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総合学科ニュース
イネの生育調査(農業系列)
2年生「作物」 今年はイネの栽培を一人一鉢で行っています。
一粒の種もみから発芽した一本の苗を5月に植えました。実習のたびに生育の様子を調査しています。調べるのは、分げつ数(茎の数)と草丈(人に例えると身長)です。
7月6日の調査では、最低でも分げつ数が30本以上、草丈は40㎝以上に生長しています。夏休み前にもう一回調べる予定です。
果たして一粒の種もみ、一本の苗からどれだけのお米が収穫できるでしょうか。
エダマメとダイズ(農業系列)
「先生、エダマメとダイズって、同じ植物なんですかぁ?違うもんやと思ってた…。」
エダマメとダイズ。ダイズを未成熟の状態で収穫し食べるのが、エダマメ。ダイズは、マメが成熟するのを待って収穫します。ですから収穫時期が違うだけで同じ植物です。分類上はエダマメは野菜、ダイズは作物として扱います。
先の質問をしてきた生徒は、まだ信じられない様子です。
播種時期を変えて、ダイズの栽培を始めました。5月に定植したものは生育が進み花が咲き始め、エダマメとして収穫し利用する予定です。一方6月に定植したものは、ダイズになるまで栽培を続けていきます。栽培を通じてエダマメとダイズをそれぞれ実感してもらいたいです。
トウモロコシ栽培もいよいよ大詰め(農業系列)
畑で栽培しているトウモロコシについて、いよいよ雄穂(ゆうずい)に続き雌穂(しずい)も出てきました。それに合わせて2度目の追肥と土寄せも終わりました。
今回は、①動物による被害を防ぐために周囲にネットを張る、②害虫であるアワノメイガ対策の一つとして受粉後の雄穂を切り取る、③カラス対策として防鳥ネットを張る、という作業を行いました。
実が充実するまでの間あと数回消毒が必要ですが、二週間余りで収穫を迎えられそうです。
野菜苗などの鑑定(農業系列)
6月13日、2年生「野菜」。夏野菜を中心に、苗の状態で葉や花などの形状から「野菜の名前」と「属している科名」を答える鑑定試験を行いました。
1問を20秒で判断し解答用紙に記入します。合計20問あります。この間何度も収穫しいつも目にしている野菜もあれば、あまり見たこともない葉もあったりしますが…。
解答し終わった後、全員で答え合わせをしました。実習で扱ったキュウリやエンドウ、ブロッコリーなど実はわかっても葉や苗の状態と結びついていない生徒が何人もいてびっくり。植物体全体を意識して見ること見せることの大切さを再認識しています。
My菜園(農業系列)
3年生「野菜」。種まきから収穫までをすべて自分で行う、名付けて“My菜園”の取り組みが始まっています。
5月11日、ナス、ピーマンを中心に一人あたり2種類の野菜を播種し、それから一か月。発芽したものをビニールポットへ移植する“鉢上げ”作業を実習しました。合わせて緩効性の固形肥料を与え6月いっぱい育苗します。7月初めには圃場に定植する予定です。
オリジナルクッキー作り(農業系列)
≪材料≫薄力粉、砂糖、マーガリン、ベーキングパウダー、卵、ココアまたは抹茶、水
24H・34H食品製造の授業でオリジナルクッキーを作りました。生徒1人1人の個性が光ります。同じ材料で抹茶かココアを選択し、好きな様にデザインします。生地を交換したり、色違いを組み合わせたり、生産実習とは違った色とりどりの形に目をうばわれます!
ナシの袋掛けとリンゴの摘果(農業系列:24H)
5月下旬から摘果を何度かしたナシは、あめ玉位の大きさに成長しています。生徒達は、一枝に3個ほど、病気にかかっていない大きめの実に袋を掛けていきます。ナシは2回の袋掛けが必要で、袋はナシが雨風にさらされたり、虫に吸われたり、病気がつかない様に守ってくれます。
リンゴは摘果作業をしています。形のきれいな実を残し、枝に合わせて残していく実を決めます。小さくても、無袋栽培でリンゴを収穫まで観察しながら管理していきます。小さくても、もう色づいていますよ!
■ ネギの追肥と土寄せ2(総合学科農業系列)
膝の高さぐらいまで生長してきたネギ。前回から約一月経ちました。2度目の追肥と土寄せの作業です。
まず化成肥料をネギの両側にムラなく撒き、次に鍬を使って土を寄せていきます。肥料はネギに直接かけないこと、一ヶ所に固まることのないようにまんべんなく撒くことに注意します。
土寄せでは、鍬でネギを傷つけることのないように丁寧に作業します。普段、ほとんど鍬を使うことがないので、このような実習の機会に扱いに慣れてほしいです。
総合的な探究の時間 観光ガイドに向けて(ビジネス系列)
総合学科ビジネス系列で「観光Ⅱ」を学ぶ選択をしている生徒5名が、「総合的な探究の時間」で探究活動のテーマとして、和倉温泉の観光ガイドを計画しています。
修学旅行誘致のため、石川県や和倉温泉観光協会とタッグを組み、和倉温泉の観光ガイドツアーを考えていきます。そして、地元の和倉温泉観光スポットの調査を進め、秋ごろに向けて実際にガイドツアーの実行を目指しています。
観光を楽しむ目線、高校生の目線を大切にし、オリジナル観光ガイドツアー実施に向けて調査をがんばります。
手作り味噌、麹は生きている!(農業系列)
34H食品製造の授業で、手作り味噌を作りました。大豆、塩、麹で作る「手前味噌」です。一晩水に漬けた大豆を鍋で1時間ほど煮て、煮汁は捨てずに取り置き、大豆をつぶしていきます。冬の間の2月に作った麹をすりこぎでつぶし、塩を混ぜて大豆と一緒によくこねます。この時に煮汁を加えよく混ぜます。味噌の水分はこの煮汁がポイントです。麹のお米も学校で収穫したお米です。今後は発酵の様子を観察していきます。食品製造加工室は、大豆のおいしい匂いに包まれました。おいしい味噌になるといいなあ。
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【学校案内】
令和7年度
2027年に石川県で全国高等学校総合文化祭が開催されます