いしかわへようこそ

トピックス

1/24~30は学校給食週間でした。

現代の子供たちの食生活を取り巻く環境は大きく変化し、偏った栄養摂取、肥満傾向など、健康状態について懸念される点が多く見られ、学校給食は子供たちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるために重要な役割を果たしています。
全国学校給食週間においては、このような学校給食の意義や役割について、児童生徒や教職員、保護者などの理解を深め関心を高めるため、全国で様々な取り組みが行われています。

本校においても全国学校給食週間に合わせて、学校給食が始まった明治時代のおにぎり給食や、金沢市産の特別栽培米と地場産物をたっぷり使った給食を味わうなど、学校給食の歴史や郷土料理への理解を深めました。

 

1月24日(金)
明治の給食
おにぎり(特別栽培米)
焼き鮭 卵巻き 漬物
豚汁 みかん


明治時代に初めて提供された学校給食はおにぎり、塩サケ、野菜の漬物でした。タイムスリップ給食として再現しています。

1月27日(月)
ごはん(特別栽培米)
若鶏のコーンフレーク焼き
昆布とチーズ入りサラダ
いしりのイカボール汁

能登のいしりを使って、イカボール汁にしました。魚醤のうまみを感じられるメニューとなりました。

1月28日(火)
ミルクロール
スパニッシュオムレツ
サラダ
小松産トマトのミネストローネ

トマトの産地である小松市のトマトを使ったミネストローネです。具沢山で野菜がゴロゴロ入ったスープです。

 

1月29日(水)
ごはん(特別栽培米)
はす蒸し
春雨サラダ
小松菜のみそ汁

石川県の郷土料理である「はす蒸し」
れんこんのもっちりとした粘りと、仕上げにかけるあんのとろりとした食感が楽しめました。

 1月30日(木)
ごはん(特別栽培米)
治部煮
ごま和え
大根のみそ汁

石川県の郷土料理である「治部煮」
肉に小麦粉をまぶすことで、肉のうまみが閉じ込められ、汁にとろみがつきます。野菜にも味がよく染みていました。

 

ユニバーサル野球体験授業

1月23日(木)に堀江車輛電装(株)様のご協力のもと、石川県障害者スポーツ協会と共催で、本校大体育館において、ユニバーサル野球の体験授業を行いました。

ユニバーサル野球は障害の有無や程度に関係なく、誰でも対等に対戦することができるスポーツで、本県では初めての開催です。馳石川県知事、紐野石川県障害者スポーツ協会長(県議会議員)が視察に来校され、試合を観戦されました。

考案された堀江車輛電装(株)未来創造事業部長 中村さんの指導のもと、児童生徒たちは、個々の力を精一杯発揮して球を打ち、満面の笑顔を見せていました。また、肢体不自由教育部門と知的障害教育部門の児童生徒が互いに応援しあい、相互理解と交流を深める大変良い機会となりました。今後も、両部門で行う活動を計画していきます。

協力くださった、堀江車輛電装(株)様と石川県障害者スポーツ協会の皆様、ありがとうございました。

SPORTS COMMUNICATIONSのホームページでも紹介されました。

https://www.ninomiyasports.com/archives/129011

ぜひご覧ください。

B高産業技術コースと金沢向陽高校との共同学習⑦

~石川県の特産物を使った共同開発焼き菓子が2つ完成しました!~

1月30日(木)にB高等部産業技術コースのフードデザイングループと、金沢向陽高校2年の家庭科「食品」選択の生徒が、金沢向陽高校で6回目の共同学習を行いました。

今回の共同学習では、今年度共同開発した焼き菓子「加賀棒茶パウンドケーキ」「能登塩チョコマフィン」のお披露目、金沢向陽高校での販売会「ミニさくらShops」、そして一年間のまとめの会を行いました。また、昼休みには向陽生を対象に共同開発焼き菓子の試食会を向陽「食品」のメンバーが行いました。向陽生からはQRコードで今回の焼き菓子について意見をもらう予定です。

2つの共同開発焼き菓子は、3月に本校で行われるさくらShopsで販売いたします。

【共同学習の参加生徒からの感想】

いしかわ生徒

共同学習の最初の方は、話し合いが上手くいきませんでした。回数を重ねいっぱい話をして、歩み寄った結果、楽しく仲良く活動ができました。来年度、金沢向陽高校敷地内の大場校舎に移転しますが、お互いのことを知り、共に学んでいけると良いです。

向陽生徒

最初のころは上手く話せなかったり、つまずいたりしたけど交流ができてよかったです。来年、金沢向陽高校に来るのを待ってます。

ゲストティーチャー授業 B高等部 作業3グループ 石川県の郷土料理

1月23日(木)、東山 志―YOSHI― 料理長中村悠暉さんをお招きして郷土料理について学習しました。食品製造班と農耕班の生徒計12名が参加し、中村さんのご指導の下、加賀レンコンを使った「蓮蒸し」と本校の畑で栽培した白菜を使った「白菜のすりながし」の調理に取り組みました。

加賀レンコンの特徴として粘り気があるため、蓮蒸しを作る際に、溶き卵や小麦粉等のつなぎを使わなくても団子状になるという話を教わりました。レンコンをすりおろして団子状にし、中にエビやそぼろを詰めてラップで包み、輪ゴムで止めていきました。すりおろしたレンコンの感触が「粘土みたい」といった感想や粘り気がありつなぎがなくても団子状になることに驚いた様子も見られました。続いてラップに包んだレンコンを、20分ほど蒸して、包んだラップをほどいてカップに入れ、あんをかけて完成しました。

一方、白菜のすりながしは、包丁で切った白菜をハンドブレンダーでこまかくすりおろし、出汁とコンソメを入れ煮ました。

できあがった料理は調理に参加しなかったメンバーも試食しました。生徒達からは「おいしい」という喜びの声がたくさんありました。普段レンコンが苦手だという生徒も、蓮蒸しだと食べられました。

調理に関わった生徒からは、「家でもつくってみたい」、「調理に関わる仕事を将来してみたい」等といった感想が聞かれました。

プロの料理人の方から丁寧にご指導をいただいて、郷土料理や加賀料理の特徴に加え調理技術等たくさんのことを学ぶことができました。

 

日めくりカレンダーをいただきました。

今年も、ヨシダ印刷株式会社さんから、日めくりカレンダーを、50部寄贈していただきました。

日めくりカレンダーの大きな数字は、児童生徒にわかりやすく、紙は柔らかく、手で握って破っても安心です。

このカレンダーと共に、令和7年も、学習を頑張っていきます。

金沢向陽高校2年生徒との総合的な探究の時間での交流

12月10日(火)に金沢向陽高校2年生徒と本校2年産業技術コース、学習グループAⅠ、AⅡの生徒で2回目の「総合的な探究の時間」の授業での交流を行いました。「魅力ある金沢を目指して」のテーマについて、今回は向陽高校2年生が「修学旅行で学んだ」ことから魅力ある金沢について考えたことを発表し、本校生徒はその発表を聞いてクイズに答えたり、質問したり、感想を言ったりしました。

本校生徒からは、「わかりやすい発表だった」や「真剣に発表してくれた」「すごく楽しかった」等の感想があり、金沢向陽高校2年生徒からは「いしかわ特支の生徒みんなが理解できるようスライド作りに力を入れた。わかりやすかったと言ってくれた人もいたので頑張ってよかったと思った。」「来年度に向けてやらなければいけないことが少しずつわかってきた気がする」「発表スライドにルビを振ったり、詳しく書いたりしていなかったので、来年度交流するときはその経験を活かしたい」等の感想がありました。