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白砂青松

以前は日本の至る所で見られた砂浜の風景「白砂青松」(はくさせいしょう)
今から60年ほど前に作られた外小の校歌でも歌われていますよね。
「ふかみ~どり♪ はまま~つの♪」
「しらす~なに♪ ハマナ~スの♪」
白い砂に松の木、この二つが合わさると白砂青松です。
(校歌の歌詞を想像すると、60年前の風景が浮かび上がってきそうですね)
その白砂青松の風景がドンドン消えているそうです。
砂浜が消えているのです。
自然が、何千年という時をかけて作り上げたバランスが、
人の手によってあっという間に崩されてしまったのです。
主に、砂防工事やダムの設置などにより、河川からの土砂の流入が減少し、
波が持ってくる砂よりも持っていく砂が多くなり
海岸が侵食され砂浜が消えています。
人間が住みやすくなるように開発しているとはいえ、
やはり、有ったものが無くなるいうのは寂しいものです。
人が住みやすいように開発するという事は、大体同じ事をします。
そうするとどうなるでしょうか?
どこも似たような風景になるのではないでしょうか?
旅行に行っても同じ風景だと面白くないですよね。きっと。
今一度自分たちの身近な自然、「白砂青松」を見つめてみませんか?
どうすれば残していけるのか?
そんなことを考えるきっかけ作りに、コミュニティスクールでは
アサギマダラというチョウに協力してもらい、活動していきます。
アサギマダラと砂浜、何か関係あるの?
ちょっとだけ関係があります。というか関係させます(笑)

砂浜について興味深い記事を見つけましたのでリンクを貼っておきます。
消えゆく砂浜
白尾海岸ただ今工事中です。
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海の声

私は緊張から解放されたからか、週末体調を崩しました。
なので、気を紛らわす為に、海の声を聞きに行ってきました。
もちろん、浦ちゃんこと、桐谷健太さんが唄うあの曲ではないですよ。



海は寒かった。まだまだ寒かった。
そして、冬の荒波の力強さに驚かされました。




沢山のブロック片が波で打ち上げられていました。
海の流れで集まる場所は、ほぼ決まっているようです。




漁具や流木、そしてビンやペットボトル等も。




排水路も、冬の厳しい風や波で破壊されています。




自然の力って凄い。そして怖い。
海は何と言っているのでしょうか?
「こんなもん、流すなや!」「おまんらで片づけや!」
とでも言っているような気がしました。

あ~、海の声聞きたくなってきた。
三線の音はいいな~。BEGINの曲はいいな~。沖縄いいな~。
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白尾海岸、再び。

3月20日の朝刊にて、白尾海岸浸食記事の続編をみつけましたので、早速行ってきました。
前回の記事はコチラ





木で作られた柵が、波の浸食により埋まっていた箇所が剥き出しに。
場所によっては、もう崩れ落ちていました。危険個所にはロープで侵入できないようになっていました。





崖の上には漂着物と思われるゴミが散乱。
この上まで高波が押し寄せていたのでしょうか?

  



人間達が「波が~」「侵食が~」と心配している事をよそに、
カモメたちは何事も無かったかのように、エサを捕る事に一生懸命です。

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白尾海岸

1月20日の北國新聞朝刊にて、衝撃を受けました。



この目で確めるために、白尾の浜へ見に行ってきました。

浜茶屋前のコンクリートの階段を降りると、目の前に広がっていた砂浜が・・・
全く見当たりません。
波の花が見れてしまうのでは?と思わせるほど、
ザッツパーン!ザッパーン!と、波がコンクリートの階段に突撃していました。



階段から大崎方面を見渡すと、砂浜はあるのですが、なだらかだった砂の坂が、
大崎方面まで崖状に連なっています。



干潮時で、すでに階段が一段沈んでいます。
満潮だともっと海が近づいているのかと思うとちょっと怖いですね。


このまま砂浜は無くなってしまうのでしょうか?

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