SGHの活動を紹介します
SDGs特別講義(山藤旅聞先生)
1年生への講演では、植物油脂の入ったチョコレートと入っていないチョコレートの食べ比べが行われ、生徒たちはパームオイルプランテーションの開発と熱帯雨林の消失がせめぎ合うボルネオ島の環境問題について理解を深めました。
2年SGコースへの講義では「2030 SDGsゲーム」を行い、生徒は理想の未来を目指して知恵を絞りました。
2年SGコースおもてなしプロジェクト
今回のガイドプランは、6月9日(土)のワークショップで「color」「time」「water」「sound」をテーマに生徒がグループごとに考えたものです。「sound」のグループは、金沢らしい「音」を求めて三味線体験へ案内したほか、能楽美術館、近江町市場を訪ね、留学生を楽しませました。
3年SGコース成果発表会
34Hの生徒40名が、1年半進めてきた課題研究の集大成として、東京外国語大学・金沢大学の外国人留学生や、県内外の教育関係者に対して英語でプレゼンしました。
発表会では、プレゼンに加え、質疑応答も英語で行われ、生徒はこれまでの研究を踏まえ、グループで協力して質問に答えていました。
参観者からは「留学生の質問に適切に応答し、そこでのやりとりからまた会話や議論が発展していく姿にとても感動した」「生徒の主体性が伝わってきた」「ゲストを楽しませようとする姿勢が素敵だった」など多くの高い評価をいただきました。
発表会の合間には休憩を兼ねて、交流会を開きました。打ち解けた雰囲気の中、生徒は留学生と様々なトピックについて話し、日本と外国の文化や考え方の違いを感じました。
PII(プリンストン・イン石川)
来校したのは、石川県が主催する短期留学プログラム「プリンストン・イン石川(PII)」に参加する大学生22名。生徒は4月から続けている課題研究の内容について、大学生と意見交換や議論をしました。お互いに相手の意見を理解しようとする真剣な表情と思いが通じたときの笑顔とに満ちた2時間でした。
JICA特別講義
講師は3年半ブータンで勤務された仁田知樹さん(JICA北陸支部長)で、「世にもユニークな国・ブータン~幸せの国に学ぶ~」という演題でお話をしていただきました。
ブータンという国を通して、私たちの生き方や価値観を改めて考えさせられる時間でした。
平成30年度「3年SGコース成果発表会」のご案内
この度、英語による課題研究の発表を「SGコース成果発表会」として、別紙要項のとおり開催いたします。多くの方からご意見等をいただくとともに、相互に情報交換ができる場にしたいと考えております。
つきましては、校務多忙の折恐縮ではございますが、是非、多くの皆様にご参加いただきたくお願い致します。
1.目 的
「SG探究活用」で行っている課題研究の成果を英語で発信・提言することで、グローバル・リーダーとして必要な発信力や論理的思考力・表現力、実践的英語力を身につける機会とする。また、生徒自身が発表会を企画運営することで、主体的行動力を磨く。
2.日 時
平成30年7月13日(金)13:00~15:00(5・6限)
3.会 場
石川県立金沢泉丘高等学校 大会議室・視聴覚室
4.参加者
3年SGコース生(40名)2年SGコース生(40名)
東京外国語大学留学生、金沢大学留学生
高校教育関係者
5.内 容
3年SGコースの課題研究を、グループごとに4カ所で発表(使用言語は英語)。留学生や教育関係者、2年SGコース生を対象に発表し、質疑応答を行う。
6.日 程 A-前半グループ B-後半グループ
13:00-13:05 開会の挨拶(学校長)
13:05-13:20 発表・質疑応答A-1回目(15分間)
13:21-13:36 発表・質疑応答A-2回目(15分間)
13:40-14:00 休憩・交流会(食堂)
14:05-14:20 発表・質疑応答B-1回目(15分間)
14:21-14:36 発表・質疑応答B-2回目(15分間)
14:37-15:00 講評
閉会の挨拶(副校長)
7.課題研究テーマ(発表はすべて英語で行います)
Team A How Men Can Support Women Who Work in Society
Team B The Key to Survival~What should we do to decrease the damages of natural disasters ?~
Team C Before Food Goes Bad
Team D Food, Health and Games
Team E Achieve the Bond of Community~A new type of children cafeteria~
Team F Bye Bye, BLACK BAITO~How to rescue students suffering from terrible part-time jobs~
Team G Cultivate Our Future~How to make use of Uncultivated Farmland~
Team H Amazing Hippo Roller~How to supply water and electricity~
※詳細は以下をご覧ください。
金沢泉丘SGコース成果発表会のご案内.docx
実施要領.docx
※参加申込 下記URLのgoogleフォームに必要事項を入力してください。
https://goo.gl/forms/IUawkztvKI3hQvRE2
申込締切:平成30年7月2日(月)まで
新SGコース国連大学訪問研修
新SGコースの国連大学訪問研修は3月26、27日に行われ、新年度の2年SGコースの生徒40名が東京の国連大学や協力機関を訪れました。
本研修は、2年次の課題研究に向けて、連携先の国連大学からグローバル課題について講義を受けて視野を世界に広げることにより、課題設定のヒントを見つけることを目的に実施しました。
初日は国連大学にて、国際連合広報センター(UNIC)や国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の職員の方から講義を受け、国連の歴史・意義や持続可能な開発目標(SDGs)の重要性を学びました。
2日目のグループ別研修では、JICA地球ひろば、プラン・インターナショナル・ジャパン、国連UNHCR協会を訪問し、話を聞いたりワークショップに参加したりして知見を広げました。
この研修で、実際にグローバル課題に取り組むロールモデルに出会い、改めてグローバルリーダーを目指そうとする志を固めていた生徒が多く見受けられました。今回学んだことをもとに、今後の課題研究に向けての準備を進めていきます。
【感想】
・グローバル化が進む現在において、何事も未来志向で持続的になるように目標を定めていかなければいけないと思いました。
・印象に残ったのは、「SDGsによって課題が見える化された」という言葉。誰(どの国)がどこまでその目標を達成するのかという具体的な目安が定まった事で、達成のためのプロセスが明確になるから、SDGsは国際的な問題の解決に向けた大きな一歩であると思いました。
・自分が今まで見ていた世界はとても狭かったんだと気付いた。世界全体のグローバル課題を「その土地の人のこと」と客観視するのではなく、同じ「世界」に住む一員として主体的に考え解決に取り組む人がたくさんいることにとても驚いた。
・グローバルな課題解決への近道は、ローカル課題に埋もれている沢山の解決策を踏まえて、未来を思考することだということに気づいた。
高校生のためのポスターセッション2017 in 京都大学
全国から37校62チームによる発表が行われました。本校SGコースは、「次世代型こども食堂」と題し、近年広がりを見せるこども食堂の取り組みについて、調査やボランティア活動を通して考察し、今後のあり方についての考察をまとめました。
参加した生徒は、全国の高校生の多様な発表を聞き、質疑応答を行うことで、今後の活動への刺激を受けたようでした。
1年SG探究基礎校内発表会
この日はクラス混合で発表会を行い、他のクラスの発表を初めて聞く機会となりました。質疑応答も活発に行われ、学校全体で課題研究に取り組む機運が高まりました。この経験を、2年生での課題研究につなげていきます。
JCI金沢会議2018
JCI金沢会議は、国連が掲げた持続可能な開発目標「SDGs」の達成に向けた活動の推進を目的として行われています。本校SGコースも課題研究をはじめ様々な取り組みの中でSDGsについて学び、達成を目指す活動を行っていることから、本校SGコースの課題研究の活動についてご紹介する場をいただきました。
代表生徒はこれまでの取り組みを堂々と、ユーモアを交えてスピーチし、参加したJC関係者など多くの皆さんが聞き入っていました。今後ともJCの皆様をはじめ多方面の皆様と協力し、SDGsの達成のための活動を続けていきます。