校長のつぶやき

2021年5月の記事一覧

今夜は皆既月食+スーパームーン

今夜、石川県でも皆既月食が見られそうです。今回はスーパームーン(1年で最も大きく見える満月)と重なる珍しい皆既月食で、日本で見られるのは24年ぶりとのこと。月を見ながら、いにしえの人たちはこんな月を見てどう考えたのか、思いをはせてみませんか。

避難訓練を利用して

今日の避難訓練、誰一人無駄話をせず、体育館等に集合整列し、改めて北陵高校生の凄さを実感しました。

せっかくなので、私たちが気に掛けておく自然災害として、富樫森本断層による大地震のことを伝えました。金沢市のHPを活用し、直下型の場合、マグニチュード7.2、建物被害約31,700棟、死傷者約14,000人が想定されていること、そして、こんな非常事態に、私たちはどんな行動をとればいいのか考えておくこと等、真剣にきいてくれていました。

実は、本校体育館には昨年秋からWiFiが繋がっています。こんな広い場所でも普通にインターネットと絡めたプレゼンができるようになっています。

何のために

Googleclassroomの準備が整ったため、5月から朝の検温を紙を使わずスマホ等による申告に切り替えた。いずれにせよ、何のために検温やっているか、その目的を見失わないようにしたい。

昨朝の緊急全校集会。マスクを外して昼食をとる時の注意と、今、こんな注意をしたのは一体何のためなのか、精一杯訴えたつもりです。

全ての行動には、目的(何のために)がある。でも、その行動がルーチンになると行動自体が目的化して本来の目的を見失う。そこで「先を見通す力(想像力)」が大きな役割を果たす。そう考えると、文学作品を読み込むって大事なんだなと、昔、国語教員だった私はヒシヒシ思う。

朝学習での『さくらノート』

本校では、昨年度から、様々な分野で生徒の好奇心を喚起させたり、社会的自立を考えさせたりする本校先生の自作プリント学習『好奇心の種蒔き』を週2回程度、朝学習の時間で行っている。

今日は『石川県版さくらノートvol36』を読んで、気づいたことをまとめる活動。この『さくらノート』、自分は創刊から愛読しているが、もっと多くの学校で活用されるべきだろう。単なる職業紹介でなく、様々な方々の職業ストーリーを読み込める点、キャリア学習において秀逸だ。

生徒諸君は誰も気づいていなかったようだが、編集者中山貴之さんの素晴らしい言葉が表紙裏に載っているので、ここで紹介する。

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春の夜空を見上げると、北の方角にある北斗七星。

7つの星を結ぶと柄杓の形が浮かび上がり、The Big Dipper(スプーン)と呼ばれています。

東欧のウクライナに、心優しい少女の物語があります。

日照り続きで井戸が枯れてしまい、病気のお母さんに水を飲ませたいと、少女は水を探しに木の柄杓を持って出かけます。

いくつも山を越えて、やっと見つけた泉で水を汲み、大切に持って帰るのですが、途中で、弱って歩けなくなった犬や、年老いたおばあさん、疲れ切った旅人と出会い、柄杓の水を飲ませてあげます。

不思議なことに水は減ることがなく、木の柄杓はいつしか銀、金の柄杓に変わり、こんこんと湧き出る水が国全てを潤して、最後、7つの星になったという伝説です。

「たとえ自分が苦労して得たものでも、他の人のために使えば尽きることがないもの」

それは、自分の能力です。使えば使うほど高められ、多くの人を幸せにすることができ、そして、自分自身が輝きを放つようになるのです。

北斗七星の先にある北極星は、古代から旅人が道しるべとしてきた "Guiding Star"。

さて、あなたは 自分の柄杓を何で満たし、そしてどこに向かって進みますか?

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「これなんだよ!自分が言いたいことは!」と、思わず膝を叩いてしまった。