スーパーサイエンスハイスクール認定校
  石川県立金沢泉丘高等学校 理数科

理数科お知らせ

【教育関係者向け】「理数科3年生課題研究成果発表会」 のオンデマンド配信による公開について(ご案内)

 本県では、平成15年度より石川県立金沢泉丘高等学校において「スーパーサイエンスハイスクール」事業を実施しているところであります。本校は認定枠指定を受け、世界に羽ばたく科学系人材の育成を目指して本事業を進めております。
このたび、標記発表会を下記の要領で開催しますので、お知らせします。

 1.趣  旨  

   スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における研究開発の成果及び課題を共有し、成果普及に資する。

 2.配信期間  

   令和6年7月17日(水)13:30~15:55

   ※視聴用URL は、後日、視聴申込みされた方のみにお知らせします。 

 3.視聴申込   7月12日(金)までに、下記の視聴申込書(別紙様式)をご提出ください。

         ※学校関係者用 視聴申込書.docx

         ※HP掲載用案内.pdf

         ※保護者の皆様は、既にご案内しております通り、直接学校へお越しください。

 4.配信内容(当日の日程)    

13:30 開会式(5分)

13:40 1st Session(20分) 発表7分・質疑応答13分・・・大会議室Group1、視聴覚室Group3

14:00 休憩・発表準備(10分)

14:10 2nd Session(20分) 発表7分・質疑応答13分・・・大会議室Group2、視聴覚室Group4

14:30 休憩・発表準備(10分)

14:40 3rd Session(20分) 発表7分・質疑応答13分・・・大会議室Group5、視聴覚室Group7

15:00 休憩・発表準備(20分)

15:10 4th Session(20分) 発表7分・質疑応答13分・・・大会議室Group6、視聴覚室Group8

15:30 休憩・移動(10分)

15:40 閉会式・全体講評(15分) 全員大会議室

15:55 後片付け

※理数科3年生は発表グループを2つに分け、2会場で英語オーラル発表。

 

文教会館教育資料ロビー展について

 5月9日(木)~20(月)にかけて、石川県文教会館(金沢市尾山町10番5号)の教育資料ロビー展「特色ある学校の活動」に課題研究のポスターを掲示しています。5月9日(木)~14日(火)までは、理数科3年生の課題研究ポスターを、5月15日(水)~20(月)までは、普通科SGコース3年生の課題研究ポスターを展示しています。この機会に、是非ご覧ください。

 

理数探究の特別講義を開催しました

 4月10日(水)に、理数探究の特別講義を行いました。今回の講師は金沢大学ナノ生命科学研究所のAdarsh SANDHU先生で、これから探究活動を行う上で大切なことについて、お話いただきました。

【生徒の感想】

・いくらいい研究ができても相手にそれをうまく伝えられないと意味がないなと強く感じた。IMRaDという論文の型はとても明快でわかりやすいと思ったからこの型を意識してこれからスライドを作りたい。

・口頭発表に盛り込むべきトピックがよくわかりました。特に印象に残ったのは、発表のレベルはオーディエンスに合わせるということです。今まで聞いた先輩方の発表の中でよくわかったと感じたのは、専門用語には説明を入れて簡単な言葉で活動内容を1から説明しているものや、スライドもしっかりと何のデータなのか記してあるものばかりでした。私もオーディエンスが飽きない発表の仕方を意識できるようにしたいと思いました。

第3回サイエンスツアー~スーパーカミオカンデ見学~を開催しました

 3月28日(木)に、岐阜県のスーパーカミオカンデとカミオカラボの見学ツアーを開催しました。参加者は1・2年生の希望者14名でした。

 まず、東京大学の宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設で東京大学の先生による講義を受講しました。ニュートリノとは何かというところから順に説明いただき、これから見学するスーパーカミオカンデへの期待が高まりました。

 スーパーカミオカンデでは、まず紹介動画を視聴しました。内部は現在観測中のため立ち入ることができませんでしたが、タンクの真上で東京大学の大学院生の説明を聞くことができました。

 昼食後は、カミオカラボで出発まで自由見学。素粒子や宇宙を身近に感じることができた1日となりました。

第2回探究フォーラム「Earth Mileフォーラム」を開催しました

 3月20日(水・祝)に、第2回探究フォーラム「Earth Mileフォーラム」を開催しました。このイベントは、地球温暖化や海洋ごみ問題など現在の自然環境状況に危機感を持ち、一人ひとりが自分事の課題として探究活動に取り組んできた成果の発表や聴講を通じて、自分たち自身の意識をより高めるとともに、同じ価値観を持つ同世代との交流を通じて、その活動を広げていくことを目的としています。参加校は、金沢錦丘高校、小松高校、小松明峰高校、石川県立工業高校、金沢大学附属特別支援学校、本校、そして東京都立日比谷高校がオンラインで参加しました。

 午前は、本校普通科探究班が考案したカードを用いた環境問題啓発ゲームを用いた交流会と研究発表会①(代表班による口頭発表)で、午後からは石川県立大学の勝見先生による講演会と研究発表会②(ポスターセッション)でした。

  

【交流会(本校普通科探究班が考案したカードを用いた環境問題啓発ゲーム)】

ボードゲームをとおして、楽しみながら環境問題について考えました。初対面の人も多かったのでゲームをとおして親睦を深めることができました。

 

【研究発表会①(代表班による口頭発表)】

 生態系保全やプラスチック、ICT教育など様々なテーマについて発表が行われました。

 

講演会 「農用地におけるマイクロプラスチックの発生と海域への移行」 石川県立大学 勝見 尚也 先生

 肥料由来のマイクロプラスチックが農用地より水の流れで移動することなど、マイクロプラスチックの動態について、詳しく知ることができました。

 

研究発表会②(ポスターセッション)

  環境問題に関するテーマのポスターセッション。全ての参加校がこれまでに研究してきた成果をポスター発表しました。金沢大学・人間社会学域附属・特別支援学校の生徒さんによる体験型のブースが3ブース開設され、とてもにぎわっていました。また、会の最後にはカエルデザイン合同会社アクセサリーデザイナーの川﨑朱美子さんより、石川県立羽咋工業高校の活動「ペットボトルキャップの回収ボックスの制作」について、紹介がありました。

 今回、企画から運営までを、普通科の吉岡さん、久野さん、吉藤さん、水本さん、池田さん、金森さんが行いました。皆さんのおかげで素晴らしい会になりました。ありがとうございました。

「究める課題研究発表会 in Komatsu」に参加しました

 3月17日(日)に開催された「究める課題研究発表会 in Komatsu」(主催:小松高等学校)に、本校からは理数科と普通科の2年生の計10班が参加し、ポスターセッションで研究成果を発表しました。ポスターセッションには、主催の小松高校のほか、福井県立藤島高校、大聖寺高校、小松明峰高校、小松工業高校、金沢大学附属高校、星稜高校、星稜中学校の生徒、韓国の大田科学高校(オンライン参加)など県内外の多数生徒が参加し、研究を通して交流を深めました。

 また、小中学生を対象とした実験講座では、生徒が主体となって普段から取り組んでいる研究に関する実験ブースを開設しました。理数科の「文字や文章の読みやすさに関する条件」の研究班がタブレット端末を用いて「平均文字」の体験会を行い、普通科の「児童の外来種への意識に対するアプローチ」の研究班が、スノードーム作りの体験会を行いました。参加した小中学生の新鮮な反応を受け、本校生徒たちも達成感を感じている様子でした。

Global Science Leadershipに参加しました

 3月16日(土)に、福井県立藤島高校が主催のGlobal Science Leadershipに参加しました。本校からは2年理数科の「アメリカザリガニ由来のキチンナノファイバーの特性」班が参加し、英語での発表の後、フィリピンの生徒や教師とのオンラインでの質疑応答を行うなど、自分たちの研究発表をより良いものにするために国境を越えて学び合う姿が見られました。生徒交流会でも本校の生徒が積極的に意見を出しており、活動の中核になっていました。

福井県合同発表会に参加しました

 3月10日(日)に福井県のAOSSA(福井県民ホール)で開催された福井県合同発表会に、本校から普通科2班(「廃棄野菜からプラスチックの代替品を作ろう」班、「寒天から目指す環境にやさしいプラスチックの作成」班)、理数科2班(「ルミノール反応における照度の推移」班、「タフリナ菌の侵入経路と越冬部位の研究」班)が参加しました。この発表会は分科会とポスター発表に分かれており、分科会では11校、ポスター発表では14校が発表しました。

 普通科の生徒達は、外部発表会での発表が初めてでしたが、他校の生徒達との交流が貴重な体験となったようです。理数科の生徒達も、回数を重ねることで発表をブラッシュアップし益々磨きをかけていました。皆さんお疲れ様でした。