2019年2月の記事一覧

お話の会 ~つみきの家・髙島先生~

今日はひさしぶりの「お話の会」が図書館にて昼休みに開催されました。

今回の語り手は、髙島先生ですよ。
選ばれた本は「つみきのいえ」」という絵本です。
だんだん海に沈んでいく町にすんでいるおじいさん、その町では沈む前に家を上に上に建て増していくのですが、ある日おじいさんが新しい家を立てるための大工道具を海におとしてしまい、道具をとりに昔の海の下にある家に向かって海を潜っていきます。すると、そこにある古い家から数々の思い出が…
髙島先生の静かな声が図書館に響きます。だんだん静かな絵本の世界にひきこまれていく河内っ子たちです。

どんどん下の家を見ていくおじいさん、そこには、そのとき、そのときの懐かしい家族の思い出が。

はじめはどんなお話なのかと思っていた河内っ子たち、しだいに絵本の静かな世界に引き込まれて、しーんと髙島先生の声に聞き入っていました。
われわれ職員も、自分の若かったころ、子どもたちの小さかったころ・・・というように思い出がめぐるひとときでした。

本の世界、やっぱりステキですね。河内小のとても大切な時間でもあります。
3学期も残りわずかですが、河内っ子それぞれの読書目標が達成できるよう、そして本と図書館が好きになるよう、働きかけていきたいと思います。お家でも「好きな本」のお話を家族でしていただけたらと思います。

スキー授業・授業をふりかえって ~6年生~

スキー授業が終わって、6年生たちが振り返りとして書いた文章を紹介します。
河内小学校では、このような振り返りの場を大切にして活動を進めています。6年生たちは、どんな感想をまとめてくれたのでしょうか?一部ですが紹介いたします。

 スキー授業の7日間、私はめあてを立て、その目当てが達成するようがんばってきました。
 教えてもらっているうちに、はじめはハの字だったスキー板がだんだんまっすぐになってきて、苦手だった小回りもだいたいはできるようになりました。それでもS先生が連れて行ってくれた「コブ」はまだうまくこなせません。もっと小回りとか、スキー板の扱いを練習したいと思いました。
 記録会の時、今まで教えてもらった事、上下動やストック、目線はできたけれど、他はつい忘れてしまって少しくやしさが残りました。7日間で私はすごく上手くなったと思います。教えてくれた先生方、ありがとうございます。

 6年間スキー授業をしてきて、ぼくは滑るスピードが速くなりました。そして、転ばなくなったと思います。これは先生が来てくれているからだなと思いました。先生に感謝したいです。
 6年生なので、スキー記録会では最後でした。今まで練習してきたことを生かしてすべれたので良かったです。
 そしてスキー記録会が終わって、自由の時間になりました。ぼくはBチームだったれれど、Aチームのグループに行きました。みんなスピードが早かったけれど、ぼくもしっかり追いつけたので、またがんばりたいです。

 今日、最後のスキー教室をして、今までは「ハの字」ですべることが多かったです。でもS先生とI先生に
「こうすると板をまっすぐにして滑ることができるよ」
など、いろいろアドバイスをしてもらえたおかげで、ハの字ではなくまっすぐにしてすべることができました。
 この他にも、「上下にする」「ストックを使う」「視線」「曲がる時は外がわに体重をかける」など、たくさん教えてくれました。スキーが上手になれたのは、先生たちのおかげです。本当にありがとうございました。

 ぼくは今までスキー教室をやってきて、スキークラブではポールを使った練習までやっているけれど、学校のスキー教室ではポールを使わない基本的な練習ができてうれしいです。 そして、友達とすべれるので楽しいです。
 今日のスキー記録会は少しミスがあったけれど、まあまあうまくすべることができました。上手くできたのは、教えてくださったコーチのおかげなので、コーチには感謝しています。
 そして、これからもスキーをすることがあるので、この習ったことを生かしてすべりたいです。

 今日、最後のスキーがありました。1回目は全然うまくすべれなかったけれど、S先生やT先生、I先生が教えてくれたおかげで、すごく上達したと思います。
 それと、スキー(授業)に7回も行けるのはすごく特別なことなので大切にしていきたいなと思いました。
 スキー記録会では、みんなが応援してくれたり、転んだ人をなぐさめたりしていて、すごく良いなと思いました。自分もみんなが応援してくれたおかげで、がんばろうという思いが出てきました。
 S先生、T先生、I先生、今までいろんなことを教えてくれてありがとうございました。

 今日2月22日は6年生最後のスキー教室となりました。今までたくさんのコーチに教えてもらいました。その一つ一つの言葉のおかげで、成長していくことができました。一年一年、学年が上がっていくにつれて、どんどん上手くなっていくことができました。
 この授業のおかげで、他の学校よりもたくさんスキーができます。だから大会でもスキー授業の事や、練習のことを生かして自分のベストをつくせるようにがんばります。そして後かいしないようにすべりたいです。

 今日まで7日間スキー授業がありました。私の実力はスキー初日から比べると確実に良くなりました。これはすべてコーチのSさんに教えてもらったおかげです。
 スキー授業でスキーをするきかいを増やし、重ねていくとともに、うまくすべる方法がわかり、うまくすべられるようになりました。上下運動や、すりすりターンなどで、苦手なところや、難しいところはあったけれど、努力してすべることができました。
 コブでは、でこぼこしていてすべりにくかったけれど、難しいところでの滑り方も分かりました。
 今日の記録会では、1回目、2回転んでしまい、記録にはなりませんでした。けれど、他の人達の応援のおかげで、最後まで諦めずにすべりきることができました。私達のコーチをしてくださったSコーチ、本当にありがとうございました。

 この6年間で地域の方に教えてもらう、とてもいい機会だと思いました。一年生のころはうまく滑れなかったけれど、だんだん慣れて、今ではA班で滑られるようになりました。五年生のときは、ないとう(内倒)ばっかりしていたけれど、少しは減りました。
 今年はKコーチでいろいろなすべり方をして、楽しく教えてもらいました。そして、今日、スキー記録会で少し失敗したけれど、本気は出せました。このようなスキー教室は中学校ではできないと思うので、とてもいい機会でした。全校がすべられるのはとてもすごいと思います。今までありがとうございます。またこういう機会があったら、この6年間習ったことを生かして、河内はすごいんだぞ、というのを見せたいです。

コーチのみなさん、そして場所を提供してくださったセイモアスキー場のみなさん、
本当にありがとうございました。来年も河内っ子たちをよろしくお願いいたします。

スキー授業の成果を試そう! ~スキー記録会~

河内小学校の特色のひとつが、冬のスキー授業です。
地元や保護者の腕利きコーチのみなさんにお願いをして、冬の金曜日の午後はスキー授業をセイモアスキー場さんで行わせていただいています。
今年の冬の終わりも見えてきた2月22日金曜日、素晴らしいお天気に恵まれた朝。
今年度最後(7回め)のスキー授業にやってきました。

今日は、これまでのスキー授業の成果をためそうと、スキー記録会を行います。
1年生から6年生までの全員(!!)
セイモアスキー場のスキー学校さんが設定してくださったポールバーンを駆け抜けて、記録を測定します。

まずは、記録会の開会式。しっかりとこれまでの感謝の気持ちをこめて。
校長先生のあいさつ。
今日もかわちっこたちのために集まってくださったコーチのみなさんです。
いつも本当にありがとうございます。m(__)m

気持ちをひきしめて。
6年生の代表が前に出て、コーチのみなさんに「お願いしますっ!!」

金曜日朝9時。青空ときれいに整えられたゲレンデが待っていてくれました。
気持ちがいい朝です。

まだお客さんが少ない時間帯。河内っ子たちの「貸し切り」のようです。
河内っ子たちは、本当にめぐまれていますね!!感謝しながら滑らせてもらいます。
記録会前の足慣らしで自由滑走やトレインを。
バーンはかなり締まって硬いので、気をつけて滑らないといけません。

さぁ、いよいよ記録会のスタートです。
 ※ なるべく多くの河内っ子の様子をお伝えしたいので、写真が多くなりデータ量が・・・すみません。
   スタートの様子、全員でないかもしれませんが、撮影者がかぎられていますので、その点もご了解ください。m(_ _)m
緊張のスタート前。



三山先生がスターターです。レディ・・・ゴー!!!
コーチもコースにチャレンジ!!

待機中も練習に余念がない人達も。

スタート地点横では、緊張の待機場所が。応援の声も飛びます。がんばれ~!!

河内っ子の滑りを見守るコーチのみなさんです。




記録会、転んでしまったり、思わぬよいタイムに喜んだり・・・悲喜こもごもありながらも大過なく終えることができました。
最後はお世話になったコーチのみなさんと「振り返りの会」で、これまでの自分の学びや成長、そして感謝の気持ちをコーチと交換しました。
コーチのみなさん、本当にありがとうございました。
1年生はほとんどの子がスキーが初めてでしたが、最後にはポールバーンを滑り降りられるほどに。
そして上学年は昨年度よりもさらに眼を見張るほどの上達をすることができました。
地元・保護者のみなさん、そして地元のスキー場であるセイモアスキー場さんのおかげで、河内っ子たちは本当に素晴らしい体験をすることができました。本当にありがとうございました。
今後とも、末永く河内っ子たちのために、ご協力をいただけたらこんなにうれしいことはありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

※ 後ほど、6年生たちのスキー授業ふりかえり作文をアップいたします。
  お楽しみに!!

もうすぐお別れ…感謝を伝えよう「6年生を送る会」後編

おまたせしました!
水曜日の6年生を送る会、後編の記事をお送りします。
後半のトップバッターは6年生です。
タイトルは「伝統」。
6年生12名、今日の会を開いてくれた在校生たちに、深々とお辞儀、お礼の言葉。
楽しいショートコメディが続きます。
インドの方が現れた!
赤白組も現れた!
応援団ふたたび!
愉快な寸劇が終わり、合奏を披露してくれました。
ギャグを交えながら楽しく、しかし締めるところはぴたりと決めての6年生たちの出し物でした。
12名のすてきなリーダーたち、お別れがもうすぐなのが、ちょっと信じられない気分です。
しかし、卒業の日はこうしている間にもどんどん近づいているのですね・・・

続いては先生たちからのプレゼント出し物ということで、6年生の思い出ムービーが上映されました。
頼もしい彼らにも、かわいい1年生時代、やんちゃざかりの3年生時代・・・があったんですねぇ。
なつかしく、しみじみと見てもらえたでしょうか?
笑顔が見えました。よかったよかった!! (´∀`)

全校合唱は、いきものがかりの「ありがとう」です。6年生と在校生が対面で歌いました。
いい歌ですね。そして河内っ子たちの歌声はさらにすてきでした。

お楽しみ出し物の最後は「全校ゲーム」のジャンケン列車。さて、勝ち上がるのはだれでしょうか?
だんだん列車がながくなっていきます!
決勝で勝利したのは6年生のKさんでした!おめでとう!!

在校生たちのふりかえりも、6年生達のふりかえりも、河内っ子が集会で大切にしてきたものを感じさせるものでした。
気持ちをこめて、さっと考えをまとめて言える河内っ子たちです。6年生を送る会をしっかり振り返ることができました。
校長先生の言葉です。それぞれの学年の心のこもった出し物、5年生4年生の実行委員さんを中心とした会の企画実行のすばらしさ。
これからも大切に守っていきたい河内小のすてきさです・・・
みんなで作ったアーチをくぐって6年生が退場しました。
そして再びみんなで集まって、この会を作ってくれた5年生・4年生実行委員さんたちに拍手をおくりました。


河内小の大切にしてきた集会活動、たてわり活動、振り返り活動、それらが三位一体となって6年生から5年生をはじめとする在校生たちに継承されつつある、そんなことが実感された6年生を送る会になりました。
これまで頑張ってきてくれた6年生達、ありがとう。あと少しですが、学校のリーダー役、よいモデルを見せてあげてください。よろしく頼みます。
そして5年生をリーダーとする在校生のみなさん、河内小の「すてき」な文化を、今日の会のように、しっかり受け継げそうです!自信を持って、これからの河内小をよろしく頼みます。

たくさんの保護者の皆様、地域の皆様にご参観いただきました。
本当にありがとうございました。
河内っ子たちが河内小の伝統というバトンを引き継いでいく大切な3学期の残りの時期、子どもたちのがんばりや成長を認めてお家での話題にしてあげていただけたら幸いです。
今後とも、よろしくお願いいたします。

もうすぐお別れ…感謝を伝えよう「6年生を送る会」 前編

3月まであと一週間あまりとなりました。今年の冬は去年の豪雪を思うと、本当に雪の少ない暖冬となっています。
それでも朝の校舎・体育館は厳しく冷え込んで、春の訪れが待ち遠しい日々です。

そんな冬の終わりの2月20日水曜日、河内っ子たちが心をこめて準備してきたイベント「6年生を送る会」が開催されました。

このイベントを企画実行するのは5年生と4年生有志による「6年生を送る会実行委員」たちです。
彼らは休み時間や給食前後のすきま時間も使って、いっしょうけんめいこれまでお世話になってきた6年生たちに感謝の気持ちを伝えるべく、準備をリードしてきてくれました。
2時間目、体育館にみんなが集まって、前説、そして6年生が入場します。






最初のコーナーは、6年生一人ひとりの紹介クイズ。6年生それぞれの「一番の思い出」を実行委員さんが4択クイズに仕立ててくれました。味な演出ですねぇ!


出し物のトップバッターは2・3年生たちによる「夢に向かって」・オペレッタ風の元気で素敵な発表でした。
♬ 6年生みたいにな~りた~い ♬
♬ 「なになに?」 ♬
最後は6年生たちに「将来の夢」をインタビューしてくれました。
ものすごく元気な歌、ぴったり息のあったかわいい振り付け、2・3年生たちの6年生たちへの感謝のメッセージの歌詞。
とっても素敵は発表に大拍手が巻き起こっていましたね。2・3年生たち、ステキな発表でした!

続いては1年生による「河内イングリッシュ・スペシャル」です。
イングリッシュ? スペシャル? 会場の期待がふくらみます。
「6年生って、カッコイイよね~」「ね~!!」 会場は1年生のかわいらしいセリフとしぐさに釘付け&みんな笑顔!になります。

そして、いったん「準備」のために舞台袖に引っ込んだ1年生たち。
10秒・20秒・・・30秒・・・なかなか現れない1年生たちにフロアが「????」となったところに、
怪しいヒトカゲと怪しいミュージックが響き渡りました。現れたのは・・・

あっ!
ペンパイナッポーアッポーペンのヒトが6にんになってる!!
6年生も会場も大喜び・大ウケでした。やるなぁ、1年生達!!

続いては、今日のホスト役である4・5年生の発表です。
タイトルは「音楽でつなぐ6年生との思い出」です。
息の合った合奏、少ない人数でも気持ちのこもった演奏は聴く人にそれが伝わりますね。
流行りの「パプリカ」を踊ります。
ステップも決まって、かっこよく踊る4・5年生たち!
そして6年生がこれまで後輩たちのために頑張ってきてくれたことを、寸劇にして紹介してくれました。
6年生たちのあとは、しっかりわたしたちが受け継ぎます!という4・5年生たちの気持ちが伝わってくるステージでした。
なんだかぐんと成長を感じました。大きな仕事を引き受けてがんばる河内っ子たちの、大きな成長です。

ここで休憩前に、6年生達へのプレゼントを2年生が用意してくれました。それを一人ひとり手渡ししました。
ちょっと恥ずかしそうに6年生たちも、2年生たちも。それがまたイイかんじでしたよ。

このあと休憩に入って、6年生たちからお返しの出し物があります。
それはまた後ほど・・・アップしますね。お楽しみに!!