2023年6月の記事一覧
山岳・スキー部 北信越大会結果報告
6月16日(金)~6月19日(日)に第35回 北信越高等学校登山大会に参加してきました。
今回の会場は福井県。新潟、長野、富山、石川、福井の5県から男女計19チームの参加となりました。「西方が岳」と「蠑螺が岳(さざえがたけ)」を登りましたが、海抜0mから登り始めるという石川県にはない環境の山でした。
惜しくも「優秀校」になることはできませんでしたが、この日に向けて努力してきた成果を出すことができたと思います以下に詳細を載せます。
大会1日目(開会式、各種審査)
開会式後、まずはテント設営審査が行われました。1チーム4人編成で行動するのですが、女子隊1名が体調不良のため欠席となり、3人でテントを張ることになりました。3人で張る練習はしたことがなかったのですが、お互いに声を掛け合い、時間内に貼ることができました。男子もかなり時間を残して張り終えることができました。その後に行われた筆記試験では、苦戦しながらも勉強した成果を出すことができました。
大会2日目(登山活動)
天気は快晴。海がスタートになった今大会。前には山、後ろには海というこれまで体験したことのない登山になりました。登山行動はすべて班行動(全チームがまとまって歩行する形態)で行われました。生徒たちは他校から遅れることなく、しっかりとした足取りで無事に登りきることができました。
宿舎に戻ってからは、生徒交流会が行われました。福井県の武生高校の生徒が司会を務めてくれて、学校の垣根をこえてわいわいと楽しそうに活動する様子が見られました。
大会3日目(伝統文化体験、閉会式)
「伝統文化体験」では若狭塗箸の制作を行いました。漆塗りの箸をやすりで少しずつ磨いていき、漆の層の下にある貝殻模様をきれいに出せるようにがんばっていました。
閉会式では審査委員長から「コロナ禍のせいで登山の技術力の低下がみられる。安全に楽しく登山を行うためにこれからも多くの技術を習得してほしい」というお話がありました。
3日間を振り返って
全体的に力不足を感じた大会でした。細かいミスが多く減点が重なってしまったので、初心にかえり勉強し直したいと思います。
女子は8月に行われる全国大会に向けて、男子は新体制になるので先輩たちから教えてもらったことを大切にし、さらなる努力をしていきます。
山岳・スキー部 令和5年度総合体育大会登山大会 結果
6月1日~3日にかけて令和5年度総合体育大会登山大会が行われました。
結果は… 女子 優勝! 男子 第2位!
男女ともに6月16日から富山で行われる第35回北信越高等学校登山大会(以下北信越大会)、さらに女子は8月7日から北海道で行われる第67回全国高等学校登山大会(以下全国大会)に出場を決めました!
以下、詳細です。
大会1日目(6月1日)
テント設営審査、装備審査、筆記審査がありました。テント設営審査は10分以内に正しく安全にテントを設営できるかを審査します。男子は昨年度の新人戦の時にはアジャスターにトラブルが発生したてることができませんでしたが、今年は男女とも時間内に設営することが出来ました。装備審査は審査員が指定した道具が正しい状態でザック(リュックサック)の中にしまわれているかなどを審査します。慌てることなく、指定された装備を提出することができました。今年から防水の仕方が厳格化されましたが、前日に細かくチェックを行えたため、無事に乗り切ることができました。筆記試験は気象、自然観察、救急、天気図の4種類の試験に加え、共通試験があり、一人1種類を受験しました。毎日こつこつと勉強を重ねてきたおかげで、全体的に好成績をおさめることができました。炊事審査ではこれまでの練習通り、男女とも手際よく作ることができ、おいしく食べることができました。
大会2日目(6月2日)
台風接近にともなう大雨により、登山活動が安全に行えないとの判断が下されたため、この日は中止となりました。
大会3日目(6月3日)
昨日の中止をうけ、この日に登山活動を行いました。天気は回復しており、とても歩きやすいコンディションでした。コースの一部はチーム行動(生徒たちだけで登山を行う形式)で行われたため、ペース配分や現在地の確認など、すべて自分たちで判断する必要がありました。男子は練習以上のペースで登ることができ、女子も朝練の成果を十分に発揮することができました。
今大会の反省・分析をしっかりと行い、北信越大会、全国大会に向けて練習をしていきます。
開会式 テント設営 炊事(きなこもち) 炊事(白米、スープ)
甚之助避難小屋にて 南竜分岐にて 選手交流会 表彰式1
表彰式2 表彰式3