日誌

2019年10月の記事一覧

【校長室より】防災について

 「えっ!?またか?」先週10月25日、台風21号に伴う記録的大雨で千葉、福島で再び、河川の氾濫などが起こり、死者が出た。2週間前に台風19号により多くの県にまたがって死者80名を超える甚大な被害となり、復旧作業の途上であるのにもかかわらず、また起きた。さらに9月上旬には台風15号で千葉県を中心に大規模な停電や断水などの大きな被害を受けている。

 2ヶ月の間に3度の大きな自然災害が発生している。もやは「経験したことのない・・・」とか「○十年に一度の・・・」「記録的・・・」の文言は日常的になってきている。

 昨日、第14回加賀市総合防災訓練が山代中学校で行われた。地域の人たちが約1000人参加。本校からも山代中学校区に住む生徒を始め、福祉系列や吹奏楽部の生徒が参加した。目的は自然災害発生時に「自ら何をすべきか考え行動できる」ように防災意識の高揚と知識の向上を図るためである。会場では防災備蓄品の展示・試食や応急手当訓練、防災グッズや段ボールベッド、ワンタッチパーテーション、木造住宅倒壊の模型などの展示が行われた。本校はハンドケアの実演を行った。外では応急給水訓練や地震体験車による体験が行われていた。

 加賀地区は比較的台風や大雨の影響が少ない。地震の影響も同様である。けれども、各地でここまで頻繁に自然災害が発生すると深刻に考えるものがある。いかに「自分ごと」としてとらえるか、がポイント。今回の防災訓練で意識が高まり、知識を身につけ、他を巻き込む力もつけてほしいものだ。

東日本大震災から8年。「避難所で活躍したのは高校生」と聞いたことがある。たのむぞ!加賀高生!
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加賀市総合防災訓練

令和元年10月27日(日)
13名の生徒が、山代中学校で行われた第14回加賀市総合防災訓練に参加しました。

本校のブースでは、福祉系列の生徒によるハンドケア実演を行い、多くの方々から「癒しになります」とお礼の言葉をたくさんいただきました。
また、吹奏楽部が大聖寺実業高校との合同で演奏を行いました。

このようなイベントには積極的に参加して、防災意識を高めておきたいですね。
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第45回加賀高文化祭

令和元年10月25日(金)
加賀高文化祭を行いました。
テーマは「新時代~未知なる思い出つくっちゃいました~」です。
第1部では、講演会、文化部・授業のステージ発表です。
講演会では「ロボットのいる生活」との演題で長田 奉公 氏にご講演いただきました。生徒参加型の楽しい講演でした。
文化部・授業のステージでは、日ごろの成果を十分に発揮して、素晴らしい発表になりました。

先生方も参加して盛り上げに一役。(ステージ上と左右に)

第2部は歌唱力コンテスト、第3部はステージ発表です。
 
バンド「No name」です。1カ月弱の練習にかかわらず、精いっぱい盛り上げてくれました。

体育館内では幸徳園様よりお菓子の店を出店していただきました。
外では3年生とPTAが模擬店を開きました。



生憎の雨模様で、準備・運営が大変でしたが、大盛況で終わることが出来ました。
皆さんお疲れさまでした!!
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【校長室より】いしかわ産業教育フェア2019

 10月20日(日)、場所は石川県産業展示館2号館。8時過ぎには多くの車が駐車場に向かっていた。隣接する県立野球場では北信越地区高校野球、陸上競技場ではサッカーJ2リーグ(ツエーゲン金沢出場)の試合、他の展示館でも催し物が予定されており朝早くから人出が激しかった。それぞれのイベントの終了時間が重ならないことを祈りつつ、車を駐めて会場に向かった。

 このイベントの目標は

(1)高等学校等で産業教育を学ぶ生徒に誇りと自信を持たせ、その情報を発信する好機とする。

(2)本県の産業教育を担う高等学校等に対する一般県民の理解を促すとともに、中学生等に産業教育の魅力を伝える。 

 である。

 

  本校からは5名の生徒が参加し、オリジナルの「缶バッジ」を幼児や小学生たちに無料で提供した。子どもたちの写真を撮り、その写真がバッジのデザインとなるものであった。生徒のおもてなしがよかったのか、世界にひとつだけのバッジを受け取った子どもたちは満足した様子でうれしそうにしていた。

  展示・発表・販売・コンテスト・パフォーマンス等、どれも手をかけ、時間をかけたものばかりであった。売り子の生徒たちの声に乗せられて買った物もあった。他校の先生の「これ、うまいぞ」に乗せられて買った物もある。盲学校の生徒さんのマッサージはとても気持ちよかった。かけてくることばは自然でほのぼのとしており、それだけでも癒やされた。目が不自由であることを全く感じさせず、自立するための強い意志が感じられた。研究発表は課題を発見し、課題を解決するための手順を踏んでおり、どれも見応えがあった。

 このような他校との交流活動で生徒たちが受ける刺激は大きい。互いに切磋琢磨して、アイディアを出し合い、未来の社会を支えていくベースを築いてもらいたい。

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