日誌

2021年3月の記事一覧

【校長室より】保護者の皆さまへ

 この度、令和3年4月1日付けで石川県立小松明峰高等学校へ異動することになりました。2年間の在職期間、本校の教育活動に対しまして多大なご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 この1年間はコロナ禍において、臨時休業から始まり先行きが見えない中、ご心配事も多かったこととご拝察いたします。生徒たちは感染対策と活動の制約を求められながらも状況をきちんと理解し、思いやりの心を持って学校生活を送ってくれました。今後も当分の間は感染対策をとりながら学校生活を送っていかなければなりません。重ねてご理解ご協力のほどお願いいたします。

 最後に加賀高校を離れるにあたり、アメリカの教育学者ドロシー・ロー・ノルトさんの詩を載せます。お子様の健やかな成長を願っています。時節柄、保護者の方々もご自愛ください。

                   

「子は親の鏡」   ドロシー・ロー・ノルト  

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ

認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

 

  令和3年3月29日

                       石川県立加賀高等学校長 桐生 裕三

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最新ヒットを聞いて、英語のセンスを磨こう!5

 英語担当の大倉です。今年度最後の教職員メッセージを任されて光栄です。いわゆるオオトリですね。相も変わらず、みなさんに聞いてほしい曲を紹介します。動画配信サービスでチェックしてください。

 

Olivia Rodrigo – drivers license

 スター誕生です。元々ディズニー・チャンネルで子役として知られていた彼女ですが、このデビュー曲が全米全英初登場1位をはじめ、全世界で驚異の大ヒットを記録しています。オリビア・ロドリゴさんは、2003年2月生まれの18才です。時代を代表する歌姫としての今後の活躍が期待されます。「あなたに言われて運転免許を取り始めたのに、やっと取れた今はもうあなたと別れてしまった」という心情を切々と歌い上げています。英語がわからない人でも泣いちゃいます。driver’s licenseが正しいつづりですが、発表した後に「間違えちゃった」ととぼけるあたり、結構な天然さんです。

 

Ava Max – Kings & Queens

 「もし世界中の王様が、女王に変わったらシャンパンで乾杯するくらいうれしいわ」という衝撃的な歌い出しのディスコ・チューンです。こちらも年末年始にかけて世界中で大ヒットしました。「なぜ世界中の統治者は男なのか」というこの曲の問いに、世界中が賛同したということです。そう言えば今年のグラミー賞は、主要4部門をすべてビリー・アイリッシュさんやビヨンセさんなどの女性が受賞しました。世界中がこのような時代の流れにある中で、立場のある人が女性蔑視発言をすれば、とんでもないことになります。東京五輪組織委会長退任騒動は国内と国外でとらえ方の温度差がとても激しいものでした。国内のことだけでなく、世界情勢も勉強しましょう。

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表彰伝達式・終業式・離任式

令和3年3月24日(水)

表彰伝達式・終業式・離任式を行いました。

成績優秀者・皆勤賞・精勤賞・各種資格取得者等への表彰です。

今年度は皆勤・精勤を合わせると28名(1・2年のみ)でした。総数の4分の1を超えた素晴らしい結果だと思います。

 

終業式では桐生校長より、イエローハットの創業者の言葉を元に、話していただきました。

著書「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる 心を洗い、心を磨く生き方」より「足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に、何ができましょうか。」等、我々大人にも刺さる言葉でした。

 

離任式です。今年は5人が離任、1人が退任されることとなりました。

名残惜しいですが、新天地での活躍を期待しています。

 

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KCB活動

令和3年3月22日(月)

今年度最後のKCB活動を行いました。

参加人数は48名で、全校生徒の約半数の参加でした。

今回は動橋地区会館での糸切りと、本校校内の物品整理です。

糸切りは、様々な種類の糸があるので大変ですが、手馴れたもので、最初の頃と比べて、早くなっています。

 

講義室と部室棟が、かなり片付きました。

各自、次年度に向けて、しっかりと準備して行きたいですね。

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Keep on fighting

 皆さん、こんにちは。保健体育課の北野です。今年度ももうすぐ終わりますね。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校から始まりどうなることかと思いましたが、加賀高校ではなんとかここまで感染者も出さずに来ることができました。皆さんの頑張りがあってこそだと思います。本当にお疲れさまでした。

 

 今年一年を振り返ってみて感じることは、「諦める」ことはすごく簡単なことだということです。しかし「諦め」からは何も生まれないということも改めて感じました。今年は様々な行事ができるかどうかという状況で、なんとか工夫や対策をして行えたことを思い出してみてください。辞めることは「こんな状況だから」と言ってしまえば簡単です。どうすればできるか考えることはすごく大変なことです。大変なことを乗り越えた先に、今年は新しい景色を多く見ることができました。ぜひその姿勢は新学年になっても忘れないでほしいです。こんな時期だからとすぐに「諦める」ような学校ではなく、常にチャレンジする学校をこれからも作っていきましょう。

 

それでは最後に一言

 

「Keep on fighting」

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