SGHの活動を紹介します

新SGコース国連大学訪問研修

 新SGコースの国連大学訪問研修は3月26、27日に行われ、新年度の2年SGコースの生徒40名が東京の国連大学や協力機関を訪れました。

 本研修は、2年次の課題研究に向けて、連携先の国連大学からグローバル課題について講義を受けて視野を世界に広げることにより、課題設定のヒントを見つけることを目的に実施しました。

 初日は国連大学にて、国際連合広報センター(UNIC)や国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の職員の方から講義を受け、国連の歴史・意義や持続可能な開発目標(SDGs)の重要性を学びました。

 2日目のグループ別研修では、JICA地球ひろば、プラン・インターナショナル・ジャパン、国連UNHCR協会を訪問し、話を聞いたりワークショップに参加したりして知見を広げました。

 この研修で、実際にグローバル課題に取り組むロールモデルに出会い、改めてグローバルリーダーを目指そうとする志を固めていた生徒が多く見受けられました。今回学んだことをもとに、今後の課題研究に向けての準備を進めていきます。

【感想】

・グローバル化が進む現在において、何事も未来志向で持続的になるように目標を定めていかなければいけないと思いました。

・印象に残ったのは、「SDGsによって課題が見える化された」という言葉。誰(どの国)がどこまでその目標を達成するのかという具体的な目安が定まった事で、達成のためのプロセスが明確になるから、SDGsは国際的な問題の解決に向けた大きな一歩であると思いました。

・自分が今まで見ていた世界はとても狭かったんだと気付いた。世界全体のグローバル課題を「その土地の人のこと」と客観視するのではなく、同じ「世界」に住む一員として主体的に考え解決に取り組む人がたくさんいることにとても驚いた。

・グローバルな課題解決への近道は、ローカル課題に埋もれている沢山の解決策を踏まえて、未来を思考することだということに気づいた。

高校生のためのポスターセッション2017 in 京都大学

 3月17日、高校生のためのポスターセッション2017 in 京都大学に参加する2年SGコースの代表4名が京都大学を訪れました。

 全国から37校62チームによる発表が行われました。本校SGコースは、「次世代型こども食堂」と題し、近年広がりを見せるこども食堂の取り組みについて、調査やボランティア活動を通して考察し、今後のあり方についての考察をまとめました。

 参加した生徒は、全国の高校生の多様な発表を聞き、質疑応答を行うことで、今後の活動への刺激を受けたようでした。


1年SG探究基礎校内発表会

 2月20日、1年生「SG探究基礎」校内発表会を行いました。1年生普通科全クラスで、ふるさと石川の地域課題を発見し、フィールドワークなどの調査を行い、研究内容をまとめました。

 この日はクラス混合で発表会を行い、他のクラスの発表を初めて聞く機会となりました。質疑応答も活発に行われ、学校全体で課題研究に取り組む機運が高まりました。この経験を、2年生での課題研究につなげていきます。

JCI金沢会議2018

 2月18日、アジア太平洋地域の各国青年会議所の代表が参加する国際会議「JCI金沢会議2018」が行われました。この会議のラップアップセッションに、本校3年SGコース生徒が登壇し、英語でスピーチしました。

 JCI金沢会議は、国連が掲げた持続可能な開発目標「SDGs」の達成に向けた活動の推進を目的として行われています。本校SGコースも課題研究をはじめ様々な取り組みの中でSDGsについて学び、達成を目指す活動を行っていることから、本校SGコースの課題研究の活動についてご紹介する場をいただきました。

 代表生徒はこれまでの取り組みを堂々と、ユーモアを交えてスピーチし、参加したJC関係者など多くの皆さんが聞き入っていました。今後ともJCの皆様をはじめ多方面の皆様と協力し、SDGsの達成のための活動を続けていきます。

SDGs特別講義

 2月14日、2年SGコースを対象に、東京都立武蔵高校の山藤旅聞先生をお招きしSDGsの特別講義を受講しました。
 山藤先生の活動内容や、武蔵高校での活動内容を拝聴した後に行ったSDGsのゲームでは、SDGsを達成するための利害の対立や各国の交渉の難しさを体感しました。また、油やしプランテーションのための熱帯林伐採のお話の後、植物油脂の入ったチョコレートと入っていないチョコレートの食べ比べもしました。山藤先生の講義を受けて、自分たちもSDGsの実現のために行動を起こしたいと、大きく刺激を受けたようでした。


金沢大学高大接続ラウンドテーブル

 2月11日と12日の2日間、金沢商工会議所にて「金沢大学高大接続ラウンドテーブル-〈探究〉と〈研究〉を結ぶ入試をデザインする-」が開催され、本校2年SGコース生2名が参加しました。

 全国から課題研究に取り組む高校生や高校教員、大学生や大学教職員ら120名以上が参加しました。本校生徒は課題研究のポスター発表を行った後、大学生や大学教員を交えたグループディスカッションで、探究活動についての現状や課題について意見交換をしました。本校生徒にとっては、日ごろの探究活動の大切さを再認識する機会となりました。

NSH課題研究合同発表会

 1月31日、NSH課題研究合同発表会が金沢桜丘高校で行われ、2年普通文型コースより選ばれた3チームが参加しました。石川県内のNSH指定校である小松高校、金沢二水高校、金沢桜丘高校、七尾高校、本校の生徒と、ゲスト校の翠星高校が参加し、これまでの課題研究の成果を発表しました。
 各校が多様なテーマで研究に取り組んでおり、参加生徒は他校の生徒と積極的に質疑応答を行い、交流を深めました。

三校合同課題研究発表会

1月27日、金沢大学附属高校、金沢二水高校、本校による三校合同課題研究発表会が、金沢大学附属高校で行われました。本校からは2年SGコースの全チームが参加して、他校の生徒と意見交換を行いました。自分たちとは違う切り口のプレゼン内容や、質疑応答にとても刺激を受けているようでした。

本校SSH・SGH研究発表会

 1月26日、本校SSHとSGH研究開発の実践報告と生徒課題研究発表会を行うため、SSH・SGH研究発表会を行い、全国から教育関係者や保護者、地域の皆さんなど96名が参加しました。



◇SG思考基礎(1年普通科)
 学校設定科目「SG思考基礎」は、理科と地歴公民科の教員がティームティーチングを行い、現代社会の課題を考える活動を行っています。今回は「豊かさとコミュニティ」というテーマのもと、ポスター発表を行いました。SDGsの17の目標から各班が1つを選び、その目標の内容やそれを取り巻く国際情勢、解決のための提言などをまとめて発表しました。生徒の相互発表に加え、参観者の皆様もご参加いただき、質疑応答を行いました。




◇プラクティカル・イングリッシュ(2年SGコース)
 学校設定科目「プラクティカル・イングリッシュ」は、2年SGコースを対象に、実践的な英語力を高めることを目的に行っています。今回は泉丘高校をより良い学校にするためのプロジェクトをグループで話し合い、相互にプレゼンテーションしました。




◇SSH×SGH口頭発表会
 SSH、SGHから代表1チームが課題研究のプレゼンテーションを行いました。SSH生徒、SGH生徒が互いに質問を積極的に行い、文理双方の視点から互いに質疑応答が活発になされました。

 *SGH発表「Right to be healthy」
 *SSH発表「ミドリムシの増殖に影響する要因及び光合成の特徴の探究」




◇課題研究ポスター発表
 これまで各班が行ってきた課題研究のポスター発表を行い、参観いただいた皆様と意見交換を行いました。終了後、京都大学大学院思修館の大学院生3名の方々から講評とアドバイスをいただきました。課題研究は今後も継続し、3年7月での研究発表会で英語で発表します。




◇SGH協議会(教育関係参加者のみ)
 SGH指定3年目にあたり、これまでの活動の紹介と総括、今後の課題等についてお話しした後、参加の先生方からの助言や質問を受けました。

エンパワーメントプログラム

 12月25日~27日、エンパワーメントプログラムを開催しました。27名の生徒が参加して、外国人留学生達と交流する機会となりました。3日間を通して、グループディスカッションやプレゼンなど、すべてのプログラムが英語で行われました。初めは不安そうだった生徒たちでしたが、最終日には全員英語でのスピーチをやり遂げ、これからの自信に繋がったように見受けられました。


【感想】
・人と比べるのではなく、自分の良い所を見つけていきたい。
・自信が前よりついたし、まずは一言でも発してみようと思った。
・外国人も日本人も、人種関係なく、自分の考えは伝わるということが分かって嬉しかったです。
・英語がもっと好きになった。参加して良かった。