SGHの活動を紹介します

2年文型「NS探究α」課題研究校内発表会

 12月14日、2年文型が取り組んでいる「NS探究α」の校内発表会の本選が行われました。
 4月から普通コース文型クラスで課題研究に取り組んできました。この日は、テーマ別予選を経て選出された6チームが発表しました。ここで選抜された3チームは、1月31日に金沢桜丘高校で行われるNSH課題研究合同発表会に参加します。
 どの班の発表にもそれぞれ工夫を凝らしたスライドやユニークな提言が見られました。また、聴衆の生徒たちからいくつもの質問があり、積極的な質疑応答に会場全体が盛り上がる様子はとても印象的でした。

【出場チーム】
★21H2班「石川の特産物の海外発信」
 21H3班「国際理解と国際教育の必要性について」
★21H7班「シニア労働~労働の新ステージへ~」
★22H4班「Thrive again~意外なあれで~」
 22H7班「石川のブランド食品をもっと広めるには?」
 23H4班「外国人実習生と企業の在り方」
  ★の3グループがNSH課題研究合同発表会に出場します


1年Discussion day

  12月9日、1年生全員が参加するディスカッションデーを行いました。県内のALT19名、金沢大学留学生18名の合計37名を迎えて交流しました。生徒は3人~5人で1つのグループとなり、外国人と英語で会話をしました。日本文化を紹介する場面では、様々な写真や実物、実演を交えて積極的に交流する姿が見られました。日ごろの英語の学習で身につけた実践的な会話力を発揮する機会となりました。

【感想】
・相手の言っていることが分かり、自分の言いたいことが伝わったときは嬉しくて達成感を感じた。英語を話すことに楽しさを感じた。

・インドネシアや中国の方など様々な国の方と英語を使ってコミュニケーションができたのがとても感動しました。自分の英語が通じるんだという自信につながりました。


平成29年度「金沢泉丘SSH・SGH研究発表会」のご案内

 この度、第4期2年目のSSH研究開発、ならびに3年目のSGH研究開発の実践について、別紙要項のとおり研究発表会を開催することといたしました。多くの先生方からご意見等をいただくとともに、相互に情報交換ができる場にしたいと考えております。
 つきましては、校務多忙の折恐縮ではございますが、是非、多くの皆様にご参加いただきたくお願いします。

1 目 的
   石川県立金沢泉丘高等学校におけるSSH・SGH研究開発の実践報告及び生徒課題研究発表等を行うことにより、その成果を広く校内外で共有するとともに科学教育、グローバル教育の充実、推進に資する。

2 主 催
       石川県立金沢泉丘高等学校

3 期 日 
      平成30年1月26日(金) 9:25~15:50

4 会 場 
      石川県立金沢泉丘高等学校
        〒921-8517  金沢市泉野出町3-10-10 TEL (076)241-6117   FAX (076)245-5253
     
5 対 象 
     県内の中学校、高等学校の教職員、ALT
  県外のSSH・SGH指定校の教職員、大学教員、大学院留学生等

6 日 程
 9:00~ 9:25  (受 付)
 9:25~10:15 公開授業
         学校設定科目「CS学際科学」 (理数科1年生)
         学校設定科目「SG思考基礎」 (普通科1年生)
 10:25~11:15 公開授業
         学校設定科目「CS学際科学」 (理数科1年生)
         学校設定科目「プラクティカル・イングリッシュ」(SGコース2年生)
 11:25~12:05  SSH×SGH 口頭発表会(理数科2年生、SGコース2年生)
 12:05~13:00  昼食
 13:00~15:00 公開授業
         「AI課題研究Ⅱ(ポスター発表)」(理数科1・2年生)
         「SG探究(課題研究ポスター発表)」 (SGコース2年生)
 15:10~15:50 協議会
         研究開発の概要説明、質疑応答等

※詳細は以下の要項をご覧ください。
 ご案内.docx
 金沢泉丘SSHSGH研究発表会開催要項.doc
※申込フォーム(下のURLをクリックしてください)
 https://goo.gl/forms/9am5kDTAfySzYRa73

2年SG探究中間発表

 11月22日、金沢大学大学院生15名を招き、2年SGコースが取り組んでいる課題研究の中間発表を行いました。各グループが2人の大学院生に対してプレゼンを行い、意見交換を行いました。大学院生ならではの視点からの意見や助言を聞き、研究のあり方について新たな学びが得られたようです。

【感想】
・発表の仕方やアンケートのとり方、根拠づけなど幅広い視野で自身の体験談もおりまぜて話してくれた。体験談があると、こうも説得力が増すのかと思い知り、これからもできるだけフィールドワークに行って経験を積んでおくと良いのかもしれないと思った。

・今までとは違う視点からの意見をたくさん聞くことができた。例えば社会背景や企業のしくみに目を向けると良いなど、自分たちでは思いつかない、大人だからこその意見でとても貴重な機会となった。


社会人と語る会

 11月3日、2年生対象に「社会人と語る会」を開催しました。12分野で活躍する本校卒業生の方々に来ていただいて、仕事とは何か、社会とはどういう場所かについて語っていただきました。
 今年は、講師からの“問い”に対してディスカッションをする時間を取り入れたことで、例年にも増して「社会に出るために、今何をすべきなのか」といったことを深く考える機会となったようです。

【感想】
・国際関係:グローバル人材とは自国をよく理解している人だと、大砂さんがおっしゃった時はすごく衝撃的でした。今、どんな仕事でもグローバル化の影響を直に受けていて、異文化理解が特に重要視されているのだと思いました。

・機械・電気・電子系:今回の講義を聞いて、科学研究者に対するイメージが変わりました。研究は一人で寡黙にするものではなく、世界の様々な人とコミュニケーションをとってするものだと分かり、支え合ってできるものだと知って、やはり英語を勉強しなければいけないと思いました。

公務員<文>:AIの能力が2045年には人類を超えるという話が恐かったです。その時自分が存在価値のある人間だと証明できるような職業についていたいと思いました。野崎さんの最後の「自分は何が好きで、自分は将来何になりたいのか考えること」「自信を持つこと」「感謝の気持ちを忘れないこと」を大切にするという言葉が印象的でした。

先輩から学ぶプレゼン術

 11月3日、1年生対象に「先輩から学ぶプレゼン術」を開催しました。本校から難関大学へと進学した13名の先輩が来校し、大学生活や将来のビジョンを内容としたプレゼンをしました。生徒達にとって、先輩のプレゼン方法や、前向きに努力する姿から多くの学びがあったようです。

【感想】
・4人の方に共通して、写真や図の活用、クイズ形式の採用など、プレゼンの随所に聞き手を意識した工夫が見られた。経験や知識の積み重ねが将来につながるのであり、毎日の学習を大切にし、選り好みせず、まんべんなく学んでいきたい。

・「報われない事を恐れず、今できることを精一杯やる」という言葉が心に残ったので、大学や将来について少しずつ考えて、自分がやるべき事をやっていきたいです。自分の能力を知り、自分は今何をやりたいかを明確にしていくことの大切さを学びました。


京都大学出前講座

 10月13日にアジア・アフリカ地域について研究をしている京都大学大学院生にお越し頂き、出前講座を実施しました。ウガンダでの調査の中から『名前』をテーマにした講演では、参加した1・2年生37名にとって、遠く離れたウガンダと日本の文化の違いに驚き、異文化理解を身をもって体験する機会になったようです。

【感想】
・ウガンダという国では「貧乏さん」や「まるで王様さん」など、日本語で聞くと、違和感を感じる名前が結構あるということに、一番衝撃を受けました。その名前が付けられた裏には、名づけた人なりの経験や経緯があるということには、なるほどと納得できました。

・今回ウガンダの名前について聞いてすぐは信じられなかったし、不思議に感じたけれど、それは自分が日常で起こっていることを当たり前だと感じてしまっていたんだなと気付いた。これからは自分の身の周りで起こっていることが当たり前なのだと思わず、世界など幅広い視野をもつようにしていこうと思った。


グローバル体験報告会

 9月15日、グローバルリーダー養成講座第2弾として、「グローバル体験報告会」を行い、生徒30名が参加しました。

 本校では今年、「トビタテ留学JAPAN高校生コース第3期派遣留学生」として4名の生徒が採用されました。今回は、この夏休みに、トビタテ留学JAPAN3名を含む海外短期留学等を経験した生徒4名が、海外での経験や学んだ内容を発表しました。

 聞き手にとっては将来海外で活躍する志を持つきっかけとなるとともに、発表者にとっても、自らの体験を整理し発信する機会となりました。

【発表内容】
2年生(トビタテ!留学JAPAN:カナダ)
   「そうだったのか!カナダ」
2年生(トビタテ!留学JAPAN:オーストラリア)
   「世界の見え方が変わった」
2年生(トビタテ!留学JAPAN:オーストラリア)
   「自分を知ることができた留学」
1年生(プロジェクトアブロード高校生スペシャル:ネパール)
   「ネパールで学んだ積極性の大切さ」

【感想】
 英語を目的として留学しておらず、自分の興味のある分野について学びを深めるために留学していたのが良いと思った。留学をしないと、現地に行かないとできないことを経験していた。留学を通して自分の内面を変えられて、素敵だと感じた。

 ちょっとしたきっかけで外国、それもあまり知らないような国に行こうと行動に移せることがすごいと思いました。同じ1年生なのに私とは違い、何に対しても積極的に取り組めるのがすごいと思いました。プレゼンの仕方なども見習いたいです。

 自分の将来のビジョンをしっかりと見据えて海外留学する発表者の意志の強さに驚いたとともに、自分も何になりたいのかこれからのことを考えていきたいと思った。また、興味のあることを深く知ろうとする姿勢を見習いたい。

イオン1%クラブ アジアユースリーダーズ

 8月20日(日)~8月26日(土)に東京で行われたイオン1%アジアユースリーダーズに、本校2年SGコースより3名が参加しました。「食と健康」をテーマとして、アジア6ヶ国の高校生が一堂に集まり議論を行いました。

【感想】
・他の国の友達ができ、宗教の違いなど異文化に触れる事ができる機会があった。しかし私は、違い以上に同じところや似ているところをたくさん見つけた。笑いのツボ、周りに気を配る優しさ、励まし合う心、本番前に手をみんなで握る事で勇気付けられるところ、プレゼンで優勝したときに喜び合えること、別れをつらく悲しく思うところ、このプログラムでみんなに出会えて嬉しく思うところ…。国境なんて関係ない。みな同じ感情をもち、それらを分かち合うことができる。こんなにも素晴らしい友達に出会う事ができ、私は幸せだ。

・このプログラムでは、今後会うことができないかもしれないほどの素晴らしい友達に出会うことができました。彼らは私が知らなかった新しい世界を教えてくれました。そしてこれからの時代を担う者どうしです。私がいかに小さな箱庭で暮らしてきたか、今回のプログラムではっきりと分かりました。


日中韓青年文化フェスティバル

 8月3日(木)~8月7日(月)に本校3年SGコースの4名が、東京で行われた日中韓青年文化フェスティバルに参加しました。「持続可能都市とコミュニティ」をテーマに中国、韓国の高校生たちと積極的に英語での議論を行い、とても充実した研修となりました。

【感想】
・たくさん話したいと思えば思うほど、英語で何と伝えればよいか分からなくて悔しいと感じることもとても多かったです。ですが、その分お互いの伝えたいことが理解できて会話が成り立った時の達成感は最高だったので、間違えることを恐れずに相手に自分の言いたいことを一生懸命伝えようとする姿勢をこれからも大切にしていきたいと思います。

・このプログラムに参加する前、私は、韓国人と中国人は反日感情を持っているのではないかと正直とても不安でした。しかし、韓国の人と初めて話したとき、自分の心の中の不安は、一気に無くなりました。韓国の人は私の拙い英語を一生懸命に聞いてくれました。英語力を気にしていた自分が馬鹿らしく感じられました。別れの時に泣いてしまうくらいの友達を作ることができたことは、参加前の私には信じられないことでした。