SGHの活動を紹介します
京都大学大学院生二ツ山さんによる出前講義
10月17日(土)エクステンション講座終了後、京都大学大学院 アジア・アフリカ研究科に所属されている大学院生の二ツ山達郎さんを講師としてお招きし、「異文化理解はどこまで可能か!?~文化人類学から考える他者理解~」をテーマにお話をしていただきました。その後京都大学の詳細な大学説明をしていただき、生徒達は将来の進路選択に向けて熱心に耳を傾けていました。
<生徒の感想より>
私は今まで、他の国の文化はあくまでも「違う文化」として扱っていて、自分から理解しようとしていませんでした。実際、今日の講義でチュニジアのトイレの話やその他の文化の話を聞いたときも、大変そうだしあまり体験したくないなと思っていました。ですが異文化理解の重要さを学び、よく考えもしないで自分たちとは違う文化を遠ざけるのではなく、どちらの良さも理解していきたいと思いました。
僕は世界中を自分の足で歩いて見て回り、世界観を変えたいと思っています。今回、二ツ山先生の講義をお聞きして、異文化に対して自分の価値観などを変えなければならないと分かりました。そして、より海外、特にアフリカへの興味がわきました。
(世界の実情や文化を)ただ理解するだけでは、違った方向へ行くという危険な側面もあるということがあるので常に客観的に自分をみるということも身につけたいと思う。そして、異文化は自分たちの身近にも存在しているとわかったので常に意識して生活していきたい。この講義でさらに世界への意欲や関心が高まった。
他の国は日本と生活様式とか恋愛観もぜんぜん違うと分かりました。そういう他国の全く違う考えを身をもって知ることがあるのはすごいし、私もそんな経験をしてみたいと思いました。
国連大学×大学生×泉丘生 国連大学ワークショップ
10月3日(土) (10時~13時)POST2015プロジェクト・国連大学サスティナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IASOUIK)主催のワークショップが行われました。モデレーターとして北村友人先生(東京大学准教授・ポスト2015プロジェクトリーダー)と山﨑瑛莉先生(東京大学大学院教育学研究科・上智大学特任教授)がお越し下さいました。北村先生に「持続可能な開発目標(SDGs)と2015年開発アジェンダ」と題して講義をいただいたあと、山﨑先生にワークショップのご指導をいただきました。
講義の後 ・日本にとっての持続可能な社会とは?
・金沢にとっての持続可能な社会とは?
・2030年の社会と自分の役割とは?
というテーマについてディスカッションし、各グループに分かれて発表しました。
<生徒の感想より>
・初めに講演をきいて、世界規模での問題を17個の目標としてあげていて、それらがまた細かく分かれているというのを初めて知ったし、またその内容についても詳しく知りたいと思いました。その後実際に「持続可能な日本・金沢」について考えて、それをつなげていくのは難しそうだと思ったけど、グループで出してみると思った以上につながりがあって、結果として日本の「豊かな水資源」というテーマから“自分たちができること”というゴールまでたどりつけたのでよかったです。
・統計学の講演から思っていたことなのですが、答えのない問題に向かって解決策を考えることは難しいけど大切なことだなぁと感じました。
参加した生徒みんなが活き活きとディスカッションに参加し、堂々たる発表を見せてくれました。「こんな大きな事を考えたことは初めて。だけど自分たちにもできることがありそう。」といった声も各所から上がりました。
「ちょっとだけ」先輩の大学生に学ぶグローバル人材への道!!
9月12日(土)エクステンション講座後、「先輩に学ぶグローバル人材への道」をテーマに、OBの仲井洋輔さん(早稲田大学国際教養学部 国際教養学科4年生)と、OGの稲垣陽子さん(金沢大学医薬保健学域 医学類5年生)のお二人をお招きして、お話を伺いました。
<生徒の感想より>
<生徒の感想より>
今日の講座を通して、私はさらに、国際関係に携わる仕事に興味を持ちました。
特に自分の“芯”や“軸”を持つことが大切だということが分かり、漠然でもいいから、私も自分の軸となるものをまず考えようと考えさせられました。
統計学入門(SG探究基礎)の特別講義
9月10日(木)「グローバルリーダーに求められる”現象をデータで読み解く力”~世界共通の力としての統計思考力~」と題して慶應義塾大学大学院の渡辺美智子教授に特別講義をしていただきました。
<生徒の感想より>
*私はこの講義を受ける前、この講義のタイトルにとても違和感、というか疑問を感じていたけれど、現象をデータで読み解いて未来へつなげる、というようなニュアンスなのかなと思った。うまくデータとグラフを駆使し国際的に活躍できるような人材になりたい。
*統計の不確実性のある事象を予測し、確実化するという特長はクラブチームや企業など小規模な集団の問題から国家や世界全体のグローバルな課題までに応用することができ、まさに「最強の学問」だと感じた。この分野に対する興味が更に深まったので実践的な勉強をしていきたい。
グローバルリーダーシッププログラム
8月17日(月)~19日(水)の3日間、東京大学等の留学生と共に英語でディスカッションやプレゼンを行う「グローバルリーダーシッププログラム」が開催され、本校生徒33名(1年生23名・2年生10名)が参加しました。
<生徒の感想より>
*自分の中で海外や英会話に対するイメージが明確になった。
*海外に行って国際交流したい!留学したい!と改めて思うようになりました。外国に行く前にこのような貴重な体験ができて本当によかったです。
*今まで、夢を話すことをためらい、恥じていたけれど、夢をもつことのすばらしさを感じた。十人十色の目標をきいていると、とても楽しかったし、これからもそれに向けて努力し続けようと決心できた。