丁の持ち方や野菜の切り方,調味料の計り取り方などを確認しながら,自分の知識・技能をさらに定着できるように努めています。
メニューは豚汁です。1年生の保護者の皆様,お休みの日や冬休みはぜひお子様の作った豚汁で体を温めてはいかがでしょうか。
3年生の総合的な学習の時間「クロス」では,修学旅行で見たり感じたりした関西都市(京都や大阪)と,地元の石川県や金沢市を比較して,「地元をもっとよりよくしていくための提言」を探究しています。
11月12日(火)は,石川県庁の職員の方に来校いただき,3年生の代表生徒3名が,これまでの探究を通して考えた「石川県をもっとよりよい県にするための提言」を発表しました。
司会進行や質疑応答,会場準備なども3年生の代表生徒が行い,生徒自身でつくる会となりました。
発表内容では,外国人観光客の来県を増やすための手立てや,能登
半島地震への復興につながる考え方,石川県や金沢市の伝統産業を広めるための手立てなど,いろいろな視点から石川県を発展させようとする取組案を提案する姿がありました。
観光大国の日本です。外国人観光客とのつながりはこれからの日本にとって重要なポイントです。これからの未来を切り拓く3年生,自分の人生の糧となるよいお話が聞けました。
11月12日(火)に1年1組が社会の授業を公開しました。初任者研修として行われ,多くの先生方に1年1組の素敵な姿を見ていただきました。
オーストラリアがアジアとのつながりを強固にした理由を考える場面では,仲間と顔を合わせて話し合ったり,提示された資料から分かることを考えたりする姿がありました。
一人で学ぶ仲間も,仲間同士で学ぶ仲間も,一人一人が自分の学習方法を選択し,自分に合った方法で学びを深める姿があり,自分の学びを自分で調整しようとする心を感じることができました。また,一人一人の仲間を大切にする姿から,1年1組の温かな仲間関係を感じました。
11月8日,花鉢ボランティアを行いました。布水中では,このボランティアを7年前から実施しています。
近年はコロナウイルスの影響から,人との接触の制限があり,現在,市内のひとり暮らし・高齢者の方々は,特に寂しい思いをされていると考えられます。この活動は,生徒が書いたメッセージを読んで,お年寄りが元気になったり,笑顔が増えたりするように,そして,美しいお花を見ること,育てていくことを通して,さらに活力あふれる生活を送ってもらえることを願って,お花を届けることを目的としています。
今年度は240名以上の生徒の皆さんが応募し,金曜日の放課後にメッセージカードと花鉢を持って各地域に出かけていきました。
地域に根差した学校づくりを行い,学校内だけでなく,学校の外,地域で活躍する布水中生の姿をこれからも期待したいです。