2019年7月の記事一覧
理数科生物野外実習が行われました。
7月25、26日(木、金)、理数科1年生の生物野外実習が行われました。
日程
7月25日(木) | |
6:15 | 学校集合・荷物積み込み |
6:30 | 学校出発 |
10:00~11:00 | のと海洋ふれあいセンターにて海洋生物採集 |
13:00~ | ウニ発生実験・顕微鏡観察① (のと海洋ふれあいセンター実習室) |
20:00~ | ウニ発生顕微鏡観察② (能登少年自然の家実験室) |
22:00~ | ウニ発生顕微鏡観察③ (能登少年自然の家実験室) |
1日目は午前中、海に入って海洋生物採集をしました。これから人工授精させるウニとその他の海洋生物を班ごとに採取しました。みんなウェットスーツを着用し、一生懸命海に潜り、班員が協力し合って採取していました。午後からは、ウニの人工授精を行い発生の様子を夜までずっと顕微鏡観察しました。
海洋生物採集の様子
ウニの人工授精実験の様子
野外炊飯の様子
ウニ発生の顕微鏡観察の様子
7月26日(金) | |
6:15 | 学校集合・荷物積み込み |
6:00 | ウニ発生顕微鏡観察④ (能登少年自然の家実験室) |
9:00~ | ウニ発生顕微鏡観察⑤ (のと海洋ふれあいセンター実習室) |
13:00~ | 海洋生物観察(のと海洋ふれあいセンター実習室) |
18:00~ | 学校到着・後片付け・解散 |
2日目は午前中ウニ発生観察を継続して行いました。午後は前日に採取した海洋生物の観察と同定を行いました。また、のと海洋ふれあいセンターの坂井恵一先生に棘皮動物についての講義を受けました。棘皮動物の性質や構造について詳しく説明して頂き、棘皮動物に親しみが生徒達は前日に自分達で採取した生物だったため、興味も思い入れもあり、とても大切に扱いながら熱心に観察していました。
海洋生物観察の様子
能登少年自然の家での集合写真
教員向け第2回課題研究指導研修会が行われました。
7月17日(水)放課後、数学・理科の教員対象に課題研究指導の研修会が行われました。
第1回に引き続き、石川県立大学 生物資源環境学部 生物生産科学科 応用昆虫学 准教授 弘中満太郎先生を講師にお招きして、「研究という地味な行為を進める方法」というテーマで課題研究についてご指導いただきました。 今回は特に「論文を作成指導について重点的にご指導いただきました。論文を作成する意義から論文の構成、各項目の書き方について丁寧に指導していただき、今後の指導の指針となりました。弘中先生
講義の様子
第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」
7月17日(水)5,6限、2年理数科の学校設定科目「課題探究Ⅱ」で第2回こまつ研究サポートプログラム「第2回課題研究中間報告会」が行われました。前回は開催されなかった数学の研究班の報告会も行われました。前回の「第1回課題研究中間報告会」から約2か月が経ち、研究を少しずつ進めている様子から、研究の仮説、現在の進捗状況について報告し、大学の先生方からご指導・ご助言をいただきました。どの研究班の生徒達もみんなこれから始まる夏休みに向けて、勉強と部活動、課題研究をどのように両立させるかについて熱心に考えていました。
★参加していただいた大学の先生方
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系
名誉教授 國藤 進先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 准教授 川上 裕 先生(数学分野)
金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授 阿部 聡先生(物理系)
金沢大学 理工研究域 機械工学系 教授 小松﨑 俊彦先生(物理系)
金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科
教授 草野 英二先生(化学系)
富山大学 理工学研究部(工学部環境応用化学科)
教授 加賀谷重浩先生(化学分野)
石川県立大学 生物資源工学研究所 助教 中谷内 修先生(生物分野)
数学班の様子 その1
数学班の様子 その2
物理班の様子 その1
物理班の様子 その2
化学班の様子 その1
化学班の様子 その2
生物班の様子
科学探究・課題探究Ⅲ特別講義が行われました。
学校設定科目「科学探究」(普通科理系3年生)、「課題探究Ⅲ」(理数科3年生)の特別講義が行われました。東北大学大学院工学部電気情報物理工学科准教授鳥谷部祥一先生を講師としてお招きし、「熱揺らぎの物理学と生体ナノマシン」というテーマで講義をしていただきました。
キネシンやATPアーゼ、DNAポリメラーゼ、鞭毛モーターなどの生体内における分子モーターについての最先端の研究についてわかりやすく説明してくださいました。また、東北大の紹介や研究者についても丁寧に説明していただきました。多くの生徒が、受験勉強へのモチベーションが上がったと話していました。
講義の様子講義の様子
講義の様子
質疑応答の様子