2021年6月の記事一覧

社会見学に行きました(3年)

3年生が社会科で、野菜を作っている農家について学習しています。教科書で学習していても勉強にはなるのですが、実際に農家の方にお話を聞くことや農地を見学することのほうが、はるかに勉強になります。そこで、昨年度に引き続き、笠間農園さんにご協力をいただき、社会見学に行ってきました。

たくさんのビニールハウス、想像以上にたくさん植えてある小松菜の姿、暑い中、ビニールハウスの中で黙々と仕分け作業をしている方々の手際の良さなどに、子どもたちは目をくりくりさせて見入っていました。

 

 

 

ビニールハウスの中では、あっという間に地面が平らでさらさらになる様子を見せてもらい、自動で種をまいていく機械まで動かしてもらいました。機械が動いている様子を見て「すごい!すごい!」と歓声があがっていました。1年間でたくさんのお世話をしながらいろいろな種類の野菜を育てているお話も聞くことが出来て、子どもたちも大満足。

そんな中でも一番子どもたちが喜んだのが、小松菜の収穫体験です。「せっかくだから、大きいのを選んでもっていってね。おいしい小松菜をお家の人に食べてもらってね。」という笠間さんのやさしい一言に、子どもたちは、どの株が大きいかなと真剣なまなざしで選別していました。自分で切り取った株をお土産にいただき、感謝でいっぱいの社会見学になりました。学校に帰ってから、教えていただいたことを復習しながらさらに学習を進めていきます。

 

 

 

笑顔はじけるはまなすタイム

本校では、1年から6年生の異学年が交流するはまなすタイムを時々設定しています。今月のはまなすタイムは、昼休みに、6年生が考えた遊びを行いました。天気がよかったので、外で活動するグループもありました。6年生は、自分たちのグループの子が楽しめるようにと、学年で活動場所などの確認をした上で内容を企画したり、担当の先生と打ち合わせをしたりして準備を進めてきました。「ハンカチ落とし」を楽しんだり、「宝探し」を楽しんだりする姿が見られました。ユニークだったのが、3階の廊下全体をつかった「だるまさんがころんだ」です。音楽室のドアから「だるまさんが ころんだ!」というかけ声をかける子。パソコン室前からそろりそろりと音楽室前に向かって進み出る子。長い廊下を上手に使って楽しく遊んでいました。「風船バレー」を楽しんでいるグループもありました。いろいろな学年がそれぞれに楽しむ時には、ちょっぴり我慢したり、ゆずったり、優しい心で接したりすることが大切です。はまなすタイムでは、そんな気持ちも育っているような感じがしました。次のはまなすタイムが待ち遠しいです。

 

 

 

 

今日の授業の様子から

 

2年生のクラスでは、道徳の授業をしていました。「あぶないよ」という資料をもとに、自分たちの考えを出し合っています。優しそうで、身なりの整った人がこまっている場面で、親切な男の子が、男の人を信用してしまい、あぶないめに合うかもしれないというお話でした。先日の不審者対応訓練での津幡警察署の署員の方のお話とも重なり、子どもたちは活発に発言していました。今日の授業で、安全をよく考えて生活することの大切さについて改めて理解を深めていたような気がします。

 

 

4年生の理科では、「電流のはたらき」について学習していました。今までの学習から、直列つなぎだとモーターは速く回り、並列つなぎだとモーターの回転は変わらないことを思い出し、直列つなぎと並列つなぎの回路の電流の大きさはどうなっているのかについて考える授業です。グループで役割を工夫しながら実験したり、実験結果から分かったことを話し合ったりしながら、電流の大きさについてまとめていました。電池は身の回りの中にたくさん活用されています。それぞれのつなぎ方の特性を知ることは、いつかどこかで実際に役立つことがあるのではないでしょうか。

 

プール開き

今朝は、少し涼し気な空気を感じましたが、お昼に近づくにつれ、だんだん日差しも強くなり、夏を感じさせる一日となりました。

今日は、6年1組、2組がプール開きを行いました。

例年は学年で実施していたのですが、今年度は、プールには1クラスずつしか入らなことになっているため、5時間目・6時間目にそれぞれのクラスが行いました。どちらのクラスも、校長先生のお話を聞いた後、プールでの水難事故が起きないようにという思いを込めて、プールの四隅にお清めの塩をまきました。そのあと、水泳指導を行いましたが、相手との適度な距離を置きながら、あまりおしゃべりをしないで授業に取り組んでいました。明日からは、順次いろいろなクラスがプールに入ります。たくさんの時間はプールに入れないのですが、少しでも水に慣れて、自分の泳力を伸ばしてほしいものです。

 

 

 

生活の学習(1年・2年)

北陸地方も梅雨に入りました。今日は、曇り空の一日でした。そんな中、1年生と2年生が町探検に出かけました。

1年生は、近くの公園へ、2年生は向粟崎2丁目方面へ行きました。

それぞれの場所で、いろいろな発見をしたようです。探検へ行くと、交通ルールを確認したり、公共の場所での過ごし方を確認したりと生きた勉強ができます。また、実際に見たり触れたりしたことは心に強く残ります。子どもたちは、ちょっぴり疲れた表情を見せながらも、きらきらした笑顔で学校に帰ってきました。

 

 

 

不審者対応避難訓練

今日は、不審者が校内に入ってきた場合の訓練がありました。不審者に対応する職員、子どもたちの避難行動を指示する職員、不審者が確保されるまで子どもたちを守る職員などそれぞれの役割に分かれ、子どもたちの安全を確保する訓練です。訓練には、津幡警察署の警察官と内灘交番の警察官が協力してくださいました。訓練後に、放送で、警察官の方からのお話を聞きました。お話の内容を紹介いたしますので、ご家庭での不審者へのご指導の参考にしてください。

①危ない場所に近づかない

 人がいない場所、暗い場所には危険が潜んでいる場合があります。そのような場所には近づかないようにしましょう。

 

②見た目では判断できない

 不審者といえば、子どもたちは黒づくめのイメージをもちますが、実際に子どもたちに悪いことをする人は子どもたちに怖がられないような恰好をしていることが多いです。悪いことをする人は、見た目で判断できません。

③こわい人かもしれないと思った時の行動

 用事もないのに近づいてくる人、遠くからじっと見ている人、帰ってくるのをじっと待っている人、知らない人なのに話しかけてくる人は、もしかしたら怖い人かも知れません。声をかけられたら「しっかり断る」「近くの人に助けを求める」ことが大切です。

④いざというとき大きな声を出せるように準備しておく

 人は、恐怖心を感じた時や、緊張した時には、声が出なくなることがあります。大きな声を出したくても、小さな声しか出ないことがあります。日頃から大きな声を出すように声を鍛えておくことが大切です。特別な練習や訓練ではなく、普段の授業で大きな声で発表をしたり、元気いっぱいに歌をうたったりすることで、いざという時に、しっかりと声が出ます。

⑤いかのおすし

 

(画像:石川県警察のHPより)

いかのおすしのキーワードを忘れずに、いざというときに自分の身を自分で守るようにしましょう。

 

道徳の授業(1年)

入学してから、はや2か月たった1年生の道徳の授業です。

1組は友達について、2組はきまりについて話し合っていました。それぞれのクラスでは、道徳の資料を読み、お話に出てくる登場人物の気持ちを考えて、発表していました。友達について考える授業では、せっかくもらったおいしいさつまいもをうさぎさんに分けてあげる場面で、くまさんの気持ちを発表したくて、たくさんの子が手を挙げていました。きまりについて考える授業では、授業の最後に、学校のきまりについてどんなきまりがあるかを確かめ合っていました。どちらのクラスも、たくさんの子どもたちが手をあげて元気いっぱいに発表していました。また、話を聞く子も、相手の方を向きしっかりと話を聞けていました。2か月の成長を感じました。

道徳の時間は、気持ちを考えて発表するので、答えはありません。いろいろな人の考えを聞くことで、自分には今までなかった考えに気付くこともあります。また、自分の生活を見つめなおす機会になることもあります。一度お子さんの道徳の教科書を開いてみて、どんな資料で学習しているのか読んでみてください。

 

 

 

 

 

雨にも負けず

雨が降り続く月曜日となりました。休み時間に大好きな運動場や遊具コーナー、松林で過ごすことが出来なくなり、子どもたちは少しつまらないかもしれません。職員室にいると、1階プレイルームから、とっても元気な「1.2.3、4・・・」という掛け声が聞こえてきました。のぞいてみると、1年1組の子どもたちが準備運動をしています。1年生の係の子が、みんなに体操の指示を上手に出していました。けがを防ぐために、しっかりと体ほぐしをしているようです。

となりの体育館では1年2組が、自分たちの考えで、運動の場を作り上げている授業をしていました。どんなコースを作ると楽しめるかという話し合いでした。

2階理科室では、自分たちの授業で使うモーターカーを4年生の子どもたちが一生懸命作っていました。たくさんの部品があり、上手につくらないと動きません。説明書も複雑で、なかなか手ごわいです。そんな中、理科の先生が、自分がモーターカーを作る様子を撮影したものを動画で繰り返し見せていました。子どもたちは、自分の作業と照らし合わせて、先生の作り方を大いに参考にしていました。

5年生の教室へ進んでみると、外国語の授業でした。クラスの友達にバースデーカードを送るために、カードを作っていました。カードづくりに必要な道具を、英語を使って先生に伝えていました。先週から、5年生は、3階の普通教室から2階の多目的室へと教室移動しており、教室内の移動もスムーズにできるようになっていたため、子どもたちも楽しそうに授業していました。

 

2年生の教室では、こんな道具があったらいいなと思うものを考えてまとめる学習をしていました。「なんでもできる椅子」「頭がよくなるえんぴつ」 「ウイルスおまもり」など、子どもたちの必要感があふれているグッズがたくさんありました。

 

湿度が高く、じめじめとした空気の中でしたが、子どもたちは、雨にも負けず一生懸命授業に取り組んでいました。

 

とはいえ、この季節は、大人も子どもも体調を崩しがちです。これからも、早寝早起き朝ごはんで、子どもたちが学校で一日を楽しく過ごせるよう、ご家庭でも応援をお願いいたします。

 

かんさつ名人(1年)

校内を歩いていると、児童玄関前の日陰ゾーンで1年生が学習していました。

何をしているのかなと近づいてみると、あちらこちらから「教頭先生、見てください。」「先生、上手にかけたよ。」とたくさんの声がかかりました。どうやら、自分たちの育てているアサガオを観察して、スケッチしているようです。

 

 

 

「ぼく、こんな色にしたよ。」と見せてくれた子は、茎の部分にほのかに見える紫色や赤色を緑の中に書き足していました。

「この葉っぱ、ざらざらしているよ。」と手触りを教えてくれた子もいました。眼だけでなく、触感も使って観察しているようです。

葉の形も、細かなところもよく観察して本物そっくりに書いています。

観察名人がたくさんいました。すごいなと感嘆して1年生の教室をのぞくと、そのコツが少しわかりました。

教室前面の大型テレビに葉っぱの画像が映し出されています。外に出て、観察する前に、みんなで画像を見ながら葉っぱについていろいろと気付いたことを発見していたようです。ただ観察するのではなく、みんなで発見したことを共有してからの観察は、感性を伸ばしてくれていたのですね。

人権教室・人権の花

内灘町人権擁護委員の方々が来校され、環境委員会の子どもたちに「人権」についてお話してくださいました。子どもたちは、人権擁護委員の方のお話をしっかりと聞き、質問にもはきはきと答えていました。その様子に、委員の方々も「向の子は、すごいね。」と何度もほめてくださいました。

人権教室の終わりに、内灘町から寄付していただいた「人権の花」を贈呈していただき、そのあと、いただいたお花をみんなで花壇に植えました。これから夏に向かって、今日みんなで植えたお花がどんどん増えていくといいですね。

環境委員会の皆さん、今日はたくさんのお花を植えてくれてありがとう。