活動の様子

活動の様子

3年生人権講話「B型肝炎 いのちの教育」

3年生が人権教育の一環として「B型肝炎 いのちの教育」と題し、人権講演会をおこないました。

かつてわが国では、集団予防接種時の注射器の使い回しによりB型肝炎の感染拡大がおこり、40万人以上の人々の命や健康に被害が出ました。

この日は、弁護士の先生、そして実際にB型肝炎に感染され被害を受けた患者さんが来校され、現状や体験談について話して下さいました。

この講演会は厚生労働省が、

・おもに中学生を対象として、肝炎の正しい知識を学び、感染予防や感染者への偏見や差別をなくす、

・集団予防接種によるB型肝炎の感染拡大の経緯を知り、二度と同様の被害が起こらない社会のしくみを考える、

ことを目的に希望校を対象に実施している講演会です。

石川県内の中学校では、今回寺井中がはじめての実施とのことです。

 

 

 

 

 

 

まず、B型肝炎がどのような病気なのか、なぜ感染拡大してしまったのかなどについて弁護士の先生から大変分かりやすい話がありました。

続いて、患者さんから、これまでの体験や現在のようすなどについてお話を伺いました。

現在も、自身の身体のことや治療のこと、経済的なことなど、いろいろな心配や不安の中で生活をされていることや、「二度とこのようなことがあってはいけない、正しいことを学び知ることで、2度とこのような過ちを繰り返してはいけない。」というお話でした。

「偏見や差別のない社会を作るには、どうしたらよいか」

生徒にとっても、教師にとっても、同じ人として大変考えさせられれるお話でした。

お忙しい中、来校下さり、大変貴重なお話をいただいた講師のみなさま、本当にありがとうございました。 

12月 月例集会

12月の月例集会がオンラインで行われました。

 

【表彰披露】

この間に行われた各種大会・コンクールなどの表彰披露がありました。

・男子バレーボール部 南加賀中学校選抜バレーボール大会 第3位

・女子バスケットボール部 加賀地区中学校新人バスケットボール大会 

             第3位・優秀選手賞

・女子ソフトテニス部 能美市中学校ソフトテニスインドア大会 第2位

・吹奏楽部 中部日本個人重奏コンテスト石川県大会 銀賞

・税の作文 全国納税貯蓄組合連合会会長賞、小松税務署長賞

・能美市子供未来創造フェスティバル 審査員特別賞、優秀賞

 

 入賞・受賞のみなさん、おめでとうございます!

 

 

続いて校長先生からは、

1年のしめくくりであり、師(お坊さん)も走るほど慌ただしい12月(師走)だからこそ、ちょっと立ち止まってみることが大切だとお話がありました。

ちょうど12月4日~10日にかけて「人権週間」であることにちなんで、1冊の絵本が紹介されました。

スウェーデン生まれの作家レイフ・クリスチャンソンの「しあわせ」という本です。

「しあわせってなに?」

「自信を持つこと、自分を大切にすること、そして、自分と同じくらい、他の人も大切にできること」

 

校長先生の、

「幸せの価値観は人それぞれですが、自分の幸せと同じくらい他の人の幸せを大切にし、自分の存在、他の人の存在を大切にしよう。」

「『あたりまえのことが日々あたりまえにあること』を大切にしよう」

というメッセージが伝わるお話でした。

 

生徒会からは12月の心のテーマ「思いやり」について話がありました。

話の中で「思いやり算」について紹介され、とても印象的でした。

<思いやり算>

+ 「たす」け合うと大きな力に

- 「ひき」受けると喜びが生まれる

✕  声を「かける」と一つになれる

➗ いた「わる」と笑顔は返ってくる

 

なるほどなぁと感じました。

長かった2学期も締めくくりの12月。

外は寒いですが、学校生活は、お互いあたたかい気持ちで過ごせる毎日にしていきましょう。

学校保健委員会がありました

本校学校医を務めてくださっている林医師、石浦PTA会長をお招きし、R6年度学校保健委員会が開催されました。

今年は保健部と給食部がコラボし、「寺井中学生の朝食に関する意識調査について」と題し、部長・副部長が生徒代表として参加し、プレゼン発表しました。

 

 

 

 

 

 

まず、生徒代表が寺井中全校生徒を対象に実施した「朝食アンケート」の結果を分析し、

「毎日朝食を食べている人が80%と多い反面、5人に1人がそうでないということが分かる」

「朝食をとっていても炭水化物に偏っている傾向があり、バランス良く朝食をとる必要がある」

などと発表しました。グラフやテキストマイニングを活用し、分かりやすい説明でした。

発表に続いて、生徒から校医の林医師に、

「朝食のメリットは何か?」「中学生の朝食に必要な栄養素は何か?」など、

いくつかの質問をさせていただき、林医師からは、

「朝食を食べない事によるデメリットを減らすことが大切」

「バランス良くが一番」

など、資料をもとにアドバイスをいただきました。

石浦PTA会長からも、「大変詳しく分かりやすい発表でした」と講評をいただきました。

本会のようすは3学期の全校集会で部会から報告される予定です。

 

 

 

 

 

  

 

2年生家庭科 調理実習

2年生の調理実習がはじまりました。

メニューは「ハンバーグステーキ(トマトソース)」と「にんじんのグラッセ」。

タマネギのみじん切りからはじまり、合い挽き肉と混ぜ、パン粉や牛乳、たまご、その他調味料を加え、班のメンバーで協力して調理を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空気を抜きながら形をつくり焼きはじめると、とてもいい匂いが広がっていました。

調理の合間を使って、手際よく皿や道具を洗うなど、時間の使い方や段取りもしっかりしていて驚きました。

 

 

 

 

 

おいしいハンバーグステーキとにんじんのグラッセが完成です。

 

 

 

 

今後2年生各クラスで実施していきます。

明日の寺井中を創る会

大きな行事が終わり、12月には令和7年前期生徒会役員選挙も控えています。

ここまで3年生が中心となってこの寺井中を引っ張ってきましたが、少しずつ2年生が引き継いで行かなければならない時期になりました。

この日、2年生が「明日の寺井中を創る会」と題し、これからさらによりよい寺井中を築いていくためにどうしたらよいかについて話し合う機会をもちました。会の趣旨に賛同して集まった有志は56人。

 あいさつの大切さ、時間を大切にすること、メリハリをつけること、提出物など課題への取り組み方、一人ではなく集団として考える・・などなど、

学年や学校のレベルアップについて、ひとり一人が思いをもち、それらを小グループで伝え合い、最後は発表を通じて参加者全員で共有しました。

 

自分ひとりでは行動が難しいことでも、誰かと思いを伝え合い、大勢で共有し行動していくことで、確実に全体はより良いものに変わっていきます。近い将来、自分たちが寺井中の顔としてがんばっていけなければならないと思いをもった2年生がこんなにたくさんいるということがとても頼もしく感じました。

 

 

 

 

 

 

2学年の先生も、

「学校でしかできないこと自分たちがやりたいことを見つけてほしい」

「みんなから応援される人、集団になってほしい」

と思いや願いを語りました。

生徒も先生も、みんなの思いを伝え合い共有できた素敵な会になりました。

12月には次期生徒会役員選挙があります。

みんなで、私たちの寺井中を考えていきたいですね!!

 

2学期期末テストはじまる

2日間の日程で2学期期末テストがはじまりました。

2学期まとめのテストになります。

ベストを尽くして、みんなガンバレ!!

 

2年生 希望者に期末テスト対策講座 開催

期末テストに向け部活動停止期間に入ったこの日、2年生では放課後、期末テストに向けた対策講座を開催し、希望した生徒が参加しました。

国語・社会・数学・理科・英語、5教科の先生が各教室で講座を開設し、課題に取り組んだり、質問を受け付けたりしました。

 

 

 

 

 

 

ただし、ここまで、

「自分の勉強を計画的に進めることができている」、

「提出しなければならない提出物がしっかり完了している」、

「自らが希望し、意欲的に取り組む」

など、参加条件も設定し、+αの取り組みとしてさらに勉強したい希望をもつ生徒が参加できる講座としました。

教科によってはほぼマンツーマンで、どんどん先生に質問し疑問点を解決している生徒も見かけられました。

大変有意義な講座となったようです。

意欲的に力をつけてチャレンジしようとがんばるみなさんを、先生たちも全力でサポートします!!

 

 

中学生の「税についての作文」 表彰

令和6年度 中学生の「税についての作文」の審査があり、

本校3年 角谷花梨さんの作文「希望をもって」が「全国納税貯蓄組合連合会 会長賞」、

同じく3年 弓取陽さんの作文「救急車が有料?」が「小松税務署長賞」、

をそれぞれ受賞しました。

関係の方々が来校され、校長室で表彰式がありました。

自身の経験や学びをもとに、考えや思いがしっかり書かれた作文でした。

受賞おめでとうございます。 

 

中学生ボランティアチャレンジ

能美市社会福祉協議会の活動の一環として、生徒会執行部のメンバーが「中学生ボランティアチャレンジ」に参加しました。

この日は寺井町内の「ぐるぷほうむ 杜の郷 てらい」様に生徒7人がおじゃまさせていただきました。

生徒達は、事前にすごろくゲームを作成して、施設利用者の方々と楽しみました。

司会や進行の段取りも準備し、楽しい時間を過ごすことができたようです。

文化祭の取り組みなどで忙しかった生徒会の生徒達ですが、こうしたボランティア活動にもぜひ自分たちが参加したいという思いで、合間を縫って準備を進めてきたとのこと。

「もみじ弁当ボランティア」もそうでしたが、さまざまな取り組みを通して、生徒たちは、地域の方々とのつながりをもつことができています。

社会福祉協議会、施設のみなさま、地域のみなさま、貴重な機会を通じて、子どもたちを育てていただいています。

本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

前庭ロータリーの木々の手入れ

寺井中前庭ロータリーには松の木やつつじをはじめ、さまざまな木々が植えられています。

穏やかな秋の日となった土曜日、朝から造園業者の庭師の方々が、木々の剪定を行ってくださいました。

実は11月はじめに、ロータリー中央の松の木の手入れは終わっていて、今回は南北校舎の側に植えられているヒマラヤスギの剪定でした。

庭師の方々は、丁寧に作業に取り組んでくださり、終わる頃には日も落ちて暗くなり始めていました。

改めてプロフェッショナルの仕事に感心しつつ、また今年も冬が近づいているなぁと感じました。