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総合学科ニュース
葉物野菜の収穫(農業系列)
2年生「野菜」
昨年の10月下旬からは、ハウス内でアブラナ科の野菜を中心とした葉菜類の栽培を行っています。小松菜、水菜、チンゲンサイ、小カブ、かつお菜、ホウレンソウ、スイスチャードなどが植わっています。
3学期最初の実習では、かつお菜と小カブの収穫を行いました。
地際からハサミを入れることやカブの根を切り落とすこと、下葉や傷んだ葉を取り除くこと、収穫の際に周囲の他の野菜を傷つけたり汚したりしないことなどを学びながら収穫しました。
収穫後は、収穫時についた泥を水で洗い落としたりカブの表面をきれいに拭いたりして、袋詰めの際に見栄えがよくなるようにしています。
ちょっとしたことで葉が折れてしまったり、傷がついてしまうので丁寧な作業を心がけています。
ビニールハウスの冬支度(農業系列)
2年生「野菜」
12月に入ると、冬の備えを行わなければなりません。
草花のビニールハウスでは、一足早く対応していました。生徒を連れてハウス内を観察させます。今までとの違いを聞くと、「竹の支柱がしてある」とすぐに気づきました。支柱をする理由を聞くと、しばらくして「雪の重さでハウスがつぶれないようにする」と答えてくれました。
野菜のビニールハウスでも対応が必要です。3人一組になって、脚立を用いながら支柱を立てる作業を行いました。安全に気を付けて、脚立を使う際はストッパーをかませること、落ちないように下で支えること、などを確認し、2棟分の支柱を立てました。
生徒は、雪の対策としてこのような工夫をしていること学びました。
ダイコンの収穫(農業系列)
1年生「農業と環境」
年度後半の栽培実習はダイコンです。9月13・14日に播種し、27・28日にかけて間引き・追肥をしました。そして11月22日には14Hのメンバーが収穫を行いました。
一人当たり3本を育てました。天候に恵まれたこともあり、全体として順調に生育しました。収穫のやり方を聞いた後、実際に抜いてみます。が、なかなか思うように抜けません。「せんせ~、抜け~ん!」「どこ持てばいいがん?」「重たぁー」「でっか~っ」「誰かの足みた~い」などと口々に言いながら、賑やかに作業が進みました。中には生育が進みすぎて、割れたり空洞ができたりしたものもありました。
収穫後は水洗いし葉を切り落として、各自長さと重量を測りました。平均2.5㎏、大きなものでは3.2㎏長さが55cmになるものもありました。
それぞれ2本ずつ家に持ち帰りました。みんなどんな風にして食べたのでしょうね。
総合的な探究の時間「和倉温泉御便殿ツアー(モニターツアー)」(ビジネス系列)
10月31日(月)に七尾市の和倉温泉にて、本校総合学科の「観光ビジネス」を選択している生徒と和倉温泉観光協会と共同で「和倉温泉御便殿ツアー」のモニターツアーを実施しました。
5月より準備を行い、ガイドプランの作成やガイドの練習などを経て、今回のモニターツアーの実施に至りました。当日は、午前中は和倉温泉の旅館スタッフの方々を中心とし、午後からは旅行会社や県の観光課の方々を中心に、ガイドを行いました。今後は、今回のモニターツアーで出た意見を参考に和倉温泉観光協会とさらにブラッシュアップし、商品化にむけたプランの作成へと進めていきます。
生徒の感想
・ガイドの途中で一般の観光客の方も参加する場面があり、実践的な活動になり良い経験となった。
・緊張したが、最後まで笑顔でガイドすることができた。
・ミスなくガイドをこなせた。今日の振り返りをしっかり行い、よかったところや改善点を次の2年生メンバーに伝えていきたい。
ダイコンの収穫(農業系列)
秋の収穫も本番を迎えました。今回はダイコンです。
品種は「あじまる」といいます。加賀野菜の一つ“源助ダイコン”の系統で、形は太く長さは短いのが特徴です。
しっかり植わっているので、抜くのが大変です。収穫してみると、「太っと~い」「ずんぐりむっくりや!」「短かっ」「なかなか抜けーん」と声が聞こえてきます。太さは10㎝以上、重さを測ると平均1.46㎏ありました。
きめが細かく味がしみこみやすく、おでんなどの煮物に最適だといわれています。一人一本ずつ持ち帰りましたが、味わった感想をぜひ聞かせて下さい。
イネの刈り取り(農業系列)
2年生「作物」
一人一ポットずつイネを育てその生育を観察してきましたが、10月26日、いよいよ刈り取りを迎えました。片手では持ちきれないほどに増えた茎の束をノコギリ鎌で刈ります。「一本の苗からこんなに大きくなってびっくりしており、中には思うように刈り取りできず、手こずる生徒も見受けられした。刈り取ったイネは束ねて2週間ほど乾燥させます。
「一粒一本の苗からどれだけのお米が実るのか」がテーマです。定期的に草丈や茎数を数え調査してきましたが、乾燥後は穂を取って一穂にどれだけの籾がついているのか調べます。
里山の豊かさ(農業系列)
「生物活用」
学校周辺は秋の装いを色濃くしています。今回は演習林に出かけて、秋の味覚を探します。
向かう途中には、カラスウリやムカゴ(自然薯のわき芽の栄養体)を見つけました。
演習林に入るとお目当ては、「アカモミタケ(カマツミミとも)」というキノコです。モミ系の木の周辺に生えているキノコで、全体にオレンジ色をしています。お味噌汁や炊き込みご飯の具として食べます。今年はたくさん出ているようで、注意深く探すと「ここにも、あそこにも」と見つけることができました。
帰りには銀杏やアケビ、ミョウガなどもゲット。「キノコは苦手なんです」「アケビは嫌い」「銀杏くさ~い」という生徒も、学校周辺の里山の豊かさを実感しました。
収穫の秋を控えて
学校は中間考査の真っ最中でしばらく実習はお預けですが、ハウス内や露地の畑では秋の収穫を控えた野菜たちが順調に生育しています。
ハウスではすでにトマトの収穫が始まっています。大玉・中玉をはじめミニトマトも様々な種類・色のものがあります。その他、ブロッコリーも出荷が始まりました。
露地野菜ではネギやキャベツが収穫され、ハクサイやダイコンが大きくなってきました。
収穫した野菜は、毎週木曜日の午前中に校内販売されるとともに、JAの農産物直売所で販売しています。ぜひご利用ください。
サツマイモの収穫(農業系列)
秋の収穫第一弾は、サツマイモです。学校で育てた苗を5月下旬に畑に植え付けたものです。
1年生は「農業と環境」の時間を使い、スコップをもってイモを掘り上げます。2年生は蔓を切り始末をして、ビニールマルチをはがすという下準備をしたうえで、収穫作業に入りました。掘り上げる際にスコップで傷をつけてしまったものもありましたが、いずれも大きなサツマイモが穫れました。
今日収穫したのは、“紅あずま”と“金時”の2品種です。どちらもホクホクとした食感です。常温で2~3週間保管することで、でんぷんが糖に変わりより甘みが増します。
収穫は、この後“紅はるか”“紫芋”“安納芋”と続きます。
ナタネの播種(農業系列)
第2農場旧牧草地跡。毎年春には、黄色い花が一面に広がる菜の花畑になっています。
花が終わると、5月下旬には刈り取りし乾燥させたうえで保管していました。
2学期に入り本格的な種とりです。茎ごと粉砕機にかけてさやから外し、ごみと種を分けるために“唐箕(とうみ)”という道具にかけます。さらにふるいにかけて選別し、種とりは終了です。
選別された種を2年生で播きました。細かい種を均等に播くのは難しいですが、一面の菜の花畑を想像して作業に取り組みました。