総合学科ニュース

イネの収量調査(農業系列)

2年生「作物」

 2年生は実験用のポットに一人一本の苗を植え、イネの栽培を行ってきました。11月に収穫・乾燥させ、現在イネの収量を調査しています。

 分げつ(枝分かれ)した茎の数や穂の数、穂についたモミの数を調査しました。その後は、穂から籾をすべて外し、水の中に入れて充実した籾と未熟な籾を選別し、さらに籾摺り・精米の工程があります。

 調査した結果では、平均して一ポット当たり76.6本の穂数、大きいもので一穂につき157.1粒の籾がついていました。この結果から、一ポット当たりつまり一本(粒)の苗からできた籾(お米)の数がわかります。計算上では12,033粒になります。

 漠然と「たくさん穫れるんのだろうな」と思っていた生徒も、実際の量と数値を見てびっくりしていました。