2025年7月の記事一覧
【理数科2年生】韓国の高校生との国際科学交流セミナー① ~次世代研究者の育成を目指して~
韓国大田科学高校の生徒12名と小松高校理数科2年生41名は、1か月前からGeoGebraで、非周期性パズルの一つ「アインシュタインタイル」を一人一人が考えてきました。
韓国の高校生12名と小松高校理数科の生徒41名が交流し、10のグループに分かれてディスカッションを行い、各グループでオリジナルのアインシュタインタイルパズルを制作しました。
今年は、以下の皆さんも参加してくれました。
普通科2年生: 8名
大聖寺高校2年生: 4名
星稜高校2年生: 3名
星稜高校1年生: 1名
星稜中学校2年生: 1名
7月29日(火)@小松高校視聴覚室
9:00
小松高校 校長先生の挨拶
校長先生から「科学交流を楽しんでほしい」という主旨の英語でのご挨拶があり、会が始まりました。
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学系 コンピューティング科学研究領域
教授 上原 隆平(UEHARA Ryuhei)先生の講義
非周期性パズルに関する講義を、すべて英語で受けました。講義では、研究の歴史や背景、パズルの仕組みに加え、これから自分たちで作るアインシュタインタイルのポイントについても学びました。
「パズルを数学的に考えるという英語の講義を聞いて、もともと難しい内容が、さらに難しく感じられました」
という感想を述べる生徒もいましたが、
「パズルを数学的に考えることのおもしろさを知った」
「今勉強している英語の今後の学び方の方向性がわかった」
「最前線の研究者が英語で数学を説明してくださったこと、根気よく何通りも考えることの大切さをはなしてくださったことに感動した」
という感想を述べた生徒もいました。
いずれの学校の生徒からもたくさんの質問が出て、充実した質疑応答が行われました。
講義終了後も、上原先生への質問に生徒の列がついて、個々に質問をしていました。
上原先生は丁寧に一人一人の質問に答えてくださり、質問した生徒からはとても嬉しかった!という声が聞かれました。
講義後、聞いて話せるように英語を勉強しないと、と言っていた生徒がとても多かったです。
科学のフィールドは世界なので、この日この時間の感じたこと思ったことをずっと覚えていてほしいです。