2025年8月の記事一覧
【SSH:科学系部活動】高校生と小学生の科学交流 〜小松SSHの地域連携:小学生向け実験教室~
8月22日(金)午後 @サイエンスヒルズこまつ
小松高校科学系部活動(理化部、生物部、天文数学同好会)所属の高校生による小学生向け実験教室を開催しました。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環として、開催しました。
高校生が主体となって企画・運営を行いました。
高校生が日ごろ取り組んでいる学習から、科学の楽しさや探究の面白さを伝えることを目的としています。
今回は、
「身近な材料でできるスライムづくり」
「墨と洗剤で遊ぼう」
「色の不思議:時計反応」
「重曹とブドウ糖が反応すると・・・」
「コアンダ効果って何」
「身近な材料で風船をふくらましてみよう」
の6つのテーマの実験を実施。
高校生たちは、必ず、科学的なしくみ・背景を小学生にわかりやすく説明していました。
小学生たちは目を輝かせながら実験に取り組み、高校生の説明に熱心に耳を傾けていました。
参加してくれた小学生は29名でした。
一緒に来場してくださった保護者の方も熱心に質問してくださいました。
来場してくださった皆様、心から感謝申し上げます。
スライム 墨と洗剤 風船
時計反応 重曹とブドウ糖 コアンダ効果
【理数科2年生】課題研究ポスター発表会 ~中学生へ伝える課題研究のおもしろさ~
8月20日(水)午後
中学生の小松高校体験入学の一環で、本校理数科の生徒が直接、中学生のみなさんへ自分たちの取組を紹介しました。
小松高校SSHといえば、課題研究 です。
まず、理数科の魅力を知っていただくために、理数科2年生代表3名が中学生のみなさんに小松高校SSHについて説明しました。
その後、理数科課題研究10テーマを3会場に分かれてポスター発表をしました。
理数科2年生の生徒たちは中学生にわかりやすく説明できるように工夫していました。
中学生のみなさんは熱心に聞いてくれて、さらに多くの質問をしてくれました。
会場全体の様子
研究に関する実験の様子も実際に見ていただきました。
小松高校はSSH指定校なので、県内の高校の中でも数多くの実験・研究機器がトップクラスでそろっています。
ポスター発表会の後、理数科の生徒たちと中学生のみなさんとで懇談会(絆タイム)を行いました。
受験勉強の仕方、部活動と勉強の両立について、理数科特有の行事について、などなど・・・。
理数科2年生2名と中学生3~4名ずつで懇談しました。
笑い声が起きたり、歓声が起きたり、とても楽しそうでした。
「理数科は、女子でも安心して過ごせるので、心配しなくても大丈夫」と中・高女子どうしで会話が弾んでいました。
同じ中学校の先輩後輩で久しぶりに会い、「来年の4月、待ってるね」、と話していたことも印象的でした。
【SSH】物理チャレンジ2025 第2チャレンジ出場決定 ~全国の舞台へ挑戦!~
8月19日(火)
理数科2年生の生徒が「物理チャレンジ2025」において第1チャレンジを突破し、全国大会である第2チャレンジ(全国大会)への出場(第1チャレンジの成績上位者 約100名)が決定いたしました。
物理チャレンジは、全国の中高生が物理の理論と実験に挑む競技会であり、国際物理オリンピックの日本代表選考も兼ねた、極めて高度な学びと交流の場です。
理化部の生徒を中心として、日々勉強会を実施してきました。その成果が実りました。
このたび、その努力を賞して「校長報償費授与式」が行われました。
馬場校長先生からねぎらいの言葉をいただき、「がんばってきます」と答えていました。
第2チャレンジ概要
日程:2025年8月22日(金)〜25日(月)
会場:東京理科大学 野田キャンパス
内容:実験コンテスト(5時間)
理論コンテスト(5時間)
サイエンスツアー、交流会、Physics Liveなど
日々の探究心と粘り強い思考力が実を結びました。物理の楽しさと奥深さを全国の仲間と分かち合える貴重な機会となります。今後のさらなる飛躍を心より応援しています。
【SSH:科学系部活動】高校生が教える小学生向けプログラミング教室
8月6日(水) 7日(木) 9日(土) 10日(日)
9:45~11:45 @サイエンスヒルズこまつ 全4日間の日程で行いました。
天文数学同好会の生徒を中心に、日々プログラミングについて学んだり、教え合ったりしていた生徒たちが、小学生にプログラミングを教える企画です。
サイエンスヒルズこまつの方々のおかげで実現することができました。
初級:Scratch 小学校3年生以上
中級:Python 小学校3年生以上
のプログラムです。
今年に入ってから、生徒たちが講座の内容や進行も考え、生徒たちが講義を担当しました。
4日間、講師役がそれぞれ変わり、講師役以外の生徒は参加した小学生一人一人に高校生がアシスタントとしてすぐに小学生の要望に応えられるように準備しました。
初級の様子 中級の様子
高校生にとっては、教えることでさらにプログラミングについて理解を深めることができました。
また、小学生にとっては歳の近い高校生から学ぶことでプログラミングに対して親しみやすく、もっと学びたいという意欲につながるきっかけになればよいなあと思っています。
生徒たちは教える難しさもわかった4日間でした。
最終日は全員で記念写真を撮りました。
これからも継続して開講していく予定です。
ぜひ興味のある方はご参加ください。
参加してくださった皆様、誠にありがとうございました!
講座を開くにあたってご協力くださった皆様、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m
【理数科2年生】高校生と究める探究教室 山代中学校編 ~高校生も中学生も一緒に探究、共に成長~
7月31日(木)13:30~
今回は山代中学校で究める探究教室を行わせていただきました。
中学生に高校生が教えるのですが、理数科2年生10名は、教えるために事前に準備を行ってきました。また、教えるために勉強もしました。
科学チャレンジで取り組んだウィンドカーを中学生バージョンに改良したものを教材として使いました。
中学生が作成中にあまり口を出さないようにするなど、適切なアドバイスの難しさもわかったそうです。
中学生たちが、実験に挑戦している様子です。かつて生徒たちが大学の先生や大学院生から教わったことを思い出しながら、中学生に優しく指導していました。
試技を重ねて、ウィンドカーを改良し、タイムが速くなっていく様子を見て、中学生と一緒に理数科の生徒も喜んでいました。
中学生から、お手本に高校生のウィンドカーを見たいと言われました。
高校生が作ったウィンドカーを走らせた結果、中学生のものよりタイムが早くて(当然?)、中学生から歓声が上がりました。
ホッとした~、と高校生が照れたように言っていました(見ていた教員もホッとしました)。
最後に、小松高校理数科の特徴や良いところを話して、みんなで記念写真をとりました。
お招きしてくださった山代中学校のみなさん、本当にありがとうございました。
勉強にもなったし、なによりも山代中学校のみなさんと科学を通じて交流できてとても楽しかったです!
【理数科2年生】韓国大田科学高校のみなさんが帰国 ~科学が結んだ友情 12月またお会いしましょう~
7月31日(木)9:00
4日間にわたる国際科学交流プログラムが終わり、本校を訪問してくれた韓国大田高校の皆さんが、帰国の途につきました。
4日間という短い期間ではありましたが、夜遅くまで共同研究についてディスカッションし、共にパズル作成の実習を行った時間は、生徒たちにとってかけがえのない宝物となりました。
ささやかではありますが、お別れ会を開催しました。
一人一人4日間の交流で感じたことを英語で伝えあいました。
その後プレゼント交換を行いました。
「12月にまた会いましょう」
「12月また会えることを楽しみにしています」が多く聞かれました。
別れを惜しんでいました。
韓国大田科学高校のみなさんが小松空港へ向かう時間まで、交流を深めました。
小松空港へ向かう韓国大田科学高校のみなさんをお見送りしました。
韓国大田(テジョン)科学高校の生徒さんたちは、皆さんがロボット工学の研究者など、それぞれの分野で研究者を目指しています。
小松高校理数科の生徒たちと、お互いに「夢が叶うといいね」と励まし合う姿は、未来の科学を担う者として、とても前向きだなあと思いました。
【SSH】韓国大田科学高校との交流 ~日韓の絆を深める記念品交換~
大田科学高校の先生お2人から記念品をいただきました。
小松高校からは、校長先生より記念品をお渡ししました。
ありがとうございました!
生徒はもちろんですが、教員も韓国大田科学高校の先生方と交流し、とても楽しかったです。
12月の訪韓時にお会いできることを楽しみにしています!