日誌

新規日誌1

卒業式の祝辞

感動の卒業式が無事に終わりました。



お陰様で多数のご要望を頂きました。


祝辞の内容をもう一度聞きたいということです。


本当に有り難いことです。


お恥ずかしいところもございますが、


全文を載せたいと思います。




〈祝辞 全文〉


平成29年度、卒業式にあたり、お祝いの言葉を申し上げます。


卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。





小学校の6年間において、卒業生の皆さんは、


本当にたくさんのことを学んだはずです。


楽しかった事、嬉しかったこと、そして苦しくて辛かったこと。


そんな6年間を、ポジティブに過ごすことはできましたか?


日本一、ポジティブに過ごすことはできましたでしょうか。





どうでしょう。


日本一と言われたら、自分の気持ちに迷いが出た人が、


いたのではないでしょうか。





実は、この日本一という言葉には、秘密があります。


誰がポジティブ日本一を決めるのか。


誰と勝負して、ポジティブ日本一を目指したのか。





答えは、自分自身です。自分が日本一だと思えばそれでいいのです。





ポジティブに、重さや長さのような単位はありません。


ということは、ポジティブのように、


自分の思いや気持ちというものは、他人と比べられないものなのです。





自分自身が、


ポジティブかどうか、自信があるかどうか、勇気があるかどうか、


それは、人に決めてもらうものではなく、


まず、自分自身で決めていくことなのです。





卒業生の皆さんは、小学校生活の6年間を通して、


「君たちはどう生きるか」


の基礎と基本を学んだということを、決して忘れないでください。





その学びによって、


自分自身で考える力や

行動を決定していく力を

手に入れたはずです。





今の世の中は、頭の良い人だけが活躍できる世の中ではありません。


自分の意見を持ち、正しく主張し、周りと協力しながら行動出来る、


バランスの良い人が活躍できる社会になっています。


中学校へ進学したら、


今まで以上に、自分自身の言葉と行動に責任を持って、


頑張って頂きたいと思います。





そしてもう一つ、忘れてはならないのは、


ここまで育ててくれたお父さんお母さん、お家の方、


学校の先生方、地域の方々に、


「感謝」の気持ちを持つ事です。





そして、感謝の恩返しを必ずしてほしいと思います。





感謝の恩返しとは、


お家の人の言う事を聞くとか、

将来面倒をみるとか、

自分の稼いだお金で旅行につれていくとか、そんな事ではありません。





感謝の恩返しとは、


自分がしてもらったことを、

次の世代に同じようにしてあげること。


なのです。





例えば、5年前、今の卒業生たちが1年生だった頃、


最上級生の6年生にたくさん面倒をみてもらったと思います。


そして自分たちが6年生になった今年一年間、


下級生たちの面倒を一生懸命になって見てくれていたのを、


みんな知っています。

それこそが、自分たちが1年生だった頃の、
6年生への感謝の恩返しなのです。


お父さんお母さんへの感謝の恩返しは、


いつか自分が親になった時、自分の子どもを心から愛して、


大切に育てることです。





先生方への感謝の恩返しは、


自分の学んだ事を、たくさんの人に教えてあげることです。








地域の人への感謝の恩返しは、


自分が地域を守れるような人間になって、


次世代の子どもたちを守っていくことです。





それは、何百年も何千年も昔から、


感謝のリレーとしてずっと続いていたものです。


みんなも、しっかりとそのバトンを受け継いでいるということを、


忘れないでください。





最後になりますが、


そのバトンをしっかりと我が子のために、受け継いでこられた、


保護者の皆様、


様々な御苦労と戦いの日々の連続だったと御察しいたします。


しかし、そんな御苦労も吹き飛ぶかのような、


大きく成長した卒業生を目の当たりにして、


大きな感動の日を迎えられたのではないかと思います。


あらためまして、本当に、おめでとうございます。





そして学校の先生方、PTA活動に携わった方々、


地域の方々の、支えがあって、


今日の日を迎えることができました。


感謝ともに御礼申し上げます。





人生の幸福は感動の数で決まります。





PTA会長として、ひとりの保護者として、


外日角小学校の今年度の卒業生から、


たくさんの感動をもらいました。


卒業生の皆さん、本当にありがとう。





君たちが、


さらに大きく成長し、幸せな人生を歩めるよう、


心から期待し、


お祝いの言葉とさせて頂きます。





平成30年 3月16日  


PTA会長 今本 誠和


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折り合いをつける

先日、PTAの役員会・常任委員会が行なわれました。
四月の発足以来、役員をはじめとした委員の皆様に、たくさんのご協力をいただいております。
ありがとうございます。

さて、その時に出たお話をひとつ。

今月10日に行なわれたエンジョイホームの話から、兄弟がいる家庭内において、
「どの講座を希望するかで、もめるようなことがあった。」
と事例報告がありました。

それを聞いて、即座に、
山下校長先生が、
「素晴らしい!折り合いをつけることを学んだのではないですか!?ありがとうございます!」
と、返答されました。

『折り合いをつける』
という事は、日常生活の中において、
数多く出会う事でしょう。

何の講座を受けたい?
今日の晩御飯は何にする?
宿題はいつするの?
旅行の行き先は?
将来の夢は?
・・・などなど。

家庭内においても、
学校生活においても、
話し合いで何かを決めるという場は多く、
それは、
大人になって社会に出てからも、
その話し合いの力はとても大切です。

その話し合いの場で、
お互いの主張が向かい合った時に、
解決に向かうための方法のひとつが、
『協議と妥協』
と言われています。

それを、わかりやすく言い換えたのが、
山下校長先生のおっしゃる
『折り合いをつける』
という事なのです。

協議も妥協も無ければ、
それは支配であり、命令です。
子育てにおいて、自分の子どもを私物化してしまっては、
子どもが伸び伸びと育つはずはないのです。

あらゆる経験をさせることにより、
小学生である子どもたちの成長を支援するために、
『衝突』や『対立』から逃げていては、大きな成長のきっかけを逃してしまいます。

『衝突』や『対立』をポジティブに言い換えると、『協議』という言葉になります。
その話し合いの場をたくさん持ち、
最終的には、お互いの妥協点を見つける。
とても難しいですが、とても大事です。

山下校長先生は、
『折り合い』をつけて、エンジョイホームに参加した兄弟の成長を大いに喜んだのです。
そして、その体験を話してくれた事に感謝したのです。
私はそう感じました。

『折り合いをつける』ために必要なこと。
それは、
相手の立場に立って考え、
相手を思いやる、

『優しさ』

だと思います。

来月には、
コミュニケーションウィークが実施されると聞いています。

ご家庭において、
『折り合いをつける』
という事について、
話し合ってみるのも良いかもしれませんね。
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エンジョイホームについて考える

先日のエンジョイホームから、早くも一週間が経ちました。
素晴らしい講座が目白押しで、運営に関わった全ての方々に感謝申し上げます。

さて、このエンジョイホームは、かほく市が推進するコミュニティスクール事業のひとつです。
コミュニティスクール(通称コミスク)については、案内もあった通り目的や内容についてご存知の方も多いと思います。
もしも、コミスクって何?と思われる方は、かほく市のホームページをご覧になって下さい。

この、コミスク。
そして、エンジョイホーム。
体験してみて如何だったでしょうか?
楽しかったり、初めての経験をしたり、頭や体を使ってたくさんの学びを得たりと、普段の学校生活では得られないような体験をしたはずです。

この経験は、何に生かされるのでしょうか。

まずは、地域の方や運営に携わった方々に感謝の気持ちを持てるという事です。
本当に一生懸命にPTA学年部の部長さんをはじめ、たくさんの方が何ヵ月も前から準備してくれていたのを側で見させて頂きました。
子供達にもきっと伝わっていると思います。
たくさんの協力者がいるということを知ることは、未来への明るい希望を生み、そして次は自分が他の人のために何かできる人になるきっかけとなったはずです。

また、エンジョイホームの講座は、たくさんある中から、ひとつしか受けられませんでしたね。
中には第一希望が叶わず、第二、第三希望の講座に参加した児童もたくさんいました。
ここでご理解頂きたいのは、第一希望の講座を受ける事がエンジョイホームの目的ではなく、子供達の将来にとって、無限にある新しい世界への扉のひとつを覗かせることです。
今回は親子での参加も多かったはずです。
これからも、子供達に色んな経験をさせてみようと思った親御さんも多かったのではないでしょうか。
これを機に、子供達の無限の可能性を探るきっかけ作りの大切さを再認識してもらえれば、エンジョイホームは大成功だったと思います。

他にもたくさんの目的があるはずですが、
その目的を考えて頂ければ幸いです。

PTAはこれからも色々な取り組みを行っていきます。

「なぜこんなことをするんだろう?」
「なんのためにするんだろう?」

必ず目的があります。
必ず意味があります。

これからも、
子供達に関わる保護者、先生、地域の人で、
意思疎通を図りながら、
子供達の明るい未来に、プラスのきっかけを与えられますように。
ご協力頂きたいと思います。

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ご挨拶

みなさんはじめまして。
PTA会長の今本と申します。
4月26日のPTA総会を持ちまして、
正式に会長となりました。
1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、
はじめましてのご報告にはなりますが、
既に29年度のPTA活動は、
引継、計画、協議、準備と、
活動が活発化しております。
役員の皆様をはじめ、学校職員の先生方、保護者の方々、地域の方々のご協力のもと、
スムーズに始動できております。
この場をお借りして御礼申し上げます。

私は、PTA総会での山下校長先生のお言葉にあった、
『学校と家庭は車の両輪である。』
と言う事を常に意識していきたいと考えています。

その為に、PTAの役割は、その両輪を上手く回すための繋ぎのパーツ(シャフト)でなければいけません。
歪みなく、真っ直ぐに、折れない極太のシャフトであり続けるために、
開かれたPTAという組織の運営を目指します。

『何でも話し合える関係を大切に。』

まずは、相互理解です。
普段のPTA活動について、
ご存知のない方も多数いらっしゃるようです。
ぜひ、PTA の活動に興味を持って、少しでも目を向けていただけると幸いです。
このサイトのPTAだよりも、
その様な情報発信の場になるように心がけてまいります。

ご意見、ご相談等あれば、
遠慮なくご連絡ください!
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静かに始動、アサギマダラプロジェクト

昨年から始まった、コミュニティ・スクール事業。
市内の小・中学校が思考を凝らし色々な取り組みをしています。
我が外小では主に四つの取り組みをしています。

1.挨拶運動
2.読書活動の充実
3.グラウンド・ゴルフ
4.環境について考えよう

4番目の「環境について考えよう」に関わることを個人的に行ってみました。
アサギマダラという旅をするチョウを軸に、環境について考えるのですが、
昨年は秋に咲くフジバカマを学校に植えました。
この植物は秋に南下するアサギマダラを呼ぶための植物なのですが、
私は、春に北上してきた時に呼ぶ植物「スナビキソウ」を栽培しました。
昨年、たまたま引っこ抜かれたスナビキソウを海岸で見つけ
ちょうど良かった!と持って帰り植えた所、上手く根付きました。
ただ、冬になり茎も枯れてしまい、来年は無理かな?と諦めていたところ…



枯れた茎付近からスナビキソウの葉によく似た芽がいくつも顔を出しました。
そういえば地下茎で増えるんだったかな?
外に出ていた茎は枯れても地面の中の茎は生きていた!
沢山増えたら学校にも植えよう。
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始動開始

入学式も終わり、外小っ子達も本格的に学校生活が始まりました。

時を同じくして、
いつもなら卒業式辺りに始動開始する奴が、
ようやく動き始めました。



暖かい日が続いた先週末にようやく起きたようで、まだ眠そう(笑)
桜の開花もちょっと遅めでしたので、今年は寒い春だったのでしょう。
そういえば、最近何となく春と秋が短く感じます。

始動開始といえば、4月7日から、西田幾多郎哲学館でライトアップが始まりました。
遠くから見ると、紫っぽい光が転々と輝いていたので行ってきました。



遊歩道がライトアップ
これは夜の散歩も怖くない。今なら桜も見ごろです。
でも、遠くから見たのと違うな~。

と迷いながら歩くと見えてきました。



そう、これこれ。
なんだかウニが転がっているようにも見えますが(笑)
色も変わる仕様で、時間や季節によっても変わるそうな。

帰り際空を見上げると、満月並みの月明かりに負けじと
冬の大三角形が輝いていました。



さあ、平成二十九年度も始動開始です。
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春の訪れ

卒業式が終わってもまだ肌寒い日が続きますが、
生き物たちはすっかり春の生き物に代わりました。

大空高く囀る様子はよく見るヒバリ。
地上に降り立った姿をあまり見る事がなかったのですが、
たまたま近くに降りてくれました。



様々な小鳥の囀りが聞こえてくると、今度は桜が待っています。
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銀河鉄道

夜空を見上げると…



えっ!?
銀河鉄道!!!

6年生はもうすぐ新しい旅に出発ですね。
再び始まるドラマを素敵なものに仕上げてください。
やすらぎよりも素晴らしいものに気づくことでしょう。

うん?何だか聴いた事あるフレーズだ。

中学生になったら、とにかく
青春の真っ赤な血を燃やせ!

これも聞いたことある(笑)


ちなみに画像の銀河鉄道の正体は、国際宇宙ステーション(ISS)です。
ある意味、終わりのない旅に連れ出してくれる銀河鉄道なのかも。
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ベニマシコ

三月に入り、日中は暖かい日も出てきました。
色々な小鳥のさえずりも聞こえてきます。
そんな中、初めて見る鳥を発見しました。
ベニマシコです。漢字で書くと紅猿子。
顔が赤くて猿の顔ようなので紅猿子なのでしょうか?



まだまだ知らないことが沢山有ります。
日々勉強ですね。
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8760時間

水平線に沈むオリオンを眺めると、
「冬が終わるんだな~。」
と感じます…




本当か?

今までそんな事想ったこともありません(笑)
ただ、冬にオリオン座を撮り始めて、
いつも見えていたものが見えなくなると
また、新たなものが見えてくると
「季節の変わり目なのだな~」と最近感じるようになりました。

カモやハクチョウ達も順次北の方に旅立って、
野鳥も冬の鳥から春の鳥に変わろうとしています。
草木も芽吹き始めました。
きっともうすぐ昆虫たちも出てくることでしょう。
6年生は次のステージに旅立つ時がやってきます。
そしてまた新たなメンバーで新年度を迎える。
一年とは短いものですね。
365日、時間にすると8760時間。
1日9時間睡眠だと、活動時間は5475時間。

一時一時を大切に使わないとな~。
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コミュニティ・スクール シンポジウム その2

講演を終えたばかりの竹原さんをコメンテーターに、
コーディネーターは市の学校地域協議働推進室長の折戸さん。
そしてパネリスト4人でのパネルディスカッションが始まりました。
パネリストの顔ぶれは、
谷内宇ノ気中校長、高松中学校運営協議会委員の細川さん、
宇野気小学校運営協議会委員の細井さん、そして外小の学校運営協議会委員の金子さん。
あれ?外小のエンジョイホームでお世話になっている方々のお名前がずらりと並びました。




細川さんは、読み聞かせボランティア「やまんば」のお話をしていました。
読書好きな方が集まって始めてから20年続けておられます。
長い間続けられるのも、子供達の成長を見る事ができるからです。と仰っていました。
最初から学校を回るために作ったわけではなく、
「出逢い」によって今に至ったようです。
人が人を結びつける。続けていると自然と導かれるのでしょうか?

谷内校長は、学校側からの意見を述べていました。
予算等色々と現実的な問題点を挙げていました。

細井さんは「櫻井三郎左衛門のような方々が沢山…」という言葉が印象的でしたが(笑)
宇野気小区での見守り隊のお話もされていました。
「見守り隊の方が居るからこそ子供達も安心して登下校できる。
もっと見守り隊の事を知ってもらいたい!」と熱弁をふるっていました。

金子さんはアサギマダラについてのお話でした。
地域の環境を使って本物を見せる。
これが大事!と。
「卵から産まれた幼虫は皆チョウになるわけではない。
サナギから100%チョウが出てくるなんてとんでもない。
ほとんどは寄生蜂や寄生蝿が出てくるのです。」
と、教科書には載っていない、本物を見た人が知っている事実を教えてくれました。

パネルディスカッションの話を聞いて、
一番大事なことは、「続けられる事」だと思いました。
そのためには、
コミュニティ・スクールに賛同してくれる仲間を沢山見つける事。
その人たちが心底楽しむ事。
そして、予算。
始まったばかりのかほく市コミュニティ・スクール。
楽しい未来に皆で進んでいきましょう。
身近な所に面白い事が沢山転がっているものです。
皆で探して拾って皆に分けましょう!
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コミュニティ・スクール シンポジウム その1

2月11日建国記念の日に高松産業文化センター大ホールにて、
「コミュニティ・スクール」シンポジウム in かほく
みんなでwin・win・win  ~学校から始まる地域づくり~
が開催されました。

プログラムは

1.アトラクション 
児童劇団 三郎羽左衛門一座による
「知恵ある勇者 櫻井三郎左衛門の戦い」上演

2.基調講演
講師:竹原和泉
演題:「コミュニティ・スクールの魅力」

3.パネルディスカッション
テーマ「かほく市コミュニティ・スクールがめざすもの」

という三部構成の内容でした。

三郎左衛門一座の劇は、戦国時代の高松村の村長「櫻井三郎左衛門」という
実在の人物の勇気ある行動を後世に伝えるために作られました。
何をした人だったかは劇を見れば分かります。
きっとこれからも色んな所で上演してくれるはずです。
三郎左衛門一座についてはかほく市広報2016年3月号に詳しく載っています。
この一座を作ったことにより、学校と地域が一体となり
その地域のお話を後世に繋げるという、まさにコミュニティ・スクールだと思いました。




次に、コミュニティ・スクールの魅力について竹原さんに講演して頂きました。



コミュニティ・スクール、簡単に言うと、
「古き良き学校に戻ろう」と私は解釈しました。
そして、
学校生活が終われば「ハイ、サヨウナラ」ではなく、
卒業後も学校に関わろう。学校を利用しよう。利用されよう。
学校と地域が持ちつ持たれつの良い関係を築きましょう。
皆で地域を盛り上げて住みよい街にしよう!という事なのです。
今回のシンポジウムのサブテーマにwinが三つ付いていますが、
学校、地域の人、地域社会どれもが恩恵をうけるという事と仰っていました。
学校と地域が両輪となり校長が運転する。
これがコミュニティ・スクールだそうです。
校長先生のハンドルさばきにこうご期待!
という意味ではございません(笑)
皆で同じ方向に向かって楽しい未来へ進みましょう!

竹原さんが関わった活動の話を聞いた中で、「井戸端会議室」が面白そうでした。
学校校舎の一角に地域の人が気軽に集まってお茶を飲んだりと、くつろげる空間を作ったそうです。
外小も近々改修工事をするとの事ですので、
この機会に是非地域住民の憩いの場を作ってもらえたらと思います。
地域住民が趣味で作った作品等を展示したりできたら面白そうですね。
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哲学

哲学者「西田幾多郎」が生まれ育った町、かほく市。
そんなかほく市に西田幾多郎記念哲学館があります。
哲学に興味のない私には縁の無い所と思っていました。
先日、ある本を借りようと図書館の資料検索で本を検索したところ、
その本は図書館と何故か哲学館の図書室に。
哲学館から借りただけで何だか哲学者になった気分(笑)
その本の名は「風の谷のナウシカ」
何度も何度も映画がTVで再放送されているので、知っている子も多いと思います。
この映画には原作があり、全7巻の漫画なのですが、
映画は2巻までのお話で編集されています。
映画以降のお話、そう2巻以降が中々に面白い。
作者が本当に書きたかったことが2巻以降に書かれているのだな。と思いました。
30年ほど前の漫画ですが、問題提起は現代にも通ずる内容でした。
宮崎駿さんって凄い人だな~。何者?
またまたせっかくなので哲学的に何か考えてみようと思い、
「生きるとは何か?」
と考えてみました。
が、
全く分かりません(笑)
ただただ「生きねば」と思っております。
生きていればきっと答えが見つかる…はず。

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能 雄二先生

1月28日の授業参観後に、PTA主催で子育て講演会がありました。
お題「子供の差は育てた親の差」
講師 能雄二先生

実は2014年度かほく市PTA大会にも子育て講演をしていただきました。
その時もそうだったのですが、今回も大変分かりやすくお話してくださりました。
おやじ的コミュニケーションを駆使し、面白おかしく話が進むのですが時間が足りない。
その中で特に印象に残ったのがお父さんの存在についてでした。
やはりお父さんは一家の頂点に立っていないといけないと思いました。
実に頭が痛い話でした。
お父さん、お母さん、それぞれの役目があるのです。
世のお父さん方、子どもに負けないよう体力を付けておきましょう!
それにしても、息子、お母さんの一人二役はは面白かったです(笑)

そして、子供が小さいうちから「間違いは間違いだ!」と教えておかないと、
後々子供が可哀想な運命を辿ることになる事の事例も資料にもらいました。
隣の家から卵を取って来ても叱らなかったことが、強盗をしても悪い事だと思わず、
最後は死刑になるというお話でした。

もう一つ資料として持ってきていただいた詩「雨ニモアテズ」
が面白いので紹介します。
宮沢賢治の代表作「雨ニモマケズ」のパロディで、現代っ子を表現した詩です。

「雨ニモアテズ」 

雨ニモアテズ 風ニモアテズ


雪ニモ 夏ノ暑サニモアテズ

ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ

意欲モナク 体力モナク

イツモブツブツ 不満ヲイッテイル

毎日塾ニ追ワレ テレビニ吸イツイテ 遊バズ

朝カラ アクビヲシ  集会ガアレバ 貧血ヲオコシ

アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテカエリミズ

作業ハグズグズ 注意散漫スグニアキ ソシテスグ忘レ

リッパナ家ノ 自分ノ部屋ニトジコモッテイテ

東ニ病人アレバ 医者ガ悪イトイイ

西ニ疲レタ母アレバ 養老院ニ行ケトイイ

南ニ死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ

北ニケンカヤ訴訟(裁判)ガアレバ ナガメテカカワラズ

日照リノトキハ 冷房ヲツケ

ミンナニ 勉強勉強トイワレ

叱ラレモセズ コワイモノモシラズ

コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ
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星の輝き

年の初めの天気とは打って変わって、1月も後半になれば雪景色が多くなりました。
そんな雪がよく降る天気でも、たまーに晴れ間を見せてくれる冬の夜空。
空気が澄んでいるからか、星の輝きが一段と綺麗です。
そんな輝いている星たちにも死が訪れるそうです。
星の死とは、爆発すること。
今まさに爆発寸前の星が写っています。
オリオン座のベテルギウスというオレンジ色に輝く星です。
冬の大三角形を形成する星で、観測するにあたり重要なポジションを担っています。
地球からは640光年離れているという事で、今見ている輝きは640年前の輝きなのです。
室町時代に放たれた光を今見ているという事になりますので、
もしかしたらベテルギウスはもう爆発しているのかもしれませんね。



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2017年スタート

新年、あけましておめでとうございます。
昨年同様、晴れの元旦でした。晴れたので行ってきました。
昨年と同じ場所へ。
昨年は間近でミサゴというタカの仲間を見ましたが、今年は?



チュウヒです。
河北潟のシンボル的なタカで、葦原を低空で滑空する姿をよく見ます。
今回もタカの仲間が間近で飛んでくれました。



常に下を向いてキョロキョロと獲物を探しているので、
うつむき気味で自信なさげに見えるところが親近感を覚えます(笑)
見た目はそんなチュウヒもやはり猛禽。
近くに来ると迫力満点です。
そりゃカモ達も焦って逃げるはずです。



先ほど目撃したチュウヒ(たぶん)が湖上で争っていました。
相手もチュウヒのようです。


来年度より、「外小アサギマダラの会」が発足予定です。
只今メンバー募集中。
アサギマダラの生息調査やフジバカマの育成等を行う予定ですが、
身近な生き物調査や市内の生き物関係のイベントに参加なども考え中。
生き物に興味のある外小っ子は是非校長先生に名乗り出てください。

早速ですが、かほく市広報1月号に
白鳥ウォッチングバスツアーのお知らせがありました。


追記
そういえば、昨年の元旦に見たいと思っていたミサゴのダイブを昨年末に目撃しました。

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なわとび集会

小学校では12月から「なわとびチャレンジ」が始まりました。
それに合わせるように、生徒たちがなわとびをスタイリッシュに跳べるよう
学校はプロフェッショナルな講師を呼んでいました。
田口師永氏です。
なわとび世界大会日本代表のジャージを身にまとい登場しました。
真っ赤なジャージの背中には「JAPAN」の文字が。



そのジャージを脱ぐと



「縄」の文字。
さすがなわとびの伝道師。
会場がどよめきました(笑)
でも、それ以上にどよめきが起きたのは
やはり技を見た時でした。
子どもたちの素直な反応がわかります。
田口さんの技を見た後は
外小なわとびクラブとのコラボで、なわとび講習会を開きました。



なわとびをよりよく跳ぶための準備運動や、
なわとびクラブが取り組んでいるダブルダッチをメインにアドバイスをもらいました。
なわとび講習が終わると、田口さんから子供たちへメッセージを送ってくれました。



夢を持っているか?
まだ無い人はこれから見つければいい。
見つけるためには色んなことを経験しよう。
そして、好きな事をみつけよう。
好きな事を見つけたら思いっきり楽しもう。
私は26歳でなわとびに出会った。
等々。

そう、やらなければ何も見えてきません。見つかりません。
行動あるのみ!
少年(少女)よ大志を抱け!



そして挨拶をして終わったかに思えましたが、実はまだ続きがありました。



なわとびクラブ全員でアドバイスを受けに来たのです。
中々熱心です。
上手に跳べるようになって田口さんに披露したいですよね?ですよね?
予測できない未来のためにも準備は万端にしておきましょう。
田口さ~ん、また来てね。

それから、石川県ではこんなことをしているのですね。
スポチャレいしかわ
なわとび競技が二種目ありますね。
かほく市が出てこないな~。

ひらめいた!
かほく市内の先生を集めて田口さんになわとびのコーチをしていただく。
凄い技を披露する先生。
それを羨望のまなざしで見つめる生徒。
うん、名案だ。

追記
田口さんのブログに今回の件が載っていました。
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白尾海岸

先月まで工事中だった白尾海岸。
工事も終わり、ちょっと覗いてきました。
消波ブロックを積んだダンプが工事現場に行くところを何度も見ていたので、
「かなりの数の消波ブロックが並んでいるんだろうな~。」と思っておりました。



そこには想像をはるかに超えた消波ブロックの数が整然と並んでいました。
海岸と松林が分断された感じです。
分断されることによって、何か環境が変わったりしないのでしょうか?



ちなみに、消波ブロックをよく「テトラポッド」と呼びますが、
このテトラポッドという呼び方は商品名だそうです。
購入方法も意外なものでした。
そのものを購入するのではなく、型枠をレンタルし各自で作るらしいです。
このブロックも海岸で作られていたのでしょうか?
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スーパームーン

68年ぶりの最大サイズと言われた2016.11.14のスーパームーン。
この日の月と地球との距離が、ナント「356,511km」スゲー近い!と思えない(笑)
あいにく全国的に観測には向かない天候だったようで、ここも分厚い雨雲に阻まれ、
スーパームーンを拝めませんでした。
翌15日は曇りながらもチラっと顔を出してくれました。
14日のスーパームーンに比べると多少小さくなっていたのかもしれませんが、
そう思わせない素晴らしい輝きを放っていました。
薄い雲ぐらいは貫通しているかのように見えました。

68年前と言えば戦後間もない時代。
月を見て「綺麗だな~」と思ったりできたのでしょうか?

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