校長のつぶやき
2020年9月の記事一覧
自立の形
いよいよ、就職選考や進学出願の準備で慌ただしくなってきました。
先日、本校生徒たちに「働く」ってどういうこと?と振ってみました。
私の回答は簡単。「稼いで、自分の足で社会に立つこと」です。
最近、この人凄く「自立」しているなと思う人物を見つけました。「半沢直樹」です。
第4話のある場面で、自分が働く上での信念を部下に伝えていました。
・正しいことを正しいということ
・組織の常識と世間の常識が一致していること
・ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること
決して悪しき慣例や周りの雰囲気に流されない。そして、自分の考えを行動に移す。
9月の下旬から、本校では、早朝から、生徒が掃除をしている姿をよく見かけます。
聞けば、何か役に立ちたいという思いで集まった純粋な有志たちとのこと。
行動があってこそ、「自立」の形が見えてきます。10月のテーマは「自立」です。
未来に目を向けよ
今日の始業式は、約600名の生徒が一堂に会した本校グランドで行われました。
今回の私の話は、池江璃花子さんが7月23日に世界に向けて発信したメッセージ
「TOKYO2020 今日、ここから始まる1年を、単なる1年の延期でなく、
プラス1と考える。」を取り上げ、この「プラス」って何だろう?
を考えてもらうことを狙いにしたつもりです。
やはり、逆境から這い上がる人の言葉は相当に強い。
私たちも、未来に目をむけ、遠くに輝く希望の灯を大切に守っていく。
その思いを込めて、9月のテーマは、「未来に目を向けよ」です。
あれこれと過去を振り返らず、自分の未来に顔を向けて、2学期の出発です。