SGHの活動を紹介します

先輩から学ぶプレゼン術

 11月3日、1年生対象に「先輩から学ぶプレゼン術」を開催しました。本校から難関大学へと進学した13名の先輩が来校し、大学生活や将来のビジョンを内容としたプレゼンをしました。生徒達にとって、先輩のプレゼン方法や、前向きに努力する姿から多くの学びがあったようです。

【感想】
・4人の方に共通して、写真や図の活用、クイズ形式の採用など、プレゼンの随所に聞き手を意識した工夫が見られた。経験や知識の積み重ねが将来につながるのであり、毎日の学習を大切にし、選り好みせず、まんべんなく学んでいきたい。

・「報われない事を恐れず、今できることを精一杯やる」という言葉が心に残ったので、大学や将来について少しずつ考えて、自分がやるべき事をやっていきたいです。自分の能力を知り、自分は今何をやりたいかを明確にしていくことの大切さを学びました。


京都大学出前講座

 10月13日にアジア・アフリカ地域について研究をしている京都大学大学院生にお越し頂き、出前講座を実施しました。ウガンダでの調査の中から『名前』をテーマにした講演では、参加した1・2年生37名にとって、遠く離れたウガンダと日本の文化の違いに驚き、異文化理解を身をもって体験する機会になったようです。

【感想】
・ウガンダという国では「貧乏さん」や「まるで王様さん」など、日本語で聞くと、違和感を感じる名前が結構あるということに、一番衝撃を受けました。その名前が付けられた裏には、名づけた人なりの経験や経緯があるということには、なるほどと納得できました。

・今回ウガンダの名前について聞いてすぐは信じられなかったし、不思議に感じたけれど、それは自分が日常で起こっていることを当たり前だと感じてしまっていたんだなと気付いた。これからは自分の身の周りで起こっていることが当たり前なのだと思わず、世界など幅広い視野をもつようにしていこうと思った。


グローバル体験報告会

 9月15日、グローバルリーダー養成講座第2弾として、「グローバル体験報告会」を行い、生徒30名が参加しました。

 本校では今年、「トビタテ留学JAPAN高校生コース第3期派遣留学生」として4名の生徒が採用されました。今回は、この夏休みに、トビタテ留学JAPAN3名を含む海外短期留学等を経験した生徒4名が、海外での経験や学んだ内容を発表しました。

 聞き手にとっては将来海外で活躍する志を持つきっかけとなるとともに、発表者にとっても、自らの体験を整理し発信する機会となりました。

【発表内容】
2年生(トビタテ!留学JAPAN:カナダ)
   「そうだったのか!カナダ」
2年生(トビタテ!留学JAPAN:オーストラリア)
   「世界の見え方が変わった」
2年生(トビタテ!留学JAPAN:オーストラリア)
   「自分を知ることができた留学」
1年生(プロジェクトアブロード高校生スペシャル:ネパール)
   「ネパールで学んだ積極性の大切さ」

【感想】
 英語を目的として留学しておらず、自分の興味のある分野について学びを深めるために留学していたのが良いと思った。留学をしないと、現地に行かないとできないことを経験していた。留学を通して自分の内面を変えられて、素敵だと感じた。

 ちょっとしたきっかけで外国、それもあまり知らないような国に行こうと行動に移せることがすごいと思いました。同じ1年生なのに私とは違い、何に対しても積極的に取り組めるのがすごいと思いました。プレゼンの仕方なども見習いたいです。

 自分の将来のビジョンをしっかりと見据えて海外留学する発表者の意志の強さに驚いたとともに、自分も何になりたいのかこれからのことを考えていきたいと思った。また、興味のあることを深く知ろうとする姿勢を見習いたい。

イオン1%クラブ アジアユースリーダーズ

 8月20日(日)~8月26日(土)に東京で行われたイオン1%アジアユースリーダーズに、本校2年SGコースより3名が参加しました。「食と健康」をテーマとして、アジア6ヶ国の高校生が一堂に集まり議論を行いました。

【感想】
・他の国の友達ができ、宗教の違いなど異文化に触れる事ができる機会があった。しかし私は、違い以上に同じところや似ているところをたくさん見つけた。笑いのツボ、周りに気を配る優しさ、励まし合う心、本番前に手をみんなで握る事で勇気付けられるところ、プレゼンで優勝したときに喜び合えること、別れをつらく悲しく思うところ、このプログラムでみんなに出会えて嬉しく思うところ…。国境なんて関係ない。みな同じ感情をもち、それらを分かち合うことができる。こんなにも素晴らしい友達に出会う事ができ、私は幸せだ。

・このプログラムでは、今後会うことができないかもしれないほどの素晴らしい友達に出会うことができました。彼らは私が知らなかった新しい世界を教えてくれました。そしてこれからの時代を担う者どうしです。私がいかに小さな箱庭で暮らしてきたか、今回のプログラムではっきりと分かりました。


日中韓青年文化フェスティバル

 8月3日(木)~8月7日(月)に本校3年SGコースの4名が、東京で行われた日中韓青年文化フェスティバルに参加しました。「持続可能都市とコミュニティ」をテーマに中国、韓国の高校生たちと積極的に英語での議論を行い、とても充実した研修となりました。

【感想】
・たくさん話したいと思えば思うほど、英語で何と伝えればよいか分からなくて悔しいと感じることもとても多かったです。ですが、その分お互いの伝えたいことが理解できて会話が成り立った時の達成感は最高だったので、間違えることを恐れずに相手に自分の言いたいことを一生懸命伝えようとする姿勢をこれからも大切にしていきたいと思います。

・このプログラムに参加する前、私は、韓国人と中国人は反日感情を持っているのではないかと正直とても不安でした。しかし、韓国の人と初めて話したとき、自分の心の中の不安は、一気に無くなりました。韓国の人は私の拙い英語を一生懸命に聞いてくれました。英語力を気にしていた自分が馬鹿らしく感じられました。別れの時に泣いてしまうくらいの友達を作ることができたことは、参加前の私には信じられないことでした。